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暮らしのページ  №3                        2012年3月9日

1986年に、山梨県北西部にある塩川流域の江草に移り住んでから野菜づくりを始めました。
それからしばらくして、周りの方々のお米作りに刺激を受け、田んぼもやりだしました。以来
静かな里山で、無農薬で自分たちが食べたいものを作りながら少しづつその種類を増やして
きました。今は野菜に加えて、お米を4種類、小麦を2種類、きびそして蕎麦を育てながら、豊
かな食生活を味わっています。(仕事をしながらですので忙しいものですけれど…)
里山の生活は基本的に自助自力にあると思います。農作業はもちろんですが、家や家財の
修理、修繕さらにはインフラの整備もDIYが大切です。僕たちも生活を通して多くの生活技術
を得ました。生きる自信がつきます。
自然の中での生活はまた、自然のありがたさと、厳しさ、同時に人間のエゴと弱さも教えてくれ
ます。でも一番いいのは安らぎを得ることではないかと思っています。 




猿の群れ
年を越すと、猿が群れで里山に下りてきます。山に食べ物が少ない時だとは思いますが、これを人間はOKしていると
思わせてはいけないのです。とにかく追っ払うことに限ります。この日は息子がいたので二人で小石を武器に、対岸まで
追い払いました。その数はざっと100匹は超えていました。年々猿の数が増えてるように思います。
今の悩みは、村で石を投げることのできる人がもう少ないということです。
また対処療法的には、猿には里に下りると人間い追われるということを教えることでいいのでしょうが、抜本的な対策として
栗、楢など実のなる広葉樹などを多くし、一部杉や檜などの針葉樹を含めた混合林の山に変えないといけないと思います。
水害対策としても保水力のある広葉樹は必要でしょう。

3月4日、仕事部屋の窓の外を見たら!猿の群れが我が田んぼで
落穂ひろい…二人で挟み撃ちにと追いかけたら、さらに奥の田んぼ
に、いるは、いるは…(窓越しで写したので画像がぼやけてます)


伐採とひらたけ栽培

FBにも掲載しましたが、前から村の人に頼まれていたクルミ(上の写真の堰の水門の右)の枝落としと冬の薪用にニセアカシヤを
倒しました。片づけを含めてほぼ一日かかりました。クルミは直径10~20cmの枝は、長さ90cmの玉切りにしてひらたけ(しめじと
いいたいのですがでひらたけです)の駒菌を植えました。早ければ今秋にはいただけるかも…

   
 玉切り作業    結構大きなクルミでしょ!身長180cmある
息子が小さく見えます…
   切り口から樹液が滴り落ちます。

 駒菌は500本植えました。駒菌代に1500円ほどかかるのが
ちょっとねぇ~です。


僕たちが江草に来た当初は、この季節になると、きのこ用の榾木づくりでチェンソーの音が山にこだましたり、コン、コン、コンと金槌で
榾木に駒菌を植えこむ音がしたものです。きのこの栽培も村の方々から教えていただきました。以前は駒菌を植えたら、溶かした蠟で
覆ったものですが、最近はその必要はないようです(ナンデ?)
これで我家のきのこは、しいたけ、なめこに続いてしめじ(ひらたけ)も食卓に上る予定です。
楽しみだなあ~



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