「金欠映画道」
今回は金をかけずに映画に浸る方法。
真っ先に思いつくことといえば試写会がある。
が、私はここ10年試写会は行ったことがない。
「どうぞ観てください」と招待されるような立場ならいざ知らず、
好きで観るんだからなにがしかの対価を支払うべきだ。
それに時間と場所が指定されるというのは、何かと都合の悪いことが多い。
映画がコンサートや舞台と違うところは、
時間も場所もある程度自分で決められるというところにあるし、
そこも映画が好きな理由の一つだ。
それより何より新作しかやらないのが困ったところ。
その次はビデオという手があるだろう。
借りても安いもんだし、最近はBS等CMの入らないテレビ放映もある。
BS放送が始まったばかりの頃は喜んで録画していたが、
画質、迫力等々いろんな面で満足できないため、
期待の大きい作品は必ずスクリーンで観るようにしている。
それじゃぁいったい、どうすりゃいいの。
それはね、「名画座」と「ミニシアター」と
「オフシアター」を利用すりゃいいの。
「名画座」ってのは、その名の通り「名画」を上映するところ。
大きくわけて2種類あって、
新作の封切り後半年ぐらい経ってから2、3本抱き合わせで上映するところと、
日本映画とかハリウッドの旧作とかテーマを絞って上映するところがある。
名画座はここ数年どんどん閉館に追い込まれているんだが、
10年前はまだたくさんあって、
今はもう伝説と化した「三鷹オスカー」なんて
3本立てで学生800円だった。
今あるところでも2本立てで一般1300〜1500円、
学生1000〜1300円ぐらい。
成人映画もそんなもんだな。
そうそう、「名作成人映画」をテーマにした
「亀有名画座」なんてのもあったなぁ。
「ミニシアター」は逆に最近増えてきてるんで
知っている人も多いだろう。
大手があまり取り上げない作品を単館で上映したりしている。
普通に観ると別に安くはないんだが、
こういうところは「会員割引」をやってることが多い。
年会費1万円で何本でも観放題なんてのもあって、かなり重宝する。
会員割引が無くても、「特集上映」を狙うという手がある。
特定の監督や俳優の作品を、
何本もまとめてだーーーっとやるという企画なんだけど、
このとき「回数券」ってのが発売されることが多い。
さらにこの回数券の前売り券なんてのを買うことが出来れば、
一本1000円もかからない。
あと狙い目なのがオールナイト。
名画座やミニシアターでは、
週末なんかに企画もののオールナイト上映をやっているところが多く、
2000円程度で4,5本観ることができてしまう。
盆正月には3夜連続オールナイトなんかやってたりして、
映画館に入り浸りの生活をしてたこともあったな。
新作の先行オールナイトってのは、
それだけ連続上映するだけだからだめだよ。
あとは「オフシアター」ね。
これは、正式には映画館ではないところで行われる上映会のことで、
美術館、図書館、語学学校、文化交流センター等々探してみると
意外とあちこち見つかる。
もともと商業目的で上映するわけじゃないんで、滅茶苦茶安い。
ただし図書館に関しては、劇場がちゃんと整備されていないことが多く、
会議室にパイプ椅子並べてやってたりするんでちょっと注意が必要。
まぁ、そういうところは大概無料だけど。
「ぴあ」のオフシアターコーナーで探せばいくらか載ってるけど、
もっと小さいところは他の劇場とかに置いてあるチラシで探すしかなかったりする。
今だとネットで探すって手もあんのかな。
なんにせよ、限りなく東京限定の話なんだけど。
そんなこんなで、年間300本ペースの時でも出費は月2〜3万円程度だった。
出費の方はあんまり気にならなかったんだが、
問題はバイトする時間がなくて収入がほとんど無かったことだな。
まぁ、寮に住んでたし、めし食う時間もあんまし無かったから、
生活費自体ほとんどいらなかったんだが。
「名画座1」
思えば、名画座事情もずいぶん変わってしまったものだ。
