スクイズ               トップページへ

 スクイズは、ランナーがスタートしますので、必ず転がさなくてはなりません。相手が警戒する可能性は十分にありますので、外される事も想定しておかなくてはなりません。つまり、ストライクゾーンであろうと、なかろうと、関係なく転がさなくてはならないと言う事です。

外される時は外角高めが多いので、最初は高めへの意識を多めにしておき、足も、飛び出せるように準備します。

 ストライクバントとは違い、右手と左手を平行に上下する方法では、広い高さの範囲について行けませんので、膝の他にバットの角度に工夫が必要です。

参考図でも分かりますが、最初は、左手よりも、右手の位置を高くしてヘッドを上げ、高めに対処できる形で準備しています。その後、ボールに合わせて右手を下げ、少ない動きで高さを調整しています。

外角への動きは、両手が同じように外に行きますが、高さ調整の大半を右手で行う意識があれば、高めに準備していても、少ない動きで、瞬時に地面まで対処する事が出来ます。当然、転がさなくてはなりませんので、捕らえるポイントは、02303転がす為の技術を参考にして下さい。

バットの角度のイメージは、左肘を軸にして、右手を上下し、ヘッドを扇状にコントロールするような感じです。

 当然、球種や転がしたい方向によっては、この限りではありませんし、たまたま、ストライクゾーンに来たのであれば、それが分かった段階で、ストライクバント同様にシフトして問題ありません。

 大切なのは、外されても転がす事が出来るように、気持ちも体も、準備しておく事です。外したボールを決められるのは、相手にとって、精神的ダメージが大きいものです。


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