Bistroはメッキパーツが多くて細かく複雑な形をしている為、小さな車体の割に、 さ・・・。そこらののっぺりした普通車なんてホント目じゃないんですよね〜。だから洗車が嫌いな人はBistroを買っち ゃ駄目なのです〜(笑) 小洒落たデザインのため、汚れるとかなりみすぼらしくなる車ですし、濃色車が多くマイカを 含む3コートパールの凝った塗装のため、リング光彩などのちょっとしたキズが目立ちやすく、その面からも洗車には とても気を使います。 きなのですが、コーティングやワックスをぬりぬり、ふきふきはハッキリ言ってあんまり好きではないです。時間の無 駄をしている気がするのと、毎回洗車で疲れてしまい、コーティングまで気が回らないのもあります。ですから、ワック ス等の施工は、めんどくさいので本当は出来るだけしたくない・・・、ですので、考えているのはどうしたらラクに見栄 えのする仕上がりの洗車が出来るか?だったりします。 イ洗車哲学ですか、とにかく、洗車はシンプルで"楽"なことが一番!短い時間で効率よく簡単に済ませられる こと、そして、少し汚れたらこまめに洗車してあげること。これが愛車を長く奇麗に保つための秘訣だと思い ます。 ほどの洗車グッズ・ケミカルが売られていて、コダワリ出すとセミプロ御用達のネット通販まであり、本当に何が必要 なのか見失ってしまう程ですが、本当に必要なものは意外と限られていると思います。車の塗装の状態や洗車に使 える水の量で揃えるグッズは変わってきますが、最低限の基本はとりあえずこんなところです。
【水回りとして】 @蓋付のバケツ Aシャワーヘッド付きの細いホースリール
【洗車用品】 Bシャンプー(リンスin) Cお手軽コート剤 D洗車用スポンジ
E水切り用クロス F乾拭きクロス
【足回り用品】 Gホイールクリーナー Hホイールスポンジ Iタイヤワックス
【室内清掃】 J掃除機 K室内用クロス Lアルコール Mティッシュ N予備のクロス・スポンジ
【補助用品】 Oドライクリーナー P塗装の補修セット Q割り箸や綿棒、爪楊枝 ゴム手袋
@蓋付のバケツ
Aシャワーヘッド付きのコンパクトホースリール
Bシャンプー
Bその2 リンスinシャンプー
Cお手軽コーティング剤
D洗車用スポンジ
A 洗車スペースがあり、ホースを引いて水が自由に使える
B 洗車スペースはあるが、ホースは引けない。ポリタンクやバケツの水数杯程度なら調達or拝借可能
C 洗車スペースはあるけれど水は殆ど使えない
D コイン洗車場
E ガソリンスタンドの自動洗車機
で、周りの車が出払ってる時を見計らって、自分でゆっくりと洗車が出来る環境です。共有水道の蛇口になにも付い ていませんので、勝手にリールホースをワンタッチで取り付けできるアタッチメントをネジ止めしてあります(笑) 雨露(ジョウロ)を使うと節水できて便利です。但しこの方法ではすすぎに水を十分使えませんので、使用するシャンプ ーには細心の注意を払い、特に水切りが良く、塗装に残っても悪さをしないものを選びましょう。これが難しいのです けれど(^^;。手持ちが塗装に残りそうなシャンプーの場合は、水だけ洗車にして敢えて何も使わない方がマシです。 ちですが、こういった場合はドライ洗車用のクリーナーを使います。光沢撥水効果を兼ねているものが殆どでボディに 吹きかけて柔らかい布地で拭き取るだけの手軽さで、あっという間に洗車とコーティングが出来ます。そもそもはドラ イウォッシュというアメリカ製のクリーナーがはしりだと思うのですが、最近は国産品でも色々と種類があり、カーマイ ペット○ガなどスーパーでも安く手軽に手に入るようになりました、ただ、○ガはあまり評判が良くないですけど。 を薬剤と一緒に拭き取るとき、どうやっても微細な擦り傷が入ってしまいます。クリーナー自体滑らかな液性をしてい て磨きキズが入りにくくはなっていますし、多くは光沢剤や樹脂を含んでいて磨きキズを一時的に埋めてしまうので、 拭き取りで発生するキズを一見して無いように見せられるのですが、それでもキズが入ってしまうのは防げません。 って折り返しながら汚れを拭き取っていきます。砂埃を含んで汚れた面で拭き続ければ、それだけ沢山キズを作って いることになるからです。