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近況報告



近況報告につきましては、令和4年3月1日よりFacebookにて公開させていただきます。
Facebook かきき事務所





                                令和4年2.1〜2.28

 2月上旬札幌市周辺は記録的大雪に見舞われ、JRを始め交通機関が麻痺し通勤通学
通院等に大きな支障が出ました。
 
 私も8日に車で美唄市から札幌市に向かう途中で渋滞に巻き込まれ、通常1時間半程
で着く所が4時間もかかりました。
 
 札幌五輪の誘致に反対はしませんが、こうした大雪が開催時期と重なってしまった場
合、除排雪や移動など重要な課題となることを認識しておく必要があります。道民生活
や命までも犠牲にして開催するものではないと考えます。
 
 
 新型コロナウィルスの感染が拡大し道内においても2月10日には1日の感染者数が
4,098人の過去最高になりました。
 その後は少しずつ減少しているものの1月26日から連日2000人以上の感染者が
おり、まん延防止措置も3月6日まで延長されました。
 
 これから3月、4月は人が盛んに動く時期ですので予断を許さない状況が続きますが
一人一人が感染予防対策を徹底し自分の身は自分で守るという姿勢を心掛けていれば、
よほど強毒な変異株にでもならない限り恐れる必要はないと思います。
 
 
 第24回冬季五輪が閉幕しました。
日本は過去最多の18個のメダルを獲得。メダル数では開催国の中国を上回りアジアの
国の中では1番の結果となり私達に多くの夢や希望、感動を与えてくれました。
 
 しかし一方で、政治的な利用やビッグマネーが絡む利害関係、更には競技においても
納得のいかない判定やドーピング疑惑などスッキリしない内容もありました。細かい判
断や採点は人間の目だけでは限界があります。
 AI技術が進歩している今、そうしたものを活用する方が公平性が保たれると思います。
歴史あるスポーツの祭典なのですから、五輪精神にのっとり公平かつ正々堂々と戦う
イベントであるよう願うものであります。
 
 
 この度、参議院候補に決定した直後の平成28年1月から6年1ヵ月の間使用してい
た札幌事務所を2月28日で閉鎖することになりました。
 隣が美唄焼き鳥の福よしの会社である潟Gスパシオ、下の階には橋本聖子参議の事務
所があり大変お世話になりました。
 この間、選挙の敗北、2度の参院候補選考漏れと自分の実力を発揮することができず
これまでご支援頂いた皆様方には大変申し訳なく心苦しく思っています。残念ながらこ
のまま札幌事務所を維持していくには資金的にも困難になり閉鎖することになりました。
 
 今後については未だ白紙状態でありますが、地元美唄市にある私の事務所は当面の間
開けておりますのでお近くにお越しの際にはどうぞ気軽にお立ち寄り下さい。(ただ不
在にすることも多いので事前にご連絡頂ければ幸いです)
 
 昨年末の不本意な形の候補選考によりこの2ヵ月間、挫折感と寂しさの中事務所の後
片付けをしてきました。
これまでの経験が血肉となり曙光を見出して何らかの形で社会貢献できるよう新たな
一歩を踏み出して参りたいと考えております。
 今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 
 尚、ホームページによる月間報告は今月をもって終了致します。
 今後は引き続きフェイスブックで私の独り言として報告させて頂きます。






                                 令和4年1.1〜1.31



 昨年同様、今年の初仕事は除雪でした(笑)
重たい雪は肩や腰に負担がかかりますが、冬は運動不足になりがちなので丁度良い全身運
動だと思いながら作業をしています。


 さて、残念ながら予想通り新型コロナの第6波が猛威を振るっております。感染力の強
い新変異株「オミクロン株」の勢いはインフルエンザ並みのスピードで広がっています。
 重症化しにくいようですが、やはり高齢者や基礎疾患のある人達に感染が拡大してしま
うと病床がひっ迫し、医療崩壊につながることや人の動きも止まり結局、今までと同じよ
うに社会経済全体に影響を及ぼします。

 マスク、消毒、うがい、手洗い不要不急の外出を控えるなど自分の身は自分で守ること
を徹底していくしかありません。

 今後も変異を繰り返すコロナとどう共生していくのか、世の中の文化が大きく変わって
きたことを受け止めた上での社会の在り方、時代の変化に対応した業種、職種転換、教育
のしくみ等を考えていく時代に突入したことを政治家は認識して行動すべきであると考え
ます。


 年末年始の生乳大量廃棄を回避できたことは非常に良かったと道民の一人として安堵し
ております。

 多くの皆さんの協力があったものと思いますが、今後一時的な牛乳の消費拡大だけでは
なく、チーズなど乳製品の加工による需要拡大や生乳制度の在り方など国は対策を検討す
べきであります。

 道や市町村、関係団体においては健康志向の高まりを上手に活用したり人口の多い都市
圏に向けたPRの仕方を目に見える形で工夫していくべきではないでしょうか。


15日 トンガ沖の海底火山が大噴火し8000km離れている日本にまで影響を及ぼし
ました。

 我が国においても富士山が大規模噴火をしたのは1707年が最後ですが火山学的には
今後100%噴火すると言われております。
 もし、噴火が起きれば火山灰が数ミリ積もっただけで公共交通機関が麻痺し物流がスト
ップ、火力発電所が動かなくなり停電は長期化、通信機能もダウン、農作物は全滅等々ま
るで地獄絵図のようになり最悪1年以上は首都圏は機能しなくなってしまいます。

 自然災害はパンデミックとは関係なく襲ってきます。
 いつ大きな災害が起きても不思議ではない状況であることを十分意識しながら、迫り来
る危機に備えておく必要があります。


 世界的物価の高騰や人口増加、自然災害やパンデミック等を考えた時、我が国は輸入依
存する体質を見直し食料自給率を高めて行かないと資源の少ない島国日本に未来はありま
せん。
 海外から安い食料を買える時代はもう終わり、今後は不安定的な状況になることは誰が
見てもわかるはずです。
 政治家は経済の立て直しばかり考えず、災害や非常時からいかに国民を守るか地球温暖
化による環境問題も含めそうした事に力を置いて政策や予算に結びつけて頂きたいと願い
ます。


 札幌雪まつりが中止になりました。(オンライン形式による開催)
 そもそも11月に感染力の強い新たな変異株が世界で広がり出した時、日本だけ感染を
防げるはずがないにも関わらず、開催に向け雪を運び今度は雪捨て場に戻すということで
無駄な時間と経費がかかっています。
 そうでなくても札幌市内は除排雪が遅れており、車が渋滞する沿線の店舗はお客が入ら
ず悲鳴を上げているということを分かっているのでしょうか。
 この事の方が経済にも打撃を与えていると考えます。願望だけで行動せず先を予測し大
局観をもって判断すべきであります。


 今冬は全道的に雪が多く除排雪や交通機関の移動など時間を要していることと存じます。
寒さが厳しい上、オミクロン株の感染拡大もあり北海道にとっては辛い日々が続きますが
あと1ヵ月程の辛抱だと思います。
 感染対策をしっかり行い、疲れを溜めない生活リズムで乗り越えましょう。
 
 政治的には何の立場も無い私の独り言に今年もお付き合い頂けますようよろしくお願い
申し上げます。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(個人、事務所)をご覧いただければ幸
いです。



                                                              
                                                              
                                                              
                                                              令和3年12.1〜12.31


 12月上旬は気温が高く穏やかな天候でしたが、中旬以降は冬将軍が到来。私の地元も
昨年同様の大雪が降り、事務所や自宅の除雪に追われる日々です。


 18日 自民党道連参議院選挙候補選考委員会において行われた面接では広い会場にお
いて緊張感漂う空気と重圧の中、5分間時間が与えられ政策等について演説しました。
 そして、25日行われた第3回目の選考委員会において、残念ながら候補者として選ば
れませんでした。
 私の力不足、不徳の致すところであり心よりお詫び申し上げます。

 いろいろ思うところはありますが、ただたった3回の選考委員会で決定したこと、一度
の失敗だけで再挑戦させてもらえなかったことに釈然としない思いです。敗軍の将は兵を
語らず。これ以上は申し上げませんが、これまでご支援、応援して頂いた皆様にただただ
申し訳ない気持ちでいっぱいです。特にこの5年間、弱い私に手を差し述べ叱咤激励をし
て下さった方々は、私にとって一生の大切な宝物の存在であります。これまでお寄せ頂い
たご厚情に心より感謝を申し上げます。

 今回が最後の挑戦という決意と覚悟で臨んだ以上、けじめをつけることを念頭に年末年
始、頭の中をリフレッシュし整理しながら今後の行く末を考えて参ります。



 政府より日本海溝と千島海溝沿いを震源とする巨大地震の被害想定が公表され、道内死
者が最大137、000人と衝撃的な数字が示されました。ここ最近も日本列島各地での
地震、アメリカにおいては巨大竜巻による大災害も発生しており地震、台風、噴火等の災
害がいつ起きても不思議ではありません。
 地球温暖化を考えた時、国においては国民や各自治体に防災意識の向上だけを求めても
何の解決にもなりません。
 起死回生の策として防災省の設置、あるいは内閣官房への災害局の設置をすべきであり
ます。災害を引き起こす現象の観測や研究、減災対策の立案、災害時の適切な対応等やる
べきことは沢山あります。
 ましてや30年以内に70%の確率で起きると言われている首都直下型地震や南海トラ
フ地震、富士山噴火、更にはもし巨大カルデラ噴火が起きた時には本当に国家と民族の存
亡危機のような気持ちを持って、国民の安全と安心を確保する準備を整えていくべきであ
ります。
 災害に関する科学知識の水準を高め天災の予防をしていくと共に我が国は世界一の変動
率、災害大国に暮らしていることを認識しそれに備えた行動や準備、被害を最小限に抑え
るための用意をしておく必要があると考えます。


 今年も一年平穏無事に過ごすことができました。
 コロナ禍の中、2度の緊急事態宣言により行動範囲が狭まり歯がゆい時期もありました
が、感染対策を心掛け健康で過ごせたことが何よりです。
 年末年始は寒さが厳しくなりそうですが、皆様におかれましては感染力の強いオミクロ
ン株に十分気をつけながら健康で新年を迎えられますことを心よりご祈念申し上げます。
 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人)をご覧いただければ幸
いです。

 年末年始、時間がありましたら頭の体操や知識、教養を身につけるためにも読書をしま
しょう。


       令和3年10月から12月に読んだ本(発刊の古い順から)

 1.騙されやすい日本人 2.統計はこうしてウソをつく 3.デーモンズアイ〜冷凍庫に眠
るスーパー生物兵器の恐怖〜 4.脳を活かす勉強法 5. パンデミック新時代 6. 上杉鷹
山リーダーの要諦 7.言ってはいけない〜残酷すぎる真実〜 8.サイコパス 9. 決定版A
I人工知能 10.そろそろ、人工知能の真実を語ろう 11.西洋の終わり 12.インバウンド
の罠 13. 睡眠の科学 14.東京五輪後の日本経済 15.キグ・エコノミー〜人生100年
時代を幸せに暮らす最強の働き方〜 16.社会保障クライシス〜2025年問題の衝撃〜
 17.2018年戦争に向かう世界、日本経済のラストチャンス 18.プルーフ・オブ・ヘ
ヴン〜脳神経外科医が見た死後の世界〜 19.スタンフォード式疲れない体 20.亡国の移
民政策 21.捨てる時間術 22.あなたの脳のしつけ方 23.最高のパフォーマンスを実現す
る超健康法 24.これでいいのか札幌市 25.勝者の思考回路 26.サル化する世界 27.日
本再生への羅針盤 28.危うい国・日本 29.スマホ脳 30.どうしても頑張れない人たち








                                                              令和3年11.1〜11.30


  新型コロナウィルスの感染が抑えられている中、社会が動き出しましたがガソリン、灯
油を始め石油製品の高騰、物価の値上がりなど多くの国民にとって財布の紐を緩めるどこ
ろか尚一層、節約しなければならない状態が続いていると思います。

 石油の国家備蓄を数日分、市場で売却するとのことですが、寒い冬を迎え灯油の高値水
準は家庭に大きく響き、その結果消費の減退につながって来ます。
 また、生活困窮者やひとり親世帯、高齢者、障がい者などは命に関わる万が一の事態に
なることも考えられます。そうなると弱者に目を向けていないと政治の責任が問われます。

 国は原油高の影響を受けやすい農業や漁業、運輸業など産業の支援も含め交付税の増額
や税の減免、コロナ対応の予備費等も活用すると共に脱炭素の流れの中、産油国が今後も
増産を迎える可能性がありうることから、石油の高騰が長期化する恐れもあり福祉や教育
など中長期的な支援策を考えていく必要があると思います。


 子宮頚がんワクチンの接種勧奨すなわち定期接種が来年4月から再開されることになり
ました。
 私は道議時代、重い副作用に苦しむ2人の高校生の姿を目の当たりにし、ワクチン被害
者の側に寄り添い側面的な支援をして来ました。
 その時から私は、ワクチンそのものは安全性が担保されれば否定はしないと発言して来
ました。

 厚生労働省の専門部会は研究データ等を踏まえ、自信を持って再開するのでしょう。
 ただ、タイミング的に新型コロナワクチン接種が推奨される中、私の目にはそこに便乗
しての再開に見えてしまうのが気がかりなところです。
 更には副作用に苦しんでいる方々が国に対して損害賠償を求める裁判を起こしている中、
またそうした方が増えた時どうするのか、何か違和感を感じます。ワクチンだけでなく、
もっと検診を充実させることも含め国はしっかりと丁寧な説明をし、情報提供すべきであ
ります。


 新型コロナウィルスの新変異株オミクロン株の感染拡大が懸念されます。私は我が国に
おいて行動規制が解除されてもマスクや手指消毒、密の回避など感染対策が継続して行わ
れていれば、再び感染が拡大することはないと考えていました。但し、新たな変異株が発
生した場合は第6波は避けられないと危惧していました。
 そして、残念ながら恐れていた変異株が広まりつつあります。

 まだ、感染力や重症化リスクなど解明されていない部分もありますが、これから忘新年
会や年末年始の帰省、旅行等、人の動きが活発になる時期なので十分注意して行動する必
要があります。
 また冬眠するような事態になってしまったら、いよいよ社会は深刻化してしまいます。
 国には水際対策、情報提供、行動制限など早目早目の対策を求めます。


 先のフェイスブックでもご報告しましたが、来年の参議院選挙北海道選挙区における候
補者公募に手を挙げさせて頂きました。
 新型コロナの影響により社会の在り方が大きく変化する時代になって来ました。この5
年間、政治を側面から見つめ原点に帰って独学で勉強をし、現場体験や経営などを通して
様々な職種の方からお話を聞かせて頂き、世の中の現状を把握して来ました。

 激動する時代において過去に決めた事をなにがなんでもそのままやり通すというような
石頭では国家の危機を克服することは出来ません。
 柔軟な発想を心掛け、物の豊かさから心の豊かさになっていることを肝に銘じ、国民が
待望するゆとりと豊かさを実感できる社会の実現を目指し、流汗悟道の精神で国政の場で
夢を持って前進できるよう勇住邁進して参る所在です。

 公募にあたり、大きな組織に頼らずとも77市町村815名の方々よりご推薦頂きまし
た。内98%が自民党員であります。短期間であったにも関わらず、道内各地よりこんな
にも多くの推薦名簿を提出して頂き幸甚の至りであります。
 後は選考委員会が決定することなので吉報を待つしかありませんが、皆さんの応援が欠
かせません。
 強い働きかけの支援をして頂けますよう心よりお願い申し上げます。



 12月に入り、いよいよ冬到来です。
 体調管理をしっかり行い、ご健勝で過ごされますよう祈念致しております。
 
 尚、日常の活動についてはフェイスブック(事務所、個人)をご覧いただければ幸いで
す。
 (追記)11月22日に事務所発信したフェイスブックを操作ミスで消去してしまいま
した。いいねやコメントを下さった方々に深くお詫び申し上げます。





                                                              令和3年10.1〜10.31


 第49回衆院選において自民党が単独過半数を獲得。
連立の公明党と合わせると293議席の絶対安定多数を超え、快勝しました。
 道内においては12選挙区中、自公で7勝5敗、比例区においても自公で5議席を獲得
しいずれも前回を上回り過半数に達しました。

 下馬評を覆すこの勝利は非常に意義深く、北海道の未来に向かって大きく前進していく
ものと認識しております。

 私の地元の選挙区では公明党の稲津久代議士が前回よりも差をつけ見事5選を果たしま
した。
 また、大切な友人でもある中村裕之代議士の4回目の当選、東国幹代議士の誕生は自分
の事のように嬉しく、万歳をする姿に胸が一杯になり目が潤みました。

 当選された先生方には選挙戦で訴えてきたことを着実に実行、実現して頂けるよう期待
しております。


 今、世界的な需要拡大や生産地の天候不順による原材料価格の上昇によりガソリンや灯
油価格の高騰、電気料金の値上げ、食料品を始めとする飲食店の値上げが相次いでおりま
す。

 また、道内の太平洋沿岸を中心とした赤潮や沖縄など本州の太平洋沿岸の軽石漂流によ
る漁業被害で魚介類の値上げも心配されるなど所得と消費が伴わず豊かさを実感できない
家庭が多く、家計を苦しめています。

 新型コロナが減少し、制限が解除されても財布のひもが固くなり経済的余裕が無いのが
実態ではないかと思います。

 上書きやバラまきも大事ですが一過性のものだけではなく、所得の上昇や給与に結びつ
く地に足のついた議論をしないと経済回復はおろか子育て、少子化対策にもつながってい
きません。

 新型コロナの影響などによる閉塞感を打破するため、引き続き自公連立政権に託された
国民の願いをしっかりと受け止め、けん引して頂きたいと切に願います。



 今年もあと2カ月となりました。秋が深まり
朝夕の冷え込みも厳しくなって参りますので、体調管理に十分気をつけられ健康で過ごさ
れますことを心より念じております。


 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人)をご覧いただければ幸
いです。





                                                                令和3年9.1〜9.30



 9月5日 第16回夏季パラリンピック東京大会が終了し、日本は史上2位となる51
個のメダルを獲得。(金13銀15銅23)
 私達に沢山の勇気と感動を与えてくれました。

 その中で、私が特に印象に残ったのは銀メダルを獲得した男子車イスバスケットの選手
団です。
 白熱した試合は勿論ですが、選手全員が映像からもわかるように大きな声で国歌斉唱を
していた姿が本当に素晴らしかったです。
 他の競技でも同様に注目していたのですが、国歌が流れている間の態度を見てもバラバ
ラで、はっきりと口を開けて斉唱している選手は数える程しかいなく残念に思いました。

 世界には日本は統一感がなく、愛国心を持っていないと映ったのではないでしょうか。
国の代表として出場するのですから、そのことを誇りに思い日本人として恥ずかしくない
態度を見せて頂きたいと思います。


 9月3日 菅首相が総裁選出馬を断念し退陣することになりました。
 官房長官時代のエネルギッシュな面影は無く、思考停止状態となってしまったことは非
常に残念な事であります。

 29日に岸田文雄新総裁が誕生しましたが総裁選、総選挙と政治日程による空白の時間
は許されません。
 コロナ対策を始め様々な課題が山積する中、国民には権力闘争に付き合っている余裕は
ありません。

 新たな変異株の出現、高齢者や医療従事者など早期にワクチン接種を受けた方々の抗体
価が低下、人の動きが活発化するも寒さのため十分な換気ができなくなる等を考えると、
いつ第6波が発生してもおかしくないと認識しておくべきであり、早目に対策を進めてい
くことが求められます。
 併せて選挙前に経済対策の補正予算を出し、少しでも国民の不安を解消すべきです。

 いつまでも付け焼き刃のような対応をせず、まなじりを決してコロナに立ち向かい打開
して頂きたいと願うばかりです。


 私の自宅周辺で頻繁にヒグマが出没しており、住民は不安な生活を送っております。熊
の生息域で食べるものが不足し、人里近くに出没しているのだと思われます。
 また、人口減少や過疎化の影響で廃墟や空き地が増えることにより分布域が拡大し、人
間の生活圏に近づき民家を襲う危険性もあります。
 熊の個体数が増加している以上、その抑制を図る必要があります。人間の身勝手と思わ
れるかもしれませんが、自分の家の近くを熊が歩き回り、恐怖に怯える日々を過ごす人達
の気持ちを考えてほしいと思います。
 市街地の熊の駆除を強化するため発砲規制を暖和したり、狩猟時期を拡大する。また落
下果実や生ごみの出し方、山際の草刈り、TVやSNS等で警報を発信するなど行政と地
域の連携体制を強化し対策を講じていくべきです。
 晩秋もしっかり、来春には冬眠から目覚め活動が盛んになります。悲劇が繰り返されぬ
よう常に危機意識を持って道や市町村は対応すべきです。
 また、アライグマは外来種です。日本に存在しなかった動物が25年以上も農作物など
を荒らし食害被害が後を絶ちません。
 道議時代、条例制定など道には様々な対応をとって頂きましたが、有効打にはなってい
ません。
 絶滅させるという強い決意で徹底した駆除を求めるものであります。


 暑い夏も終わり、日毎に秋が深まっています。
 秋の夜長に読書はおススメです。読書は語彙力や文章力も養われ、自然と沢山の言葉が
身に付きます。また、知識や情報を得るだけではなく感性や創造力も刺激されます。
 コロナ禍で在宅時間も増えた中、自分に合った一冊を見つけてみませんか。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸いで
す。


        令和3年7月から9月に読んだ本(発刊の古い順)

1.	禅とはなにか 2.「北海道」がよくわかる 3.ビジネスマンの父より息子への30
通の手紙 4.幸福学 5.ウィルスは悪者か 6.瞬読 7.新・日本の階級社会
8.ウィルスの意味論 9.壊されつつあるこの国の未来 10.富士山噴火と南海トラフ 
11. 超高齢社会のリアル 12.頭を鍛える5つの習慣 13.亡くなった人と話しませ
んか 14.「論語」がわかれば日本がわかる 15.2030年の第4次産業革命 16.
幸福の意外な正体 17.グローバル・グリーン・ニューディール 18.ブレイン・ルール
〜健康な脳が最強の資産である〜 19.50代から心を整える技術 20.外国人にささる
日本史12のツボ 21.格差は心を壊す 22.絶望を希望に変える経済学 23.AI世
界秩序 24.仕事の未来 25.スタンフォード式、人生を変える運動の科学 26.無駄
だらけの社会保障 27.「新」田中角栄名語録 28.新型コロナと巨大利権 29.コロ
ナ経済対策の大ウソ 30.政治家の覚悟




