2010年3月11日(木)〜14日(火) 3泊4日の個人(パッケージ)ツアー
家族海外旅行 パート7
○ 3年前の中国旅行は北部の北京、そして中央沿岸部の上海。今回は、更に南のエリア、独立行政区である香港と澳門
○ 観光地、香港では香港スイーツの食べ比べを、澳門ではラスベガス以来のカジノを体験したい
○ 夫婦にとっては新婚旅行以来の香港、その変貌振りも見てみたい。 家族4人(だけ)揃っての海外旅行も最後かもね。
4人で¥326,000円
JTB海外自由旅行センター
航空券と宿泊ホテル(以下H)、そしてHと空港間の送迎込み
※ 評価 ★★
出発3週間前での日程の決定、大学生の春休み期間中という時期で、
日本系航空会社の午前便がなかなかとれずに途中まで大苦戦。
もっとも宿泊Hのランクを結構上げればあったようだが、そうすると旅行費用が予算オーバーになる為に避けた。
10日前に大学生協の学生旅行パンフで見つけた主催旅行会社に直接交渉を試みた。
当初の格安旅行会社で考えていたツアー料金を1人当たり4,000円ほどオーバーしたが、
午前便発、午後便帰国での日本系フライト、
宿泊Hは九龍半島エリア内しかも尖沙咀に近くでという2条件は最低限抑えることができた。
不満は、
香港空港でのウエイティング時間。
入国後のツアー集合場所でツアー客が集まらずに、空港からの出発迄1時間近く無駄な時間を過ごしたこと
たった3組での宿泊Hへの案内だったのだが、2組は早々に表れたのに残りの1組が入国手続きに手間取ってなかなか
集合場所に現れなかった。この為、他の宿泊Hへのツアー客はどんどん出発してしまうのに、空港待ち時間の長いこと
勿体無い気がした。旅行会社の送迎スタッフは10人以上も待機しており、
一時は他のHに送るスタッフに来ない客を任せようかというそぶりも合ったが結局待つだけだった。
我が家としては、午前便発にした訳の一つが、早めに宿にチェックインし、
尖沙咀にある【ザ・ペニンシェラ香港・H】でのアフタヌーンティーを済ませ、ビクトリア湾での20時からの
【シンフォニーオブライツ】までの間に、エリアをぶらつくつもりだったのでこの60分は貴重だったのだが。
ツアー代金 236,760円
JTB海外直販ツアー
往路午前便、復路午後便、予約時日航か全日空確約。燃油特別付加運賃サー・チャージ込 1人 54,800円
+空港使用料(成田・香港)+空港特別利用料(成田) 4,390円
+旅行傷害保険料(家族一括で) 12,400円
+成田民間駐車場預け料 1台4日間2,835円
+成田空港(ABCレンタル)レンタル携帯 1台4日間2,260円(4日間の基本料1.000円込み)
+現地での土産代 小計9,700円
+さらに現地申し込みOPツアー(マイバス)で澳門ロマンチック街道ツアー 830HK$×4人で3,320HK$
+3食の食事代、移動のための交通費、
+澳門のカジノでの掛け金ウン万円
宿 泊 先
佐敦 【BPインターナショナルH】 2部屋3泊
香港では中級クラスのH。市中心部の大規模公園【九龍公園】沿いの西に位置。
オースチンロード沿い。ネーザンロードのMTR佐敦(ジョーダン)駅から歩5分
尖沙咀(チムサアチョイ)エリアの高級なHとは違い、豪華さは無く、リゾート性も無い。
利点はアクセスの良さ、尖沙咀には徒歩10分、地下鉄佐敦駅を使うと観光地や飲食街にも簡単に移動でき夜遅くでも安全
部屋やHの詳細は専用の宿泊宿のサイトでご覧ください。
お勧め度 ★★
フ ラ イ ト 便
往路、復路共に成田〜香港間は、JL便
往路はJL731便 成田発 9:55 ━ 香港着 14:00
復路はJL732便 香港発 15:25 ━ 成田着 20:10
どちらも満席、往路は離陸便が混みあい出発が40分遅れた。
数年前まではマレーシア航空辺りでしか見られなかったエコノミー座席後部に個別に設置された液晶TVモニターが
今では日航クラスでも全席配備されている。
機内食は提供あり(時節柄、質が落ちた感じは否めない)サービスは数年前より簡素化された印象はある。
客室乗務員が日本人だとやっぱり安心ですね。 時差-1時間
見 ど こ ろ
◎ シンフォニー・オブ・ライツ
