I LOVE JAPAN 神道 日本の神の教え

智・仁・勇・暖

私たちが生きているこの世界は、神道では現世といいます。「うつしよ」と読みます。

なにを映しているのかというと、あの世を映しています。

つまりこの物質世界(形のある世界)ではなく魂の世界、心だけの世界の投影なのです。

近年社会が乱れてきたのはあの世が乱れているからです。

人生を終え自分の心を置く場所が、マイナスの世界だと悲しいことですね。

しかし、人は人生をまっとうしあの世に行くとき、行き先を自分で決めることができます。

人生をどう生きてきたのか、その中身だけでなく、自分の心が自分が行くべき道を決めます。

智・仁・勇・暖とは神が教える人の器(うつわ)をあらわしています。

智とは知恵、知性の智。魂の記憶を含めた知識のことをいいます。

仁とは人間性や人の善性。心をもった人の生き方をあらわします。

勇とは、勇気の勇。勇敢の勇。強く生きようという心や行いをあらわします。

そして暖は、文字通りあたたかい人の事。上の3つが満たされると人は暖かい人になります。

この4つの文字にあらわされる器を伸ばし、自分を成長させる生き方(活き方)が神に叶う、人の生き方です。

智仁勇暖 天元神惟 王道建設 神我共道

ちじんゆうだん てんげんしんい おうどうけんせつ しんがきょうどう

これは大神呪といいます。頭で理解することは難しいかもしれませんが、日常の生活のなかでこの言葉を口に出し自分を見つめてください。

この言葉を口に出して生きてゆくと、己の器がひろがり成長できます。

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