                                                                令和3年8.1〜8.31


 8月8日に開幕した東京五輪では、日本人選手は27個の金メダルを合わせ史上最多の
58個のメダルを獲得し、私達に多くの感動のドラマを見せてくれました。
 24日からはパラリンピックが開幕し、障がいや困難を乗り越え活躍する選手の姿に連
日勇気をもらっています。


 さて、新型コロナウィルスの第5波により、またしても北海道も3度目の緊急事態宣言
になってしまいました。
 変異株(デルタ株)の影響もあり、ワクチン未接種の年代を中心に感染が拡大しており
死亡率は低下しているものの重症化による入院が長引くなど病床がひっ迫し、地域によっ
ては既に医療は崩壊していると言っても過言ではありません。
 私もようやく1回目の接種を終えましたが、もはや感染を抑えるにはワクチン接種する
しか方法がないのが現状であります。

 内閣支持率も急降下し危険水域に達していますが、小出しの緊急事態宣言など一連の対
応策は果たして首相の指示なのでしょうか。
 官邸主導の中、役人が首相の顔色を伺い悪い情報を入れていないのか、官邸や政治主導
に不満を持っている役人が密かに反乱を起こしているのではないかなど思うところはあり
ます。
 ただ、今までの菅首相の政治姿勢や生き様からして、国民の声が届いていないことに疑
問です。
 権力者になって麻痺してしまったのか、有望な参謀や側近がいないのか真相はわかりま
せん。
 いずれにしても国民から信頼を回復するのは相当難しい状況であり、覚悟を決めて起死
回生の思い切った対策を講じるしか無いと考えます。
 この際パラリンピック終了後、全国的に秋休みと称して2週間程度ロックダウン、年収
1000万以下の世帯に10万円支給、医療や介護従事者を始めどうしても働かなければ
ならない人には特別手当を支給するなどの措置を取るべきと私は考えます。


 正直なところ、私も何度か危険と言われている人数での会合や行事等に出席したことが
あり、その度に感染を恐れ不安になったことがあります。
 このまま同じことの繰り返しでは行動範囲も狭まり、社会が委縮し身動きがとれない時
間ばかりが経過するだけです。
 ここはやはり短期決戦で、コロナとの戦いに挑む必要があると考えます。
 あとは毎回申し上げていますが、マスク着用を一定期間義務化、各事業者や店舗におい
ては消毒液の義務化、利用のチェック、そしてうがい手洗いを徹底するしかないと思いま
す。

 今こそ与野党を問わず、感染症対策に特化した法整備を行い、感染者数を抑えて行けば
今冬以降の対策、コロナとの共生、未来への展望が描けるはずです。政治的決断を求めま
す。


 道内の真夏日の気温も8月8日の五輪開幕と共に終わり、一歩ずつ秋に近づいておりま
す。
 雪が多く夏も暑かった年が来年以降も続くようであれば、地球がいよいよ深刻な事態に
陥っていると受け止め、生き方や考え方、新たな行動をひとりひとりが自己改革していか
なければなりません。
 そんな事を意識しながら生活していく時代になって来ました。


 皆様方におかれましては今はただただ新型コロナウィルスに感染しないよう留意して過
ごされますよう願うばかりです。
 ご健勝を心よりご祈念申し上げます。


 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、万が一に備えて報告を遅らせております
が、ファイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸いです。





                                                                
                                                                
                                                                令和3年7.1〜7.31


 7月23日第32回夏季オリンピック東京大会の開会式(競技は21日開幕)が行われ
熱戦の火蓋が切られました。

 日本人選手の活躍に私も大歓声を上げながら、毎日応援しております。
 選手の皆さんはこの大舞台に立つまで、私達には計り知れない努力や葛藤があったこと
と思いますが、最後まで諦めず精一杯戦う姿に夢や希望、勇気や感動を与えてもらってい
ます。

 今回のオリンピック開催には様々な意見がありますが、今はただ大きなケガや事故が無
く無事に閉幕することを願うばかりです。



 6月28日に千葉県八街市で飲酒運転の末、小学生5人を巻き込んだ交通事故が発生し
2人の幼い命が奪われた事に強い憤りを感じております。
 極めて悪質な行動であり、極刑に値するものだと思います。

 後を絶たない飲酒運転を抑止するため、道においても飲酒運転根絶条例を活用して、防
止策の徹底と条例改正をして厳罰化するべきであります。
 この事故を踏まえ、文部科学省は各市町村に通学路を点検するよう要請しましたが、私
は道議時代の平成24年に京都府や愛知、千葉県で下校中の児童の列に車が突っ込み死傷
者が出る事故が相次いだことから、文教常任委員会において質問に立っております。

 道内全ての学校の通学路の緊急点検を行い、各学校や各市町村教育委員会に信号機や歩
道の設置、ガードレールの設置、スクールゾーンの設定、冬期間の通学路における危険箇
所、速度制限等の安全方策、また高校生を対象に交通ルールに関する意識について無記名
でアンケート調査を行い無免所運転の実態把握すること等を関係機関と協議して取り組む
よう提言をし、道教委が全て調査をしました。
 更には平成27年6月、岩見沢市において登校中の児童の列に車が突っ込み、4名が負
傷する事故が発生しました際にも道教委として改めて通学路の対応状況や新たな危険箇所
を把握し、道路管理者や道警察に対し安全対策が早期に講じられるよう求めました。
 その時の指摘や提案に道教委はしっかり耳を傾け、対応して頂いたものと思っておりま
す。
 ですから、私からすれば国は今更何を言っているのだという思いがあります。道路交通
事情は特に都市部においては頻繁に変化するので、通学路の点検は毎年行うべきでありま
す。
 何度も同じ失敗を繰り返さぬようその時の事故の重大性をしっかりと認識し、教訓とし
て取り組んで頂きたいと願う一人であります。



 新型コロナウィルス感染者の増加ペースが上がり、第5波に突入してしまいました。
 もはや、緊急事態宣言もまん延防止も効果が無く、ワクチン頼みしか手の打ちようが無
いようです。
 そのワクチンも供給が遅れており、全ての年代に行きあたる頃には先行して接種した方
達のワクチンの効力が薄れ、またすぐに接種することになり、いつまで経っても終息しな
い事態も懸念されます。

 今後どこまで変異を続け、感染力を増し、死者数が出るのかなど見極めコロナとの共生
や感染症法に基づく分類と措置について検討する時期に来ているのではないかと考えます。
大局観を持って政治の場でしっかり議論して頂きたいものです。



 7月12日から私の地元美唄市も連日、夏日や真夏日の厳しい暑さと寝苦しい夜が続い
ており、体力が消耗してしまいます。
この猛暑もまだしばらく続きそうですので、皆様におかれましては新型コロナ感染予防に
加え熱中症や夏バテに十分気をつけられ、水分補給もしっかり行いながら体調を整えて参
ましょう。

 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、万が一に備えて報告を遅らせております
が、フェイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸いです。

 



                                                 
                                                 
                                                 
                                                                 令和3年6.1〜6.30



 6月21日新型コロナウィルス対策として発令されていた緊急事態宣言が解除され、感
染防止対策が暖和されましたが未だ予断を許さない状況が続いております。
 その中で、私が気になる点をいくつか指摘させて頂きます。

 まずコンビニやスーパー、ショッピングモール等に出入りする際、店舗に置いてある消
毒スプレーを使わずそのまま通過していく人を非常に多く見かけます。このことが市中感
染や感染経路不明の要因の一つになっているのではないでしょうか。

 軽症や無症状で感染の自覚がなく買い物をする人達がいるのですから、たとえ短時間で
も危険は潜んでいます。
 行政は各店舗に消毒の徹底を強く指導すべきと考えます。


 東京五輪が開催されると連日、日本選手の活躍ぶりが報道されることによってスポーツ
に対する関心が一層強まり、屋外は勿論、体育館や温水プール等の施設を利用する人が増
加すると思います。
スポーツを楽しむ間はマスクを着用しないことから感染リスクが高まるので、施設内の換
気にも十分注意する必要があります。


 ワクチン接種が順調に進んでいる中「ワクチンを2回接種したので、もう感染の心配は
無い」と言ってマスクを着用していない高齢者の方がおりました。接種会場で「マスクを
しなくても大丈夫」と言われたとのことですが、このような誤った認識が広がると今後の
あらゆる場所でマスク着用しない人が増加する可能性があり、トラブルや事件に繋がる恐
れもあります。
 国はワクチン接種後もマスクの着用を一定期間義務化するような強い措置を取らないと
間違いなく問題が発生すると思います。
 国主導で早急なルール作りの対策が求められます。


 私は7月、8月の連休に疑問を感じています。
 五輪の開会式と閉会式に合わせ、変則的な祝日になっていますが、全国各地が真夏の暑
い中、外出せずに五輪観戦して下さい。ということでしょうか。おそらく多くの国民は開
放的になり、行楽地やショッピングへ出掛けることと思います。
 そして再び感染が拡大したら、国はどう責任を取るのでしょう。
 これまで我慢させられて来た飲食店や観光関係者の方々が何のために協力をしてきたの
か、違和感のある対応、責任のなすり合いに国の危機管理能力が問われます。
 
 国民が何故、政治家の言うことを聞かなくなってきているのか、そこには怒りや失望が
あるということを与野党問わず、しっかりと受け止めて頂きたいと思います。


 夏が目の前に近づいて来ました。
 昨年の6月と比較すると最高気温は高めに推移しています。太陽の光を浴びて、外の空
気を吸うことは健康にも良い事です。外出に不安があるのなら自宅周辺でも良いので、新
鮮な空気で大きく深呼吸してみましょう。

 コロナ禍の今、在宅時間が増えニュースを見る機会も多いと思いますが、1年間で約2
万本ものニュースが世の中にあふれる中、アメリカ心理学会の調査では成人の半数がニュ
ースが原因のストレス症状に苦しんでいるとのこと。ニュースを見る時間を少し断ち、書
籍で知識を得ることをおススメします。
 自分にとって重要な事柄を深く学ぶ良い機会です。頭と心を浄化し、晴れやかな気持ち
で過ごしましょう。


 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、万が一に備えて発信を遅らせております
が、フェイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸いです。


       4月から6月に読んだ本のタイトル(発行の古い順から)
 1.介護保険の手引き 2.Q&A、児童虐待防止ハンドブック改訂版 3.50代から上手
に生きる人、ムダに生きる人 4.学童保育ハンドブック改訂版 5.眠れないほど面白い
死後の世界 6.子どものスマホ・トラブル対応ガイド 7.地方創生成功の方程式 8.介
護施設で何が起きているのか 9.地方創生逆転の一打 10.直感と論理をつなぐ思考法
11.原文で読む日本国憲法 12.伝え方大全 13.続・凡事徹底 14.ニュータイプ
の時代〜新時代を生き抜く思考・行動様式 15.僕らはそれに抵抗できない 16.確実
に拡散するしくみ 17.ハーバード流子育ての方式 18.仕事消滅 19.みんなにお金
を配ったら〜ベーシックインカムは世界でどう議論されているのか 20.危機と人類 
21.リベラリズムの終わり 22.私たちが地球に住めなくなる前に 23.国際社会を支
配する地政学の思考法 24.「超」現役論〜年金崩壊後を生き抜く〜 25.身銭を切れ 
26.クリーンミント〜栽培肉が世界を変える〜 27.人は、なぜ他人を許せないのか?
28.直感を磨く 29.究極の読書法 30.99%が後悔でも。折茂武彦




                                                                令和3年5.1〜5.31


 5月は予想していた通り新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めが掛からず、北海道は
5月16日から緊急事態宣言が発令され、期間も6月20日までの延長となり国や道の遅
きに失した対応に多くの道民が呆れ果てていると推察致します。

 今はイギリス変異株が主となっていますが、今後インド変異株が拡大すると感染力や重
症化するリスクも高くなるようなので、今回こそ徹底して抑え込まないと医療も経済もす
べて崩壊してしまいます。

 感染場所も飲食店だけでなく社会福祉施設、職場、学校、カラオケ店など多様化してお
り、人が密になる所が増えてきています。にも関わらず、コンサートや野球などのスポー
ツ観戦はいいのに何故飲食店ばかりが痛みを伴うのか腑に落ちません。

 そもそも辞書にも載っていない「人流」という言葉で要請や自粛を促してもそこに強い
影響力は見られず、国民は言うことを聞かないばかりか不信感が増す一方です。

 中途半端な対応を続け何度も同じことを繰り返すのではなく、感染が広がり一般の医療
に支障をきたしているという現状を重く受け止め、今こそ強いリーダーシップを発揮され
ることが求められます。



 外国人観光客の消費額は前年比77%の減少で、先進国の中で最大の落ち込み幅となり
外国人観光客への過度な依存は大きなリスクになることが明らかになりました。
 私は現職道議時代、国内客を最も大切にすべきと強く主張してきた一人であり、こうな
ることを懸念しておりました。

 海外は今回のパンデミックや21世紀に入り中国が反日デモを3回も起こすなど今後ど
んな紛争や自然災害、異常気象が発生するか予想できない環境の中、そこに依存しすぎる
と不測の事態が起きた時、ダメージが大きくなります。

 日本のインバウンドは数と消費を追うことばかりで理念も哲学も無いと感じていたので
これを良い機会と捉え地域に根ざした観光に重点を置き、インバウンドはプラスアルファ
の観光政策と考えるべきであります。



 5月は桜を始め色とりどりの沢山の花が咲き誇り、遠くに見えるまだうっすらと雪が残
る山とのコントラストが美しく、心が癒されました。

 新型コロナウィルスとの闘いはまだまだ続きますが、密にならないよう気をつけながら
公園に出かけたり、日光浴や散歩など軽い運動も心掛け北海道の新鮮な空気を沢山吸って
免疫力を高めて参りましょう。

 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、1カ月程遅らせて報告しておりますがフ
ェイスブックをご覧頂ければ幸いです。








                                                                 令和3年4.1〜4.30


 新型コロナウィルスの変異株による感染拡大により、東京や大阪などはまたしても緊急
事態宣言が発令され、未知のウィルスとの闘いに対する考え方が甘いと呆れるばかりです。

 全国的に拡大は止まらず、道内においても遂に過去最多の感染者が出ました。来週以降
の数字が大変気がかりであり、深刻度が増すのは必至です。

 五輪開催国でありながら何故こんなにワクチン接種の進行が遅いのか、経済や五輪優先
の思惑をどこまで国民に押しつけ犠牲を払わなければならないのでしょうか。
 新型コロナが日本に上陸してから1年以上経過しているのに、未だ行きあたりばったり
の対応では政治の機能を果たしていなかったと言わざるを得ません。

 世界的に後手後手だったアメリカですらバイデン大統領の就任後、75日間で1億50
00万回のワクチン接種が行われ、調達から運搬、人員確保、配置、アレルギー反応には
その場で対応する体制、場所の確保、財政出動の緊急決断など矢継ぎ早に対策を打ち出し
てきたことに驚愕しました。

 変異株の感染力は高まり、ワクチンが供給された頃には効果はあまり期待できないかも
しれません。
 病床も整備されず集団免疫も獲得できなければ、自粛を何度も繰り返すことになるので
以前から言っているマスクの義務化や法律を改正して政治の強い力でロックダウン(都市
封鎖)、私権利限などで抑え込みをかけないと国民の命と暮らしを守ることはできません。
 今こそ政治が試させる時。
 政治家はもっと国民の声に耳を傾けるべきであります。


 ミャンマーの軍事クーデターによる国民の虐殺行為に国連も大国も避難ばかりで行動を
起こさず、毎日多くの死者が出ていることに強い憤りを感じている一人です。
 殺人者の総司令官を直ちに罰するべきで、国連軍として武力行使や抑圧をしないと独裁
政治が正当化されてしまいます。国際社会、何も制裁を加えられない国連組織の存在を甚
だ疑問に思います。


 携帯電話料金の値下げ効果はどれ程あるのでしょうか。
 少なくとも私の周辺では値下がりしたと言う人は殆どいません。
 料金を安くすると家族割などのサービスがなくなる場合もあるようで何のための値下げ
なのか、これでは意味がありません。もっと分かりやすい、シンプルな値下げプランを示
すべきです。
 電話会社がマイナスにならない仕組みが出来ており、そのことを問題にする国会議員が
いないのは不思議でなりません。
 例えば機種変更した場合、自分で設定出来なければ4000円近くの手数料。更には今
まで無料だった画面に保護フィルムを張る作業も1100円かかります。高齢者やアナロ
グな人が多いことを承知の上での対応はあまりにも不親切です。
 野党はスキャンダルばかり攻撃せず、こうしたことを追求してくれた方が国民の支持を
得られると思うのですが残念極まりありません。


 今年の春は北海道で例年よりかなり早く桜が開花し、あっという間にピークを迎えまし
た。これからツツジやチューリップ、スイセンなど一気に色とりどりの花が咲き乱れる季
節となりました。農作業も忙しい時期です。

 一日も早く自由に外出できる環境が訪れ、北海道の新鮮な空気や素晴らしい自然を満喫
したいものであります。しかし、当面はくれぐれも健康に気をつけてお過ごし下さい。



 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人)で発信しておりますの
でご覧頂ければ幸いです。
 コロナ禍の中、終息するまで事務所発信を1カ月遅らせて報告しております事をご理解
願います。






                                                                令和3年3.1〜3.31


 3月は2日に今冬最後の大雪に見舞われ、美唄市においては降雪量が9年前の14m6
7cmを大きく上回る15m50cmを超え、観測史上最高の豪雪となりました。4日以
降、気温が徐々に上昇すると今度は空き家等の建物崩壊や落雪による事故が相次ぎ、2月
末の断水に続いて全国で報道されました。

 ここにきて平地ではかなり雪溶けが進みましたが、住宅密集地や山間部はまだまだ雪が
多いので、雪崩や雪溶けの洪水に注意が必要です。


 新型コロナウィルスは依然として高止まり傾向が続き、残念ながら第4波が訪れたと言
っても過言ではないと思います。
 道内においても札幌市などの都市部や地方のショッピング街では人出が多く密になって
おり、不要不急の外出や他地域との往来自粛を要請するくらいではコントロールができな
いと考えます。こうなることは私ですら予測できたことであり、国や道の対応には首をか
しげてしまいます。
 「黙〇〇」いわゆる「黙活」が推奨されておりますが黙食、黙浴等は現実的ではなく、
なかなか国民に理解してもらえないのが現状です。
 これでは政治と国民の気持ちがかいりしていると言われても仕方のないことで、パフォ
ーマンス的な表現だけでは何も解決しません。

 政治家はどのようなデータや基準に基づいて政策の判断をしていくのかということを分
かりやすく説明し、企業や個人が先の展望を描ける方向性を示さないと国民の共感を得る
のは難しいと思います


 保健所や医療現場は殆ど変わらないまま1年が経過しました。
 保健所は人員増員や情報システム配備により現場を支援するはずの司令塔が無いまま業
務がパンクして、感染対策を担う役割を十分に果たしきれておりません。
 日本医療の大半は民間病院のため政府は調整しきれず、全国で7,300の病院のうち
新型コロナ受け入れの病院はわずか20%、都道府県が確保した病床は一般病床の3%し
かない状態であります。

 これからワクチン接種を進めていく中で様々な分野の連携は勿論、政府は病院を含む民
間に対する命令機能を付与することなどを決めるべきです。

 日本が他の諸国よりも感染を抑制していることは、政治の力ではなく国民性です。政府
は勘違いせず正念場を乗り越えないと、同じ事の繰り返しでは全くの信頼を失うというこ
とを心に留めておくべきです。


 4月から新年度、暖かい春を迎え気持ちを一新してスタートです。
 丑年の今年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大事であると言われてお
ります。

 牛は古くから酪農や農業で人間を助てくれた大切な動物です。
 大変な仕事を最後まで手伝ってくれる牛のようにコロナ禍の中、焦らず忍耐強くコツコ
ツと基礎を積み上げていくことを心がけたいものです。


 4月は新学期ということもあり、子ども読書の日や読書週間等の事業を実施している市
町村が多いと思います。

 知性の地層を作るのはネットではなく本であります。
 読書にはじわじわと心に染みてくる効果もあれば、一発で人生を変える効果もあります。
自分を高める本に出会い、学び、生きる力を育んで頂きたいと願う1人であります。


 春の訪れを実感するには地域差もあるかと思いますが、引き続き新型コロナに十分注意
してマスク、消毒、手洗い、うがいを徹底し心躍る春の季節を楽しく過ごしましょう。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
 コロナ禍の中、万が一に備え接触後1カ月経過してから発信しておりますことをご理解
願います。


       令和3年1月から3月迄に読んだ本(発刊の古い順から)
 1.ベーシック・インカム入門 2.いちからわかる道路管理の知識&雑学 3.ライフ
デザイン白書 4.社会を変える公益ビジネス〜地方都市の再生をめざして〜 5.復興ま
ちづくり実践ハンドブック 6.ニッポンの貧困 7.最強の地方創生 8.水力発電が日
本を救う 9.地方創生大全 10.日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 
11.大人の語彙力ノート 12.あなたはアベノミクスで幸せになれるか 13.すごい
読書術 14.「3カ月」の使い方で人生は変わる 15.ブルーザー・ブロディ〜30年
目の帰還〜 16.繊細さんの本 17.超・呼吸法 18.大前研一の日本の論点201
9〜20 19.メモの魔力 20.文藝春秋〜2019年の論点100〜 21.生活者の
平成30年史 22.台頭するアジア・衰退するアメリカ 23.ビック・クエスチョン〜
人類の難問に答えよう〜 24.超効率勉強法 25.  PRINCIPLES〜人生と仕事の原則〜
26.意思決定の教科書 27.ブラック職場があなたを殺す 28.能力を磨く 29.結
婚不要社会 30.死ぬほど読めて忘れない高速読書







                                                                令和3年2.1〜2.28


 2月前半も大雪が続き、地元美唄市の降雪量は14mを超え、9年前の記録(14m6
7cm)を更新するのも時間の問題になってきました。
 今冬は除雪作業をする日が多く運動不足解消になりましたが、やはり50歳を過ぎると
体力の回復も遅くなり首や肩、腰痛に悩まされます。
 そんな中、高1の息子が自宅と私の実家の屋根の雪下ろしを手伝ってくれる姿に成長を
感じ、頼もしく思いました。息子も良い経験になったと思います。


