2014年6月  今月枇杷一択

■ 家族の時間

 ○今月の始まりは真夏日の熱さが全く関係ない市民ホールの席に身を埋めていた半日でした。

  
  妻の出演する混声合唱団の定期演奏会を聴いてたんです。

  
  《 Messiah 》、2時間半を超えるプログラム、時折、居眠っちゃったけど出来は良かったです。ゆっくり出来た一日でした。





 ○先月に続いて名古屋に出張した際に目指したのは、
 【イチビキ
名古屋市中区柳橋
名古屋駅から徒歩で15分、昭和の風が吹き込んでいるお店
このタイプの御店は好きですね。衛生的には問題があるかもしれませんが・・
名古屋で鰻を語る際には外せないお店のようです。
前回振られているお店なので今回は開店前に到着、一番客でした
撮らせていただきました
お店は奥長で照明も少し暗くて土間の様、テーブル席に腰を下ろして店頭側設けられた焼き場のご主人に話しかけ、画像を撮らせてもらいました。
焼き場でご主人一人がサバキ、串刺し、焼きと躍動し、接客は奥様?、電話注文とご飯物盛りがお父さんかな?
3人で大奮闘の家族的なお店。そういえば最初の入店の際に小さな子供さんがドアーを開けてくれた
特上3,500円
ひつまぶしももちろんメニューに有りましたが、今回は敢えて此方を食しました。関東の鰻重(丼)との違いを確かめたかったのでね。
店頭のサンプルメニューには品切れの札が貼られていたが、ダメ元で注文。
1番客だったのが利になったのかあっさりOK、でもその注文を受けたご主人が『次の特盛りは?』の意思を奥さん(?)に告げていた。
大喜びで待っていたところに15分後に来たのは大ぶりの御版の上に無造作に飯切りされたやや黒目の鰻は、モチ蒸していない関西風。パリパリの皮から感じる温厚な鰻です
いやこれで特盛り?と残念気味に箸を進める。
肉厚だけど3,500円は高過ぎるだろうと頭のなかで思いながらも・・
しばらくして御飯の中に隠れていた2枚を発見!
それまでの嫌な思いは消えて、御飯と一緒に大振りにカットされた鰻を口の中に頬張りニッコリ。ご馳走様。
ういろう 1パック500円(4種6個)
大須ういろ】【青柳ういろう】名だたる名店のういろうは食べたので、今回は敢えて無名のういろうを。
春日井の【松矢】のういろう
モチモチ感と適度な甘さに最近ハマり気味。
お土産用にに5パックゲット
エビフライサンド 930円
名古屋駅メイチカのカフェ【コンパル
外せない名古屋めしのエビフライを帰りの新幹線の中で食べようと選んだお店。
、薄いパン生地にマヨと玉子、そしてお目当てのエビフライ。意外と感激。これにはちょっと驚いた。次回も有りかな





 ○この処2度続けて振られてるラーメン屋さんへ今月妻を連れて出かけてみました。

  『開いてるかな?』、でも店前は暗そうだな。

 いやシャッター2枚は閉まってるけど、1枚は開いてるわ!!
良かった。
今日は開いていた
店頭には暖簾もないし、18時を過ぎているのにお店のネオン看板には明かりがついてないけど店内には客の姿がある。
さて何処でしょう此処は?
これがメニュー表
これでわかっちゃうかな?
お店の名前?

あのお店ですよ
ヒントは松戸市
今月の営業予定日です。
黒塗りは休業、
半塗りは半日営業
でもこれからも黒塗されて休む日が増えそうとのご主人の話。
TVでも取り上げれれてますが、ホント不定休のお店。
そして休みの多いお店。
ITサイトを探しても連絡先や定休日、営業時間はわかりません、謎のお店。それを売りにしているのではなく、ご夫婦のライフスタイルを貫いた結果こうなって居るんですね、本当に素敵なご夫婦です。
単純にラーメンをとって評価しても夫の大好きなラーメン屋さんの一つです。
今回はご夫婦と少し話ができて、幸運にもご主人の携帯の電話番号を教えてもらいました。
これでこれからは無駄足は避けられる。
次回は7、8月狙いですが、サンバ好きでイベントの多い夏なので心配だな。
都合を付けられる週末が営業していることを祈るのみ。
また夫婦で伺いたい
7月のカレンダーも一応収めた(今後の変更休日増加は覚悟の上で)





