日本軍はここで思わぬ苦戦をしいられます。
昭和16年12月4日 空母「エンタープライズ」から12機のF4F-3ワイルドキャット
がウェーク島に飛び立ちました。
この部隊は2人のベテランパイロット以外は新人パイロットで編成されていました。
12月8〜10の間に24航空戦隊千歳空の陸攻隊がウェーク島を爆撃
12機のF4Fのうち8機を撃破
10日に爆撃を終えた陸攻隊はF4Fは空戦をし陸攻1機が撃墜される
12月11日 日本軍攻略部隊(第六水戦 軽巡1 駆逐艦6 潜水艦3 輸送船2 支援の18戦
隊 軽巡2)が上陸作戦を開始するが
沿岸の砲台からの反撃により駆逐艦1隻を撃沈され旗艦「夕張」と駆逐艦2隻が損傷を受ける
さらに4機のF4Fが攻撃を加え 軽巡2隻に損傷を与え駆逐艦1隻を轟沈した!
これにより攻略部隊は上陸を断念した
しかし F4Fも対空砲火により2機失われる
ハワイ奇襲攻撃を終えた機動部隊が帰路についていたが、ウェーク島での苦戦を聞き
山口多聞少将率いる第2航空艦隊(飛龍、蒼龍)と8戦隊が急遽派遣される
12月14日 陸攻隊は離陸前のF4F1機を破壊するが すぐに修理し17日には稼動状態になる
16,19,21日にも陸攻隊は空襲をする。
21日早朝 第2航空艦隊が到着し空襲をするがF4Fの反撃は無し
22日 99艦爆33機 ゼロ戦6機で空襲をする
F4Fは攻撃隊を奇襲し99艦爆2機を撃墜するがゼロ戦隊によりF4F2機が撃墜される
F4F部隊は壊滅する。
23日 0時30分 舞鶴特2陸戦隊が上陸作戦を開始 9時間の激戦の末 同島を占領する
結果だけを書きます
日本軍総撃墜数 565機
その内ゼロ戦によるもの471機
損害 自爆 14機 被弾2機 の計16機
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