元々百万ドルの夜景といわれる香港の夜。
ビクトリア湾を挟み、香港島と九龍半島の相互で行なわれる光(レイザービーム)のショーは毎夜20時から15分ほど催される
このショーの時間に、このエリアにいることができるのは3日間だけ。その3日間の中で初日に此方のショーを見た。
結果的には、この選択がよく、後の2日は日中も夜も霧が出て、香港島側が良く見えてなかったようだ。
お勧め度 ★★★
◎ ビクトリアピークからの展望
あまりにも有名な観光スポット。
ピークへの行きは中環のバスターミナルから路線バス(1人9.5HK$)で、帰りはピークトラム(25HK$)を利用
路線バスは狭く、急カーブの道を30分掛けて登った。市民の方の乗り降り光景も含め、香港事情が垣間見えた。
帰りのピークトラムは、仰け反り返る急斜面を平衡感覚を失いながら数分で駆け下る。
速さだけでなく、急角度からのビル群の眺望も一興だ。
スケールを感じました お勧め度 ★★
◎ 澳門(マカオ)観光
現地OPツアーで申し込んだ中国の独立行政区のマカオへの日帰り観光ツアー
高速フェリーを使い、片道だけで1時間、入出国審査もあり、地上での実際の滞在時間は4時間程度の慌しい観光だった。
マカオ自体は狭いのだが、やはり4時間程度ではこんな感じなんだという表面的な印象でしか捉えられないのは仕方が無い
カジノで潤っている国(独立行政地区)というのが大枠で捉えたその印象
2本柱だというもう一つの目玉の観光も、このカジノがあってのものだろう。
一番賑やかだったセオド広場辺りは、ゆっくりと1日を使ってぶらぶら散策してみたいと思いながら夕刻マカオを後にした。
■日帰りツアー 中国の独立行政区の澳門へマイバス 830HK$。
宿泊Hのロビーに7:10にツアー送迎バスが迎えに来た。 8:30発の高速フェリー(ターボジェット)に乗り60分ほどで澳門着
入国審査があって、10時半頃にようやく大型バスで澳門観光が始まりました。
澳門人ガイドの話では今日は32人のツアーで1人ガイドではきついそうです。
まずは、市内の様子を見ながら、マー コ ミュウ (媽閣廟)に移動。
狭い駐車場にバスを止めることが出来ずに時間が惜しいらしく、仮駐車の状態でバスを降り、
線香屋さんが軒を連ねる狭い門前を通り過ぎるとそのお寺が有りました。斜面に立つ、中国風のお寺、
線香の形が様々で驚きます。岩に漢字を刻んである箇所が目立ちますが、この感覚はやっぱり中国系ですね。
続いて、マカオタワーに。
マカオタワーで58Fの展望台に上がっての澳門の展望。(ツアー込みの入場料は100HK$)
展望室の外側、透明ガラスの上に足を置くのが怖くて怖くて、不思議ですねあの感覚は。
安全なのは頭の中ではわかっているんですが。
半島部から中国本土が見えるとの事でしたが、あいにく天候は曇り空、
タワー付近の地上部がようやく見える程度でしたが、外を見ていたら人間が振って来てビックリ
降って来たのはバンジージャンプでした。初めて真近でバンジーが飛んでるのを見ましたがスリル有りすぎですね。
1,000万円貰ってもいやだねと家族の会話。
又バスで移動し、澳門半島のほぼ中心部にあたるエリアの下町で下車、歩いて世界遺産を駆け足で観光しました。
聖ポール天主堂跡、聖ドミンゴ教会、セナド広場、民生総署、観光客でごった返していましたがこの観光時間は約50分くらい
急ぎすぎでしょう。セナド広場では自由時間が60分くらいは欲しいと想います。
ランチは【H・RIO】の3Fカフェ【RIO】でのBF
ちょっとがっかりのBFでしたが、日帰りのツアーに組み込まれているんですから期待し過ぎだったのでしょうね。
1:30分にに食事が終わり、食後にタイパ島に移動し、カジノ体験をしたのは【ザ・ベネチアンH】
広いですね。
数年前、ラスベガスに出かけた時【ベネチアン・H】内を歩きましたが、こんなに馬鹿が付くほどの広さは無かったと思います。
カジノでの1時間は子供達に現金(米ドル)を渡し好きにさせました。成果は押して知るべし。
ラスベガスでは年齢制限でカジノには入場さえ出来なかったのですが、今回はいい経験になったかもしれません。
ツアーの方々の中には勝った方もいたようですが、香港までフェリーで無くヘリコプターを使うほどには勝てなかった様です。