それから拭き取るときには絶対に力を入れないこと。あと、汚れの拭き取りと仕上げには 別々のクロスを用意して、一度に拭き取りと仕上げをやってしまわない事です。パネル毎に大まかに汚れを落とした ら、磨きクロスで仕上げ拭きをするくらい慎重で良いと思います。とにかくこの手のドライクリーナーを過信しないこと。 溶剤を含んでいるため確かに汚れは良く落ちますし、仕上がりも素晴らしいものがあるのですが、塗装には余り優し くない事を忘れてはいけません。水洗いが出来るのでしたら面倒でもそちらを選びましょう。ただし、自動洗車機に入 れるよりかは大分マシだとは思います。 一般的にスタンドの洗車機を利用するコトになってしまいますけれど、これは車の塗装のためには是が非でも避けて 欲しい方法です。スタンドでも出来ることなら手洗い洗車を頼みましょう(滝汗)。自由にホースが使える場所が見当た らない場合は、水を入れたバケツかポリタンクが数個あれば、ドライ洗車用ケミカルなどとの組み合わせで意外と何 とかなると思いますので、それでチャレンジしてみてくださいd(^_-)。 装を傷めてしまったという事にも・・・。まず、気温が高すぎると自分がバテてしまいますし、水分の蒸発が激しく、シャ ンプーやコーティングが染みになる危険性が高まります。特に夏場の直射日光の下での施工は厳禁。スポンジでシ ャンプーをかけているそばから乾いてしまいますので、洗っているつもりでケミカル染みを付けているようなものです。 梅雨の時期や雨の日など、湿度が高すぎると今度は乾きが遅くなり、いつまで経ってもシャンプー後の水滴が残って しまったり、コーティング剤を塗っても全然乾かず、上手く拭き取りが出来なかったり。風の強い日は当然ボディが乾く スピードが飛躍的に早まりますし、春先の砂埃が多い時期などは、磨いているつもりが逆に塗装をキズだらけにして しまう場合もあります。とにかく、人が快適と感じる範囲の気温と湿度、無風〜穏やかな風、日陰などの条件が整っ ている日を選びましょう。照明の有無も大切です。パステルの駐車場は地下ですので、普段は暗い蛍光灯の照明し かありません。ココではリング光彩などは全く見えませんし、塗装の状態が良くわからないため、スポンジに絡んだ砂 で引っ掻き傷を付けても気が付かなかったり、コーティング剤をあちこち拭き残してしまったりします。洗車は温度湿 度の条件さえ揃えば、夜でも構わないと思いますが、少なくとも照明設備の整ったコイン洗車場など、明るい水銀灯 (昼夜を問わず一番塗装の状態を見極め易いです)の下で作業をすることが、丁寧な作業が出来、余計な失敗を未然 に防ぐコツです。 方が良いです。余程寒くない限り上着は半袖がベター、腕時計とか硬いものは勿論全部外してしまいます。ベルトは 着用しない。ポケットの中もハンカチかティッシュくらいにしましょう。何か入れていると水が掛かったり何かの拍子に 脱落したり、ポケット越しにものがボディに激突したりロクな事がありません。靴は濡れても良いやつを。スニーカーで も水が絶対に染み込まないものが良いです。あと、手荒れが気になる人はケミカルを使うときにゴム手袋を着用しま しょう。作業が長引いたときのために飲み物は用意した方が良いです。 は、ボディ洗い用のスポンジ・シャンプー&リンス・ホイール用スポンジ・ホイールクリーナー・水切り用クロス・予備の ネル・クロス数枚とスポンジ適宜・タイヤワックス・ガラスコート剤・消毒用アルコールを入れたスプレー・細かい補修 用品を詰めたケース・洗浄力の強いドライクリーナー等を入れておきます。ドライクリーナーは普段からトランクに積ん でおくのもお薦めです。これだけ品数があると、大きめのバケツじゃないと入り切りません。一つにまとめるにはカー 用品店にある大きめの専用収納バケツが良いと思います。(私は二つに分けています。)スポンジとネルは常に予備 を用意して置きましょう。洗車中に落万が一地面にとした場合、砂塵を含んでしまい以後の作業が出来なくなってし まうからです。他に、各々の事情に応じて、掃除機とシャワーヘッド付きリールホースを用意します。 