●●●洗車・コーティング●●●

車の日常メンテナンスで一番大変なのが洗車です。
特にアクセパーツてんこ盛りのBistroは、外装形状に細かな部分が多く
いざ、洗車&コーティングしようとすると、その手間に途方に暮れることになります。
この時ばかりは通常のVIVIOや、他のデザインに凹凸の少ない車のオーナーが
羨ましくなる瞬間ですね。しかしいざ洗車を始めると、とことんやら無ければ
気が収まらない性格の私としては、極力簡単&効果的&日持ちのする
洗車ノウハウを毎回進化させざるを得ないのです(笑)。

そんな私の救いになっているのがこのHP


私の洗車ノウハウは数年前より主にココから仕入れた情報に基づいているのですが、
それまでにも使った洗車ケミカルは数知れず(まるでバカですね)
試行錯誤に多くの犠牲を払いながらも挫折し掛かっていたところ、
ここを見つけて救われた感じでございます。

このHPではVIVIOとBistroに対象を限定し、その効率的な洗車について
私の独自ノウハウを絡めつつ、色々なスタイルを挙げていきたいと思います。


●スタンド利用の洗車●

スタンドの利用法

スタンド洗車その1 機械洗車

都会ではこれを利用している人が一番多いのかも知れませんね。
けれど、塗装には思いっ切りヘアライン傷が付きますので、
絶対にお薦めは出来ません。一番お手軽ではあるんですけど。
そうは言いながら、私も結構使った経験はあります。
特に冬場に汚れてしまって仕方なくとか。寒くて自分で洗車したくないし。
どうしても使うときは、とりあえず乗ったまま可能な簡単全自動洗車の
スタンドを選びます。これって手作業無い分安いし。そして、
絶対条件は、ブラシが布ブラシソフト洗車の機械があるところ。
近所のシェルにはないのでエッソとか(笑)、やっぱり布はやさしいです。
プラスチックのブラシより回転が遅く、重みで拭う感じです。
乗ったままのお店にする理由は、安さだけでなく、
中からブラシの圧力、攻撃性が手に取るように判るから。
洗車中はそのパワーに圧倒されて中にいると怖いです(爆)。
けっこう場所によって力が違うので、パワーが弱いところを見つけてそこにしています。
汚れ落ちはいまいちですが、以前、回転パワーの強いところで、
設定を間違え、ルーフキャリアーが脱落してキャリアに怪我を負わせた経緯があり、
それからは怖くて自動洗車機は殆ど使っていません。
Bistroは外装アクセサリパーツが多いので、機械洗車は危ないと思います。
あと、洗車機では水洗いにしています。シャンプーやワックスは使いません。
自動洗車の場合、シャンプーはどうも流し切れてないみたいだし、
ワックスはガラスに付くと色々不都合になりますから。それに、
安い水洗い@300円で濡通の汚れは大抵落ちます。


●コイン洗車場●

殆ど利用経験無いのでノウハウありませんm(__)m


●洗車スペースがある場合●

私の場合、契約立体駐車場が屋根付き半地下(共同)&水道設備有りと恵まれていて、
水と洗車場そのものにお金を払うことなく、好きなときに洗車が出来ます。
そこで、月に一度、気合いを入れて洗車をするのですが、
一度に、水洗い洗車>ホイール洗浄>水拭き取り>コーティング>拭き取り>
ガラスコート>細部の仕上げ をやろうとすると、なんやかやと2〜3時間程度は掛かります。
結構気合いも必要で、気持ちが乗ってないと途中で挫折する危険性も高いです。
しかし、凝り性なので始めてしまうとこうなってしまう・・・。まぁ車も綺麗になるし、
軽い運動にもなるし、一石二鳥だと思って定期的に自らに義務づけています(^^;。

とりあえずこのスタイル(極力簡単になるよう試行錯誤した)で
必要になるグッズを挙げます。ちなみにココで挙げている毎月スタイルは、
既に十分に下地の整っている綺麗な車であることが条件となります。

用意する物:
バケツ、シャワーヘッド付ホース(10m位の太めで長い物)、
カーシャンプー
ボディコーティング剤
ガラスコーティング剤
ホイールクリーナー
タイヤワックス(お好みで)
ドライウォッシュ系クリーナー