澳門フェリー乗り場に戻り、出国手続き、15:45分発のジェットフェリーで香港に戻りました。
カジノやカジノのあるホテルへの宿泊も含め お勧め度 ★★
安 全 性 と 足
観光客にとっては安全な香港。夜も出歩きました。
夜の行動は注意と言われた男人街でもポイントごとに複数の警察官が立ち不安は無かった
夜遅くまで、街を家族で行動しました。狭い香港ですが、交通手段が沢山あり、いろいろ使って楽しみました。
●MTR(地下鉄)http://translate.googleusercontent.com/translate_c?hl=ja&langpair=en|ja&u=http://www.mtr.com.hk/&rurl=translate.google.co.jp&usg=ALkJrhj2ZVOQCFvGBxyCPA7FxkrW0WQpKA ★★★
便利です。安全で主に2路線を押えれば、観光客の足としては使い勝手が各段位にいい。毎日結構利用しました。
1駅区間で4HK$から。九龍半島と香港島との行き来だと6HK$から。一定時間内に下車しないと無効になるらしい。
車両も駅も清潔。切符は自販機、改札も日本式、使用硬貨に制限があります。
ただ切符は使い捨てでなく、使い廻しなので改札機でのエラー発生率も高い。
●トラムhttp://translate.googleusercontent.com/translate_c?hl=ja&langpair=en|ja&u=http://www.hktramways.com/en/home.html&rurl=translate.google.co.jp&usg=ALkJrhgBmMvHiyXqSFptR2Leso9Lf6YoDw ★
一律2HK$ どれだけ載っても同料金。 後払いで釣りは出ない。香港島しか路線が無い
一つの停留所でも、別方向のトラムが来ることもあるので注意。先頭頭の行き先表示で判断し乗り込む。
後ろ乗り、アナウンスも無く降りる場所は感覚で判断する。降りにくいので2F席は避けたほうがいい。
いろんな型がありカラフルなデザイン車両がある
●スターフェリー http://www5f.biglobe.ne.jp/~hongkong/ferrysf.html ★★
尖沙咀〜中環を利用 1等客室 2.5HK$ 自動券売機
尖沙咀から乗ったが観光客の利用が圧倒的に多い。船先に向かって左席側が展望がいい。
座席は前後を簡単に入れ替えできる面白い仕掛け
●ピーク・トラム http://www.thepeak.com.hk/en/home.asp ★★
山頂〜花園道 片道 25HK$
山頂から街に下りる下りで利用しました。
背中側を下にしたが、想像以上の急角度での運行に驚く、視界はこの姿勢のほうが摩天楼ビル群の異様な傾斜がよく見える
●路線バス ★
中環バスターミナル〜ビクトリアパーク頂上 9.8HK$つり銭が出ないので実際は10HK$
バスターミナルでは沢山ある停留所のナンバーで探す、同じ停留所でもいろんなバスが停車するので
バスの頭の表示『山頂』と番号を確認。先払いで先頭より]乗車。2階建てもあるが、運転が乱暴で客が乗り込むと
直ぐ発車するので急階段の乗降には注意したい。ハンドルさばきも荒っぽくてバス酔いしそう
●マカオフェリー http://translate.googleusercontent.com/translate_c?hl=ja&langpair=en|ja&u=http://www.nwff.com.hk/&rurl=translate.google.co.jp&usg=ALkJrhiAp9qWnv3zp-vacXFA5pqdNwF6Mw ★
香港から澳門まではターボジェットで海上移動をしました
【マイバス】の日帰りツアー内に料金が含まれていますが、チケットを見ると片道146HK$でした。
船内は指定席。船の揺れは停車中よりも走行中のほうが少なかった。冷房が効いていて寒かった
食 事
旅行中の食事は全て自腹
今回の旅行目的の重要な部分だったので事前の情報収集に相当時間を掛けました。
まずは、飲茶でしょうか。 早茶といわれる午前中の飲茶を2軒。 尖沙咀の【映月樓】と旺角の【倫敦大酒樓】
