作戦開始!

なかなか実作業に入れずにいたVOJ復活作戦だったが、いよいよ作業に着手することとなった。
しかしなかなか道のりは険しいのだ。

-----ウチのジープ掲示板「VOJ Lover's BBS」より引用-----

[50]やっとこさっとこ作戦開始なのだ - by おとうさん@大家族---2003/05/23/22:47

四月の末に腰を痛めてしまい、部品が揃いながら作業に入れずにいましたが、
今日、いよいよVOJ復活作戦を開始しました。
とはいっても、腰が心配なので、ホイール脱着を伴う作業はパス。
とりあえずは、ボロボロの幌をなんぼかましな中古品に交換。きちんとボディにかかる長さの幌は何年ぶりだべか(爆)
しかしこの中古幌、なぜか「サンルーフ」があけられていて、しかもビニール窓パネルを両面テープでつけてコーキングで固めていたようなので、既にただの「穴」になっています。運転席側の窓も割れて半分ほどなくなっています。そこは後で直すことにして、とりあえずビニールシートとガムテープ(幌車乗り必携アイテム・・・俺だけか)で雨漏りしないように仮補修しました。サイドカーテンの窓はなぜかブラックアウトされているので、どっちにしても窓関係は全部張りなおしでしょうね。
座席はヤフオクで入手したJ53のものに交換。すんなりくっつきました。ただしヘッドレストは付いてなかったので、もとのやつを取りつけました。こんなに厚みのある座面クッションも何年ぶり(大爆)
左テールが球切れだったので交換。これで電装系は完動オッケーです。
手動式フリーハブを外して、正規のドライブフランジに交換。フリーハブはなくても困らなかったけど、メンテの手間だけはかかったという代物なので。よく「フリーにすれば燃費が向上する」とか「4LでFR走行ができる」などという効能が語られますが、目に見えて燃費がよくなるということは(試験条件を完全に一定にして比較すればどうか知らないけど)実際ないですし、4LでFR走行など私はしません。あーすっきりした。
前にも使った24Vの特殊バッテリーでエンジンをかけてみると、調子は良好です。
もともとの巨大バッテリー×2は、取りおろしました。
エンジン停めてエアクリーナーケースを開けたら、中に野ネズミの糞がありました。エレメントも齧りかけたあとが・・・。苦笑いしつつ、ケースごとはずして洗浄待ちの箱へ。
エンジン全体に錆が目立つので、ワイヤブラシでひたすら錆を取り、一日が終わりました。
ブレーキ、クラッチはもう少し腰が安心できる状態になってから・・・なにしろ車輪ひとつ30kgはありますからねぇ。次はボディの錆落しかな。といっても、錆の除去とかいうレベルでなく、「皮一枚でつながっている錆部分を叩き落して、穴あき部分を特定する」という、壮絶かつ悲壮な作業になるのです(泣)

-----引用ここまで-----

ちょべっとリニューアル記念写真
幌交換記念の1枚。これでもだいぶましになったのだ(^^;

写真で、幌の天井に「サンルーフ」の穴がある(縁のシーラント跡が白く見える)こと、サイドカーテンの窓がブラックアウトされていること、ドアの窓が破れていること(黒く見える)などがわかる。これを直さないと青シートははずせないのだ。
また、写真ではまだアイシン製のフリーハブがついているが、この撮影直後に外した。

車庫にしまっていた間、愛しのジープは生き物の楽園と化していたようで、エアクリーナーケースから野ネズミの糞が出てきたときはさすがに苦笑した。エレメントが粘性オイルを染み込ませたフォームタイプの社外品だったので、ネズミも「味見」して巣材に使うことをあきらめたのだろう。純正の紙エレメントだったら穴をあけられていたかもしれない。
エレメントは苫小牧のクルマ屋がデッドストックとして放出していた、4DR5用の「ユニフィルター」をオークションでゲットしていたので、それを使うことにしている。

それにしても、なかなかまとまった休みも取れないし、細切れの作業では効率も悪いしで、復活への道のりはなかなか遠いのだ。


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