スポンジ×2(ボディ・タイヤ)
水拭き取り用クロス
塗り込みクロス×2(ボディ・ガラス)
拭き取り用クロス×3(ボディ・ガラス・ドライウォッシュ)
綿棒等

とりあえず大体こんな感じでしょうか。
ちなみにココで挙げた物にどんなケミカルやクロスを選ぶかで、
作業の難易度・スピードが大きく異なってきます。楽をして、
良い結果を出す為にはその辺がツボと言っても過言では無い程です。

●バケツとホース●

バケツは何でも良いのですが、ケミカル等が丸ごと入って
持ち運べる物が良いです。ホースはリール付が便利です。
普段利用する蛇口の口径を調べ、適合するサイズにしましょう。
蛇口側に脱落防止の締め付けネジバンドを付けるのも手です。
また折れにくい肉厚な物を選びましょう。薄い物は作業中に折れやすく、
栓が抜けて水をまき散らしたり色々とトラブルの元になります。
ホースの先には水流可変式シャワーヘッドがあると便利。

●カーシャンプー●

カーシャンプーは後で処理するコーティング剤の専用補助タイプか、
そうで無ければ洗浄のみのシンプルな物を。植物性ベースで防錆剤配合とか。
上記を除いた妙なリンスinや中途半端にワックス効果のあるタイプは、
拭き残しが染みになったりするのでNG。コート剤との相性を考えても、
コート剤とシャンプーの全く異なる組み合わせは避けた方が無難ではと思います。
カーシャンプーのインプレへ

●ボディコート●

コート剤もワックスもシャンプーも、店頭には訳がわからない程
多種類の商品が並んでいますよね。ワックス派、コーティング派あなたはどちら?
なんて話もありますが、耐候性を考えるとやはりコーティングになってしまいます。
その中でも施行性・保護耐久性・光沢の三拍子が揃った製品は限られます。
丸缶に入った固形カルナバワックスにはワックス独特のオイリーな艶が魅力ですが、
ワックス効果以外は、実際にはボディ保護能力が殆ど無いのと、耐候性が低く
雨染みの原因になる・流れ出すなど、実用上色々と問題があるのです。
コーティング剤を選ぶ際のポイントは、

塗面保護能力
耐久&耐候性
光沢
施行性
傷消し(埋め)効果
汎用性
洗浄力
ワックス滓の有無
価格

の項目をチェックします。パッケージの能書きが誇大広告気味の物が多く、
実際に使ってみないと答えが出ないのが難点ではあります。特に、
保護・耐候性・施行性の三点は絶対的重視項目。
それに優れた光沢があり、汎用性に優れ・汚れ落とし効果もあり、
傷が消え、白い滓が隙間に残らず、価格が安ければ言う事ありません。
ボディコート剤のインプレへ

ちなみに例のポリラックの場合の私的評価ですが、
(★5つが最高・プロの施行は基準に含めない)、

保護能力★★★★★
耐久耐候性★★★★★
光沢★★★★
施行性★★★
傷埋め効果★★★★
汎用性★★★
洗浄力★★★★★
ワックス滓★ 最大の弱点・対Bistroには致命的欠陥
価格 ★★ 流石に高いです

と、こんな評価ですね。うーん評価高いぞ(笑)
詳しくは下記のポリラックの項目で。


ガラスコート
これは撥水効果を持たせるのが主目的です。フッ素やシリコン系の物が多く、
他に、ボディコーティング剤の中にはガラスコート<剤としても使えるモノもあります。
純粋なコート剤の場合、施行には、前段階としてコンパウンドによる
下地処理が必要になる場合もあります。シリコンよりフッ素系の方が耐久性はありますが、
その分、高価で施行には気を使うようです。また、施行面が平滑にならないタイプでは、
水はじきと性と相まってワイパーをびびらせる原因になります。その為、私の場合
専用のガラスコート剤を一切使ってません。手軽なドライウォッシュで代用です。
ガラスコートのインプレへ


ドライ洗車

元々はアメリカ製の一部のワックスに端を発している気がしますが、
スプレーワックス一本で汚れ落としとコーティングが出来、拭き取りクロスのみ
水無しで施行できるという優れものです。ここ数年で一気に商品が増えましたね。
カーマイペットベガ!なんて低価格品がスーパーで並びだした日には
凄いなぁと感心した記憶があります。使ったことは無いけどね(笑)
商品によっては汎用性も傑出していて、これが一番お手軽に、しかもパッと観で
かなりハイレベルな仕上がりをしてくれる方法です。但し弱点も多く、
施行ウエスが直ぐ汚れる>拭き取り傷の原因になりやすい。コート剤としての
耐久性に欠く、等々、メインで使うのはやや無理があるかな〜と感じています。
しかし、補助用途として常に車載しておくと、いざとゆー時にとても便利なのです。
また、私はこれを常にガラス汚れ落とし&撥水コート剤としても代用していますので、
ガラスが汚れる度or洗車時に