 潟~ライング北海道の高橋幹夫社長(前美唄市長)と釧路市を訪れた翌日、数年に一度
の猛吹雪でホワイトアウト状態に。
 高速道路、日勝、狩勝、美国、石北、野塚峠が全て通行止めになり美唄に帰ることがで
きなくなったので、やむを得ず帯広市に宿泊してきました。
 このような事態は私も初めてのことで、ある意味一生忘れられない思い出となりました。


 新型コロナウィルスワクチンの医療従事者への先行接種が開始されました。効果の最大
化に必要な2回の接種、副反応の有無など課題や高齢者を始め一般の接種までにはまだま
だ時間を要することから、外出や移動が増える時期、緩みや自粛疲れなどの影響で再び感
染拡大することを懸念しているのは私一人ではないと思います。


 今後も死者、重症者、後遺症患者、コロナに関連した飲食業やホテル、旅館、観光、ア
パレル関連の倒産、廃業、閉店、コロナ解雇、児童生徒のコロナうつ病、犯罪、治安の悪
化等々、さまざまな業種、業界など影響を及ぼした傷跡は世界的な災害と言っても過言で
はありません。
 終息するまでにはまだ1〜2年かかるのではないでしょうか。


 今、世の中を見つめるとマイナスの事ばかりがニュースや話題になり、大人の世界でも
集団いじめで人を葬る恐ろしい暮らしにくい時代になってきました。
 SNSにより国民全員が、マスコミになり監視し合うような歪んだ社会が果たして正常
なのか、実は国家戦略に私達が、はめられてしまっているのではないか。考えすぎなので
しょうが都市伝説的なことを考えてしまう昨今であります。


 コロナ後の北海道、私は全く悲観しておりません。
 むしろ北海道には大きなチャンスが訪れると確信しております。自然や豊かな大地、農
林水産業、エネルギー、観光、移住、定住も含め、まさしく北海道の時代が訪れます。
 1次産業や環境のテーマパークを作り、働き方改革の時代背景、今後も起こりうる疾病
や天変地異等を考えた時、ゆっくりのんびりと生活するには北海道が最適地であります。
日本のユートピアは北海道を目指し、未来を組み立てる素材は十分秘めており可能性があ
ると考えております。


 3月は卒業、退職、転勤の季節でありますが、昨年と同様の状況になると思います。
 静かなゴール、旅立ち、船出となりますが、これも人生の通過点と考え気持ちをコント
ロールして新しい目標に向かってチャレンジして頂きたいと願っております。


 最近は気温の変動が激しくなって来ましたので、体調管理に十分留意してお過ごしくだ
さい。
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 コロナ禍の中、万が一に備え1カ月遅らせて発信しておりますことをご理解願います。



 《この度の断水について》
 24日21時から美唄ダムから浄水場に水を送る水管橋の破損により断水が発生し、美
唄市民の約8割近い約7.700世帯に被害が及びました。(28日夕方に一部解消)私
も自宅と事務所で影響を受け、特に自宅においては暖房設備もボイラーの使用で水を使う
ため使用不可となり、電気ストーブやポータブルストーブで凌いでおりました。
 新型コロナウィルスの不安も抱えながら、水を使えないという不衛生な状態、しかも連
日の大雪で多くの市民が疲労困憊に陥ったことと思います。
 家庭においては入浴や洗濯、調理等が出来なくなり、事業所においては医療、福祉機関
飲食店、理美容、クリーニング店等も休業を余儀なくされ市民生活が麻痺しました。
 真冬の災害は本当に深刻であります。備えの大切さを痛感しました。
 寒さの中、ご支援ご協力頂いた近隣市町村やボランティアの皆様方に心より感謝申し上
げます。
 今後は原因究明は勿論のこと根本的な配管工事と水道事業の在り方、再発防止策、市民
への周知方法、復旧に向けての検証等、市議会等においてしっかり議論して頂きたいもの
であります。











                                                              令和3年1.1〜1.31


 1月は大晦日から降り続いた雪で、元旦から除雪作業。
その後も降り止むことなく積雪が増え、5日には美唄市内が完全に交通マヒの事態にな
る程大雪に見舞われました。

 毎日の除雪作業は適度な運動というレベルを超え、体全体が筋肉痛でなかなか疲れが
取れませんでした。
 中旬以降ようやく落ち着きましたが、降雪量は10mを超え積雪量も現在1m程あり
9年ぶりの豪雪となりました。
 落雪や除雪中の事故、建物の崩壊等が発生していることから国や道は災害級レベルの
被害と受け止め、支援すべきであります。


 新型コロナウィルスが世界に感染拡大してから1年が経過しました。
 世界の感染者は1億人を超え、死者も223万人となり、日本においても今日現在で
感染者39.7万人、死者6068人。道内は1万7840人、死者612人となりま
した。新たにウィルス変異株の脅威も広がり、収束への見通しは依然不透明な状況であ
ります。


 感染症対策は早ければ早いほど早く収束すると思いますが、危機管理の時ほど政治家
の資質や能力が問われ、決断力や説得力が無いと国民の結束には結びつかないと考えま
す。
 今一度、政治は弱い人のためにあるという原点に立ち返り、リーダーの方々には自分
の言葉で力強く発信して頂きたいものであります。

 今後もし、変異株の広がりが加速した場合は全国に緊急事態宣言を発令し、ストップ
をかけた方が経済等も含め、早く回復できると考えます。
 また、新型コロナウィルス特別措置法と感染症法の改正において罰則を規定するので
あれば、私はむしろマスクは最大の予防であることからマスク着用を義務化し、正当な
理由なく違反する者に対し罰金や状況によっては逮捕など厳しく取り締まる方が全体的
な抑止力に結びつくと思います。

 更には職を失った人や所得制限を設けた上で給付金の再交付をする。
ワクチン接種については、不安を払拭するために菅総理自ら公開映像で接種を行い安全
性を訴えないと、私自身も接種する気持ちにはなりません。
 また、コロナの後遺症も多いと言われていますが、本当にコロナが直接の原因なのか
治療薬の副作用ではないのかなど検証、調査すべきと考えます。


 コロナ対策も含め、政治に対する不信感が尚一層強くなっています。
 私達一人ひとりが自覚を持って行動することは重要ですが、自律的に判断していくよ
うな社会になったら国はまとまらず、秩序は乱れ崩壊してしまいます。経済優先ばかり
にこだわり失敗したのですから、選択肢は1つしかありません。
 今こそ政治の力量と責任が問われます。


 今年は雪の多さに加え寒さも厳しく、新型コロナの影響で外出自粛要請も出ているこ
ともありステイホームの時間が長いと思います。
 こういう時こそ読書の時間。
 本を読むことは人間性を深め、感受性を豊かにし得られることが沢山あります。まし
てやコロナ禍において社会や生活の仕組みが変化していく中、本を読んでマイナスにな
ることはありません。まずは気になる1冊を手に取ってみてはいかがでしょう。



 暦の上では春とは言え、まだまだ厳しい寒さが続きそうです。
 食事と睡眠をしっかり取って体調を整え、ご健勝で過ごされますことを心よりご祈念
申し上げます。


 尚、日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
 コロナ禍の中、万が一のことを考え接触後1カ月経過してから発信しておりますこと
をご理解願います。



     令和2年10月から12月までに読んだ本(発行の古い順から)

 1.沈黙の春 2.狂牛病 3.北海道再建への戦略 4.地域医療〜再生への処方箋〜
5.51歳からのルール 6.突破口!「祖国日本」復活のヒント 7.13歳からの道徳
教科書 8.地方自治体と高齢者福祉・教育福祉の政策課題 9.プロレス最強は誰だ?
10.こころの眼を開く 11.人を呼びこむまちづくり 12.ハーバードの人生を変え
る授業 13.終活がわかる本 14.新・観光立国論 15.自己肯定感、持っています
か? 16.50歳からの生き方 17.競わない地方創生 18.疲れをとりたきゃ腎臓
をもみなさい 19.大前研一日本の論点2017‐2018 20.人生を変える習慣の
つくり方 21.99%の日本人がわかっていない国債の真実 22.退屈すれば脳はひら
めく 23.大前研一日本の論点2018−2019 24.AIVS人口減少 25.最強
のポジティブチーム 26.西洋の自死 








                                                            令和2年12.1〜12.31


 12月も新型コロナウィルスの感染の勢いは衰えず、深刻さを増しています。
 政府はようやくGoToトラベルを一時停止しましたが、時すでに遅し。暗黒の危険
水域に入ってしまったように感じます。

 年末年始は医療も何とか持ちこたえるかもしれませんが、お正月が明けて仕事や新学
期も始まり社会全体が動き出すと再び感染拡大が起こり、ましてや全国的に真冬の寒さ
の中、ウィルスは感染力を増し医療は完全に崩壊する恐れがあります。

 経済も観光関連や飲食業界など倒産や廃業が相次ぎ、機能停止状態になってしまうか
もしれません。
 国や道はその場しのぎの対策ではなく、正月休みや冬休み明け、受験や卒業式、入学
式、就職や転勤など移動時期まで先を見据えた感染症対策の強化を図っていくべきであ
ります。
 またGoToも利用者や事業者が混乱を来さないよう感染状況に応じた制度の枠組み
を構築し明確にすべきであります。

 11月の報告でも申しましたが、経済を早く動かし回復させたいのであれば、緊急事
態宣言も視野に入れ一旦停止しない限り、このまま中途半端なことを続けていると春ま
で感染の減少は見込めないと考えます。
 国や道は強いメッセージを発信されることを望みます。


 政治家の不祥事が後を絶ちません。
 政治家の劣化が進んでいると考えるのは私一人ではないと思います。
 北海道でも納得のいかない出来事がありましたが、公人として説明責任を果たすこと
が政治家のけじめではないでしょうか。
 将来への不安が強くなっている中、国や道のリーダーが国民、道民に対し未来を常に
考えて方針を示さない限り政治離れは更に加速すると感じています。


 今年はコロナ禍の中、忘年会もほとんど無く主な方へのご挨拶と必要な打ち合わせや
会議程度の静かな年末となりました。
 岩見沢市を始め地元美唄市も大雪に見舞われ、自宅と事務所の除雪作業に追われ体中
が筋肉痛です。


 私は平成28年7月の参院選敗北、そして平成30年12月の参院選自民党候補選考
において参考資料とするインターネット投票で1位の支持を頂きながら、一部の政治家
の力で候補選考から漏れ、その時以来時は止まったままです。
 しかし、政治家にこだわらず自らの道を切り開くため地道な努力を続け、足元の強化
に努め真面目に誠実に活動を続けております。
 今後も残すところあとわずか。
 家族や自分の周りの近しい知人、友人に「ありがとう」と感謝の気持ちで1年を振り
返り、反省もしながら来年の目標や展望を立てようと思います。


 皆様方におかれましては、体調にはくれぐれも気をつけて頂き、1年の疲れをいやし
て英気を養い、ご健勝で年末年始を過ごされますことを心よりご祈念申し上げます。
 尚、日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
 コロナ禍の中、万が一に備え発信が1カ月経過してからになっておりますことをご理
解願います。




                          
                          
                          
                          
                                                            令和2年11.1〜11.30


 新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
 私は4月と7月、更には先月のホームページにおいて警告をしました。
 自分の身を自分で守るのには限界があります。私でさえ、冬を迎えるとこうなること
を予測できていたのですから、多くの政治家や官僚達も分かっていたはずです。
 「最大限の警戒心を持って対処する」「今が正念場」このような言葉を今年は何十回
聞いたでしょうか。経済を優先するばかり、GoToトラベルは直接の原因ではないと
否定しますが感染状況を加速させた大きな要因であることは間違いありません。


 北海道の対策も後手後手で、ススキノなど飲食店対策をしても既に企業や学校を始め
多くの医療機関や福祉施設等で感染が広がり、クラスターが発生するなど市中感染で悪
化の一途をたどっています。
 私は、飲食店で感染が判明した場合、店名を公表してその間休業しそれに対する支援
を行った方が実効性があるのではと考えます。
 GoToや飲食店の休業、時短要請だけで感染拡大を防げるとは思いません。この程
度の取り組みでは春まで収束せず、影響を受けている事業者は倒産、廃業、閉店に追い
込まれてしまうでしょう。
 実際、辛い思いをされている話を耳にすることもあり、私の脳裏には同じ悩みを抱え
る多くの方々のうつむく姿ばかりが浮かびます。


 更に病院において集団感染が相次いで発生していることが気がかりです。
このままでは他の治療や手術等にも影響し、まさしく医療崩壊に繋がるのではと危惧し
ています。医療が崩壊すると私達の命が脅かされます。
 医療や介護の現場で働く人は何処へも出掛けることができず、特に医療従事者の方々
は時に家族も含め差別や偏見を受けながら1年近く緊張した状態で日々過ごしていたと
推察します。
 精神的、肉体的にも疲弊し、限界を感じているのではないでしょうか。


 まれにコロナを軽視した発言をする専門家やマスコミ等がいますが、そのような発言
は慎むべきです。
 そもそも、そういう方達がコロナの恐怖を植え付け煽ってきた訳ですから、今更そん
な事を言っても手遅れです。
 現に世界では146万人が死亡しているのですから。


 知事は物事の本質をとらえ、しっかりと道民を見つめ決断、判断をして頂きたいと思
います。
 国は早急に医療、福祉関係に人的、資金的な手厚い支援を行うと共に国民性を考えた
時、行動自粛、イベントの中止もしくは無観客、あるいはフェイドアウトを行うなど強
い措置を取らないと今のような中途半端なことでは動きは止まらず、感染が爆発し医療
経済の共倒れが起きていきます。
 私は今こそ緊急事態宣言に近い措置を取るか、あるいは年末年始3週間休みを長くし
て人の動きを止めるか分散すべきと考えます。


 日本書紀によれば5世紀前半、仁徳天皇は高殿に登り眼下に見える「民のかまど」か
らご飯を炊く煙が出ているかどうかで民の暮らしを推し量っていたとのことです。
 ある時、かまどから煙が立っていない日が続き、天皇は直ちに課税免除を断行するな
どあらゆる手を尽くして繁栄を取り戻したと言われております。
 今こそ政治が最大の使命を担い、国民の命と暮らしを守るべきであります。


 3密を回避するために企業は在宅勤務などのテレワークを推進していますが、どんな
にコロナが拡大しても現場で働き続ける方々がいるということを私達は忘れてはなりま
せん。
 医療、介護、公共交通機関、行政、金融、社会インフラ、スーパー、コンビニ、食品
や日用品の工場等、多くの人が従事していることを今一度、原点に立ち返って感謝と敬
意を表したいと思います。


 天気予報に雪マークが増え、最低気温が氷点下になる日が続くようになって来ました。
とにかく今は辛抱の時期、外出も必要かつ最低限にし身を守る生活を心掛け、無事に師
走を過ごされますことを心よりお祈り申し上げます。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
コロナ禍の中、万が一のことを考え接触から1カ月後の遅い発信で報告しておりますこ
とをご理解願います。








                                                            令和2年10.1〜10.31


 道内において、予想以上に早く新型コロナウィルス感染拡大の第3波が襲来する事態
となり、警戒ステージ2に引き上げられました。インフルエンザが流行する時期も迫っ
てきたので、一層の警戒が必要です。

 すでに釧路市など地方においては医療がひっ迫し始めております。
 道は市町村や医療従事者などと連携を密にしながら、早目に感染防止対策を行わない
と再び経済活動がマヒしてしまい、大きな影響を受けている事業者の倒産、廃業の連鎖
や貧困世帯を守ることができなくなってしまいます。


 実際に医療対策の徹底を求める多くの声を周辺から聞きますが、国に先駆けて道独自
の緊急事態宣言や一斉休校を行ったリスクや代償は大きく、無理して経済を優先すると
そのツケははるかに大きくなる恐れがあります。
 このまま放置するとあらゆる機能が停止し、冬は完全に冬眠状態になってしまいます。
今こそ早期の決断で対策を講じてほしいものであります。


 来年の出生数が84万人台と大幅に減少する見通しになったとの報道がありました。
コロナ禍で自粛期間が長期化したことから、出生数が増えるのではと安易な考えを耳に
したこともありましたが、今後の生活に不安を感じる中、出産どころか結婚すらできな
い状況であると考えます。

 国は安心して産み育てる環境の整備ばかりにとらわれず、家庭を築いて子育てしなが
ら生活していける雇用の確保と安定的な収入などの基盤作り、医療、年金、福祉など老
後の不安解消を打ち出さない限り改善は厳しいと思います。

 道や自治体は出来る限りの独自策を打ち出し、取り組んでおります。
やはり国は、たとえ一人親でも安心して安定して暮らしていける仕組みを作らないと出
生数は増加しません。
 ベーシックインカム(基本所得)も選択肢かもしれません。
 早急な対応を検討すべきであります。


 コロナ禍によりICT(情報通信技術)を活用した教育、パソコンやタブレット、ス
マートフォン等を使用するオンライン授業の普及が進んできました。

 優れた教員の授業を動画配信し、AIを駆使した個別最適化の学習ができるようにな
れば、教員の負担は大幅に解消されると思います。

 私はかねがね、例えば歴史の授業はTVの歴史番組等を活用し、映像を通じて学習し
た方が理解しやすいのではないかと考えておりました。
 あるいは、子供達からの質問形式の授業も思考力が高まると思います。
 家庭学習も含め、保護者を巻き込み工夫を凝らし、学校の在り方も含め新たな時代の
変化に沿った授業を構築していくべきであります。

 またコロナウィルスが長期化することを踏まえ、小中学校の冷房設備率が全国平均
92.8%に対し北海道は最低の僅か4.3%であることから、冷房導入を図ることが
求められます。
 更には殆どの家庭でトイレが洋式化されている中、未だに学校では和式が多く排便を
我慢して健康を損ねる課題もあるので、洋式化の整備も急ぐべきです。
 少子化が進行している中、教育に対し国が手厚い支援をしない限り、日本の未来に前
途はありません。
 教育についてはテーマが沢山あるので都度、自分の考えを発信させて頂きたいと思い
ます。


 日毎に気温が下がり秋も深まってきました。
コロナ禍においても食欲、芸術、スポーツの秋をそれぞれ楽しまれていることと思いま
す。私はその中でもやはり読書の秋です。
 国際学習到達度調査によると今の高校生の読解力は平成24年の世界第4位から今回
の調査では15位まで転落してしまいました。
 その原因の一つとして、読書習慣の減少や多くの単語の意味を知る語彙力の低下があ
げられております。

 小説などは全て読まないと理解できないかもしれませんが、本の内容によっては大ま
かに読むだけでも頭に入ります。
 外出する時間もめっきり減っていると思うので、視野を広げるためにも読書をしてみ
てはいかがでしょうか。



 皆様におかれましては体調管理に十分気をつけ、第3波を乗り越えて頂けますよう心
よりお祈り申し上げます。
 日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧いただけば幸いです。
 尚、コロナ禍の中、接触から1カ月後に発信していますので遅い報告になっておりま
すことをご理解願います。



   令和2年7月〜9月に読んだ本(発刊の古い順から)

 1.	自警録〜心のもちかた〜 2.脳を鍛える50の秘訣 3.買ってはいけない 
4.プロフェッショナルの条件 5.コーチングの神様が教える「できる人」の法則 6.
志高く孫正義正伝・新版 7.土地改良の悦び 8.最強の働き方 9.サイコパス 10
未来の年表 11.日本の覚醒のために 12.爆買いされる日本の領土 13.実践ポジ
ティブ心理学 14.経済成長という呪い 15.脳が冴える最高の習慣術 16.神メン
タル〜心が強い人の人生は思い通り〜 17.変わらない自分を一瞬で変える本 18.自
己暗示術 19.なぜ北海道に県がないのか 20.働き方改革の嘘 21.超一流・二流・
三流の休み方 22.50歳からの時間の使い方 23.自治体の未来はこう変わる 24
日本経済2020年危機 25.脱!暴走老人 26.日本を滅ぼす岩盤規制 27.凡人
のための地域再生入門 28.サバイバル決断力 29.日本人がいつまでも誇りにしたい
39のこと 30.アレガーマネジメント実践講座




                                                              令和2年9.1〜9.30


 今月は安倍総理の辞任により、菅義偉総理大臣が誕生し新たな内閣がスタートしまし
た。
 菅総理と初めてお会いしたのは衆院選挙で、当時自民党の幹事長代行として稲津久代
議士の応援のため美唄市を訪れた時です。
 私の後援会幹部と夕食懇談会を行った際、自民党道連の政調会長であった私は政策的
な議論を強く申し上げ、後援会幹部から言い過ぎたのではと心配される程でしたが懐深
く受け止めて下さいました。
 その後私が自民党道連幹事長に就任した時、官邸にて菅官房長官と1対1でお会いし
たり子宮頸がんワクチンの副作用問題についても官邸に伺い、直接訴えを聞いて頂いた
ことが今でも鮮明に覚えております。

 また、衆議院選挙の候補応援で札幌市を訪れた際に移動中、同行させて頂いたのです
が車中で昼食のおにぎりやサンドイッチをあっと言う間に食し、資料に目を通していた
のが印象的でした。
 私の参議院選挙の時も応援に来て頂きましたが、期待にお応えすることができず無念
であります。
 たたき上げの政策実行型の総理だと期待しておりますので、是非ともコロナ対応、経
済対策を始め各大臣に課せた役割、使命をしっかり果たしてもらう、真の国民のために
働く内閣を実現して頂きたいものであります。


 一方、野党は立憲民主党が結党されましたが、結婚と離婚を繰り返しているだけの話
で中身は何も変わっていないことは国民も感じているところであり、ただの批判勢力で
は意味がありません。
 180度政策が変わることを国民は求めていません。
 せめて新自由主義VSリベラルのような構図を作らない限り、政権交代は不可能であり
ます。きちんとした国家観、国の将来ビジョン、外交等の基本政策は一致をし、内政に
おいて国民に対し納得のいく政策を掲げ、政権選択ができる形を示すべきであります。
 政権が暴走しないよう常に緊張感を持って政権にあたる形ができれば、政治への関心
が高まってくると思うのですが...