とりわけ、プログラムに独自のこだわりを持ち、
そこに惹かれて私が通い詰めた劇場ほど、
「俺が疫病神なんか?」と思わされるほど、
閉館したり閉館に近い改装したりしてしまった。
閉館といえば、先ず三鷹駅南口にあった「三鷹オスカー」。
東京に出てきた当初は三鷹市に住んでいたこともあり、
ここはほんとによく通った。
いつも一杯だったキューブリックのSF3本立てとか、
いつも空いてたゴダールの3本立てとか、
とにかく今からは考えられないような贅沢なプログラムが
週代わりで組まれていた。
私が最初にハマッた名画座であり、
閉館に立ち会った最初の名画座だった。
トータルで一番居た時間が長いと思われるのは、池袋東口の「文芸座」。
ここはなんていうのか、「名画座の雄」或いは「名画座の本丸」って感じ。
文芸座1・2、舞台と兼用のルピリエの3つも劇場があり、
それぞれ2本立てのプログラムをすごいときは日替わりでやってたもんで、
一週間くらいぶっ続けで朝から晩まで入り浸ったりしてた。
最近「シネマ・コンプレクス」なるものが巷を賑わせているが、
ここが名画座の元祖「シネコン」だって。
ここが閉館するときは、ひとつの文化というか時代の終焉というのを感じた。
もう二度と池袋になんか来てやるもんかなんて思ったりもしたもんだ。
そして、銀座プランタン裏の並木通りにあった「並木座」。
邦画専門で、旧作新作いろいろ織り交ぜて上映してた。
定番の小津・黒澤特集は、
それほど広いとは言えない劇場がいつも満席で、
『東京物語』は必ず観に行ってたんだけど、よく立ち観になった。
客席後方の真ん中にデンと柱があって、
「これさえなければ・・・」といつも思ってたなぁ。
邦画といえばもうひとつ、
大井町西口駅前通りの突き当たりにあった「大井町武蔵野館」。
「名画座最後の砦」と銘打ってたんだが・・・。
ここと「並木座」が閉館したおかげで、
最近邦画をみる機会がガクッと減った。
一番親しみがあったのは、早稲田通りにあった「ACTミニシアター」。
ミニシアターとはいっても、ここはどっちかというと名画座。
マンションのワンフロアを改装したような作りで、
靴を脱いで座椅子に寝ころんで観るのがよかった。
オールナイトだと疲れたとき居眠りしやすくて、
なんかすげー落ち着くの。本当によく行ったなぁ。
池袋にも支店(?)ができてがんばってたのに、
最近休館してるとおもってたら、いつのまにやら閉館したようだ。
ちょっと変わったとこでは、成人映画専門の「亀有名画座」。
漫画『こち亀』にも時々登場してた、とても歴史の長い名画座で、
観客が平気でタバコ吹かしたり、とにかく劇場の雰囲気が肌に合った。
どの劇場も個性的で、味があって、大好きでした。
館主様方、お疲れさまでした。
劇場自体が無くなったわけじゃないけど、
「名画座」ではなくなってしまったところもある。
銀座山野楽器横にあったヘラルド直営の「銀座文化」は、
ハリウッドの旧作をやっていた。
『風と共に去りぬ』をスクリーンで初めてみたのはこの劇場だった。
フレッド・アステア、ジーン・ケリーのミュージカル映画の
楽しさを教えてくれたのもここだった。
壁にはいろんなスターの肖像画が掛けられていて、
どれでもいいから一枚欲しかったなぁ。
今は「シネスイッチ銀座」として、ミニシアター系の劇場になっている。
もうひとつ、池袋西口にあった「シネマ・ロサ/セレサ」も
すごくいいプログラムをやっていたんだけど、
今では「シネマ・ロサ」だけとなり、新作をやっている。
こうして、一つまた一つとお気に入りの名画座が消えていく度に、
私の中の映画自体への熱も徐々に冷めていったような気がする。
「映画」を愛しているのと同様か、或いはそれ以上に、
それを支える「名画座」も愛していたんだなぁ・・・
と、無くなってみてから気付くのが世の常。
ところがつい先頃、すんばらしい事件があったんです。
なんとあの「文芸座」が、「新・文芸座」として甦ったんです!!
