◎緒戦期〜ロンメル登場まで
北アフリカでの戦闘が開始されるまでは、エジプト、リビア方面は連合国、枢軸国ともに重要視
していませんでした。
ところが・・・
「ムソリーニ」さんが良からぬ野望”ローマ帝国の再建”を抱きだし、
リビアにいた「グラチアーニ」元帥に
ムソリーニ:「ちょっとエジプトでも占領してきてよ!兵隊いっぱい居るし楽勝でし
ょ!」ってな具合に命令しました。
しかし
グラチアーニ:「うちらさぁ、ベドウイン族にも苦戦したんだよ、誰だっけあの”
砂漠のライオン”とか言われてたの?!
うちらのレベルじゃ軍隊相手に戦争なんかむりだよぉ〜」
って具合に渋っていましたが、
「ムソリーニ」さんこの態度にいい加減キレちゃいます。
グラチアーニ:「あちゃ〜ムソリーニの親父本気で怒っちゃつたよ」
「しょうがないから、やりますか・・・」
と渋々ながら進撃を開始した「グラチアーニ」さんでしたが、
最初の拠点(シディ・バラニ)を占領した時点で、
「とりあえずエジプトに入った事だし、あの親父も満足するでしょ」
「イギリスが怒って反撃してきたら嫌だから、ここに立て篭もりますか・・・」
イギリス軍のほうは・・・
「ウエーヴェル少将」さんは何やらお隣のイタリアさんの様子がおかしいのに気が付きました。
ウエーヴェル:「マジかよ!こっちにくるの?勘弁してよ!!こっちはあっちもこっちも守ん
なきゃいけないのに!!」
「あいつら弱いけど、兵力だけはこっちの4倍近くいるしな〜」
そして彼に白羽の矢が・・・
ウエーヴェル:「オコンナー君、使えそうな人たち連れてエジプト守ってきてよ!」
そして
オコンナー:「良いですよ、それじゃ第七機甲師団と第4インド師団と第2ニ
ュージーランド師団連れて行くね!!」
1940年9月?(資料が欠落している為詳細は不明)ついにイタリアが攻めて来ました!!
オコンナー:「あれ!来るには来たけど、シディ・バラニでくつろいでる
ぞ!!」
「じゃ〜うちの大将に攻撃して良いか聞いてみるかな」
ウェーヴェル:「よーし!、今のうちに襲撃だぁ〜」
そして’ウエーヴェル攻勢’(コンパス作戦)が始まりました・・・
実際に戦ってみて、オコンナーさんは思いました
「イタリア軍って弱すぎ!!」
「ついでにリビアも占領しちゃおうかな!!」
その後僅か60日で「ベンガジ」「ベダフォーム」「アジュビダ」「マルサ・ブレガ」を次々と攻略!!
そして、イタリア アフリカ軍団は壊滅的なダメージを受けました。
「ムソリーニ」さんたまらず、ちょび髭親父に泣き付きます。
ヒトラー:「おいおいイタリアの先生よぉ〜」
「あんたら弱いんだから余計な事しないでくれよ!」
ヒトラーは思いました:「このまま北アフリカを連合軍に渡せば、
北アフリカ→イタリア→ドイツの進撃ルートが出来ちゃうじゃないの!!」
「イタリアはドイツにとってやわらかい下腹部なんだから弱さがばれないように大
人しくしてなきゃだめジャン!!」
当時ドイツは東部戦線でいっぱいいっぱいだったので、戦力の捻出に苦心しましたが、
ヒトラーはドイツの”島 耕作?”こと「ロンメル」さんにを呼び出しました。
ヒトラー:「悪いんだけどリビアに単身赴任してくれない?」
ロンメル:「・・・」
ヒトラー:「イタリアの面倒にてくんないかなぁ〜」
ロンメル:「分かりました・・・」
ヒトラー:「いやぁ〜助かったよ、あとで君の部下も送るから・・・・」
そして北アフリカにロンメル登場!!
その頃イギリス軍は・・・
オコンナー:「イタリア軍も駆逐したし、後はのんびりくつろいでから
「トリポリ」を目指しますか!」
「俺はこれから休暇をとってレジャーを楽しんでくるよ」
トリポリにて
ロンメル:「イギリスのやつら油断してるみたいだから、今すぐ攻撃だ!!」
そして見事に奇襲は成功イギリス軍は敗走し第9オーストラリア師団はトブルクで包囲されてし
まいました。
しかしロンメルにはトブルクを攻略する為にはあまりにも戦力が少な過ぎました
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