 菅総理に期待する国民の身近な関心事は携帯電話の通話料引き下げです。
 これは是非とも実現して頂きたいものです。
 今は1人に1台の時代であり、各家庭にとって携帯料金は大きな負担となっており生活
が圧迫している一つの要因でもあります。
 また、我が家もそうですが固定電話を備えている世帯も沢山あります。固定電話の番
号しか知らない人やFAXの関係等でなかなか解約できない実情もあるので、使用回数
が少ない固定電話の料金も値下げすべきと考えます。


 また、不妊治療も当然期待されていると思いますが、一方で経済的理由からやむなく
人工妊娠中絶を選択する方が毎年20万人前後もいます。
少子化の最大要因は未婚率の上昇、経済的な不安であると言われております。やはり実
質賃金の上昇と雇用を安定させないと、結婚・出産に結びつかないのではないでしょう
か。


 消費税を10年間引き上げないのであれば、社会保障をどうしていくのか不安要素で
あります。
 人生100年と言われている中、いったいいつまで65歳を高齢者というのか甚だ疑
問に感じます。
 65歳というのは1970年代の平均寿命であり、現在は男性81歳女性87歳で、
今65歳の人が90歳まで生存している確率は男性25%女性49%であります。この
ことからも私は高齢者の定義を65歳から75歳まで引き上げるべきだと考えます。

 医療費や年金、格差の事を考えた時、定義を変えない限り社会が成り立っていかない
のではないでしょうか。
 是非とも早急に定義を変えることを検討して頂きたいものです。



 9月は平均気温も高く暖かい日が続き、米や野菜、果物の収穫も順調で実りの秋を迎
えています。

 新型コロナウィルスの感染拡大も心配される中、朝夕の寒暖の差が大きくなってきま
したので体調管理には十分気を付けて頂きたいと思います。

 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、接触後1カ月以上経過した内容を報告
しておりますが、フェイスブック(事務所、個人)発信をご覧頂ければ幸いであります。






                                                             
                                                             
                                                             
                                                             令和2年8.1〜8.31



 8月28日安倍晋三首相の辞任表明に大きな衝撃が走りました。
 持病の再発で職務が困難になったことは誠に残念であります。
 私は道議時代、特に自民党道連幹事長の時に何度かお会いしお話しさせて頂きました。
美唄焼き鳥を美味しいと気に入って下さり、2人で焼き鳥を手にして記念撮影もして頂
いたのは良い思い出です。
 そして何と言っても忘れられないのは、平成28年7月の参議院選挙の時に札幌市内
を一緒に歩きながら応援の演説をして頂いたにも関わらず、私の力不足、不徳の致すと
ころで敗北してしまった事が誠に申し訳なく一生悔やまれます。
 安倍首相におかれましては歴代最長である7年8カ月もの間、政権を維持して来られた
功績は計り知れないものがあり、まずは治療に専念され病を克服して頂きたいと思いま
す。
 そして道半ばであった懸案事項の解決に向け手腕を発揮されることを願っております。
 
 さて、その心労に少なからず影響を与えたであろう前法務大臣河井代議士夫妻の裁判
が始まりました。2人とも無罪を主張していますが言語道断であります。
 現金を授受した首長や県議会議員を始めとする地方議員の何名かは辞職までしている
中、自分達夫婦のために犠牲になった人々への謝罪の言葉一つ無く未だ現職で議員報酬
やボーナスをもらい罪を認めないという姿勢は往生際が悪く、人間性を疑います。
 また、IR汚職で再逮捕された秋元司代議士にも呆れるばかりであり、こうした民度の
低い国会議員の存在が国民から政治が信頼されない大きな要因のひとつであります。

 法治国家として、この国のルールや秩序を政治家が壊してしまったら社会は成り立ち
ません。
 それぞれ罪を認め、即刻辞職すべきであります。


 
 新型コロナウィルスの感染拡大は一向に終息する気配はなく、世界各国においても第
2波が訪れており日本も秋から冬に向けて爆発の予感がします。
 国においては季節性インフルエンザと違うこの新型コロナについて感染症法に基づく
指定感染症の分類見直しを慎重にやらないと、国民がパニックになって余計に人は動か
なくなり経済は大混乱すると思います。
 また、ドイツや韓国ではマスクの着用を義務付け違反者には罰金を設けております。
我が国も限定的なマスクの着用義務付け、あるいは感染者やその家族等への差別や誹謗
中傷に対し、都道府県や市町村が条例や宣言を出すべきだと思います。
 地方が必死にコロナ禍と戦っている訳ですから、国はSNS等のコメント履歴システム等
で特定したり無言電話や差別偏見には毅然とした対応ができるよう厳しく罰する法整備
を早急に行うべきであります。
 地方の小さなまちではコロナに感染する恐怖よりも誹謗中傷を恐れており感染しても
公表できない人もいるかも知れません。国は地方の声もしっかり聞きながら、感染の封
じ込めにあらゆる対策を講じる事が困難を乗り越える最大の要素であると考えます。


 さて、北海道においては原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のゴミの最
終処分場選定に向け、寿都町が文献調査への応募を検討することを表明され大きな波紋
が広がっています。
 隣接する町村や漁業団体などが反対を表明し、鈴木知事も反対の意向が明らかになり
ました。
 鈴木知事は寿都町の判断が拙速だと批判しましたが、私は知事こそが反対の意思表示
をするのが拙速だと思います。
 寿都町は町民を始め周辺の意見も聞きながら、最終的に調査の応募を判断すると言っ
ているのですから、納得のいくまで議論し結論を導き出していくことが大切であり、そ
れを見守りながら市町村に寄り添い、懐の深いところを見せて決断するのが知事の役割
ではないでしょうか。

 昨日、知事と寿都町長が公開で会談されたのは良かったと思いますが、お互いの考え
方を伝えただけであり、では泊原発の廃棄物処理はどうするのか、本州に持ち込むのか
といった現状の問題を真剣に考え判断していくべきであります。
 最終的に反対するのは構いませんが、もっと大局観を持って取り組まないと道や市町
村との信頼関係は築けないと考えます。



 新型コロナウィルスが末曾有の危機を引き起こしています。
 政治家、専門家、少数のエリートに頼るのではなく、自分達の手で危機を乗り越える
事で新しい時代への道が開けて来ます。
 眼は遠く、輝ける未来を見据えながら足元にしっかり力を入れ、労り合いながら一歩
ずつ前進することが今、求められていると考えます。


 8月は平均的に暑い日が多かった上、マスクをして過ごすことは暑さも倍に感じまし
た。特に仕事で一日中、マスクを外せないでいる方々は本当に苦痛だと思います。9月
の予報も気温は高めですが、朝晩の気温差が大きくなってきます。
 どうか体調管理に十分気を付け、残暑を乗り切って頂けますよう念願申し上げます。

 尚、日常の活動につきましてはコロナ禍の中、皆さんと接触後1カ月を経過したもの
を報告しておりますが、フェイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸いです。


















                                                            令和2年7.1〜7.31


 新型コロナウィルスが全国に感染拡大し、国は認めていませんが既に第2波が始ま
っております。
 国は具体的な対策もなくGOTOトラベルキャンペーンを開始。
 このままでは歯止めがかからず先日の4連休、夏休み、お盆休みの3点セットで海
外並みに感染拡大の大きな波が押し寄せるのは時間の問題であります。

 コロナ禍により東京一極集中、経済格差、医療品や食料品の海外依存、医療提供体
制など国の弱点が浮き彫りになりました。

 コロナとの共生と言っても全国的な感染拡大を止めない限り、疲弊している医療現
場において医療はひっ迫し守れる命も守れなくなります。
 そして国民は委縮し経済との両立は不可能であります。医療従事者や病院への手厚
い支援、ピンポイントでの休業要請・補償、マスクや消毒液の義務化などあらゆる手
段を取っていかないと国は国民を見殺しにすることになってしまいます。

 インフルエンザが流行する冬までに収束のメドをつけないと大混乱し、身動きが取
れなくなり多くの人命が失われ、経済も瀕死の事態になることが懸念されます。自分
の身は自分で守ることにも限界があります。
 国の速やかな決断を求めます。


 コロナウィルス感染者の公表について地域、年代、性別が非公表とされることが多
く、疑問を感じています。
 感染者に罪は無く、誹謗中傷には厳しく対処すると共にせめて市町村名は公表し注
意を促してほしいものです。

 また、地震などは地域を限定し細かく情報提供されますが、熱中症予防の水分補給
等の情報は「北海道」とだけ表示されるのはいかがなものかと思います。
 この広い北海道では地域によって気温差も大きい訳ですから、気象や感染症等の情
報発信や注意喚起は地域を特定しきめ細やかな対応を道として道民に伝えるべきであ
ります。


 九州地方を始め全国各地で記録的な大雨、長雨により多くの尊い命が奪われると共
に家屋を失うなど被災された方が沢山おります。
 50年に一度、100年一度の大雨と発表されますが、近年では毎年大きな災害が
発生しておりそうした表現を使うべきではなく、気象庁は学習して頂きたいと思いま
す。
 早目の情報提供と人命最優先の避難の強制力など国と都道府県、自治体において災
害対策基本法の改正など議論し検討すべきであります。


 国は石炭火力発電所を段階的に休廃止する方向を打ち出しました。
 石炭火力の依存度が52%もある北海道にとっては容易なことではありません。原
発の再稼働を視野に入れていると思いますが、災害世界一の日本において活断層が無
いということを否定できない泊原発においてはリスクが高く道民の理解を得られるの
は難しいと考えます。

 原発が再稼働しなくてもエネルギーが安定的に供給されていることから風力、太陽
光、地熱、LNGなど再生可能エネルギーの推進を強化していく中、道民に対し納得のい
く説明ができるかどうか注目しております。



 ヒグマが頻繁に住宅街に出没するようになりました。
 餌不足という単純な話ではなく、人と自然との境界線が無くなったのかもしれませ
ん。確かに人間にも責任があるかもしれませんが、住民の生活領域に熊が侵入し危害
を及ぼすのを放置する訳にはいかないと思います。


 人命優先の視点から駆除とライフル携帯をつなぐような特例措置や駆除する地域や
期間を設定するなどの法整備を整えるべきであります。



 先日、東京都で高校生のツーブロックの髪型禁止が議論されていました。北海道で
もツーブロックを禁止する高校が数多くあります。
 東京都の教育長のコメントを聞いても禁止にする理由が理解できません。ツーブロ
ックに限らず、時代にそぐわない校則は沢山あります。PTAや外部の意見も聞きながら
校則の在り方を議論する必要があるのではと考えます。



 最後にコロナ禍の中、自宅で過ごす時間が以前より増えていると思います。
 これを機会に若者の読書量減少について考えて頂きたいと思います。若者の読書離
れは学習能力の影響だけでなく、精神文化の衰退につながる深刻な問題であります。

 どうしても現在の社会環境ではスマホやネットに向かってしまいます。
 電子書籍も普及しておりますが、紙の本を読む方が脳が働き脳が鍛えられることが
言語脳科学で明らかになっています。子供たちが本を手に取り、読書をする習慣を家
庭から身につけて頂きたいと思います。



 私がここで訴えても世の中何も変わりませんが、これをご覧になった皆様方が少し
でも共感できることがありましたら声を上げて頂きたいと思います。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人)をご覧頂ければ幸
いです。
 日増しに暑さも厳しくなって参りました。
 熱中症とコロナウィルスには十分に留意されご自愛下さいますようお祈り申し上げ
ます。



      令和2年4月〜6月迄に読んだ本(発行の古い順) 
 
 1.ペストカミュ 2.人間この信じやすきもの 3.昭和天皇の学ばれた教育勅語
4.「縮み」志向の日本人 5.感染症と文明 6.生活の中の愛国心 7.知れば知る
ほど面白い環境の雑学 8.北海道日本一 9.首都感染 10.国家の危機管理 
11.「学力」の経済学 12.ジェネレーションフリーの社会〜日本人は何歳まで働
くべきか〜 13.アイヌ民族の歴史 14.さらば公共事業悪玉論 15.日本の少子化、
百年の迷走 16.やり技く力 17.シリコンバレー式、よい休息 18.18時に帰る
19.衝撃の未来予想100 20.「本当の大人」になるための心理学 21.定年前後
の「やってはいけない」〜人生100年時代の生き方・働き方 22.働き方・完全
無双 23.これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の
習慣 24.農山村からの地方創生 25.姿勢も話し方もよくなる声のつくりかた 
26.JRは生き残れるか 27.子どもの貧困 28.AI2045 29.イノベーション大
地・北海道 30.これからの未来を生きる君たちへ




                                                            令和2年6.1〜6.30


 新型コロナウィルスの影響による様々な制限が解除され、社会が動き出し少しずつ
活気を取り戻して来ました。

 しかし、最近の国や各都道府県の対応策はコロナ禍と共生するという姿勢が強く感
じられ、必ず次の大きな波が来ることを覚悟した上で生き方を考えていかなければな
りません。

 抗体率は低く免疫力も長く続かないとのデータもあり、爆発的感染の恐れが拭えま
せん。一人ひとりが慎重な行動を心がけ、人に感染させてしまったら家族や職場、学
校や友人、更には地域にも多大な影響を及ぼすことを十分自覚し、責任ある行動をと
ることが重要です。

 もし国で第2波、北海道で第3波が訪れると各都道府県や地方自治体の財源は枯渇
し、補償や給付金を出すのは困難だと思います。
 そうなると今現在、大きな影響を受けている産業は壊滅的な被害を受け、地域全体
が疲弊してしまいます。
 ですから、次の大きな波、あるいは長期化するコロナ禍に対する先を見越した支援
策を国に提言し求めていく必要があると考えます。


 今後、経営難による企業の倒産や廃業、失業者の増加等による生活苦、通院を我慢
し、本来治療が必要な方の病状が悪化し死に至ることなどを考えた時、全てを機能停
止する訳にはいかずコロナと共生した社会を創り出していくことが重要であると判断
したのでしょうから、自分の身は自分で守るしかありません。

 但し、政治家やマスコミが手のひらを返したかのように世の中を解放した以上、お
盆や冬対策など政策判断、対応しないと国民全体が想像を絶する大打撃を受けること
になると危惧している一人であります。

 それから国や自治体はハード面と同時に子供や高齢者を抱える施設や家庭へのソフ
ト面の支援を忘れてはならないと思います。

 子育てについては産まれた時から各種学校を卒業するまでのサイクルで支援すべき
であり、子供が成長するにつれ費用がかかるということを政治家や役人はしっかり勉
強して頂きたいものであります。

 確かに中学校を卒業するまでは国や自治体も支援策が充実していますが、お金のか
かる高校生以上への支援が乏しく、この間に大きな格差が生じたり進学を断念してし
まう学生もいます。

 公立高校の配置計画で地元に高校が無くなり、やむを得ずバスやJRで通学する際の
定期代、授業料や教育費、ジャージに制服。制服が無く私服の学校もある。友達付き
合いもある。アルバイトをする子もいる等々。
 小中学生以上に保護者の負担が多いことをワンストップで考えていかないと結局、
子どもを産みたくても経済的理由で諦めてしまう人がいるということをしっかり把握
し支援策を講じるのが政治家や行政の役割ではないでしょうか。

 また保護者の負担が大きく既に時代遅れ感のある修学旅行制度の廃止を検討すべき
と考えます。
 それよりも人間形成のために年齢にあった肉体労働やボランティア活動など社会奉
仕活動を行った方がよほど人間として成長できるものであり、私はそうしたことが真
の教育、学校の姿であると考えます。

 また高齢者については一人暮らしの方の見守りをスマホやタブレット等で行えるよ
う国は取り組むべきであります。
 更なるコロナ禍でクラスター医療の危険もあることから、長期的に家族と面会でき
ない福祉施設等へのオンライン化も早急に進めるべきであります。


 最後に22日に登別市で中学1年生の生徒がいじめを苦に自殺する悲しい事件があ
りました。
 道議時代、北海道いじめ防止条例を提案し実現した一人として強い憤りを感じてお
ります。
 徹底した原因究明と再発防止は勿論のこと厳正に対処して頂けることを望みます。

 私一人がこうして声を上げたところで何も変わりませんが今後も気になる事があれ
ば一石を投じていきたいと思っております。



 「自分を守ることは他人を守ること」につながります。
 手洗いやうがい、消毒やマスクの着用など自己管理をしっかり行いながら日々過ご
して参りましょう。

 尚、日常の活動についてはフェイスブック(事務所、個人発信)をご覧頂ければ幸
いです。





                                                            令和2年5.1〜5.31


 新型コロナウイルスによる国の緊急事態宣言が25日をもってようやく解除されま
したがまだまだ予断を許さない状況が続きます。

 私は今後感染が広がるかどうかのヤマ場はお盆期間中ではないかと考えております。
ゴールデンウィークの自粛、学校休校の影響により夏休みの短縮、そしてお墓参りと
全国一斉に人が動き出すこの時期を乗り越えられるかどうかが鍵を握っていると思い
ます。
 また、この季節は台風や集中豪雨の災害が重なる恐れもあり二重の被害を想定し十
分注意しなければなりません。

 先週末、所用で空知管内の主要都市に行ったのですが立ち寄った店内には人が多く
気の緩みを感じました。
 北海道は全国に先駆けて緊急事態宣言を行ったため自粛期間が長引き、その疲れが
出ている分、第3波が襲来するかもしれません。

 1968年から70年にかけて世界を襲った香港風邪は100万人以上が死亡し、
ワクチン開発に3年以上かかり第2波でははるかに深刻な被害をもたらしました。
 再流行すると経済的ダメージも計り知れません。一人ひとりが自己防衛の意識を持
ち、マスクや消毒など健康管理に気を付け感染防止対策をして頂きたいと思います。

 今回、国の一連の対策を見ていると、やはり後手に回るケースも多く見られること
から、地域のことは地域が決める道州制の議論を再び検討すべきと考えます。
 予算は握り、都合の悪い事は都道府県に押しつけるような国のやり方には疑問を感
じます。


 9月入学の議論が行われておりますが、まずは大学入試制度の見直しから行い大学
が9月入学を導入すべきだと考えます。
 グローバル化に伴い、海外留学や帰国子女に対応することや高校卒業後の半年間は
ボランティア等の社会貢献活動を行い、自分の人生を考える時間に結びつければ良い
のではないでしょうか。

 また、今の学校は専門科目を勉強する制度になっており、得手不得手関係なくあら
ゆる科目ができないと進級進学ができない仕組みは自分の特長が伸ばしづらいもので
あります。
 専門科目の強要と試験制度に追われ、やっと大学を卒業する頃には人生の25%を
費やしてしまっているのが現状です。
 今は能力があれば高校生でも起業できる時代、10代半ばで金メダルを獲る人がい
ることなどを考えるとこれからの社会のためにも飛び級制度も考えるべきとあります。

 ただ今は教育においてやるべきことは、タブレットを一日も早く導入してオンライ
ン授業がいつでもできる環境を作ることだと思います。
 特に北海道は冬になると大雪による臨時休校やインフルエンザの流行で学級、学校
閉鎖もあることから、リスクを背負って登校したり危険を回避するためにも必要では
ないでしょうか。
 そうすれば不登校という概念も無くなり、いじめを少しでも防ぐことが可能です。
国や道は早急に行うべきです。


 ウイルス感染症だけではなく日本列島に迫りくる大災害、地震や富士山大噴火を想
像した時、一極集中の解消を真剣に考えないと取り返しのつかない事態に陥ります。
 若い人達を始め、地方回帰の希望が増えて来ている今こそ移住・定住のチャンスで
もあります。
 道内にモデル地区を決め率先して行動に移すべきと考えます。

 また、今回のマスク不足の原因は殆どが中国からの輸入によるものなので、あっと
言う間に店頭からなくなってしまいました。
 これが食料なら暴動が起きていたことでしょう。
 今後、世界各国で食料の輸出規制が続くことも十分考えられますので、食料安全保
障の観点からも自給力の向上や食料備蓄基地構想を推進すべきであります。

 私は道議時代、外国人観光客ばかりに依存せず国内観光客を大切にしないと、いざ
という時にその反動は大きいと主張し続けて来ました。
 今後は団体客から個人客へと流れも変わって来るでしょう。観光の在り方も未来図
として描いていくべきです。

 
 
 長い自粛期間中、児童虐待やDV、コロナ離婚等の報道もありますが、一方で家族と
過ごす時間が増えたことにより家族を見直す、家族の大切さを再確認する機会になっ
たのではないかと思います。
 また色々な面で新たな発見や気づきがあったのではないでしょうか。


 皆様方におかれましては体調に十分留意されながら、少しずつ平穏な社会生活に戻
るよう各地域の知恵と力を結集して危機を乗り越えて参りましょう。
 尚、日常の活動等についてはフェイスブック(事務所、個人発信)をご覧頂ければ
幸いです。








                                                             令和2年4.1〜4.30


 連日のコロナウイルスの報道に心を痛める中、我が家では娘が社会人として息子が
高校生としてスタートしたことが唯一の明るい話題でした。

 さて、先月の報告の中で「道独自の緊急事態宣言が終了した後、気の緩みやマスク
を装着する人が減っており、第2波が訪れる嫌な予感が外れることを願っている」と
書きましたが、残念ながらこの予感が的中してしまい、しかも感染者が第1波の時よ
り大幅に増加する状況になってしまいました。
 全国に先駆けて自粛を始めたツケが今蔓延している原因の一つであると考えます。

 しかし、後ろを振り返っても何も解決しないので今はただ前を見て対策を講じてい
くしかないのです。
 一日も早く特効薬が開発されることを待ちながら、活動の自粛と予防をしていくし
かありません。
 5月6日に解除してしまうと、また同じ事を繰り返してしまうので期間の延長とそ
れに伴って生活に支障が出る事業者や個人に対し国債を発行して現金給付などの支援
を続けないこと治安など社会秩序が乱れてくると思います。

 更に心配なのは今年の冬までに終息させないと、インフルエンザの流行と重なって
しまう恐れがあり、そうなった場合、医療は本当に壊滅的な影響を受け、死者も増加
し極めて深刻な事態に陥ってしまいます。

 イベントや行事は終息すればまた来年再開できます。
外出を控えても命があればまた好きな場所に出掛けることができます。冬まで自粛す
る覚悟で、コロナウイルス終息を国民道民の最大目標とし一丸となって取り組んでい
きましょう。

