最近話題となっている「UltraBook(ウルトラブック)」についてご紹介します。
現在薄い・軽い・速いを代表するマシンと言えば、Apple社の「Mac Book Air」。
それに対抗するためにコンセプトが近い「ネットブック」の遅い・重いといった弱点を解消したIntelが提唱する新コンセプトのモバイルノートがこの「ウルトラブック」になります。
自分もまだ使用していますが、ネットブックはなんといってもCPUの性能が低すぎて処理が遅すぎ、また長時間の使用も正直厳しいものがあります。
その点、ウルトラブックは使いやすさも向上しています。
弱点と言えば、記憶容量の減少が挙げられます。
ネットブックは主にHDDを搭載していましたが、ウルトラブックはほとんどがSSDを採用しています。
SSDはUSBなどのフラッシュメモリの技術を使ったもので、ここ最近は弱点であった価格も安定性もこなれてきました。
とはいえ容量と価格の比率で言えば、まだまだHDDのコストパフォーマンスにはかないません。
大容量が必要な方には不向きですが、ウルトラブックの持ち運ぶという基本コンセプトからすれば問題ないかもしれません。
価格帯は5〜10万円がベースですが、12万台も普通に登場しています。
ネットブックよりもやや高い印象ですが、性能差もかなりありますね。
CPUは2(デュアル)コアから8(オクタ)コアあたりでまとまっています。
Mac Book Airでもそうですが、基本的にはHTなどの仮想技術を使って物理コアがあるかのように処理するタイプです。
すでに発売しているのは、日本では「東芝」「マウスコンピュータ」。海外勢では中国のLenovo、台湾のAsus・Acerなどです。
初号機だけあり、それぞれに問題も抱えており、当然ごとく弱点なしの機種はないです。
これからもウルトラブックが発売されてきます。
まだまだ改善されるでしょうし、価格もまだ下がる余地は充分にあるように思えますから。
ただ早く新コンセプトのマシンが欲しいと言うことであれば買っても損はしないと思います。
自分もおそらく来年1台購入予定です。
個人的にはマザーボードでも利用しているAsusTek製を買おうかなと考えています。
iOSの端末を持っているならばMac Book Airにするのもありですね。
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