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 2007年12月12日
   
    
“黙っていられない”
    



 
その1、 文教委員会に 「要望書」 を出す。

 沖縄戦教科書記述に関する請願結果について10日に要望書を出した。“7日の東京朝刊1面トップ記事(教科書検定審において「軍強制」の記述容認。最終的な結論は12月下旬となる見通し)のコピ−を添え”@委員会公聴会とA私たちとの懇談会を年内中に開催して欲しいとの2項目を要請した。
 
 請願の主旨は、『高校歴史教科書における「集団自決」の記述に関して“文科省が「日本軍の関与」がまったくなかったかのように修正.削除させた”事に対し、「検定意見を撤回し、執筆記述を元に戻す」 よう、文科省に対し中野区議会として意見書を提出して下さい』 というものです。

しかし、このことについては、“中野区議会にはなじまない”などの勝手な判断で、もともと委員会での判断を出したくないのが見え見えなのだ! そのため、請願人がたくさんの関連資料を提出したのにもかかわらず、何らの審査もしないまま継続審査にしてしまった。それゆえに、上記の要望書提出となった次第だが年内開催はほぼ不可能かも知れない。


 
その2、 中野区は会社?

 先週末、中野区から1月4日の賀詞交歓会の案内が届いた。差し出し人が「経営室経営担当」となっている!

 驚いたネ いつ頃からか“自治体も経営感覚を持たなければならない”などと声高にいわれてきたが、いつのまにか中野区は会社になってしまったらしい? 田中区長は社長気取りで粋がっている?

 経営感覚を持つことと経営者になることは別だ! 自治体の主権者は住民である。自治体は株式会社ではない、金儲けする必要はない。自治体のムダは省かなければならないが住民生活は守らなければならない。

 しかし、田中区政は基本が間違っている。子育て(保育や児童行政)や社会教育や社会体育(自治活動、芸術、文化、スポ−ツ)、各種施設や母親、高齢者行政等々を次から次へと民営化している。(企業は“利益を第一にする”冷徹な論理で成り立っていることを肝に銘じなければならない) 区は仕事をしないのなら大幅減税をしろ!  
  
 どだい、“根本的な認識違いは行政がなすべき仕事”を“サ−ビス”といっている。業務はサ−ビスではなく主権者たる住民のために行う区の仕事である。
 田中区長や一部の管理職は自分たちが主権者と錯覚しているのではないか? 区役所の業務部、課を住民抜きで勝手に変えてしまっている。区民は庁内の業務内容が想像できないではないか。これでは住民が区役所から意識の面でも遠ざかるばかりだ! 形式的な区長との対話集会など何回やっても下請け機関?(町会など)の動員参加では街の要望(実情)など解るはずがないんだよ! 部課長など“自治を真剣に考える職員”はいないのか! 社長気取りの区長に進言せよ!



 2007年9月17日
   
    
自公は政権を明け渡せ
        国会が変?だ。日本民主主義はこれでいいのか!
        寝ているのか野党! 何してる(民.共.社.国)
        小政党の声を聴け! 小選挙区制粉砕!

    



 連日、福田.麻生の顔がテレビや新聞を独占している。自民党の総裁選びだ。国会が開会中にもかかわらず国会を中断して一政党の総裁選びが行われ、それを全てのテレビ局や新聞などからおもしろおかしく報道されているのだ。こんなことが問題なく行われるなんて国会法上その根幹において欠陥が在ると言わざるを得ない。

 ことの発端からして、正常なら起こりえないことが起きたのである。参院選で完膚無くなきまでに叩きのめされた安倍政権が、立て直しをはかって内閣を改造し、国会で安倍首相が所信表明演説を行い、国民に自らの決意と覚悟を語ったのではないか! その安倍首相が各党の代表質問を受ける1時間前になって首相を辞めてしまったのだ。前代未聞の珍事?だ。国の最高責任者として考えられない無責任さだ。

 辞める理由らしきことを幾つか述べていたが政治に行き詰まった泣き言でしかない。 私も言いたいことは山ほどあるが、この事態を迎えては、ひとり安倍首相だけ辞めることを許すべきではない。安倍内閣と与党、自公の責任だ! 政権を担う安倍首相の所信表明に対して質問しようとしたその時、首相が国の政治を放り出したのだから自公に政権担当能力がなくなったと結論づけるしかない。こうなったときには自公が下野するか衆院解散で政権選択を問うべきだろう。


 
国会が変?だ。―何故、黙っている有識者!―

 国会は9月10日から開会中だ。だが審議は中断したままだ。13日からのテレビや新聞は自民党の総裁選びを逐一報道している。16日からは福田、麻生の競演がテレビ画面をとおして全国の茶の間に砲弾となって打ち込まれている。

 本来なら日本の政治の在りようを与野党間で論じあっているはずなのに自民党の宣伝だけが一方的にされている。これは、絶対に間違っている。至急正さなければならない!

 有識者やメディア関係者は、少なくとも日本の民主主義を語るときこの現状を放置しておくことは許されない! 政治の在りように疑義を呈し、国会開会中の自民党総裁選びなど糾弾する論陣を張るべきであろう。


 
寝ているのか野党!(民主、共産、社民等々)

◆民主党よどうした! 自民党に全てのメディアを独占されてやりたい放題の政治宣伝をされているではないか。早く国会の再開を迫れ! 首相の代行を求め、課題を追及せよ。立ち往生したら解散だ!政党の総裁選びなど勝手にやらせておけばいい。

◆共産党は何してる! 闘う術を忘れたのか。相手が法外で暴走しているのにボケ−っとしていると存在感がなくなる! 小なりといえど鋭く厳しく徹底的に闘わない共産党は不要だ。

◆社民党はどこへ行った? 口先だけでおしゃべりしていても自公政治はなんにも変わらない! 野党共闘の先頭に立って肉を切らせて骨を切る“自公を震撼させる闘い”を追及せよ!


 
小政党の声を聴け!――小選挙区制を改めよ――

 小政党の声は少数者ではない! 現在の選挙法が小政党の国会進出を制度的に阻んでいるのだ。困難な諸条件を克服して立候補にこぎつけても運動上で制約され、マスコミからも除外される。法制度が著しく不平等なのだ! 既成政党(大政党)が憲法違反の法律を勝手につくって広範な国民の声を抹殺しているのが政治の現実だ。
 共.社もいま本気で闘わなければ国政から消される! 小選挙区制断固粉砕!



2007.9

自公は政権を明け渡せ
2007.8 政治が動き出した! 自民、歴史的大敗!
2007.7 日本の政治を大転換させるために 選挙に行こう!
2007.5 あなたも「9条ネット」の賛同人に!
2007.4 <改定> 「9条ネット」で政治を変えよう!
2007.3-2 浅野勝利をめざして全力を!
2007.3 「9条ネット」で政治を変えよう!
2007.2 新年の決意