 ただ現実的に考えてロックアウトは不可能です。

 病院や福祉施設、食料品や生活用品、流通の方など休むことはできません。さほど
濃厚接触をしない業種は経済活動を少しでも補うためにも動いていく必要があります。
 また、教育は国において全ての小中高校にタブレットを用意し授業を行っていく準
備をすべきと考えます。
 外国人労働者の対応や措置をきちんとしておかないと、再び日本での就労を希望す
る人材は確実に減少するでしょう。
 国や道、市町村はあらゆる角度から先を見通した対策を講じていくべきです。

 元政治家の一人として各議員の発信や行動が見えてこないのが非常に気になるとこ
ろです。
 これでは政治不信が更に増幅してしまうので、地域や住民の目線に立って目に見え
る行動をして頂きたいと思います。


 今年の干支は「子」ですが「子」の字源は完了の「了」と始めの「一」の合体字、
すなわち完了と始まりの意味を持ちます。
 これまでの事が全てリセットされ新しい価値観を持って考えていく時代が始まりま
す。困難の先に新しい国の在り方、私たちの生き方、考え方、生活デザインを形成し
一から出直す年と考えて行動していくことが重要です。
 とにかく今は辛抱して免疫力をつけて見えない敵との戦いに勝利しましょう。

 在宅の時間が多い今こそ読書をする絶好の機会です。一冊の本との出会いが人生を
変えることもあります。沢山の本を読んで多くの事を学び充実した時間を過ごして頂
きたいと思います。

 尚、日常の活動等についてはフェイスブック(事務所、個人発信)をご覧頂ければ
幸いです。


          令和2年1月〜3月まで読んだ本(発行の古い順)

 1、農業の雑学辞典 2、井上ひさしの農業講座 3、国家の品格 4、これで納得!公
共事業 5、決定版ー民主党と日教組 6、もっと輝け!北海道価値 7、北海道ルール 
8、こんな教科書で学びたい〜新しいみんなの公民 9、管があぶない 10、死ぬ意味と
生きる意味〜難病現場から見る終末医療と命のあり方 11、静雄のつぶやき 12、カジ
ノで地域経済再生の幻想 13、地域再生のデザイン14、気にしすぎ人間へ 15、空き家
対策ハンドブック 16、新 ・明日の農協 17、自分を大事にする人がうまくいく 
18、2割に集中して結果を出す 19、日本再生は生産性向上しかない 20、守護霊 
21、医者が教える食事術、最強の教科書 22、日経キーワード、2018-2019 23、不安
な個人、立ちすくむ国家 24、ローカリズム宣言〜成長から正常へ〜 25、脳神経外科
医が見た死後の世界 26、地図で楽しむすごい北海道 27、NNC〜人と人との関係に命
を吹き込む法〜 28、1分で話せ 29、やってはいけない老後対策 30、子供がネットに
壊される〜今の科学が証明した子育てへの影響の真実〜







                                                            令和2年3.1〜3.31



 今月は新型コロナウィルスの影響で行事や会合等が相次いで中止・延期となり、予
定が大きく変わった1か月でありました。

 そんな中、私事ではありますが娘が東京の大学を卒業し地元美唄市の自動車学校で
免許を取得。4月から北海道で就職するため引っ越しの手伝い。また息子は無事高校
に合格し、心配された卒業式には保護者も出席することができ、家族と貴重な時間を
過ごせたことが唯一の励みでありました。

 さて、新型コロナウィルスについて北海道では国に先がけ一斉休校や緊急事態宣言
など道民に対し強い要請がありました。
 そのことが功を奏し感染拡大が抑制されているかのように言われておりますが、経
済的ダメージは後に大きな代償となって跳ね返ってくると思います。

 また、高校受験を目前に学校を休校したことで学習リズムが乱れ、大きな不安を与
えてしまったり、一生の大切な思い出となる卒業式の中止や規模縮小など子ども達を
犠牲にした大人社会の都合には保護者の立場で考えると甚だ疑問に感じている一人で
あります。
 私は息子の卒業式に出席できましたが、感動よりも悲しみと憤りを感じながらその
様子を見つめていました。


 また、空知管内の道立高校は19校しかない中、11通りの卒業式があったという
ことは前代未聞であり、道教委の指導力が問われます。
 入学式においては共通認識の中、執り行って頂きたいものです。

 それからマスク不足の中、国のマスク配布方法には理解ができません。各市町村に
配布する余裕があるのなら、医療従事者や福祉施設、更には新学期を迎える学校関係
者や児童生徒等に重点的に配布すべきと考えます。

 経済対策については昨年秋以降、消費増税や暖冬などで需要が減退する試練が立て
続けにやって来た中、コロナウィルスによって企業の倒産が続出する恐れがあります。
 その場合、地方の零細企業から破綻し失業給付や生活保護等の社会保障費も含め、
地方にとって大きな痛手となってしまいます。
 今後、世界的にリーマンショックを超える経済危機が訪れようとしている中、当面
は二の矢、三の矢と考えられる対策を打ち続けていくしかないと考えます。

 ただ私は現金給付というのは、内定取消しや人員削減などの雇用や今後の社会や生
活不安を考えた時、貯蓄に回す人が多いと思いますし、消費税を減税しても元に戻っ
た時の反動で再び経済に打撃を与えることを考えると、期限付きの商品券の配布や高
速道路の無料化、JR、航空、フェリー、タクシー、バス等の割引、ガソリンの無料化、
施設や温泉、ホテル等の旅行券など人が動きやすい消費を喚起していく対策を講じて
いくべきと考えます。
 勿論、これだけでは不十分でしょうから皆で知恵を出し合い、国、道、市町村でカ
バーし合いながら取り組むべきと考えます。
 しかし今、治療薬が無い以上、ウィルスを抑え込むために全国封鎖も視野に入れて
検討する必要があるかもしれません。

 私は残念ながら政治に携わっていないので、こうした状況を歯がゆい思いで見てお
りますが国も道も政治家の方々はパフォーマンスばかりではなく、現実を受け止め傷
が深くならないうちに行政にはスピード感を持って支援して頂きたいものであります。

 東京や大阪を中心に感染が拡大しております。
「北海道は抑制され、拡大に至らず良かった」と緩みが生じると、必ず第2波はやっ
て来ます。
 周囲を見ると、気の緩みか自粛疲れかマスク不足なのか、マスクを装着している人
が減っています。再び感染が広がると北海道にとって決定的なダメージになってしま
います。
 私の嫌な予感がはずれることを願いながら、皆様一人ひとりが長期戦を覚悟しなが
ら自己管理をしっかり行い、健康で過ごされますことを心より祈念申し上げます。
 新年度が始まります。
 気持ちを引き締め、平常心で落ち着いて行動して参ります。

 尚、日常の活動につきましてはフェイスブック(事務所、個人発信)をご覧頂けれ
ば幸いであります。










                                                            令和2年2.1〜2.29



 新型コロナウィルスが世界的に流行の兆しの中、残念ながら道内においても感染さ
れた方が日を追うごとに拡大し、各方面において色々と悪影響が及んでいます。
 チャーター機やクルーズ船入国管理など政府の初動対応のまずさが指摘され、水際
作戦はあっけなく破綻し日本に上陸させてしまいました。
 また、道は道民初感染後の情報非開示が道民に大きな不信と不安を与え、その後の
公表も後手後手に回り、ちぐはぐな対応でありました。

 もし私が現職の道議であれば、道に対し居住地域や感染者の持病や疾患の有無など
できるだけ情報を提供し注意換気や各自治体に対策本部を設置して万全の体制を講じ
る措置を初期段階から強く指摘していたと思います。
 更には道議会においても関係する委員会において臨時会議を開催するなど迅速に行
うべきでありました。
 しかし、そうしたことについては終息後、報道のあり方も含めしっかり検証をし、
教訓として引き継いでいくべきであります。

 もはや市中感染で、何処で誰が感染してもおかしくない状況の中、今はそれぞれが
体調管理は勿論のこと自分で出来ることを行うべきであります。
 例えば、私は市内でスポーツ、福祉、PTA関係の役員をしていることから、気付いた
事を提言し独自に取り組んで頂きました。
 また、他の分野においてもマスクの着用や行事の中止など求めて来ました。これ以
上感染を広げず、死者を出さないよう最善の努力をしていくしかありません。行政は
PCR検査を民間検査会社など拡大していくことが重要であります。
 ここ2週間が山場というのはどういう根拠なのかよく分かりませんが、長期戦を視
野に入れ経済対策も含め講じていく必要があると考えます。
 また将来的には今後の危機に不可逆で進むテレワーク(在宅勤務)など新しい働き
方社会を構築していくことも重要な課題であります。

 とにかく、不幸にも感染された方々が一日も早く回復されますこと皆様におかれま
しては手洗い、うがい、消毒や除菌を心がけ体調管理に十分留意して頂き、春の訪れ
をご健勝で過ごされますことを心よりお祈り申し上げます。

 尚、日常の活動についてはフェイスブック(事務所、個人発信)をご覧い頂けます
ようお願い申し上げます。                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            令和2年1.1〜1.31


 新年は昨年の1月と比べると雑用も多く、思いのほか多忙になり目の前のひとつひ
とつの事柄に対し丁寧に取り組むことを心掛けて過ごしました。
 さて、20日から通常国会が始まり経済対策の大型補正予算と新年度予算のいわゆ
る15ヶ月予算の成立に向けて動き出しましたが、国会審議は波乱のスタートのよう
です。多くの国民が望んでいるのは重箱の隅をつつくことではなく、国民生活の安定
や日本の将来の姿など政治議論をしっかり行い予算に反映していくことだと思います。
しかし一方で政治家の劣化も気がかりであり、今こそ襟を正さないと国民が政治に失
望し政治離れが加速することが懸念されます。
 
 そんな中、自民党に冷たい風が吹き始めています。
野党も党を割ってさほど年月が経たない中、一つの政党に戻ることは難しく自公連立
のような形を選択しないと国民の不信は解消されず信用は得られません。
 国民に夢と希望を与え、政策を着実に実行していくのが政治家の使命と役割であり
各議員や首長はそのことを肝に銘じ活動して頂きたいと願います。

 今年の冬の雪不足など世界的な異常気象は少なからず地球温暖化が影響していると
言われている中、スウェーデンの17歳の少女グレタさんのように未来ある若者達の
声に耳を傾け、将来持続可能となる社会を構築していくために橋渡しをするのが世界
のリーダー達の役目であります。そうした声を踏まえ環境問題に取り組んでいく姿勢
を見せることが重要であることに気づくべきです。



 今月26日に52歳になりました。
沢山のお祝いメッセージを頂き感激し感謝の気持ちで一杯です。

 今年の千支「子」は完了と始まりの意味であり、これまでのことが終了し新たに始
まる年であります。
 今年は生まれ変わるチャンス。
 変化を恐れずに見聞を広げながら日々努力を積み重ね、新たな基盤を作る決意です。

 自分自身や身の回りに起こる動きや変化の一つひとつを形にすることで社会貢献に
も結びついていくはずです。そうした気持ちを忘れず、果敢に挑戦して参ります。
 皆様方のご指導、ご支援の程をよろしくお願い申し上げます。

 夜が長く寒い冬の季節、自宅で過ごす時間も多いかと存じますが、そんな時こそ本
を手に取ってみてはいかがでしょうか。
 一冊の本との出会いが人生を変えることもあるかもしれません。

 全国学校図書館協議会が2017年に行った調査では、1ヶ月間本を一冊も読まな
かった高校生は57%であり、そのまま大学生や社会人になってからも読書離れは続
いてしまいます。

 確かに私も若い頃はあまり読書をしておりませんでした。
 しかし読書をすることで教養が身につき、社会生活や人生に役立ちプラスに作用す
るものであります。
 是非とも分野を問わず自分の好きなジャンルで構わないので、読書を習慣づけるこ
とをオススメ致します。


 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。

 皆様におかれましては周囲への感謝を忘れず、新たなことに挑戦してみる活気溢れ
る一年になりますことを心よりご祈念申し上げます。

 新型コロナウィルスが懸念されてますが、体調管理に十分気をつけてお過ごし下さ
い。



            令和元年10月〜12月読んだ本

1.ブルース・リーメモリアル 2.脳を活かす勉強法 3.「韓非子」を見よ! 4.運は
数学にまかせなさい 5.お墓なんていらない 6.リーダーとは7.ありがとうの神様 
8.先生が患者ならどうします 9.モチベーション3.0 10.まんが商工にっぽん創
刊号11.神が教える人生という山のくだり方12.公務員1年目の教科書 13.財務省が
日本を滅ぼす14.ドライバーレス革命 15."感謝"で思考は現実になる 16.2100
年へのパラタイム・シフト 17.誰が日本の労働力を支えるのか?18.知的人生のため
の考え方 19.ダークサイドスキル〜本当に戦えるリーダーになる7つの裏技〜 20.
OPTIONB〜逆境・レジリエンス、そして喜び〜21.忘れる力 22.武器としての
経済学 23.自分の心に気づく言葉 24.老けない人はこれを食べている25.「話し方」
の心理学 26.炭水化物が人類を滅ぼす 27.残酷すぎる成功法則 28.孤独を楽しむ力
29.働き方改革・個を活かすマネジメント 30.オリジナリティ    

                                                         
                                                         
                                                         
                                                         
                                                         
                                                         
                                                         
                                                         
                                                         令和元年12.1〜12.31


 今月は1年の締めくくりということで、忘年会行事や挨拶回りなど一年間を振り返
り自分自身を見つめ直しながら静かな気持ちで過しました。

 昨年の12月14日自民党道連が参議院候補選考の参考に行ったインターネット投
票において、2位に1万票以上の差をつけ断トツで1位になったにも関わらずルール
なきルールの中、不正があったとクレームをつけられ理不尽な理由で候補にもれてか
ら一年が経過しました。

 今年の6月には盟友である地元の高橋幹夫市長が志半ばで3期目の選挙で敗北し、
その時私を巻き込んだ誹謗中傷に人間不信が強くなり精神的ダメージを受けました。

 そんな中、11月26日道政功労者として北海道社会貢献賞を受賞し、これまで懸
命に歩んできた道のりを振り返ると共にその努力を認めて頂いたことは大きな励みに
なりました。

 今の国政、道政などの政治状況は人口減少や高齢化、AI時代の到来が迫り来る中
日本や北海道に希望を持てない、或いは世界に目を向けている若手経営者、政治家に
なるより起業家になった方が国を動かせると考える人など、政治離れしている若者の
声をよく耳にするようになりました。


 今の閉塞感を打破していくためにも私のような政治家が必要で、何らかの形で復活
してほしいという激励の声をかけて下さる方が意外と多く、期待を寄せて頂いている
ことは本当に有難く思っております。

 今後、どういう形で道民の皆様に貢献できるか。
 それが政治の道であるのかどうかも含めてその答えを未だ見つけ出せずにおります
が、焦らず腐らず人の話に耳を傾けながら大局をつかみ強い精神力で努力精進して参
ります。


 皆様には今年一年大変お世話になり本当に有難うございました。
 感謝の気持ちを忘れず、新年を迎えます。
 インフルエンザも流行しておりますので、体調管理に気をつけ年末年始をご健勝で
過されますことを心よりご祈念申し上げます。
 尚、日常の活動についてはフェイスブック(事務所と個人)を発信しておりますの
でご覧いただければ幸いです。

 皆様 どうぞ良いお年をお迎え下さい。





                                                          令和元年11.1〜1.30


 先日のフェイスブック(個人)でもご報告しましたが、この度北海道社会貢献賞(
道政功労賞)を受賞致しました。

 参議院選挙出馬のため5期途中で辞職しましたが、道議会議員として18年間、特
に2期目からは道議会自民党の政策の中枢で仕事をさせて頂きました。

 時には道庁幹部と対峙し激しく議論することもありましたが、道政与党として厳し
くチェックすると共に一言では語り尽くせない程、多くの政策を提言し実現して来た
り事業の予算の確保や増額、更には自分の選挙区を始めとする地方のために大きな役
割を果たしてきたつもりであります。

 そうした事業や政策は後に北海道の歴史の中で評価されるのでしょうが、現職時代
を知っている道庁幹部の方々から「あの時代は厳しかったがやりがいがあった。柿木
さんも真剣勝負だった」「まとめる所はしっかりまとめてくれ、道の事業や予算の確
保にも水面下で汗をかいてくれた」「敵も多かったが、今思えば頼りになる存在だっ
た」と当時、私に批判的だった方からもそうした声を耳にすると伺い、私にとって大
変有難く光栄なことであり努力してきた道のりは決して間違ってはいなかったと自負
しております。

 今後も自分らしく素直な生き方をし、自分の領域で頑張って参ります。
 また、側面から政策課題について自分の考えを発信していきますので、参考にして
頂ければと思います。



 さて先日、厚生労働省から再編、統合の議論が必要な424の公的、公立病院名が
公表され大きな波紋を呼んでおります。

 2017年国民の医療費が43兆円となり、それを抑制したい国の思惑、また同年
6月に地域医療構想の実現に向けて地域ごとの地域医療構想調整会議での具体的議論
を促進するよう都道府県に求めたものの進捗状況が思わしくないことから議論を促す
ための検討材料として示したものであると私は理解しております。

 将来の人口構造の変化や医師、看護師不足の問題等も含め課題は山積しております
が、やはり道の地域医療構想調整会議が各自治体任せで主導権を握っていないことが
大きな要因であると考えます。
 これでは高橋知事時代の市町村合併やJR問題と同じで、道庁が悪者になってイニ
シアチブをとらないとまとまらない話であり、各自治体に責任転嫁をするのなら道庁
の存在意義が問われます。

 自分の住んでいる地域に病院が存続するのは望ましいことですが、その病院経営が
後に自治体の大きな負担になり他の住民サービスが出来なくなったり、挙句の果てに
財政破綻してしまったら地域が消滅し暮らしていけなくなります。

 推計では人口減少によりやがて入院患者も減り病床数が余ってきます。
 道は各市町村においての急性期や慢性期、回復期などの役割分担を明確に示し構想
を実現すべきと考えます。



 鈴木知事は統合型リゾート施設(IR)の道内誘致断念を表明されましたが、道民
には非常に分かりづらい役人らしい玉虫色の決着となってしまいました。

 恵まれた豊かな自然環境の北海道に引き続き誘致を継続し、挑戦する場所などある
のでしょうか。

 今後、北海道らしい施設を整備するのであれば基幹産業である1次産業を生かした
農林水産業のディズニーランド的なものを創って食や自然に親しんだり外国人観光客
をおもてなし、体験リゾートの方が道民も参加することができ道央圏一極集中になら
ずオール北海道で取り組めるのではないでしょうか。

 経済至上主義の発想では必ず行き詰ります。
 鈴木知事には若者らしく、大胆な発想で道政をリードして頂きたいと思います。



 今年も残すところ1ヶ月を切りました。
 寒さもいよいよ本番。今年はインフルエンザの流行も早いようです。
忘年会や正月の準備等で何かと外出する機会も多いかと思いますが、くれぐれも体調
管理に気をつけてご健勝で年末を過ごされますことをご祈念申し上げます。
 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。











                           令和元年10.1〜10.31

 
 10月は天皇陛下の即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が厳粛に行われ
ました。
 国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添い、象徴の務めを果たすこと
を誓い、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを説に希望する
と力強く宣言されました。
 天皇陛下のお言葉の中に「平和」という表現が3度唱えられたことを国民は重く
受け止め、政治はその先頭に立って世界平和に向け努力を重ねて頂きたいものです。


 台風19号で11都県で甚大な被害となり、死者・行方不明が95人。更には、
その後の大雨で千葉県や福島県などでは連続被害により10人の死者・行方不明が
出た大災害となってしまいました。
 巻き込まれた皆様方に深く哀悼の意を表しますと共に被災された皆様に心よりお
見舞申し上げます。

 地震、台風、ゲリラ豪雨など災害列島である我が国にはもはや安住の地はありま
せん。
 「100年に1度の災害」という表現が頻繁に聞かれるようになった今日、いつ
何時大災害が私達を襲ってくるかわかりません。行政が全てを対応しきれないのも
実態であります。

 やはり一人ひとりが防災意識を高め常に備えながら、万が一災害が発生した時に
は速やかに避難をするなど、家族で話し合っておく必要があると共に近所の一人暮
らしの方なども救援できる体制を構築しておくことが重要であると考えます。


 全国の小中高校などが2018年度に認識したいじめ件数が543,933件で
過去最高になったことが文部科学省の「問題行動・不登校調査」で明らかになりま
した。
 道内においても21,408件と最多を更新し児童・生徒数が減少しているにも
関わらず、いじめの件数が増加しているという深刻な事態であります。
 国や専門家は「初期段階で食い止めているので、認知件数増加と言っても悪いこ
とではない」とコメントしておりますが、果たして本当にそうでしょうか。
 認知されたいじめは殆ど解消されたと判断されているようですが、何をもって学
校や教育委員会はいじめが解消されたと認識しているのでしょうか。
 常に追跡調査をしっかり行っていく必要があります。

 いじめられた側は一生心に傷が残り、時にそれがフラッシュバックとなって学業
や仕事、社会生活に悪影響を及ぼします。
 ましてや被害者が転校や保健室登校になるのはもっての他でいじめた側に社会の
厳しさのペナルティーを与えるべきだと思います。

 しかし、残念ながら教師間のいじめというあり得ない行動が全国に報道され、そ
の行動はもはや、いじめの領域を越え犯罪とも言えるもので子供達に対し最悪の模
範となってしまいました。

 これでは学校と家庭との意志疎通や信頼関係を築くことはできないと強く意識す
べきであり、国と道は直ちに児童・生徒や保護者を含め一斉調査をして職員室での
いじめの実態を把握し、その原因を究明すべきと考えます。


 来年の東京五輪でマラソンと競歩の札幌開催が決定し、北海道に大きなチャンス
が巡ってきました。
 ただ、これまで多額の費用をかけて準備をして来られた東京都のことを思うと複
雑な心境であるのも事実です。
 残り9ヶ月の準備についてはさほど心配しておりませんが、予想していなかった
道や札幌市の財政負担が懸念されます。
 しかし、今後の冬季五輪の誘致にもつながる実験のようなものであります。期間
は短いですがオール北海道で協力し合い、成功に結びつけて頂きたいです。


 読書の秋です。しかし、全国大学生活協同組合連合会の2017年の調査では全
国の大学生で一日の読書時間が0分と答えている割合が53.1%、一日の平均読
書時間は23.6分と過去最悪となっております。若者の読書離れは国語力の低下
思考力やコミュニケーション能力不足にも影響してしまいます。

