YAMAHA FZR250R(’90) |
|
研究室でお世話になったのO村さん(現助手)より譲り受けたYAMAHAのレーサーレプリカです。
私が5代目のオーナーらしいです。
セレスと同様,これもきっちり絶版車であります。
FZR250Rとは?
先述の通りレーサーレプリカに属するもので,軽量でコーナーリング性能が高い反面,あまり長距離のツーリングには向いてないような気がします(まだ私が慣れていないだけかも)。私が所有していたFZRは2代目(’90〜)で,’94モデルまであります。カラーリングから,’90であると思われます。なお,初代FZRとは,前照灯がシールドビーム2灯(初代は大きな丸目2灯)になるなどのデザインの違いがあります。
高回転型エンジン(直4,DOHC,249cc,4ストローク,レッドゾーン:18000rpm以上)を搭載し,’93の馬力自主規制前モデルであるため最高出力45ps,最大トルク2.5kg・mを発生します。パワーバンドは10000rpm以上なのですが,あまりそこまで回したことが無く,少々かわいそうだったような気がします。
ほかに装備としてはEXUP(エキゾースト・アルティメイト・パワーバルブ)があり,これは排気管の集合部分にバルブを装置し,エキゾーストパイプ径が変化したように見せかけるものです。具体的には低回転域でバルブを閉じ,排ガスの吸入効率(流速)をアップすることにより,高回転・高パワーの特性を犠牲にすることなく低回転時のトルクを確保するものです。
しかし,なぜか(もしくは当然か?)タコメーターには3000rpm以下の表示が無く,4000rpm以下ではほとんど登坂できませんでした。バイク自体が古いせいもあるかもしれませんが,もう少しトルクがあると楽だな。
さて,バイクの流行がネイキッドやアメリカンよりになったせいか,現在はもう発売されていません。 なお,FZRのエンジンはジールに受け継がれ,こちらは若干中速よりにアレンジされているらしいです。
FZR250Rのスペック
全長 1,990 mm 最大トルク/回転数 2.5 kgf・m / 12,000 rpm 全幅 685 mm 始動方式 セル 全高 1,100 mm 変速機 6段 シート高 735 mm クラッチ 湿式多板 軸間距離 1,375 mm 燃料タンク容量 14 l 乾燥重量146 kg エンジンオイル容量 2.7 l エンジン 水冷4サイクルDOHC
4バルブ 並列4気筒タイヤサイズ f: 100/80-17
r: 130/70-17総排気量 249 cc キャスター 24°30′ ボア×ストローク 48 mm × 34.5 トレール 87 mm 最高出力/回転数 45 ps / 16,000 rpm 価格 59万9千円
写真集
FZRのサイドビュー。 よく見ると,ひもでカウルを止めている・・・。 |
逆サイド。こちら側の方が痛々しいかも。 |
FZRのメーター。 タコメーターには |
FZRに寄ってきた猫の「ミー」。 |
FZRでちょっとお出かけ