平成12年11月2日(木)〜11月3日(金)、 1泊2日で山梨の方まで温泉につかりに行ってきました。 行き先は、石和温泉です。
前回の東北旅行の教訓を活かし、 今回は素直に車で行くことにしました。なにしろ、 生後8ヶ月を過ぎた息子を連れて行くため、 哺乳瓶とか 魔法瓶(移動中にお腹がすいたときにミルクを作るためのお湯入り)とか オシメとか、 いろいろと荷物が多いのです。 前回の東北旅行では、移動時間が短い東北新幹線を選択したのですが、 荷物が多くてエライ目に会いましたので、今回は素直に車です。
それにしても、天気があいにくです。 せっかく、会社を代休とってまで気合を入れているのに、 いつ降りだしてもおかしくなさそうな曇り空です。
石和温泉に一泊するということ以外、 あまり具体的な行き先を決めずに中央自動車道に乗ったは良いのですが、 山梨県に入った辺りからかなり強く雨が降り出しました。 この天気では、屋内系の場所が良いだろうということで、 選んだ行き先がここです。
ここは、非常に良い場所なのですが、 いかんせん車で来ているので全然飲めません。(本当だってば) しかたなく、大量にお土産を買って帰ります。
ここワインの丘は、周囲の斜面がワイン畑(じゃなくて、ブドウ畑)に 囲まれており、ちょうどブドウの葉が黄色に色づいているシーズンでした。
中央自動車道を走っているときは、けっこう雨が強かったのですが、 幸いなことに、ここ勝沼付近はあまり雨が降っていません。
ここまま雨が降らなければ、いろいろ行こうかと思ったのですが、 子供にミルクをあげたりしているうちに天気が悪くなってきたので、 とっとと石和温泉に行くことにしました。 時間的にはかなり早めだったのですが、 石和温泉にもワイナリーをはじめとしていろいろ見る場所はありそうだったので、 とりあえず行ってみることにしました。
石和温泉に着いてからは、ワイナリーを少し見たのですが、 かなり雨が強くて車の乗り降りもままなりません。 あきらめて宿に行くことにしました。
さて、2日目です。
いつ降りだしてもおかしくないような暗い曇り空ですが、 とりあえず雨は降っていません。 昇仙峡に紅葉を見に行く計画を決行することにしました。
しかし、天気は、昇仙峡に近づき標高が上がるにつれて悪くなっていきます。 そして、ついに降りだしました。 いまさら、戻る気にもならず更に進むと、見事な岩場が見えます。
まさに、去年のヨセミテの再現です。 どうして、去年のヨセミテは乾季、そして11月3日の文化の日は晴の特異日です。 どうして、景色の良いところに行ったときに限り、降らないはずの雨が降るんでしょうか?
さて、昇仙峡ですが、一番奥のほうに滝があるので見に行くことにしました。 滝の近くの駐車場に車を停め、石段を少し降りた辺りから滝が見えます。
子供を抱っこしながら、傘をさしながらの石段往復は、 けっこうきついものがありました。 ほとんど、体育会系運動部のトレーニングのノリです。(嘘)
あんまり疲れたので、茶店でコーヒー休憩をとりました。 窓の外には、改めて良い景色が広がっています。
天気に恵まれないとはいえ、それなりに昇仙峡を堪能したのち、 笛吹川フルーツ公園に行くことにしました。 ここは、丘の上にあって、甲府盆地を一望できるとのことです。
ここでは、気力がなかったので、 景色を堪能してレストランで昼食をとっただけで帰りました。 いったい、何があったんでしょうか?
てな感じで、家路につくことにしました。 さて、以下は、家に帰ってから撮影した、お土産のほうとう饅頭です。
「ほうとう」は、山梨名物なのでご存知の方も多いと思いますが、 カボチャ入り味噌煮込みけんちんうどん という感じの食い物です。
さて、肝心のほうとう饅頭の味ですが、前向きに表現すると以下のような感じです。
「観光客の好奇心に挑戦しつづける味」地方のお土産物を甘やかすのはやめよう!