 家庭における幼少期からの読書体験が大切です。
 是非とも子供達に本を読む習慣を身につけさせて下さい。


 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いであります。皆様
にはご壮健で過され、寒い冬をしのぐため頭も体も心もリフレッシュして頂けます
ようご祈念申し上げます。



 ホームページ(NO.3)(10月分報告)
7月から9月に読んだ本のタイトル(発行日の古い順)

1.NO,1理論 2.はるみ知事の夢談義〜なっとく!道州制 3.日本文化のゆくえ
4.うまくいってる人の考え方 5.私の生活流儀 6.頭にきてもアホとは戦うな
7.逆境力のコツ 8.「身体」を忘れた日本人 9.地方は消滅しない 10.若き友へ
の人生論 11.自分を変えるコーチングの極意 12.最高のリーダーは何もしない
13.夢をかなえる集中講義 14.しなやかな挑戦 15.地域再生の失敗学 
16.3000円投資生活 17.田中角栄・心をつかんだ3分間スピーチ 18.成功し
ている人はなぜ神社に行くのか? 19.地域内分権で地方消滅を跳ね返せ
20.地域を創る!「政策思考力」入門編 21.100年時代の人生戦略 22.老いる
家・崩れる家 23.新・所得倍増論 24.最強の読み方 25.意思決定の心理学
26.われわれはいかに働き、どう生きるべきか 27.経済を見る目 
28.マッキンゼーが予測する未来 29.共感PR 30.運の良くなる生き方







                                                             H31.9.1〜9.30


 9月末は第4次安倍再改造内閣により小泉進次郎氏が環境大臣に就任され、多く
の国民が期待を寄せているところです。
 そんな中、マスコミは言動のひと言ひと言にあげ足をとるような報道をしており
様々な思惑もありますが若さと新しい発想で活躍してほしいものです。
 
 本道選出からは橋本聖子五輪担当大臣をはじめ4名もの副大臣が誕生し、それぞ
れ道民生活と密接に関係するポジションなので、北海道のためにも頑張って頂きた
いと思います。
 
 そうした中、自民党の代議士が秘書に対しての暴行容疑で書類送検されましたが
国会議員ですから直ちに辞職すべきであります。
 最近は国会議員の不祥事やスキャンダルも一時は報道で叩かれるものの、結局議
員を辞めずに居座っている…。いつからこんな寛容になったのでしょうか。まして
や政務官に就任した議員もいるのには驚きです。

 国の政治に危機感を覚えるとともに、国会議員が何をやっても責任をとらない国
家の在り方に疑問を感じ、そうしたことが政治離れや無関心につながっていくこと
を肝に銘じておくべきです。

 胆振東部地震道内全域のブラックアウトから1年が経過しました。
 被災された地域は復興に向け懸命に努力してこられ、多くの道民が大小問わず支
援活動に参加してきたと思います。

 千葉県南房総では、台風15号による被害により長い所では10日以上停電に苦
しみ住宅再建に相当の時間を要したり、農林水産業の甚大な被害に胸が痛みます。
 また浸入等の悪質な犯罪もあり2次被害に遭うなどのニュースを目にし、憤りを
感じます。

 私達も昨年の災害を教訓に、決して他人事とは思わずに備えると共に国、道、市
町村、関係団体は常日頃の想定準備を怠らず、65歳以上の高齢者が世界一多い2
8.4%を占めていることを念頭におき、行政機関は万全の体制を整えて頂きたい
ものであります。

 また停電の大きな原因である電柱については街中は地中化、山間部などは電線の
近くにある古い木や危険な木は速やかに伐採すべきと考えます。

 
 9月は何かと慌しく、一日しか休みがなく活動しておりました。
 発信が遅れておりますが、日常の活動はフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
例年より暖かい日が続いておりますが、朝夕は寒暖の差も激しいので体調に留意さ
れ、ご健勝で過されますことを心よりご祈念申し上げます。






                                                             H31.8.1〜8.31



 今月は余市町議会選挙において、親友の庄巌龍町議の3期目当選への応援、代表
理事を務める藤野聖山園のお盆対応、会長を務める美唄市スポーツ協会主催のスポ
ーツ交流の集いにおいてプロバスケットボールBリーグレバンガ北海道の横田陽C
EOを講師に招いての講演会、同じくレバンガ北海道のアカデミーコーチ2名によ
るバスケットクリニック(市内小中学生75名参加)、各種イベントや道庁・道教
委幹部との意見交換会など慌しい月でした。

 さて、全国で100万人いると言われているひきこもりや子が50代、親が80
代で困窮する8050問題など家庭内で複数の問題を抱える中、国は相談窓口や地
域若者ステーションなど様々な取り組みを行っていますが、特効薬がないのが現状
であると考えます。
 人手不足で外国人労働者へのシフトが加速していますが、この100万人に職に
就いてもらえれば外国人に頼る必要はないだけに、社会参加や働く意欲を持って頂
きたいと願っている一人であります。
 ですから、企業への就業体験や対人関係に慣れるための生活、社会に貢献してい
る実感を感じてもらえるようなしくみ作りを国、道、市町村で連携しながら強化し
ていく必要があると考えます。

 少子化対策において、子育て支援や収入の問題も勿論重要でありますが、いじめ
や虐待、不登校やひきこもりなど毎日のように報道される実態がある中、こうした
課題を解消していかないと子供を産みたくなくなる、子育てに自信が持てなくなる
といった要因にも視点をおいて少子化対策に取り組むべきであります。


 AI時代を迎え、高校の在り方も考えていく必要があります。
 AIの発達によって人手が必要なくなる業種や職種が予想される中、普通高校を
縮小し技術力や時代の先を見越した専門的な科目を増やしていかないと働き口が失
われる恐れがあります。
 ですから、これまで以上に高校の果たす役割は重要になってくると考えます。

 地元の小学校の卒業式に出席した際、将来のなりたい職業や夢、目標を明確に考
えている子が非常に多かったことに驚きました。
 そうした未来を担う子供達の夢や希望を叶える環境を作るのが政治や社会の務め
だと思います。

 働き方改革で労働時間が減り休日が増えたのは良い事だと思いますが、現場(職
場)の整合性が取れているのか疑問に感じます。
 特に地方においては人手不足が深刻な中、例えば病院や介護施設など対応ひとつ
間違えると命に関わる重大なミスに繋がる恐れがあり、気がかりであります。
 国や道は現場の声にしっかり耳を傾け、もっと稼ぎたい人もいるので副業を推進
するなど、改革を押しつけ何か事業所でトラブルが発生した時、責任を取らないで
は政策とは言わないので、実態把握をすべきと考えます。


 今年も第101回全国高校野球を連日感動しながら見ておりましたが、代表校は
各府県から1校、東京都と北海道は2校であります。
 日本の国土面積は約378.000Kuですが、そのうち北海道は約83.50
0Kuで日本の総面積の約20%を占めます。
 これは東北6県と四国4県を合わせた面積とほぼ同じであり、そう考えると北海
道からは10校が出場できる計算になります。

 北海道の実情を考えた時、やはり4つ位の分県を考えていくことが地域の特色や
産業の振興、国からの交付金など不公平感を是正し、北海道の未来につながってい
くのではないかと思います。


 7月25日から8月7日まで、夏日や真夏日が連日続き久し振りに暑い夏であり
ましたが、お盆を境に秋の気配が訪れました。
 皆様におかれましては体調管理に十分気をつけ、ご健勝で過されますことを心よ
りご祈念申し上げます。
 尚、日常の活動につきましてはフェイスブックをご覧いただければ幸いです。



                                                             
                                                             
                                                             
                                                             
                                                             H31.7.1〜7.31


 今月21日に投開票された第25回参議院選挙において、北海道選挙区では自民
党が2議席を獲得。更には比例区においても地元北海道を地盤とする橋本聖子先生
や鈴木宗男先生が当選されました。
 自公の与党両党で改数定数の過半数を超える71議席を確保し勝利したことは良
い結果であったと思います。

 私個人としては、この期間中3年前の悪夢が思い出され、辛く苦しい時間であり
ました。私は482.688票を頂き、市町村別では60市町村で1位という結果
で、候補者の中で一番多いものでした。
ですが、今回3位で当選した方は452.688票で市町村別での1位はありませ
んでした。
 何とも皮肉な結果で、大変複雑な心境であり、運も悪かったのだと感じておりま
す。私は政治家一族の者でもエリート官僚でもないただの雑草で知名度も低い中、
3年前ご支援頂き一票を投じて下さった沢山の皆様に改めて感謝を申し上げます。

 ただ、これで参議院北海道選挙区の国会議員は3名とも札幌市の方で、地方はい
なくなりました。
 一極集中の問題や人口減少、高齢化、過疎化など地方を取り巻く環境が一層厳し
さを増す中、そうした切実な声が国に届くのか懸念されます。一時、現場に来て話
を聞いただけでは、国に伝えることは難しいと思います。やはり地方で暮らし、日
々の生活、現実を目の当たりにしている政治家も必要だと考えます。
 東京や札幌が便利なのは重々承知しております。
 しかし、食料やエネルギーなど地方から供給されて都市部は成り立っており、自
然や文化、特産物など観光資源は地方に沢山の魅力があることなど理解し、強く訴
えることができる政治家が求められると思います。

日本の国は今、国そのものが東京にコンパクトシティ化しています。
 大企業の本社も75%は東京です。しかし、野球、サッカー、バレー、バスケッ
トボール等スポーツ界のほうが地方分権化しております。
 国はスポーツ界から学んだ方がよろしいのではないかと思います。

 7月13日 飲酒運転根絶の日。
 小樽市銭函のおたるドリームビーチ近くの市道で、4人の女性が死傷した飲酒ひ
き逃げ事件から5年が経ちました。
 道議時代、私が中心になって議員提案で北海道飲酒運転根絶条例を実現し、7月
13日を「飲酒運転根絶の日」と定めました。
 しかし、飲酒運転による事故や検挙は依然として後を絶たず、強い憤りを感じて
いる一人であります。
 条例施行から3年以上経過していることから、罰則を設けることなど改正が必要
だと考えます。また国に対しては酒の臭いを感知した場合、エンジンがかからない
インターロックの車の開発など法整備も必要であります。
 今の時代、酒を飲んだら車の運転はしないという常識を守れない人は車の免許を
持つ資格は無いという社会の厳しい目を向けてほしいものです。



 2年前から、本を月に10冊読むという目標を立ててからずっと継続し、今年の
6月で300冊になりました。
 定価での購入は金額もかさむので、中古本も買いながら読書を続けてきました。
知識と教養、視野を広げるため、これからも継続していきます。

 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧いただければ幸いです。
 夏本番の暑さが続いておりますが、体調管理を行いながら短い夏の季節を楽しく
過されますことを願っております。


 4月から6月に読んだ本のタイトル(発行日の古い順)

1.子ども虐待防止 2.日本の正体 3.勝ち抜く戦略・生き残る知恵 4.おもしろ自
然・動物保護講座 5.イソップ童話の経済倫理学 6.手にとるように環境問題がわ
かる本 7.武士道 8.楽農革命 9.目からウロコの日本史 10.北海道よ!
11.24365北海道・北の夢 12.いじめでだれかが死ぬ前に 13.教師を信じろ
14.橋があぶない 15.日本中核の崩壊 16.約束の日‐安倍晋三試論‐ 17.年収1
億を稼ぐ人・年収300万円で終わる人 18.日本の領土があぶない 19.地方消滅
20.佐藤のりゆきの新北海道デザイン 21.老人たちの裏社会 22.ほっかいどうの
希望をかたちに 23.リーダーの本棚 24.田中角栄「超」時間管理術 25.不動産
格差 26.田中角栄の知恵を盗め 27.男子劣化社会 28.ブルース・リーの霊言
29.種子法廃止と北海道の食と農 30.「超」独学法
                                            
                                            
                                            
                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                             H31.6.1〜6.30


 今月は私の郷土美唄市において、市長並びに市議会議員選挙が行われました。市
長選では盟友である現職が敗戦となり無念でなりません。
 今は何を述べても負け惜しみと思われるのでコメントは差し控えますが、ただ残
念なのは、お互いの政策より事実に反する誹謗中傷や理不尽な理由が少なからず選
挙結果に影響したことは、後々、美唄市の将来に大きなダメージを及ぼすことにな
ると思います。


 さて、5月下旬からこの6月は残虐な事件が相次いで起こりました。
 神奈川県川崎市において、小学6年生の女子児童を始め19人もの死傷者が出た
通り魔事件や札幌市においては、児童虐待により2歳の幼い命を奪った事件、更に
は大阪府吹田市での交番襲撃など強い憤いを感じました。

 また最近、頻繁に発生している想定外の交通事故を始め通学路の安全確保や対策
、見守りの強化、児童相談所の犯罪とも言えるずさんな対応、ひきこもりの問題な
ど行政として取り組まなければならない課題が浮き彫りとなりました。いずれも全
国の全ての市町村において該当することであるので、国、道、市町村において具体
的な対応策が求められます。

 私は道議時代、このような問題にも様々な提案をしながら議会で議論して来まし
たし、このホームページ上でも提言して参りました。
今後、交通事故や通り魔事件に関しては学校だけでなくPTAや地域協力が不可欠
であり、ガードレールや標識、歩道、信号機など通学路で優先順位を決めて早急な
対策、送迎の強化、高齢者ドライバーの運転免許証返納支援は介護予防イベントや
商業施設への出歩きをサポートするなど具体的な対策、または安全装置がついた車
に限定することを検討すべきであると考えます。

 児童虐待については、もはや児童相談所だけでは対応できないので、児童虐待防
止に特化した専門機関の設置、あるいは心に問題を抱え大人になりきれない若者が
増えている中、親の相談所の立ち上げ、関係する機関が虐待を疑った時には必ず通
告することを義務づけ報告を懈怠した者は罰則を設けるなど虐待予備軍へのきめ細
やかな対応、電話相談の内容分析や検証をすること、全国に200万人いると言わ
れるひきこもりの方々を社会復帰に向けた勤労意欲や職業体験等の対策など、出来
ることから手をつけていくべきであります。

 今、金融庁の金融審議会からの報告書において年金だけでは老後の資金は賄えず
95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要という内容のものを自ら諮
問しておきながら報告書を受け取り拒否するという前代未聞の判断を示した大臣が
おりますが、若年・中年層の70%を超える方達が老後に不安を感じており、老後
資金の不足や年金制度への不信感、健康面での不安等を抱え人生100年なんてき
れい事を言っている場合なのかと感じているのは私一人だけではないと思います。

 40年前から見えていたはずの少子高齢化に対し、楽観的に考えていた人災なの
かもしれません。
老後破産や孤独死の問題、広がる格差とゆがんだ社会を是正するのは、やはり政治
の力であります。
 未来に不安を抱えたままでは、ひたすら貯蓄にまわし守りに回ることにより経済
が立ち行かなくなる危機が訪れている中、各政治の舞台で論戦を操り広げ、少しで
も老後の安心を感じさせる施策の充実に奔走してほしいと考えます。


 札幌市議会において除名処分となった議員の繰り上げ当選として、私の親しい友
人である阿部ひであきさんが復活しました。
 この度の処分のあり方には疑問を感じますが、阿部先生のような政策通の方が返
り咲いたことは札幌市や選挙区においてもプラスになると確信しております。
 ご本人から連絡を頂き、自分の事のように嬉しく思っております。
 人生何が起こるか分かりませんね。


 今月は内外問わず、一部の政治家や人の醜悪な部分が見られ、とても考えさせら
れる一ヶ月でありました。
 今後の人生を歩むべき道の分岐点になるかもしれません。
 私は自分に正直に前向きかつ誠実に邁進して参ります。今後とも皆様のご指導、
ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。
 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いであります。









                                                             H31.5.1〜5.31


 
 まず始めに、28日神奈川県川崎市で19人が死傷した通り魔事件は、自殺した
犯人に強い憤りを感じると共に亡くなられたお二人の尊い命に心からご冥福をお祈
り申し上げます。
 また、怪我をされた方々には一日も早い回復を願うばかりです。
 こうした事件は連鎖して起こる可能性がありますが、美唄市では速やかに通学路
の安全確認や対策の徹底について発信されました。道内の各市町村においても見守
りの強化に務めて頂きたいと思います。
 未来を担う子供達のために、社会全体が意識を高めていく必要があります。



 今月は徳仁天皇陛下の即位により、新元号「令和」時代の幕開けという記念すべ
き5月となりました。
 今年のゴールデンウィークは10連休でしたが、私もその内5日間程休むことが
でき、天皇陛下の退位や即位の歴史的瞬間を自宅で見ながら、平成15年に北海道
行幸啓で天皇皇后両陛下がアルテピアッツァ美唄を訪れた時のことを思い出してお
りました。

 私も整列にてお出迎えさせて頂いたのですが、併設する栄幼稚園の園児だった娘
は水遊びの様子をご覧になった両陛下に声を掛けて頂き、娘は持っていた牛乳パッ
クのおもちゃを手渡し、お見せしたのです。
 その時の様子が女性週刊誌にカラーで掲載され、その写真は我家の宝物になって
います。そんな一生の思い出を下さった陛下のお姿に胸が一杯になるのと同時に、
国民に寄り添い、平成の時代にご尽力された両陛下に感謝の気持ちが溢れ、目が潤
みました。
 令和の新時代も争いがなく、平和に暮らせることを願うものであります。



 さて、鈴木新知事誕生により道議会での答弁調整について報道されていましたが
実際、答弁調整を廃止すると議員側は非常に不利な状況になります。
 それは議会の会期日程が決まっている中、質問時間や回数に制限があることから
役人側に言葉巧みに答弁をかわされる恐れがあり結果、道庁主導になってしまいま
す。それが本当に道民のためになるのか、甚だ疑問に感じます。

 議会はチェック機関であると同時に執行権はありませんが、提案や提言すること
ができます。
 議員が日常の政治活動において市町村行政や多くの組織、団体、地域や道民の切
実な悩みを議会を通じて代弁し行政側に予算や条例、事業を実現していくにはある
程度、事前の意見交換が必要です。

 私は道議時代、道側から政策実現のための答弁を引き出すため、時には厳しい口
調で激しいやりとりをしながら意見交換を行っていました。
もし、答弁調整を廃止するのなら、議員の能力向上が求められるのと同時に行政側
も答弁を小出しにして時間稼ぎをするのではなく、議会の声に真剣に耳を傾けない
と道政の進展、いわゆる道民生活の向上に結びつかないという事を知っておいて頂
きたいと思います。



 政治家の資質が問われる国会議員の言動がありました。
 北方領土を巡っての戦争発言や禁止されている外出を行おうとしたことは、外交
に重大な影響を及ぼすことにつながりかねない事態であります。
 さすがにこれはアウトです。
 速やかに出処進退を明らかにすべきと考えます。



 私は道議2期目の後半から道庁、道教委各部から政策に関心の高いメンバーで柿
木勉強会「ヨルフの会」を結成し、部長職になると退会して頂き後任を入れて循環
してきました。
 道議を辞職するまで11年間で65回開催し、毎回懇親会に入るまで約2時間、
政策の勉強を積み重ねました。
 時にはその場で議会の重要課題をまとめあげることもあり、各部から優秀な人材
と研鑽を深め政策を実現して来ました。
 これまで部長職まで昇格した方は数多くおりましたが、この度勉強会から初めて
2人も副知事が誕生し大変嬉しく思います。更には総合政策部長や保健福祉部長等
の部長職に計6名が就任されました。
 また、この会以外にも親交のある幹部が総務部長や教育部長、知事室長、他3名
が本庁の部長職に配置され、自分が現職だったら、北海道のために大きくプラスに
なるだろうと感じる配置となりました。しかし、たとえ現職でなくても豊富な人脈
を活かし、北海道や道民のために側面から皆様の声を届けると共に自分の考える政
策等についても提言していきたいと考えております。



 今月は北海道において観測史上初の39℃を超える町もあり、地球温暖化の影響
による異常気象などが心配されます。
 朝夕の寒暖の差が大きいので、皆様におかれましては体調管理に十分気をつけら
れ、健康で過されますことを願っております。
 尚、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            
                                                             H31.4.1〜4.30


 今月は統一地方選挙が行われましたが、知事選の投票率は過去最低の58.34
%でありました。無関心なのか、期待するものが無いのか、あるいは道政の存在感
が薄いのか、様々な見方があると思いますが、おそらく道政が何をやっているのか
よくわからないという道民が非常に多いのではないでしょうか。
 この広い北海道の選挙区では候補者に接する機会も殆ど無く、外見やイメージ、
知名度などで判断せざるを得ないのだと思います。

 私は道議時代、年に4〜5回「なかまから仲間へのニュース」という議会だより
を発行し、道政報告や地元への貢献、後援会活動等きめ細かく報告し90%近い市
民の皆様に目を通して頂いておりました。
そのことにより、道政に対する関心が高まると共に活動の様子も伝わり、政治を身
近に感じて頂くことができました。

 議員というものは、皆様に選んで頂いたからこそ仕事ができるのですから、その
ことに自覚と責任を持ち、老若男女問わず政治は自分達の生活にとって大変重要な
要素であることを分かりやすく発信し、北海道や自分の暮らしている地域の課題に
ついて共に考え知恵やアイディアを出していく環境づくりに努めて頂きたいと思い
ます。

 今、政治の舞台に立っていない自分が、客観的に側面から選挙を見つめているこ
とは何とも複雑な心境であり、違う景色を見ていることに大きな不安が募ります。
そうした中、大学の先輩でもある札幌大谷大学の森雅人教授のラジオ番組(FM三
角山放送局フライデースピーカーズ)にゲスト出演させて頂き、2時間もの長い時
間、多くの政策議論が出来たことは自分自身の刺激になり、止まりかけていたエン
ジンが再び動き出したような気持ちになる良い機会でした。

 平成最後の月は私の後援会役員や幹部の方が、がんで亡くなるという悲しい出来
事があり、改めて自分の人生を精一杯生きていこうと思いました。

 新年度を迎え、気持ちも新たに勤勉に取り組み、好機に備えて気力・体力をつけ
て自分にとって一番大切な事は何か、何をするべきかということを考えながら、し
っかり鋭気を養って参りたいと考えております。
 どうか今後とも温かく見守って頂き、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し
上げます。