 ○枇杷の食べ放題で房総へ
夫婦で出かけました
 【福原農園
南房総市富浦町大津
HP
://farmfuku.web.fc2.com/bousyuubiwa.html
枇杷刈りではなく枇杷の食べ放題。
富浦ICから北上、よく行く枇杷園を通り過ぎ【おおつの里】の先を右折し更に100m程、ちょっとわかりづらい場所にあります。IT予約でほぼ1周間だけの限定イベント。昨年も夫婦2人で申し込んでいたんですが都合で長野のさくらんぼ狩りバスツアーと重なって来れなかった。今年はこれ1本に絞っていました
枇杷園で好きな大きさの枇杷を選び刈り取って食べるわけではなく、農作業倉庫に特設された6卓程のテーブル席の中央に山盛りの枇杷がトレーの中に鎮座。既に4組ほどは枇杷を頬張っていました、
1トレー35〜40個ほどのS、Lサイズ中心の枇杷。時折2Lサイズが含まれる程度、傷物も目立ち小ぶりで見栄えは良く無い。
でも最初から傷枇杷もあると表示しているし、無農薬明示は安心できる。手洗い用のボールも何度か替えてくれ、お手拭きも人数分セッテイング、食べ終えた残りを入れるボールも取り替えてくれるので、足元も天候も気にせずに座って楽な姿勢で夫婦で批評し合いながら食べるダケ。このパターンも有りかな?30分1,500円で食べ放題。
完熟枇杷3個だけがトレー内の枇杷群とは別に頂けました。
小ぶりだけど完熟だけに今がたべどきという説明をされ、説明通りに一番最後に3個を頂いた。
これを15個(半端だけど)食べるだけでもいいかなと思える糖度の高さ、ものすごくジューシー!!。
夫婦で40個(完熟3個も含め)&頂きました。トレー内は空っぽ。追加をお願いせずに終了としました。腹は8分目程度。
以前の夫ならまだ10個以上は食べてたでしょうね。最近腹も身のうちを実感してるので目は欲しがったけど止めときました。
 【おさかな倶楽部
南房総市富浦町多田良
HP http://osakanakurabu.com/
枇杷の後の食事は富浦かr北上して保田の【ばんや】を一時考えたけど、新規開発で今回は近くの此方に伺いました。店内の窓越しに港に止まっている漁船が見えます、
開店時間10分前に着いたら入口前に20人ほどの行列、この行列の直前の方が、地元客らしく話しかけたら貴重な情報を得ました。
「館山の諏訪神社にヤマユリの群生が見られる」との話題
一緒に聴いていた妻がヤマユリは珍しいということで食事の後で寄ってみることにしました。
さて富浦漁協直営の此方の食事処、黒板に書いてあるメニューは30種類ほど、単品はほぼ見当たらなくて定食ばかり。
2人で2つの定食を注文してからも黒板を眺めていたら、下の方に定食を外すなら300円引きの文字が目に入ってきた。遅かりし。
妻は富浦漁協賄い丼1、000円、折角富浦まで来たのに安い品?と迷ったけど、まいいかと注文。
テーブルに運ばれてきた品を見て口元が綻んじゃった。
丼には大きな切身が何枚も重なり盛られご飯が見えない。汁も大きな手作りつみれが2個、更に野菜の天麩羅が巨大、具が玉ねぎ、人参、葱、青物と具がたっぷり、衣で大きくしているのではなく具そのものが多いからの大きさ。
これが1、000円とは凄いな
もう1品は
お勧めNO.1の黒ムツの姿煮1,700円
これも定食だったので、天麩羅、汁、酢の物、漬物付き。
そして此方の御飯は千葉県産の米に限定して炊きあげているのでほかほかで定食クラスでは平均以上。
大きな皿の上にメインの黒ムツがまるまる1匹、しかも1人前としては巨大と言ってもいい大きさ。黒ムツは高い魚らしいですね。
賄い丼以上の驚きは、食べてみて更に大きくなった。煮汁は砂糖や味醂を抑え、醤油中心の薄味、もう少し甘みがほしいかなと箸を進めていると段々甘みが口の中に残ってくる。身が大きいから甘みを多くすると食べ進むと甘いが強くなって逆に食べきれないかもね。この位の味付けでちょうどよかったと思いながら完食。
此方はリピート必至のお店ですね。次回は特大キンメの姿造り2.500円を狙うぞ。
 【館山正木諏訪神社
トンネルを潜って館山方面に南下し、直ぐの交差点を左折、手作りの“諏訪神社”の案内板だけを頼りに迷いながら辿り着いた。
30分程居たけど訪れる観光客、地元の方は全くなし。
静かさそのものでした。
参道には落ちたコケモモがたくさん
で、問題のヤマユリの群生
日本特産のユリ科の植物ヤマユリは匂いの強さと大きさが特徴、それが500本以上群生している

ぐるり廻って一番群生が見られたのは参道の急斜面でした。
おさかな倶楽部】で地元の方から貰った地元紙と、ヤマユリ。
比較するとユリの巨大さがよく分かりますね