未来の予感
TECHNO WATCH?
 以前もこちらのいくつかの時計を紹介していたのだが、シンセとかよりこちらの方がウケが良いので少しだけ写真をキレイに撮ってまた載せてみた。TECHNO WATCHと勝手に名前を付けたがなんとなくわかっていただけると思う。LED時計は基本的に一部の機種を除き、ボタンを押さない限り時刻は表示されない。


SEIKO SPECTRUM SEIKO SPECTRUM
 2006年1月27日発売、現行のデジタル時計で一番斬新かつ存在感ある時計ではないかと思われるSEIKO SPECTRUMです。国内限定200個、世界限定500個となっていますが、現時点でヤフオクでは常時出品されていておそらく値上がりを期待して複数購入したがカード支払いの期日が迫り一刻も早く売りたいというところでしょう。だいたい欲しい人に渡ったら売りに出てくる数も減ってくるでしょう。また海外発売分も日本に入ってくるのではないかと勝手に推測しています。
 この時計は電子インクディスプレイを使用した商品化デモ機といった感じで、なるべく薄く、意味なく湾曲といった新しい技術の出始めらしい21世紀的わかりやすいものになっています。それがデジタル時計の魅力であり、歴史でもあります。

SEIKO SPECTRUM詳細


ventura v-tec Alpha ventura v-tec Alpha
 現行のデジタル時計で一番斬新かつ高級感ある時計ではないかと思われるventuraのv-tec Alphaです。venturaのクロノとかフレミング・ボー・ハンセンのデジタルは結構見かけるのですがv-tec Alphaはあまり日本に入ってきていない気がします。また、検索をかけるとハミルトンのventuraがでてきてなかなか厄介です。というかこちらの方が有名なので仕方ないのですが。venturaのニュースによるとv-tec Alphaは在庫薄らしいのですが、新機種v-tec delta発売によるモジュール不足?、deltaよりAlphaの方が良いので、品不足による生産終了を思わせる不安感からの需要か?またv-tec第三弾Gammaの情報も載っている。v-tec Alphaで使われている数字とアルファベットをフォント化してみた。電池CR1620使用

v-tec Alpha詳細・フォント


Pulsar Time Computer Pulsar Time Computer
 Pulsarと言えばこのデザインのものという感じで一番流通しているものと思われます。やはりオリジナルだけあって未来感溢れる斬新なデザイン、ケースからブレスレットの一体感は他にはないものとなっています。 今となってはおもちゃっぽく、ケースが少々分厚いのが気になりますが、存在感は最高です。 これは14kメッキのものでこのタイプのものは18kのものや、無垢、ステンレス等、素材違いのものが多数あったようです。 LEDはドット表示、右ボタンで時刻、長押しで秒表示、左ボタンで日付となります。
 時刻合わせはバックル部にしまわれた磁石を使いケース底部に書かれた、MIN、HRに磁石を当てて合わせるタイプです。底部の刻印は1973となっています。


Pulsar Time Computer Calculator Pulsar Time Computer Calculator
 一時期値段が高騰したPulsarのCalculatorです。安くなったので買いました。見ての通り、そして名前の通り電卓がついています。今考えるとこんなもの誰が使うのかという感じがしますが、(電卓の機能を1度も使ったことがないです)Pulsarの中では一番かっこいいと思います。
 写真のものは後期型でケースからブレスレットへのつながりが一体化されデザインは洗練されています。初期のものはケースが正方形でブレスレットも一般的な形のもので、全体的に見たデザインは後期型に比べゴツい感じがします。この辺は好みの問題なので何とも言えませんが、後期型の方がデッドストックがかなりあるようでヤフオクでも状態の良い物が結構出品されていることがあります。
 Pulsarと書かれたボタンを押すと時刻、そのまま長押しで秒、2回押すと日付、そのまま長押しで曜日を表示します。また、腕を振ることで時刻を表示するオートコマンド(フリップ)機能というものもついています。私は持っていないのですが、専用のペンがありこれで電卓を操作します。時刻合わせはSボタンを押す。電池RW42(SR44W) 4個使用


Compu Chron Compu Chron
 Compu Chronという時計で正体はよくわからないのですが、スイスのもの?でケース、中身は日本製(サンヨー)です。LED時計が発売されてから数年経って発売されたものでケースも薄く、かなり洗練されています。液晶デジタル時計のケースを流用か?Pulsarはケースの厚みがかなりあるのでそれから比べると抵抗なく使える時計です。デザインも変な未来感がなく現実的というかほとんど直線で構成されたLED時計としては珍しいデザインです。時刻合わせも凹ボタンを使った最近のデジタル時計と同じ方法です。Compu ChronもCalculatorモデルがでていてそれもなかなか良い。

追加:シチズンのクリストロンLEDというものとケースが全く同じです。スクリーンのロゴとブレスレットがCompu Chronと違います。シチズン・デジタル腕時計の歴史(Wayback)を見るとこの時計は無かったこととなっているみたいです。


Chronosonic 100 Chronosonic 100
 写真ではスクリーンが鍋の表面みたいになっていますが近くの窓が写り込んでいるだけでそのような加工が施されているわけではありません。上のCompu Chronとほとんど同じ部品を使っていてケースのガワが違うだけで、なぜかブレスレットにもCompu Chronのマークらしき同じマークが入っています。Compu ChronとChronosonic100との関係は不明。ケースのデザインはパルサーに近い気もするのですが、ブレスレットが汎用のものでケースとの相性がいまひとつといった感じです。逆にそのお陰でパルサーの空想未来的デザインと比べれば程好い未来感を持つ時計に仕上がっています。
Chronosonic100=Compu Chron=シチズン クリストロンLED


CASIO DATABANK VDB-1000 CASIO DATABANK VDB-1000
 この時計も一時期値段が高騰していて、定価の3倍ほどになっていたこともあった。それを知り、しまってあったものを出してきて使っていました。たしかもともと輸出用で人気があったため限定で国内で販売されたものと記憶しています。海外では黒のものも販売されました。(VDB-100)
 この時計はTOUCH SCREENというもので画面を押すことで様々な操作をすることができます。写真はワールドタイムという表示で地図と世界の主要都市の時刻が表示され、画面の右端、または左端を押すと地図がその方向に流れていきます。その他、電話帳、スケジュール、カレンダー、もちろん電卓の機能もついています。せいぜい使うのはカレンダーくらいだと思いますが、2000年を超えた今でも正確なカレンダーがでてきます。この時計一番の魅力は表示ドットが粒状であるため、時刻表示の場合でも普通のデジタル時計の表示とは一味違う趣のある表示になります。メンテナンスに関してだが、メーカーに部品がない、電池交換が非常に面倒である、かなりの厄介者。電池CR2016 1個使用


カメラ内蔵時計 ルパン三世
 この腕の毛からわかるようにルパン三世の腕時計です。(赤いジャケットの新ルパン三世といわれているもので第4話「ネッシーの唄が聞こえる」より)もちろん実際にこのような機能の時計は存在しないのですがモデルとなっているのがジラール・ペルゴのLEDの時計です。形はほぼ同じで実物は赤色LEDが使われ画像の親指の辺りにジラールペルゴーのマークが入っています。ケースの形状ですが日中でも時刻が見やすいようにこのような一見不便そうな位置にスクリーンが付いていますが、ルパン三世仕様はLEDでは無さそうなので関係ないようです。ブローバからも同じサイドビュータイプのLED時計が出ています。
 その他オメガのCHRONO-QUARTZ(これも特殊な機能が付いていたような)や次元がロレックスをしていたりと時計はかなり精密に書きこまれています。



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