劇場自体は一つになっちゃったけど
相変わらずのこだわりのプログラムは健在で、
こんな嬉しいことはありません。
もう、本気で池袋近辺に引っ越し考えてますもん。
他のとこもなんとか復活してくれないかなぁ。
「名画座2」
無くなってしまったことばかり嘆いていても始まらない。
確かに「こだわりのプログラム」のあるとこは
ほとんど絶滅寸前ではあるけれど、
新作の封切り後半年遅れで2本組をやるとこは
実はまだ結構残っている。
なかなかドルビーサラウンド完備というわけにはいかないが、
ビデオで観るくらいならこういうとこで観たい。
まずは山手線沿線で洋画中心のとこ。
高田馬場駅から早稲田大学方面にしばらく歩くと、
明治通り手前右手に「早稲田松竹」がある。
ここは独自のプログラムを組むことも多い。
場所柄早稲田の学生が多いからか明るい雰囲気の映画館で、
名画座初心者にはお勧め。
飯田橋駅から神楽坂入り口に向かって一本右の通りにある、
「ギンレイホール」。
スクリーンがでかくて好きなんだけど、
真ん中辺りのピントが甘いような気が・・。
素人が生意気ですね、すいません。
ここは会員割引があったんだけど、今はどうなってるんだろ。
目黒駅西口すぐの「目黒シネマ」。
ちょと見つけにくいかもしれないのと、
たたずまいがちょと怪しいんだけど、
いたって普通の劇場です。
新橋駅南ガード下の「新橋文化」。
場所はすごく便利なんだけど、
ガード下なだけに電車の音が若干気になるのが玉にキズ。
静かな作品は避けた方がいいなぁ。
山手線のちょっと外では、
三軒茶屋に「三軒茶屋シネマ」と「三軒茶屋中央」の2つが
すぐ隣り合ってある。
気合い入れれば4本立て続けに観られてとてもいい感じ。
一本ずつやるとこだと、
銀座三越と歌舞伎座のちょうど間、
晴海通りの下にある「銀座シネパトス」。
ここも「新橋文化」と同じく、
上をトラックとかが通過するとちょと響く。
いい作品がよくかかるんでちょと惜しい。
京王線下高井戸駅裏の「下高井戸シネマ」、
調布パルコの「パルコ調布シネマ」、
東急自由が丘駅の「自由が丘武蔵野館」は
モーニングショーやレイトショーでいいプログラムをやっている。
少々都心からはずれるけど、
劇場はキレイだし何より作品がいい。
バイクで行くには向いてないんだけど、
電車で行けば意外と便もいい。
邦画専門のとこもいくつかあって、
数ヶ月遅れの新作だと2本、
旧作だと3本立てでやってる。
昔はたくさんあったんだけど、
今は都心あたりでは新宿3丁目の「新宿昭和館」ぐらいしかない。
もう、いつ消えるかひやひやもの。
あとは浅草に2つ、「浅草新劇場」と「浅草名画座」。
ここの近くには洋画2本立ての「浅草中映」もあり、
邦画・洋画の封切り館と併せて7つも映画館が固まっている。
町としての「シネコン」だな。
邦画といえば、アニメも忘れては行けない。
アニメの名画座なんて聞いたこと無いかも知れないけど、
実はあるんですわ。「テアトル池袋」。
昼間は普通のプログラムなんだけど、
レイトショーやオールナイトでアニメの名作をよくやっている。
いろんなオールナイト行ったけど、ここは客層が違うんだよなぁ。
なんていうのか、まぁ、その、少々コワイです。
