サクラ家が僕のおうちに来るなんて、ほんと嬉しいなあ♪
前から遊びに来て欲しかった僕は、思いのほか希望が叶えられて
「うん?これは夢じゃないよね、ほんとのこと?」って
信じられなかった。
でも、本当だ!
マロンちゃんとサクラちゃんが降りてきた。
「(=^ー゜)ノ コンニチハ☆」
僕らはくんくんして、ご挨拶した。
「うん?何かいつもと違うような?・・・。。。」
うーん、刺激的!
サクラちゃんはやしのみ家に着くなり、パンツをはかせられている。
なんで、パンツなんてはくのかなあ?
僕は不思議だった。
サクラちゃんは、あまりパンツが好きじゃなさそうだ。
イヤダッ!イヤダッ!って、しきりに抵抗している。
なのに、なんでサクラママさんは、はかせようとするのかなあ?
不思議なことばかりだ。
マロンちゃんとサクラちゃんは、僕のおうちが気に入ったようだ。
狭いお部屋を走りまくってる。
よくぶつけないで走れるなあ、僕は感心した。
僕なんてどじだから(これはきっとやしのみままに似たんだと思う
けどね)ぶつけてばかりだよ。
平成16年7月11日の日曜日。
今日はさくら家がやって来る。
僕は朝お散歩をしていても、そわそわして落ち着かなかった。
夕方迄が待ち遠しいよおー。
夕方っ、何時頃のことを言うんだろう?
今4時だからそろそろかな。。。なんて思っていると、ままが
サクラママさんにお電話してるではないか。
耳を澄ませた。
「すごく込んでて、今松戸なんだって」
サクラママさんはやしのみ家の自宅の住所にナビを設定したらしい
けど、道が入り組んでて分かりにくいので、南柏駅までお迎えに
行くことにした。
僕は先程からなんだかサクラちゃんが気になって
仕方なかった。
なんだかなんだか気になっちゃう。
だから、ぶつけないように注意しながら、サクラちゃんの後を
追いかけるのに大変だった。
其のうちサクラママさんが「やっぱりヒートだと、
こうなっちゃうんだあー、ごめんねえ、ハッピーくん。」と
僕に謝った。
どうして、僕に謝るのかなあ?・・・
そして、今度は「ヒートの時って特別なフェロモンが出てる
訳でいくらハッピーくんでも無理だよね。
さっ、サクラ、ハウスに入ろうねえ。」と
サクラちゃんはキャリーハウスに入れられた。
ラッキー!
南柏駅に着いてから5分も待たずに、なんと合流できた。
ままは、一旦車を降りて、ご挨拶。
くねくねした狭い道路を通り抜け、やしのみ家へ。
僕は家に着くまでマロンちゃんやサクラちゃんが気になって
仕方なかった。
なんだかサクラちゃんの匂いがするぞ!
いつもと違うような。。。
車の中なんだから、匂うわけないよなあー
変だなあー
僕は座席に手をかけ乗り出した。