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Windows Vistaについての詳細説明
Windows Vistaの概要

 OS「Windows Vista」は、2007年1月30日発売に発売されました。

 「Windows Vista」は従来のXPと比べて、マルチメディア機能強化とリモコン操作、ユーザーインターフェイスの変更、検索機能やセキュリティの強化が挙げられます。 ただその分、CPUやメモリ、グラフィック能力などの要求が高いものになっています。

モデルは用途に合わせた4つを用意。

1.「Microsoft Windows Vista Home Basic(ホームベーシック)」。
 極力機能を廃止し、値段を抑えた家庭向け。
 機能縮小版で、Vistaの特徴であるウインドウ透明化機能「Aero(エアロ)」などが搭載されていません。

2.「Microsoft Windows Vista Home Premium(ホームプレミアム)」。
 こだわる人の家庭向け。  Vistaの特徴であるウインドウ透明化機能「Aero(エアロ)」を搭載。またマルチメディア機能が強化。

3.「Microsoft Windows Vista Business(ビジネス)」。
 ビジネス向け。
 マルチメディア機能ではなく、セキュリティやコピー機能が強化されています。

4.「Microsoft Windows Vista Ultimate(アルティメット)」。
 各エディションごとの特徴・機能を全て網羅した完全版。


Windows Vistaの評判

 多くの場所でその評価について取り上げられていますが、それらを挙げてみます。

1.「起動と終了の時間がかなりかかる」
 マイクロソフトは発売前から基本的に電源は切らず、省電力モードで待機しておくことを推奨しています。 ですが、実際そのようにしている方は少ないためこういう声がよく聞かれます。
 事前の推奨も遅いことを把握しているがゆえかもしれませんが・・・

2.「1G(ギガ)のメモリを積んでいても処理が重い・足りない」
 ある意味一番言われているのが、この項目かもしれません。実際2Gでちょうどいいようで、それ以上積めばある程度快適になるという声が高いです。 ただしマシンによっては2Gまでしか搭載できないものもありますので、注意してください。

3.「ソフトやハードの対応がまだまだ」
 さすがにある程度グラフィックボードなどのメーカーは対応が早いですが、それ以外となるとまだまだのようです。 実際XP対応がある程度なされたのはごく最近ですし、より複雑になったVistaへの対応はさらに時間がかかりそうな印象です。

4.「全体的なパフォーマンスがXPよりも低い」
 ある処理についてはXPの半分以下という検証データもあるようです。実際Vistaの機能をある程度切ると処理は比較的早くなるようです。 処理が遅い理由にメモリを異様に使用するということもその原因の一つです。


Windows Vista 〜使用感

 あくまで最終評価版を使用した限りでは、画面表示にもたつきがあり、イライラする面があるかも。 透明化は確かに美しいのですが、速度を重視するならば少し様子を見るのも手かと。 実際に操作してみての感覚次第と言えます。製品版でもあまり変わらなかったようです。


Windows Vistaをどう見るか?

 マイクロソフトの公表している「Vistaの売り上げが好調」という話は信じられないほど、残念ながら出来はあまりよくないOSと言えそうです。 あまりにも肥大しすぎてしまった核の進化とユーザー側との要望とが見事に正反対に出たような感じです。 実際このVistaとは逆のコンセプトであるWindows7の開発も進められており、本来XPに変わる大幅なOS改革であるVistaは通過点的な形になるかもしれません。

 Vista搭載マシンの売れ行きが芳しくないのか、XP搭載モデルがあることを強調しているメーカーやショップPCがあるほどですから、必要性がない場合はあえてVistaを取らず、XPの方にするのも手かもしれません。




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