 毎月10冊の読書を継続しております。
 これまで沢山の本を読みましたが、間違いなく自分の視野が広がり知識や教養が
身につきます。国民初の10連休、余暇の時間に読書をしてみてはいかがでしょう
か。
 尚、日常の活動はフェイスブック(事務所、個人)をご覧いただければ幸いです。



 1月から3月までに読んだ本(発行の古い順)
1、ブルース・リーの全て 2、政治家の実践心理術 3、日本人の系譜〜先人の
心と生き方を学ぶ〜 4、水道法ハンドブック 5、新しい日本の歴史教科書
6、徹底討議日本のエネルギー環境戦略 7、自治体行政の領域 8、学力危機北
海道 9、嫌われる勇気 10、6次産業化実践ハンドブック 11、国家の危機
管理 12、家康はなぜ秀忠を後継者にしたのか 13、北海道の守り方 14、
この経済政策が民主主義を救う 15、世界が称賛する日本人が知らない日本 
16、しごとの強化書 17、「言葉にできる」は武器になる 18、人生を照ら
す禅の言葉 19、格差社会を生き延びる読書という最大の武器 20、北方領土
の謎 21、税と社会保障で日本をどう再生するか 22、ニホンという滅び行く
国に生まれた若い君たちへ 23、進次郎メゾット 24、最速で成功する脳の使
い方 25、国会女子の忖度日記 26、脳の再起動スイッチ 27、平成日本タ
ブー大会 28、百歳人生を生きるヒント 29、10年後の仕事図鑑 30、角
栄と進次郎









                                                           H31.3.1〜3.31



 今月は21日から知事選、24日札幌市長選、29日道議会議員選挙、札幌市
議会議員選挙が告示されました。
 秘書、市議、道議・・・と、社会に出てから初めてこれらの選挙を側面から見るこ
とになり、何とも複雑な心境であります。
 今こうして立ち止まっている自分に焦りと不安を感じることもあり、ここ数週
間は熟睡できずにいます。

 しかし、現実を受け止め冷静かつ客観的に選挙戦の様子を見つめ、各候補者の
訴えが道民や地域の声とマッチしているのか、北海道や地域の将来展望をどのよ
うに描いているのか、現実的な政策かどうか、私の考えとどれだけ共通点がある
かなど勉強しながら観察しております。

 多くの仲間が各級選挙に出馬しており、参院選後も特段お世話になった方の所
には、自分で運転して陣中見舞いに伺っております。
 全員が当選されることを願っておりますが、一方で有権者の皆様にはイメージ
にとらわれず、どの候補者が皆様の気持ちに寄り添い、実現可能な政策を言って
いるのかしっかり見極め判断して頂きたいと思います。

 さて、人手不足で外国人労働者の受け入れが拡大されますが、本当に大丈夫な
のでしょうか。世界は今、次世代の通信インフラの基盤となる第5世代通信規格
「5G」時代が到来し、国や企業が激しく火花を散らそうとしています。
 自動車の自動運転、建設では工事現場の無人化、ドローン測量、小売りでは無
人店舗、ドローン輸送、製造では無人工場やロボット、医療では遠隔診断、セキ
ュリティーではドローン監視や広域警備等が急速に発展するとやがて人手不足は
解消されます。
 ですから、あくまでも外国人がそのまま移民として永住する国家の在り方だけ
は慎重に検討して頂きたいと思います。

 子ども達には専門的な技術を身につける教育を推進し、高齢者の方は軽度な仕
事を行えば十分人手は足りる時代が必ず訪れます。
 国は長期的な視点で国づくりを進めて頂きたいと考えます。


 その他の日常の活動については、フェイスブックをご覧いただければ幸いです。
まだ気温の低い日が続いておりますが、雪溶けも早く春を感じるようになって参
りました。
 季節の変わり目、体調に十分に気をつけられ春を満喫しながら気分一新、過し
て参りましょう。

                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
                                                             H31.2.1〜2.28


 今月は知事候補も決まり、かすかな望みであった参議院補欠選挙の可能性も無く
なり、また政治の道が遠ざかってしまいました。
 参議院や知事候補の選考や自民党道連の対応、政治家の資質、道議選など思う所
は多々ありますが、今は心の中に封印しておくことにします。

 過ぎ去った日々を取り戻すことは出来ないので、今はただ前を向いて、必ず力を
発揮できる日が来ることを信じ研鑚を積み重ねて参る所在です。
 国・道・地方と政策やビジョンを描き各分野沢山の引き出しにしまっておき、い
ざという時には政治のブランクを感じさせないよう自信を持って発信して参ります。

 さて、今月は千葉県野田市の小4児童が虐待で死亡する事件により、児童虐待が
クローズアップされておりますが、いったい同じ事を何度繰り返すのでしょうか。

 私はこの問題について、道議時代1期目の時から自分のライフワークとして取り
組み、児童相談所の体制強化や児童福祉司の増員、関係機関によるネットワークづ
くりなど道予算の大幅な増額も含め数多くのことを提言し、時には道に対し厳しい
口調で臨みながら真剣に取り組んでおりました。

 その間、国において法律が制定され改正を重ねながら整備していますが一向に変
わらず、その件数は増加しております。
 こうした痛ましい事件が大きく報道される度に国は慌てて予算措置等をしますが、
根本的な解決には至っていません。

 今、児童相談所がやっていることは警察の仕事なのかもしれません。児童相談所
や教育委員会に乗り込んでくる保護者には、警察の介入など毅然として対処すべき
であると共に、子供と保護者の対応をきちんと役割分担すべきであります。

 子供の数が減少しているのに、通報や相談件数が増加している実態をしっかり受
け止め、虐待連鎖の追跡調査や核家族化により子供がそのまま親になり、しつけや
教育の基礎が分からない家庭への対応など、国や行政がその場しのぎの対応をする
のではなく、視点を変えていかないともっと卑劣な虐待事件が起こるのではと危惧
しています。

 今、日本の社会はあおり運転や店員等の悪質な動画配信、恵方巻等の食品の大量
廃棄、政治家の失言やスキャンダル等、そうした情報が世界中に流れています。訪
日観光客が過去最高だとか、移民を大量に受け入れるとか浮かれている場合ではあ
りません。
 自分のことしか考えなくなってしまったら、この国はやがて減亡してしまうでし
ょう。
 しかし不必要な人間は一人もいません。家庭や職場、学校、国、道、市町村等、
地域のために自分が貢献できる事は必ずあります。

 世界に恥をさらし、信頼・信用を失うのではなく、世界がうらやむ国にしていく
ことが今、すべきことだと考えます。
 先人達の苦労や涙を無駄にしてはいけない。それが私達の使命ではないでしょう
か。

 その他、日常の活動についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。
 今冬もインフルエンザが猛威を振るいましたが、2月中旬以降は気温も上がり始
め春の兆しが見えて来ました。
 季節の変わり目、くれぐれも体調に気をつけられご健勝で過されますことを心よ
りご祈念申し上げます。









                                                             H31.1.1〜1.31



 フェイスブックで投稿しておりますように昨年12月、自民党の参院選候補の選
考にもれてから意気消沈し、気持ちの整理をしているところです。

 今後の方向性が定まっていない中、様々な噂や憶測が飛び交っているようです。
今年は統一地方選挙など各級選挙がありますので、候補者の方にご迷惑とならない
よう個人的な会合を除き、新年会行事の出席を控えております。

 社会に出てからこれまで約30年間、初めてゆったりとしたペースで1月を過し
ました。ですが、私にとってそれは大変辛く苦しいものです。

 北海道の政治情勢や出来事を見ていると、何とも言えない悔しい思いがあります。

 1月は新年であり、私の誕生月でもあります。気持ちを切り替え、前向きに。と
自分に言い聞かせながら日々を過しております。

 今年は年号が変わり、新たな歴史の始まりです。

 「日本の主役は北海道」と自信を持って発信し、貢献していくためにも過去にと
らわれずポジティブ思考で復活の道を歩んで参りたいと静かなる闘志を燃やしてお
ります。

 どうぞ本年もご指導賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。皆様にとり
まして、健康で笑顔溢れる年となりますことを心より願っております




 私の読書(月10冊)は継続しております。
今、道内の子供達の読書離れは深刻で、そのことが学力テストの読解力、応用力で
全国平均を下回っております。
 それを平均値まで持ってくるには読書が一番効果的であります。

 子供達にスマホやタブレットから距離を置かせることが重要であり、読み書きが
できるようになった段階で子供達に読書の素晴らしさを教えていくことが保護者や
教育者(学校)の役割であると考えます。

 日常の活動についてはフェイスブック(事務所、個人)で時折発信しております
のでご覧いただければ幸いであります。


 10月から12月までに読んだ本(発行の古い順)

 1.自治体財政健全化法のしくみ 2.農業政策の変遷と自治体 3.農村イノベ
ーション 4.42、246票 5.ライフデザイン白書 6.選ばれる自治体の
条件 7.記憶する技術 8.老人漂流社会 9.「脱いじめ」への処方箋 10.
これからの総合計画 11.北海道から日本を変える 12.スタンフォードのス
トレスを力に変える教科書 13.脳から認める勉強法 14.第4次産業革命 
15.最高の休息法 16.人口と日本経済 17.大事なことに集中する 18.
田中角栄に学ぶ最強の実践心理術 19.時間をムダにしない記憶術 20.人口
減少時代に生き抜く自治体 21.考え方 22.平均思考は捨てなさい 23.
8割捨てる!情報術 24.50歳から人生を大逆転 25.睡眠の科学 26.
ニッポンの大問題 27.50代から実る人、枯れる人 28.2018日本の論
点 29.日本の偉人たち 30.日本と世界の大問題











                                                              H30.12.1〜12.31



 今月は参議院北海道選挙区の自民党公認候補が決定しましたが、残念ながら私は候
補になることができませんでした。

 一昨年の敗戦から2年半の間、道内を3巡し支援のお願いや各市町村の課題につい
て勉強しながら活動して参りましたが、努力が足りずこうした結果になってしまいま
した。

 候補選考の参考資料として行われたインターネット投票では、2位の方に1万票以
上の差をつけ圧倒的1位でしたが、組織票として扱われてしまったことや前回の参院
選での48万2688票の得票数も考慮されなかった事は全て私の不徳の致すところ
であり、応援して下さった皆様には大変申し訳ない気持ちでいっぱいであります。深
くお詫び申し上げます。

 ただ、こんな私に予選敗退後も全道各地の沢山の方々から「政治の道を絶対に閉ざ
さないでほしい」などの激励の言葉を寄せて頂き、そのことは十分重く受け止めてお
ります。支持して下さる皆様の声は私にとってなによりも貴重な財産であります。

 しかし、再起への想いが強かった分、目標を失った今は精神的ダメージが大きく気
力や集中力も途切れてしまいました。

 少しの間お時間を頂き、これから進むべき道、地域や社会にどのような形で貢献し
ていくか自問自答しながら自身の可能性を考えて参りたいと思います。

 私は決して自分のためではなく、皆様や地域の為に先を見据えて仕事をするのがベ
ストでひらめきや直観力には自信があります。
ですから、そのエネルギーを必ず回復させて参ります。



 皆様には今年も大変お世話になりました。
 心から感謝申し上げますと共に来る年が皆様にとりまして健康で喜びの多い年とな
りますことを祈念し、お詫びとお礼心からの感謝を申し上げます。

 尚、日常の出来事については事務所と個人でフェイスブックを配信しておりますの
でご覧頂ければ幸いです。







                                                             H30.11.1〜11.30


 10月15日から11月15日迄の1ヶ月間、来年7月に行われる参議院選挙北海
道選挙区において自民党公認候補を選考するにあたり、参考資料とするインターネッ
ト投票が実施されました。

この間、地元美唄市を始め自民党10区支部、空知・留萌地方議員連絡協議会、空知
建設業協会「葉月会」かきき克弘を支援する札幌大学OB有志の会、札幌市や苫小牧
市の後援会、更には道内各地の支援者の皆様方には熱心にご支援、ご協力を賜り本当
に有難うございました。

SNS上でも多くの方々が私への支援を訴えて下さり、感謝の気持ちで一杯です。

前回の敗戦から2年半の間、挫折や苦難を耐え忍び勤勉な努力と堅実な行動をし、道
徳意識を強く持って地道な活動を続けて参りました。また、自分の置かれた立場を理
解し、力を蓄え人間性を高める努力をして参りました。

あとは強い意志と粘り強さで好機を待つしかありません。

政治の舞台で私に残された道はただ一つ。

国民・道民目線で現実と未来を考え、国民全体で一人でも多くの方が幸福な生活を送
ることができるよう貢献していくことが大学卒業後、政治の道を選択した私に課せら
れた使命であるということを胸に秘めております。

1次産業や経済対策、消費税や外国人材受入れ、社会保障、教育、観光、環境エネル
ギー、社会資本整備、AI技術、地域政策などの課題は目白押しです。


ひき出しは沢山用意しました。
地域の声を国政に生かすため静かに時を待ちます。
最後までご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

今年も残すところあと1ヶ月。
初雪も観測史上最も遅く暖かい秋でありましたが、いよいよ冬の季節が到来しました。
師走を迎え何かとご多忙のことと存じますが、体調や冬道での事故に十分気をつけら
れご健勝で過されますことを心よりご祈念申し上げます。

尚、11月の活動につきましてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いです。







                                                             H30.10.1〜10.31


北海道命名150年の記念すべき年に初めて震度7という地震が発生し、北海道の将
来に大きな暗雲が立ち込めることは何とも皮肉なことです。

胆振東部地震の爪あとは大きく、未だ避難生活を送られる方、生活再建の見直しが立
たない方、経済・産業にも大きな影響を及ぼし困難に直面してしまいました。
地震、電力の供給など安全神話が崩壊しまさしく1からのスタートであります。

これまでのように受け身ではなく固定観念を捨てて人口減少、高齢化、AI技術、外
国人との向き合い方など制度設計をし直す時期がやって来ました。将来を展望した上
で官民の力を結集し、政治的ガバナンスが必要であると考えます。

まずは人間、衣・食・住が基本です。
被災者が安心して暮らせる生活環境を最優先に取り組み、復旧・復興に向けてオール
北海道で支援していきましょう。


私が道議時代、ライフワークの一つとして取り組んできた児童虐待の問題が今年の上
半期で過去最高の37.113人の通告があったことは非常に胸が痛みます。

国は児童相談所と警察の間で、重大な虐待事案は必ず情報を共有すると安倍首相も政
治責任において抜本的な対策を講じると述べていました。

最も信頼できるはずの親に虐待される子供達を救うためにも、児童相談所とは家庭へ
の支援も担っていることから児童の安否の重要性や立入調査の強制執行など別の機関
を立ち上げ、強制力的な調査権限を付与すべきであると考えます。

また虐待している親が指導に従わないと、親権剥奪を裁判所が命令できるようにする
など法改正が必要だと思います。

子供にとって安全な社会を作るのは大人の義務。
家庭と地域の在り方も含め検討していくべきであります。

11月は児童虐待防止推進月間であります。
虐待がもたらす子供への悪影響や家庭崩壊等、関心を持ってそれぞれの地域において
ご協力の程をよろしくお願い致します。



就寝前などの時間を活用して読書を続けております。
2015年に実施された国際学習到達度調査で、日本の高校1年生の読解力が4位か
ら8位に下がりました。
やはり読書量の減少も関係していると思います。

若者の読書離れは学習能力だけではなく、精神文化の哀退にもつながってきます。
読書の習慣は大人がその手本を見せないと、子供はスマホやタブレット等に向かう
ので学校だけではなく家庭の果たす役割も重要であります。


秋が深まって参りました。
読書、スポーツ、芸術、食などそれぞれの秋を堪能され寒い冬に備えられますよう
願っております。


日常の報告についてはフェイスブックをご覧頂ければ幸いであります。


7月から9月まで読んだ本のタイトルです。(発行の古い順)

1.自民党という知恵 2.日本の政治 3.よくわかる地方自治のしくみと役割
4.児童虐待 5.堺屋太一の見方 6.成功と失敗の法則 7.人口減少時代に
おける地域政策のヒント 8.安全・安心を創出するための15の視点 9.移住・
交流ハンドブック 10.TPPを考える 11.「根っこ」が社会を変える
12.大震災からの復旧 13.記憶する技術 14.東日本大震災津波・岩手県
防災危機管理監の130日 15.生活保護200万人時代の処方箋 16.水は
誰のものか 17.集中力を磨くと人生に何が起こってくるのか? 18.田中角
栄の大予言 19.超一流のメンタルを手に入れる 20.政治が危ない 21.
自分を大事にする人がうまくいく 22.日本の大正解 23.ついにあなたの賃
金上昇が始まる 24.北前船されど北前船 25.平成日本都市伝説大全 26.
日本の難題 27.深く考える力 28.東大読書 29.健やかに生きる 30.
エセ保守が日本を滅ぼす






                                                               H30.9.1〜9.30


 今月は5日に上陸した台風21号による被害、そして6日に発生した胆振東部地震
では北海道で初めて震度7という大地震に襲われ死者41名、負傷者690名、建物
被害11.646棟、避難されている方が550名を超えました。お亡くなりになら
れた方々に謹んで哀悼の意を表しますと共に被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い
申し上げます。一日も早い生活再建と地域の復旧、復興を願っております。
 私が2年前の参議院選挙敗北後、連続台風による被害や今回の地震など大きな災害
が相次いで発生しましたにも関わらず、政治的な役割を果たすことができないことに
悔しさと歯がゆさを感じているのが正直な気持ちです。
 特に今回は地震の影響でブラックアウトという大停電が起こり、北電や行政の対応
など思うところはありますが今は心の中に封印し、地元や被災地において自分が出来
ることをさせて頂きました。
 地元では避難所である総合体育館、温水プールのシャワーを無料開放、被災地では
現場に足を運び、災害ボランティア等を行い現状把握や被害に遭われた方々の生の声
を聞かせて頂き、別の角度や視点から災害について考えさせられました。
 厚真町、鵡川町、安平町の町長始め役場スタッフがフル稼働で活動している姿を見
て、やはり国や道のサポートが必要であると考えます。
 また現職時代、道や北電の関係者との意見交換でブラックアウトは絶対に起きない
と言っていましたが、その神話は崩れました。
 もはや日本全国、1000年に1度の災害の周期は短くなっていると思います。
 いつ何時、私達の住んでいる地域が被害に遭うか分かりません。
今、我が国は人口10万人以上の都市に総人口75%が集中しています。特に大都市
で直下型地震が起きた場合、あらゆる機能がマヒしてしまいます。ですから防災、減
災対策は勿論のこと人口のリスク分散は重要な課題であります。
 また、災害に強いまちづくりは暮らしや産業を守る上での基本であり、地元自治体
はもとより広域連携による対応が必要であると考えます。
 水の確保に加えがれきを含むゴミ処理、被災者の心のケアなど広域行政を担う北海
道が率先して地域に寄り添うと共に被害の少なかった近隣の自治体が協力し合う体制
づくりが必要であります。
 観光においても、いざ地震が発生すれば私達自信の暮らしが汲々とする状況の中で、
土地勘もなくコミュニケーションも取れなくなる可能性のある所に観光に来てくださ
いと言っても無理な話であり、やはり災害があっても安全が確保できるということを
マニュアル等で具体的に示していくことが必要ではないでしょうか。
 いずれにしても、今はとにかく被災者の皆様が一日も早く元の生活に戻れることを
最優先に取り組んで頂きたいと思います。

 地震により9月のイベントや行事を中止された地域や団体が多かったと思います。
ただ、むしろこれからは北海道が元気な姿を内外に示すためにも、イベントを通じて
支援活動を行いながら周りで盛り上げていくことも大事な要素であります。北海道の
素晴らしい秋の季節をみんなでPRしていきましょう。
 尚、日常活動の詳細についてはフェイスブックにて発信しておりますので、ご覧頂
ければ幸いであります。


                                                                
                                                                H30.8.1〜8.31



 8月3日 参議院選敗戦後、3回目となる道内挨拶回りを終えました。
 そして8日、地元美唄市において連合後援会緊急拡大役員会を開催し、来年の参議院
選挙に向け自民党道連による候補選考にチャレンジすることを表明致しました。
 2年前の7月10日、全道各地から482.688票を獲得しながらあと一歩及ばず
勝利する事ができなかったあの日の屈辱は、一日足りとも忘れることはありませんでし
た。
 選挙後は色々な方から評論家のごとく敗因を聞かされ、それにうなずいたものなら私
が言っていたかのように話を作られたり、今はどこで暮らしているのかと心ない質問や
時に罵声を浴びることもありしばらくは下を向いて歩いていました。現職ではないので
会合や行事にも声がかからず、何度も政治の道を諦めようかと思いました。
 しかし、一方で地元美唄市を始め道内各地の沢山の方々から叱咤激励を頂きそれを励
みに自分が今、出来る様々な活動をしてきました。
  30℃を超える炎天下での農業体験、マイナス40℃の中での水産加工場の体験、
公益財団法人の代表理事に就任し経営の立て直し。また、独学で様々な分野を学ぶなど
ひたすら前を向いて取り組んでおります。
 道内を回ることで気付いた事、改めて勉強になった事も沢山ありました。農業も水産
業も広い北海道では作る作物も獲れる魚も違います。最近の異常気象や災害を考えた時
地域の建設業は重要な柱の一つです。西日本の豪雨災害では土砂崩れ等で山が痛んでい
る様子が見られました。また空き家が増え、住宅をリフォームする人が増えていること
から木材産業も不可欠です。AI技術が発達してもロボットが全ての介護をまかなうこ
とはできず人手が必要です。医者や看護師不足で困っている地域、高齢化率がどんどん
高まっている地域、主たる産業が無く衰退してしまうまちもあります。
 「北海道」と命名されてまだ150年。しかし、150年前本州では既に明治維新元
年です。北海道の歴史を構築していくのはまさしくこれからです。
 豊かな自然、広大な大地、災害や猛暑も少なく過しやすい、魅力ある観光地が沢山あ
る、外国人の評価も高い、1次産業が充実しており食料も豊富、エネルギーのモデル地
域にもなれる等、多くの秘めた可能性があります。