※ 詳細は画像にリンクしましたので、画像からとんでご覧ください
次は、麺屋 。ワンタンメンで有名なお店が多いので食べ比べました。
【麥文記麺家】、【彌敦粥麺家】、【池記】、【黄枝記】、【何洪記】の5軒です
そして、香港での定番のアフタヌーンティー
【ザ・ペニンシェラ香港】はアフタヌーン・ティーとしては香港No1のお店。
到着し、佐敦の宿泊宿にチェックインした直後に早速直行。交通事情に不案内だったが、宿泊Hのフロントで聞くと
歩いていけますと聞いたので、途中両替店を探しながらネーザンロード通りを歩いて出かけました。
尖沙咀にあり、夕暮れが迫まってくる時間帯でビクトリア湾を借景にしたティータイムは贅沢でした。
アフタヌーン・ティーは、香港島の中環にある【マンダリン・オリエンタル香港】のほうが評判がいいようですが、
今回は1回だけの予定だったので此方を利用。
香港スイーツは我が家にとっては外せませんでした。
4日間の滞在で何件寄れるかなと心配でしたが(お腹の満腹具合のほうです)絞りに絞って選んだお店は15軒ほど
その内、寄ることが出来たのは13軒。
佐敦エリアでは、【松記糖水店】、【義順牛ダイ公司】、【聖安那餅屋】、【Yamazak】、【LOVAIN】
旺角エリアの【栄華餅屋】、【許留山】
銅鑼湾・では、【杏花樓】、【奇華餅家】
灣仔エリアで、 【泰昌餅家】、【金鳳茶餐廳】
ビクトリアパーク【ピークタワー】内2Fの【Pacifie Coffee】
澳門では、【マカオ Tower Delicatessen】
再訪したいお店が多かったですね。これは麺屋さんについても同じ。美味しいお店ばかりでした。香港の食文化は凄かった
■海外での充電には
デジタルカメラ、携帯電話を持っていき4日間使用し続けるには充電が必要ですが、海外ではコンセント口が異なるために
出来ない場合があります。宿泊Hに常備されている場合も有るそうですが、香港では中級クラスのHでは用意されているH
と無いHがあるとのことで、事前に旅行会社に確認したところ、「此方のHには無いそうです」と言われました。
又、携帯レンタルの会社にも連絡したところ、「充電コンセントは国によって違うので付属していません」との回答でしたので、
持参するしかないと思いいろいろ調べてみました。コンセント口は国によって様々な形状があり、
同じ国内でも種類が違ったりします。香港では形状が角3ピンのBFタイプが多いようでした。
後は変圧器が付いているタイプか、形状変換が出来るやつだけでいいのかという選択です。
最近の日本製品の家電は、変圧器(コンバーター)が充電配線部に付いている型が殆どで、我が家が持参する家電も
全て変圧器付きでした。従って、変圧器の付いていないプラグコンセントだけが必要なわけです。
最終的に、家電店でBFタイプ用の変換プラグを持参しました。ところが、携帯電話セットを空港で引渡しを受けて
中を確認したら、世界中で使えるマルチ対応の電源変換アダプターが付属しているし。
宿泊Hの部屋の冷蔵庫の上に、BFタイプ用の変換プラグが置いてありました。
結局購入したプラグは使うことなく未使用で持ち帰りました。
■両替
香港では街中で両替が可能です。
空港や銀行やHでの両替はレートが悪い。コミッション(手数料)が必要になる場合もあります。
街中の個人店はレートの高低の幅が大きいのですがレート表が店頭にあるので確認して比較できるのでお勧めです。
週末も営業しているし、夜も21時や22時頃まで営業しているお店もあります。
今回も米ドルを持参し(前回の旅行で残っているのがあったので)香港ドルに代えました
但し、受け取り時にはその金額が正確かは確認するのは当り前。誤魔化されない様に。
よく言われる小尖沙の世界飯店
今回の旅行で見た限り(交換しない場所も含め)交換レートの良かった順は、
市内の両替商>ツアーガイド>宿泊H>ピークタワー>市内の一部両替商>香港空港内>日本国内銀行 でした。
両替は馬鹿に出来ませんよ。
100$(米ドル)を両替すると、レートの悪いところでは680HK$、いいところは740HK$ですからね。
家族4人の昼食代分くらい違ってきます。