ドライウォッシュのインプレへ


下地処理&塗装レストア

新車は良い(もっとも、塗装が固まり切るまでの期間は、汚さないよう勤め、
埃を優しく水で流す以外何もしない方が良いらしい)のですが、
中古車や、それまでちゃんと洗車して来なかった車や、
あるいは毎度自動洗車機の餌食になっていた車の塗装には、
そのままコーティングをしてもせっかくのコート性能が十分に引き出せません。
仕上がりの美しさは、結局下地処理の精密さで決まると言えるくらいです。
これは本当に難しい問題で、上記の素人お手軽コーティングでも下地さえ良ければ、
業者にも引けを取らない出来映えに自分でびっくり!もあり得ますし、
逆に業者さんの本当の凄さは、下地処理に半端じゃなく工程と時間を
割いている点にこそ真の価値があると思います。これを自分でやろうとすると、
なかなか無理があるんですね〜。少なくとも、慣れない&道具もない素人である以上は、
相当の忍耐と作業時間・工程は覚悟しましょう。

下地処理の工程は、塗料に立体的に刺さった鉄粉その他を落とし、
付着した雨染みその他の頑固な汚れを剥離させ、
クリアコート層の傷を削るか埋めるかして平滑化することの2点がメインです。

鉄粉落としは執念(笑)化学反応型の鉄粉落としシャンプーで洗車した後、
トラップ粘度を使い気が遠くなる程丁寧に磨きます。やっても取りきれないのが悲しい。
粘度の質もあるのでしょうね。鉄粉落としシャンプーは塗装にダメージを与える
可能性がありますから、普段から洗車で使うのは避けましょう。
あくまで下地処理時の補助として。そしてすすぎはとにかく念入りに。

雨染み落としとクリアコートの平滑化は超微粒子コンパウンドで。
市販の雨染みクリーナーも中身はコンパウンドと洗浄剤です。
下手な磨き方をすると逆効果&非可逆ダメージを与えることになりますので、
磨き込みは慎重に。またコンパウンド&クロス選びも慎重に。

かいつまんで書くと簡単ですが、この二つの作業には
時間と根気と忍耐と丁寧さが本格的に(笑)必要です。
Bistroでやるとなるとちょっと気が遠くなります(笑)。
私がやったときは、残念ながらどちらも結局中途半端に終わりました。
けれどそのうち再挑戦します。良いケミカルが特定できたら・・・。

レストア

車を乗っていると、どうしても小傷が出来てしまったり、アクシデントに見舞われたり、
ちょっとした補修が必要になる事が結構あります。そんな時のために、
とりあえず押さえておきたいのがタッチアップペン。ところが、
カー用品店でタッチアップの近似色を手に入れることが出来、
はたまた最近は自動色混合制作機械まで導入していたりして
つい買ってしまいそうになります。どちらも販売価格が800〜1000円程度でですが、
実のところ、SUBARU指定の純正色タッチアップペンは、
ディーラーからいつでも購入することが出来るのです。
カタログ上に掲載がないためか、灯台もと暗しな感じです。
ちなみにディーラー価格は600円。これで手間もイラナイし、
色違いの危険性も無い完全純正色な訳ですから、こちらを利用しない手はありません。
一本常備として洗車セットにでも入れておきましょう。

洗車の注意、失敗談

業者のプロ・コーティング
本当はやりたいけど、依頼した事がないので答えられない(笑)
2万円くらいで、下手に塗装を削らずに屋根下で2年くらい持ってくれる
優れた業者コーティングがあればお願いしたいのですが・・・
ネットでメリット・デメリットを検索するにつけ、怖くなって挫折(汗)。
しかしBistroの難儀な作りを考えると軽自動車料金でホントに良いのか?(滝汗)
確実に定評あるところは軽自動車で5万〜ですしねぇ。
しかし、市販コート剤でどんなにあがいても、所詮本物のプロの技には
足元にも及ばないのが現実でしょう。業者が多すぎで
何処がホントのプロなのか判らないのが一番の難題です・・・。



具リッター