NO. 作業工程 画像
21 新しいサーモスタットを取りつける前に…

前ページの取り外したサーモスタットを
見てもらうとわかりますが、ゴムパッキン部分に
白いゴミや固まったクーラント液などが付着しています。

もちろんエンジン側にも同じようなものが付着しています。
これらをキレイに除去しないと、新しいゴムパッキンとの間に
隙間ができてしまい、水漏れの原因となってしまいます。

取り外したパイプ側は、
金ヤスリで傷が付かない程度の力でゴミを取り除きます。
エンジン側もマイナスドライバーの先などを使って、
ゴミを削り取ります。


下からでは作業しにくい為、鏡を駆使して取り除きました。
ゴミ取り
22 キレイにゴミが取り除けたら、
いよいよ新しいサーモスタットを取りつけます。


サーモスタットの取り付けには、向きがありますので
付属の取り扱い説明書などをよく読んでから取りつけましょう。

「ジグルバルブ」が真上にくるようにはめ込みます。
取り付け
23 サーモスタットを取りつけたら、
パイプカバーを取りつけます。
ボルト留め

ボルト留め
24 ここで、新しいラヂエーターを取りつけます。
しっかりと持って、慎重にエンジンに降ろしていきます。
この時、ラヂエーターの下側の足が
ボディー側の穴にしっかりとはまるように注意しながら降ろします。
ラヂエーターの取り付け
25 この後は、
取り外した逆順に、固定ステーを先に取り付け、
ホース類を全てはめ込みます。

この時、劣化防止の為、ホースバンドや細いホースなどを
新しいものに交換しておくと一石二鳥かと。

私も、タンクからラヂエーターに繋がるパイプを
シリコン製(黄色パイプ)のものに換装しました。
取り付け
ここまでくると、あとはクーラント液を入れれば完了です。
作業は「クーラント交換」を参照してください。こちらをクリック!→クーラント液を注ぎましょう!
26 ホース&コードの色のバランスが悪いですが…(汗

無事に作業終了です。

クーラント液のエア抜きの時に、各ホース類の継ぎ目部、
サーモスタット部分などの水漏れがないか
しっかりとチェックして下さい。
終了


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