あと、変わり種のとこを2つ。
中野駅商店街ブロードウェイからちょっと脇道に入ったとこにある
「中野武蔵野館ホール」は、邦画の名画座でもあり、
独自配給をやるミニシアターでもある。
邦画好きならここは絶対はずせない。
成人映画特集なんかもよくやるんで、
トゥナイトの山本監督が時々取材に来てたりする。
もう一つは都営三田線千石駅すぐの「三百人劇場」。
本来は「劇団昴」の劇場なんで、
演劇の公演があるときは映画はやらないんだけど、
公演の合間にはかなり濃い映画のプログラムをやっている。
まだソビエト政権下の時代から、
「ソビエト映画特集」なんてやってたもんなぁ。
演劇用のホールだけあって広いし、スクリーンもでかい。
いつも回数券買って入り浸ってたなぁ。
この手の演劇用劇場では、
六本木の「俳優座」でもレイトショー限定で映画をやっている。
プログラムは独自配給ものなんで、
どっちかといえば「ミニシアター」かな。
実は、名画座の聖地とでも呼ぶべき場所が、
東京の外にある。それは、横浜黄金町。
洋画2本立ての「横浜日劇」と
こだわりの企画ものプログラムの「シネマ・ジャック/ベティ」の2つが、
通り一本隔てて向かい合っている。
「横浜日劇」は、
劇場自体が密かにコアな映画ファンに人気が高く、
映画のロケに使われたりもしている。
なんかそこに行くだけで幸せになれてしまう。
「ジャック/ベティ」はプログラムが素晴らしい。
3館あわせて、昔通い詰めた「文芸座」に匹敵する名画座の殿堂だ。
もう、このまち、さいこー。
もし横浜に住むことになったら、
万難を排して絶対この近所に引っ越すと決めている。
「名画座」っていうのは、それ自体が一つの文化だ。
そして、いつ消えてしまうかわからない、危うい存在である。
今、この時代に未だこうした名画座が存在していることが
どんなに幸福なことか、どうか早く気付いて足を運んでみて欲しい。
「ミニシアター」
そもそも、「ミニシアター」ってなんなんだろう。
もちろん「小さい」ということもあるが、
それだけだったら名画座だって大概小さい。
名画座との違いってことを考えていくと、
大手の配給会社が扱わない独自作品の
配給を行っている劇場を指すのだろう。
場合によっては制作も行う場合がある。
このところ名画座が減っている反面、
ミニシアターは結構増えているような気がする。
名画座が扱う旧作はビデオで観られるんで、
「そこへ行かなきゃ観られない作品」でないと
やっていけないんだろうということはとてもよく分かる。
おかげで非常にバラエティーに富んだ作品が観られるようになったと思うんだが、
名画座のような「お墨付き」が無い分だけ、ギャンブル性は強い。
だからこそ、当たったときの嬉しさは大きいんだけど。
ミニシアターの先駆は、
もう30年近くになる歴史を持つ神保町の「岩波ホール」。
ミニシアターがブームになるずっと以前から、
独自配給で良質の作品を紹介してきた。
それはわかる。が、学割がないのがどうも気に入らない。
どうも、「よい作品をより多くの人のために」というより、
「よい作品をその価値の分かる大人のためにみせてあげる」
という匂いがする。ひねくれすぎか?
