インタークーラー脱着

滅多に取るものでもないのですが、チューニングを進めていくと外す機会もあるかと思います。
水平対抗エンジンの独特な配置の為、比較的作業がし易いとお思いでしょうが、
これがかなりの難作業です。
コツを掴めば早くできるでしょうが…
難易度 : ★★★★   作業時間 : 初めての脱着★★★  以降★★



必要工具
14mmソケットレンチ マイナスドライバー
綺麗な布(軍手など)

インタークーラーを外す
NO. 作業手順 画像
スロットルボディダクトのクランプ(ホースバンド)のネジを、マイナスドライバーを使って緩めます。
ついでに、吸気タービンの出口部分と、インタークーラーインテークダクト入口部分を止めているクランプ(ホースバンド)を緩めておきます。
クランプを緩めましょう
インタークーラー本体を止めている3ヶ所のボルトを、14mmソケットレンチを使って取ります。 ボルトを外しましょう
以上、これだけの作業でインタークーラーは外れます。
外す時のコツは、斜め上に引っ張りぬくような感じです。
インタークーラー本体のフィンを触らないように注意して下さい。

タービン出口部分のダクトが外れにくいと思います。
マイナスドライバーやレンチなどを使って引き抜いてください。
ただし、この部分はゴムのブッシュなどを使用していません。
ダクトは硬化プラスティック製です。下手に扱うと割れてしまいますので十分注意して下さい。
外れました
外した後は、小さなゴミなどが入らないように、綺麗な布などで入口にカバーを掛けておいてください。
ヘタすると、その小さなゴミのおかげでエンジンブローという、最悪の事態を招きかねません。

布をかける場所は、
1.スロットルボディダクト(画像、上矢印)
2.ブローオフバルブのパイプ(画像、真ん中矢印)
3.吸気タービン出口開口部(画像、下矢印)
カバーをかけておきます。
インタークーラー表側 インタークーラー裏側
↑いつも見慣れてる表側 ↑滅多に見れない裏側
パイプにヒビや割れがないか確認しておきましょう。
STiの強化ダクトなどに交換するのもいいかもしれません。
おまけで、インタークーラーのフィンを確認します。
つぶれていたり、倒れたりしていたら、マイナスドラ−バーなどを使用してフィンを立てておきます。
冷却効率の悪化は、車には良くないです。
地道な作業ですが面倒くさがらずに!!
フィンを立てておきましょう!


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