 今回3回目の挨拶回りを終えた段階で自分が目指すべき道を判断しようと考えた時、
皆さんの言葉を思い出しました。
 「また応援するから頑張れ」
 「候補になったら後援会を立ち上げよう」
 「地方の痛みや苦しみを知っているからこそ地方を守ってほしい」
このような温かい言葉をどれだけかけて頂き、どれだけ励まされたことか。
 私は地域の資源を総動員し、攻めの政策で北海道を創生し日本の主役にして参ります。
この2年間は自分自身を振り返り見つめ直す大変貴重な時間でありました。
 生まれ変わったかきき克弘はこれからも雑草魂で勇住邁進して参ります。皆様に最も
身近な国会議員として、地域と命を守る政策を着実に実行することをお約束します。
 どうか候補者の一人となれるよう皆様の支援の輪を広げて頂けますよう心よりお願い
申し上げます。

 尚、8月の活動の詳細はフェイスブックを発信しておりますのでご覧いただければ幸
いです。
 




                                                                 H30.7.1〜7.31


 先月に続き7月も道内挨拶回りを中心に活動し十勝、釧路、根室、後志と胆振管内の
一部を訪問しました。宿泊先では道議の先生やその後援会の幹部、自民党支部の関係者
等と懇談会を行い親睦を深めると共に候補になった時には後援会を立ち上げて頂けるこ
とも確約して下さり、本当に有難い事ですし心強く思います。
 また、各市町村長や組織、団体の方々から地域の特色や懸案事項、各産業の状況等を
聞かせて頂き実情を把握することができました。
 今月訪問した地域や産業においても格差や温度差、上昇と疲弊、好調と不調を強く感
じるものがあります。そうした課題を少しでも是正したり支援をしていくのが政治の役
割であると考えます。

 今年は北海道と命名されてから150年ということで様々な事業が展開されています。
今から150年前は明治元年。幕末から明治にかけて旧幕府軍と新政府軍の間で繰り広
げられた戌辰戦争があった頃です。それを考えた時、北海道の歴史はまだまだ浅く、浮
かれている時ではありません。
 先人達の開拓魂には敬意を表しますが、今こそ新・北海道を築き上げていく時であり
ます。
 北海道の豊かな自然、広大な大地、本州に比べると災害や猛暑も少なく四季がはっき
りしている、外国人の評価も高い、魅力ある観光地が沢山ある、1次産業が充実してお
り食料も豊富、エネルギーのモデル地域になれる等々、国内の中で最も暮らしやすいの
は北海道であります。
 まさしくこれからは北海道の時代、日本の命運の鍵は北海道が握っていると言っても
過言ではありません。これまでのように受身ではなく攻めの気概を持って構築していく
べきであります。開拓者精神で新・北海道の建設に道民の皆様は自信と誇りを持ってチ
ャレンジしていくべきであります。
 やがて訪れるAI時代では首都圏において働き手が余ってきます。北海道に移り住み
新たな起業でビジネスが成り立ちます。その中心になれる素材を兼ね備えている北海道
が宝の持ち腐れにならないよう今が正念場ということを認識し、年号が変わるひと足先
に新・北海道をスタートすべきであります。

 私は来年の参議院選の自民党公認獲得に向けて、自民党道連の公明正大という言葉を
信じ奇をてらうことなく正攻法で立ち向かって参ります。どうか皆様方から支援の輪を
広げて頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 7月は西日本の豪雨災害により、多くの方が尊い命を奪われたことに哀悼の意を表し
ますと共に心よりお見舞い申し上げます。北海道も107億もの被害を受けたとのこと
重ねてお見舞い申し上げます。7月中旬からようやく夏らしい暑さとなって参りました。
皆様におかれましては夏バテに気をつけ短い夏を満喫されますよう願っております。

 毎月10冊ペースで読書をしております。視野を広げることは人生においても大切な
ことであります。ただ、ついつい夢中になって時間を忘れ寝不足になってしまうことも
あるのですがこれからも続けて参ります。
 
 4月から6月まで読んだ本のタイトルです(発行の古い順)
1、日本人の人生観 2、左遷の哲学 3、勝者の決断 4、地域自立の産業政策
5、北海道からみる地球温暖化 6、21世紀の日本と北海道 7、人と水
8、地域再生のヒント 9、日本は森林国家です 10、地域再生のブランド戦略
11、北海道と道州制 12、二宮尊徳の遺訓 13、あなたのその苦しみには意味が
ある 14、心配事の9割は起こらない 15、僕達の国家 16、地域構造の多様性
と内発的発展 17、運命の変え方 18、これからの観光政策と自治体
19、「好きなこと」だけして生きていく 20、諸国賢人列伝 21、地域づくり読
本 22、素晴らしい国・日本 23、日本の未来を考えよう 24、ポジティブ・チ
ェンジ 25、超高齢化社会が日本を変える 26、地方創生の真実 27、最強の地
方創生 28、人生をもっと賢く生きる頭の鍛え方 29、劣化する政治家たち
30、日本を破壊する種子法廃止とグローバリズム






                                                                 H30.6.1〜6.31
                                                                 
 
 先月に続き今月も道内挨拶回りを中心に活動しており、函館市をはじめ渡島管内、空
知、留萌管内、稚内市など宗谷の一部、名寄市など上川の一部を訪問しました。
 多くの皆様から「今まで何度も地方に足を運び挨拶に回る方はいないので是非候補に
なって地方の厳しい実情を伝え、地方を守るために発信してほしい」「候補になったら
直に後援会を立ち上げ応援する」等の力強いお言葉を頂き大きな励みとなっております。
 今、地方の高齢化率は若者の流出と共にどんどん高くなっており、疲弊する大きな要
因となっております。国は少子高齢化になると分かっていながら将来を見据えた具体的
な対策を打つのが遅れ、そのツケがこれからの世代に重くのしかかろうとしております。
現場を知らない国の役人達が、施設や在宅介護の方々、高齢者やその家族を苦しめてい
ます。
 人生100年と言いながら年金支給の開始年齢も高くなり、現役世代は老後が不
安だから、あるいは国が信用できないから貯蓄に回し、消費に結びつかないというおか
しな社会構造になってきました。それが富裕層にまで及んでおり驚きであります。今後
将来不安を解消するために例えば国が責任を持って老後の保証をする。そのために財源
が足りないのならヨーロッパ諸国のように消費税を大幅に引き上げ、国が老後の面倒を
見るから貯金はしないで消費に使ってくださいといういわいる高負担高福祉を目指して
いく。そんな大胆な議論も必要ではないかと考えます。
 独裁国家ではないので何をやっても100%ではありません。しかし、多くの参同者
を得る施策は必ずあると思います。そうした社会保障の議論を今こそ国は真剣に行うべ
きであり、それが国会運営であると考えます。
 来年の統一地方選挙や参議院選挙に向けて動きが出てきました。様々な情報が私の耳
にも入っております。TVや新聞報道を見て、心配し連絡を下さる支援者もおり、とて
も有難く胸が熱くなります。今後、候補選考の展開を見極めながら、道内挨拶回りを終
えた段階で後援会幹部と協議し意思表示をして参りたいと考えております。
 今はとにかく「雨垂れ石をうがつ」ことを信じ人事を尽くして天命を待つ心境であり
ます。皆様方の温情深いご支援の程をよろしくお願い申し上げます。
 6月は気温の変動が大きく、体調を崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
7月はいよいよ北海道にも夏の到来です。お祭りやビールパーティーなど各種イベント
も多く開催されます。太陽の陽差しを浴びながら短い夏をご健勝で満喫されますことを
念願いたします。
 尚、6月の活動に詳細はフェイスブックをご覧いただければ幸いです。




 
                                                                
     
                                                                
                                                                 H30.5.1〜5.31
                                                                 
                                                                 
 ゴールデンウィーク明けの7日から一昨年の参議院選挙敗北後、3回目の道内挨拶回
りを開始しました。
 札幌市を始め石狩、宗谷と上川の一部、オホーツク、渡島、桧山管内の主な諸団体を
訪問。お会いした殆どの方から「地方の切実な声を国政に届けてほしい」「地方代表の
候補になって勝ち抜いてほしい」等の激励の言葉を頂き本当に心強く感謝しております。
 さて今月は道内各地で農業・水産業は豊作・豊漁を願い田植えや播種作業・稚貝・稚魚
の放流等が行われましたが、その中で特に農業について「日本の農業は保護され過ぎ」
などと言う人がおりますが、財政負担の割合は約16%です。フランスは90%、イギ
リスやスイスは95%とヨーロッパは殆どが税金で支払われており公務員と同じような
状況であります。食料自給率も高く、やはり陸続きであるため外国との競走が激しく、
自国の安全保障を守るためであると言えます。
 日本は今、世界最大の食料輸入国でありますが、今後世界的な異常気象や災害、ある
いは粉争が発生した場合、島国である日本を誰が守ってくれるでしょうか。日本と国益
が完全に一致している国は世界中どこにもありません。
 ただ規制緩和や市場競走を激化させ付加価値を高めろということだけでなく輸出が増
えていることは歓迎しますが同時に食料自給率を高め、食料安全保障の観点からも経営
安定のための所得を確保すること、そして地方の農協は店舗やガソリンスタンドなど赤
字を出しながらも買い物難民などの地域住民を守るため経営している訳であります。利
便性や効率化だけを求めるのは都会のエゴであり国は成り立ちません。地方にとっては
農協や郵便局というのは要の存在であり地域住民のコミュニティの場でもあります。地
方創生というフレーズの影が薄くなってきました。
 国は観光や食料など各自治体が良い事業を提案したら予算をつけるという上から目線
ではなく、本気で地方の繁栄を考えながら交通網などインフラ整備をしっかり行い環境
を整えることが国や道の責務だと思います。保守政治というのは地域に対して無償の貢
献をする活動から始まったことを思い起こしてほしいと願います。

 5月は桜や芝桜、チューリップ、菜の花などが大変きれいですね。移動の途中、様々
な場所で春ならではの美しい景観に癒されながら北海道の大自然を感じておりました。
 いよいよ夏に向かって動き出す6月です。各地でイベントも活発に行われ多数の外国
人観光客も訪れると思いますが、それぞれの地域において北海道の魅力をアピールする
立役者になって頂けますよう皆様方のご活躍をご祈念申し上げます。
 尚、5月の活動の詳細はフェイスブックを発信しておりますので、そちらもご覧いた
だければ幸いです。







                                                                 H30.4.1〜4.30


 今月から新年度がスタートしましたが国会は1年経っても森友・加計問題で、国民生
活にとって重要なことが審議・議論されているのかさっぱり分からず、機能していない
状態には与野党問わず国民感情は呆れ果てているのが現状であると思います。
 さて先月に引き続き、人手不足問題に関連しよく外国人労働者登用のお話を耳にしま
す。内閣府は毎年20万人の移民を受け入れれば今後100年間、人口の大幅減は避け
られるとのことでありますが、私は移民の受け入れは慎重に行うべきだと思います。
 ドイツ経済は外国人がいないと成り立たなくなり、移民大国になりました。更にイギ
リス、オランダ、ノルウェーもそこに近づきつつあります。日本は既に中国人が100
万人住んでいます。その中で我が国で検挙される外国人の4割は中国人です。中国人は
国防動員法により外国に居住していても発令された場合、政府や人民解放軍の指揮下に
入ります。またスウェーデンは人口のわずか20%である移民が犯罪の45%を占めて
いるそうです。
 特に建設業において外国人の登用を増やすのは危険なことであり、国民が将来土木や
建築の仕事は外国人がやるものと思ったら大変です。大規模災害が発生した時、外国や
外国人なしでは復旧・復興ができない国になったらおしまいです。
 私は外国人を受け入れる前に、我が国に30万人いる働ける生活保護の方、63万人
いるニートの方をトレーニングして社会復帰他、労働市場に送り込むシステムを作るべ
きと考えます。
 企業も外国人を安い賃金で働かせると思ったら大間違いで、経済発展で所得は上がり
10年以内で日本の賃金と横並びになります。それなら20〜40代の働き盛りの世代
の所得を上げることにより、結婚して家庭をもつことができる環境を整え少子化の最大
要因である未婚率の上昇を防ぐべきであります。
 人手不足は一過性の問題。やれるべき国内対策をしっかり行い、その上で外国人労働
者の受け入れを考えるべきと考えます。東京五輪後、必ず試練が訪れる我が国の舵取り
を安全保障の弱体化も含め、政治家の判断が求められる事項であります。

 今年に入ってからも月10冊ペースで読書をしています。頭が柔軟になり、知識や考
える力も身につき大局的な視点を持つことができるようになりました。これからも継続
し視野を広げていきたいと思っています。
 春の訪れが予想以上に早く、暖かい日が続いております。私は冬の間、インフルエン
ザが流行した時期も罹患することなく健康で春を迎えたのですが、今月は風邪を引いて
しまい完治するまで2週間もかかりました。朝夕はまだ肌寒く、寒暖の差が大きい日も
ありますので、皆様も体調に十分気をつけて楽しいGWを過し英気を養って頂きたいと
思います。

 今年1月〜3月まで読んだ本のタイトル一覧です。

1、脳内革命 2、市民のためのまちづくり入門 3、市民参加のデザイン 4、食料主権
ー暮らしの安全と安心のためにー 5、警察の犯罪被害対策 6、女性の仕事おこし、ま
ちづくり 7、地域づくりー創造の歩みー 8、循環型社会への挑戦 9、市長からの手紙
10、まちづくり政策実現ガイド 11、集落再生 12、政治は誰のためにある 
13、2025年の世界予測 14、あなたのなかのやんちゃな神様 15、1分間意思決定
16、国土が日本人の謎を解く 17、一流になる男の、そのほか大勢で終わる男 18、ギ
リシャの次は日本だ 19、貯金封鎖 20、世界はこう激変する 21、日本人への遺言
22、未来からの警告ー2017年超恐慌時代の幕が開くー 23、超集中力 24.泥沼 日
本の再生 25、すぐやる 26、決定版ー田中角栄名語録ー 27、昭和プロレス迷宮入り
事件の真相 28、直感力ー2秒で最高の決断ができる 29、一流の魅せ方 30、都市伝
説大全〜超タブーDX〜





                                                                 H30.3.1〜3.31


 2月9日に開幕した平昌オリンピックが終了し、日本は冬季オリンピック最高の13
個のメダル、パラリンピックにおいても同じく10個のメダルを獲得し、2020年の
東京夏季オリンピック、パラリンピックに大きな弾みとなる大会でした。しかし、オリ
ンピックに比べるとパラリンピックの注目度が低く、マスコミの取り上げ方も少なく感
じるのは私だけでしょうか。パラリンピックを先に開催し障がいを持ちながらも努力を
重ね、これだけの戦いができるのだという事を強く印象付けてからオリンピックを行っ
た方が国民のパラリンピックに対する関心が更に高まると思います。

 五輪に関して、今景気がバブル時のような状況になり、人手不足等の問題に陥ってお
りますが、既に東京の大学では今の2年生に対し「五輪の年には就職が一気に厳しくな
る」と言っているそうです。
 来年、消費税が10%になり、再来年の東京五輪後は急速に景気が下降すると共にA
I技術等の発達で都市部では雇用のミスマッチが拡大し、再び人余り減少に生じる可能
性があります。
 私はその時、地方に大きなチャンスが巡ってくると考えております。食や観光、エネ
ルギーや資材などその殆どが地方から供給されていることから地方には働く場所があり
ます。やがて、首都近郊を襲うと言われている大災害等を考えた時、リスクを分散する
のは当然の話であります。世界中を見ても人口の30%が首都圏に集中している国はど
こにもありません。ですからイギリス、イタリア、ドイツ、フランスなどは地方の衰退
は生じてません。かつての国鉄や郵政民営化、医療費削減、三位一体の改革などは地方
経済を衰退させ都市部への人口流入を加速してきました。今はネット社会であり、都市
に人口が集中しなくても十分事業や商売は成り立ちます。地方回帰の方向に舵を切らな
いとこの国の未来はありません。
 真の地方創生、すなわち地方を守るための改革を進めるべきであります。

 プロ野球日ハムが2023年に北広島市に新球場の整備を決定したことを私は評価い
たします。それは、誘致に向けた北広島市の熱意溢れる取組みが実を結んだのは勿論先
程の話にも関連しますが札幌のベットタウンとは言え地方を選択してくれたことです。
 北広島市だけではなく周辺の江別市、恵庭市、南幌町、長沼町、栗山町、由仁町、安
平町など球場に訪れる多くのお客様に立ち寄ってもらう、足を運んでもらう、或いは移
住してもらうなど、まちおこしにつなげる絶好の機会であると思います。
 北海道において札幌一極集中を打破していく大きな起爆剤になってもらえればと期待
しております。
 また、経営難のJR北海道もドル箱路線の強化を更に推し進めて頂きたいものであり
ます。
 北海道は他県のように内陸続きではなく、一つの国家のような存在です。都市も地方
も共存共栄で役割分担をし特色を活かし合っていくことが本当の意味でのオール北海道
であると考えます。

 その他、今月の活動の詳細はフェイスブックをご覧いただければ幸いであります。

 この冬は道内各地、記録的な大雪で春の訪れが遅れるのではと心配しておりましたが、
お彼岸を境に気温も上昇しポカポカ陽気の日が続き一気に春が訪れました。皆様どうぞ
健康に留意され、春の季節を堪能されますことを心より念願申し上げます。





                                                                 H30.2.1〜2.28


 2月も新年会行事が続き、家内や後援会役員の代理出席も含めると忘・新年会合わせ
て105回。昨年より20回も多く延べ6000人と触れ合うことができました。今年
は道内各地雪が多く、移動にも時間を要しましたが沢山の方々と交流をし有意義な時間
を過ごしました。その分、ぎっくり腰の回復が遅く痛みに絶えた1か月でありました。


 冬季五輪では過去最多の13個のメダルを獲得するという素晴らしい結果で幕を閉じ
ました。その中で道内勢の活躍は大変素晴らしく誇りであり、私達道民に勇気と希望、
感動を与えてくれました。挫折を経験した選手達がそれを乗り越え頂点に立ったことは
私にも大きな励みとなりました。


 昨年毎月10冊年120冊の本を読むと目標を立て、達成することができました。政
治、経済、福祉、教育、自己啓発、宗教、歴史など過去に読んだ本も読み返しながら学
習しました。
 やはり読書をすると視野が広がり、様々な角度から社会を見つめたり新たな課題も発
生しました。今後も月10冊ペースで本を読み教養を広げていきたいと考えております。


 2月は道内各地で記録的な大雪が降り、農業被害などもありました。寒い日が続きイ
ンフルエンザもまだ流行しております。春の訪れが少し遅れそうですが、皆様におかれ
ましては体調管理に気をつけ素敵な春をお迎え下さい。
 尚、2月の詳細につきましては、フェイスブックをご覧いただければ幸いであります。


 昨年読んだ本のタイトルの一覧です。(読んだ順番ではなく発行の古い順番です)

1、政治とは何か 2、職業としての政治家 3、人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂
場で学んだ 4、調和の日本・共生の世界 5、混迷日本を乱す事典 6、捨てる神に
拾う神 7、地方政治が危ない 8、21世紀が見えた 9、凛として日本 10、地方
分権でなければ日本はダメになる 11、渡部昇一の国益原論入門 12、北海道が危な
い 13、地方分権化の旗手たち 14、北海道をつくる 15、ヒトラー最期 16、北海
道を動かす 17、マザーテレサ 18、北海道の挑戦 19、まちづくり人づくり20、日
本・陽は必ず昇る‐これからの30年‐ 21、2020年からの警鐘 22、時代の交
代・世代の交代 23、漂流する北海道 24、地方から政治を変える 25、どんどん変
わる日本 26、虐待〜子供のためのソーシャルワーカー〜 27、地球に今、何が起こ
っているのか 28、新しい日本をつくるために私ができること、あなたができること
29、〔日本発〕繁栄の発想 30、北海道と憲法 31、北海道の歴史 32、日本の針路
を語る 33、明るい構造改革34、景気対策なくして構造改革なし35、マンガ子供虐待
出口あり 36、中崎昭一元北海道議会議員のズバリ提言 37、繁栄のシナリオ 38、
高齢化大好機 39、食の未来を考える 40、北海道5年後こうなる 41、こころの道
42、日本の真実 43、劇場国会にっぽん 44、叡智(えいち) 45、日本の課題・日
本の針路 46、北海道2030年の未来像 47、教育激変 48、真の日本精神が世界
を救う 49、実測!ニッポンの地域力 50、葡萄酒かさもなく銃弾を 51、続・未来
からの警告 52、北海道経済の針路 53、徹底検証「橋下主義」 54、地球全体を幸
福にする経済学 55、アイヌ先住民族その真実 56、北海道の経済とJ開発一論点と
課題一 57、脳の強化書 58、希望の国・日本 59、デフレの正体 60、地域再生あ
なたが主役 61、無縁社会 62、無縁・多死社会 63、北海道の逆襲 64、心新たに
生きる 65、日本復興計画 66、日本再創造 67、地方は復活する 68、巨大地震だ
津波だ・逃げろ 69、父・金正日と私 70、人生はわからないからおもしろい 71、
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 72、拉致と決断‐蓮池薫‐
73、人生の9割は逃げていい 74、伝え方が9割 75、ナチスの陰謀 76、人生に成
功したい人が読む本 77、予言 78、睡眠力を上げる方法 79、2030年世界はこ
う変わる 80、データでわかる2030年の日本 81、私の履歴書‐森喜朗‐ 82、
日本史 83、「老人経済優先」で日本が破綻 84、学力危機北海道 85、日本の論点
‐大前研一‐86、ボクからの手紙 87、時代を見つめる日 88、「脳にいいこと」だ
けをやりなさい 89、平常心のコツ 90、巨大地震xデー 91、異端のススメ 92、
アベノミクスで貧乏くじを引かないたった1つの方法 93、小泉純一郎原発ゼロ戦争 
94、しなやかな日本列島のつくりかた 95、プーチン大統領‐新・守護霊メッセージ‐
96、信長に学ぶ¨地方創生¨ 97、世のため人のため自分のための地域活動 98、移
民亡国論 99、私を通り過ぎた政治家たち 100、脳の強化書 101、田中角栄100の言
葉 102、これから日本で起こること 103、0ベース思考 104、ヤル気のコツ105、
大波乱 106、2040年問題 107、低欲望社会 108、寺院消滅 109、頭は本の読
み方で磨かれる 110、結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる 111、老後破産‐
長寿でいる悪夢‐ 112、亡国の農協改革 113、田中角栄の金言 114、日本の論点‐
2016〜17‐ 115、天才 116、ブルース・リー命を焼き付けた100分 117、満月の法
則 118、2017年の論点100 119、小池百合子50の謎 120、北朝鮮の終幕

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