まずは銀座周辺から。
老舗の日比谷「シャンテ・シネ」。
客席の傾斜が大きいので、前の人の頭が気にならなくて大変よいです。
どっちかっていうと京橋に近い「銀座テアトルシネマ」。
銀座だと思って油断していくと結構歩くよ。
そして「シネスイッチ銀座」。
名画座「銀座文化」がある頃は1館だったんだけど、
銀座文化が「シネスイッチ銀座2」としてリニューアル。
確かにいい作品やってんだけど、銀座文化が恋しいよぅ・・。
名画座で出てきた「銀座シネパトス」も、
昼間のプログラムはミニシアター系かな。
でも劇場の雰囲気が名画座なんだよなぁ。
有楽町駅のすぐ裏の「シネ・ラ・セット」。
以前は「有楽町シネマ」っていってて、隔週で成人映画をやってた。
入り口が小さいんで、ちょっと見つけにくいかも。
渋谷なのに「ミニシアター銀座」とは、これ如何に。
ミニシアターの王道、「ユーロスペース」。
なんつーか、ミニシアターの定義はここにある。と、断言する。
決して安いとはいえないんだが、行かざるを得ない良質な作品が目白押し。
回数券買って、よく通ったよ。トークショーとかのイベントも多い。
東急Bunkamuraの「ル・シネマ」。
ここはちょっとシステムが変わっている。
毎日入場整理券を発行していて、前売り券を持っていても
来場順を示すスタンプを押してもらわなくてはならない。
んで、そのスタンプの順番で入場していく。
快適に観るコツは、
渋谷に着いたら真っ先にカウンターでスタンプをもらっておいて、
他の用事(他の映画とか、デイタイムサービスとか)を済ませてから
悠々と開場時間にゆく、と。
余談だが、エレベーターが小さいのが難点なんで、
東急本店レストラン街経由の連絡通路を使うのが吉。
109左の「シネセゾン渋谷」。
ここは昼間もいいが、レイトショー、オールナイトがとてもいい。
が、結構立ち見が出るんで早めに行くべし。
オールナイトの立ち見は拷問に近い。昔はよくやったけどね。
スペイン坂上の「シネマライズ」。
ここもいつもいい作品を選んでくる。
パルコパート3・8階の「シネクイント」。
昔はそのまんま「パルコパート3」って名前だったんだけど。
Bunkamura向かいの「シネ・アミューズ イースト/ウェスト」。
結構新しいとこ。入り口の喫茶スペースが広くて待ち時間も快適。
あと、何故かいったことのない「渋谷シネパトス」、
「シネマ・ソサエティ」とか。
「ソサエティ」はモーニング・レイトショーで名作邦画特集をよくやってるんで
近いうちに必ず行くことになろう。
「イメージフォーラム」はもともとオフシアター扱いだったんだけど、
最近改装したんかな。
新宿もいくつかある。
新宿ミニシアターの代表格、
コマ劇場広場に面した「シネマスクエアとうきゅう」。
ここも老舗と呼べる風格で、いい作品やるんだよなぁ。
東口武蔵野館ビルの「シネマカリテ」。
考えてみると、「銀座文化」がなくなってから
ハリウッドの名作をやるところがほとんどなくなっちゃったんだけど、
ここは時々特集組んでやってくれる。
ミニシアターと呼んでいいのかわかんないけど、「テアトル新宿」。
邦画だと大概舞台挨拶があって、初日は通勤電車より混んでる。
オールナイトもよい。
後はばらばらっと。
恵比寿ガーデンプレイスの「恵比寿ガーデンシネマ」。
バイクじゃなけりゃ、帰りがけには当然ビール。
東中野駅北の「BOX東中野」は、
モーニング・レイトショー・オールナイトと
とにかくプログラムが気合い入っている。
こういう元気なミニシアターは、
そこに行くだけでもなんか楽しいね。
吉祥寺北口商店街サンロードの果てにある、
「吉祥寺バウスシアター」。
結構古くて、三鷹に住んでたときはよく行ってた。
劇場は3つあるんだけど、うち一つは「ミニシアター」というより、
「マイクロシアター」と呼んだ方がいいくらい小さくて、
そこだけはちょっとお勧めできないなぁ。
事前に劇場に問い合わせておくのがいいと思う。
新しいとこで、「ラピュタ阿佐ヶ谷」
「シネマ・下北沢」はまだ行ったことがない。
「ラピュタ」は名作邦画をやってて作品自体は観たいものが多いんだけど、
「暴力・性的表現のある作品は上映しません」という
PTAに媚びた態度が気に入らない。そんなとこで映画の世界を歪めてどうする。
今もそうなのかどうかはよく知らないが。
「下北沢」は劇団スズナリがやってるらしいんだけど、
バイクで行きにくいというただその一点が問題。
こっちは行ってみたい。
ミニシアターは最近出来たところが多いので、
概してきれいで女性でも入りやすい。
名画座よりは女の子を誘い易いはずなんだけど、
ほんとの映画好きが集まる傾向が強いので、
一般のとこに比べればカップルの比率は低いように思う。
私も、ミニシアターはあんまりデートに使いたくないなぁ。