らけにされる場合あり)か、シャッター屋根付きの駐車場で保管され、大切に乗られていた車、若しくは腕の確かなプ ロに磨きとコーティングを施工された車しか、"状態の良い"には当てはまりません。ちなみにパステルのBistroも残 念ながら当てはまりません。ご近所からはいつも奇麗にしているねーと言われますが、ガススタの水銀灯の下に晒し たが最後、5年の歳月が刻むリング光彩と小キズに目眩が・・・(爆) とにかく塗装の状態を客観的に自覚するために は、夜、ガソリンスタンドか洗車場などの水銀灯の下で愛車の塗装をじっくり眺めてみることです。きっと今まで気が 付かなかった無数の傷が見つかり、具合が悪くなること請け合いです(死)。他の人の車や、機会があればプロにコー ティングされた車の塗装と同じ条件で比べてみる事をお薦めします。腕の確かな職人さんが磨いて、適切なコート剤 を施工された車は、後でオーナー自ら進んで傷を付けてない限りは(^^;、水銀灯で晒しても見えるようなキズは殆どあ りません。また、平滑な塗装には汚れや鉄粉も付着しませんので、指で撫でるとツルツルである事が判ります。(注: くれぐれも被った汚れの上からはなぞらないように!これをするともろにキズが入ります) これがキズの多い塗装に なればなる程、一見奇麗に洗った後でも鉄粉や汚れのザラザラとした引っかかりを感じます。更に判りやすい方法で は、タバコやお菓子の包装フィルムを塗装面に当て、その上から撫でると塗装上の凹凸が面白いようにハッキリと感 じられます。これをすると滅入るのであまりお薦めしませんけど(笑) 能書きに踊らされて素人が余計なことをするよりは、シャンプーとリンスだけにしておいた方が後々副作用がないと思 います。少なくとも普段の洗車では、シャンプーを使った水洗い+リンスが基本です。雨や埃で汚れたら、こびり付か ないうちにこまめに洗車してあげましょう。遠出をした場合は直後に必ず、普段でも少なくとも月に1度は奇麗にする のがベターです。本格的に汚れる前に洗ってしまうのが毎回の洗車を楽にする秘訣です。 とです。どちらもコダワリ出すとカー用品店に並ぶ製品では飽き足らなくなり、プロのコーティングショップが卸すネット 通販品に辿り着いてしまうみたいですが、訳が判らない場合、最初に選ぶポイントとしては、SONAXのグロスシャ ンプーなど、余計な成分を含まないプレーンなシャンプーがお薦めです。特にコンパウンドに類するものや、妙な化学 薬品を混ぜているものは、効果と引き替えに何らかのデメリットがあると考えるべきです。私は出来ればリンスインタ イプでシャンプーと同時にライトにコーティングも済んでしまうタイプが好みですが、これも変な製品を選ぶと、あとで染 みになったりムラが出来たりロクな事になりませんので、効果の高いケミカルを選びたい場合は、使う前にネット上の 洗車サイトなどで評判をじっくり吟味される事をお薦めします。ちなみに現時点でパステルの場合○○○○○を愛用 しています。 止めるためにもスポンジやネルにはとにかく高品位のものを選びましょう。パステル的なお薦めはネルクロスでは" ふきとりーのW"や"シュアラスター鏡面仕上げクロス"、洗車スポンジは○○○○○です。特にクロスに関して はネット上でもこの2つが頂点を極めるものとして評価の高いものですから、数枚最初にこれを買ってしまうことをお薦 めします。やや高価なのが難点ですが、用品店に星の数ほど並んでいるクロスの中でも明らかに一段レベルの違う 製品です。この2つは大変耐久性が高く何年経っても朽ちませんので、結果的にはリーズナブルなクロスと云えま す。また、ふきとりーのWはコーティングの拭き取り、仕上げの乾拭きだけでなく、通常の水洗い洗車後の水滴拭き 取りにも抜群の吸水性と柔らかさを備えています。自動車以外にも、ガラス、光学レンズ、CD磨き(これが最高で す!)、ピアノ・家具磨きなど、家庭内のあらゆる場所で使えるかなりの優れもので、実際それぞれの専用品として売 られている下手なクロスよりも遥かに優れていますので、パステルの場合何枚も用意して、屋内での色々な用途に 使い分けています。それと、ネルを確実に汚してしまう作業をする場合、上記のような高価なクロスを使うのは洗って も黒ずみが取れなくなるので流石に勿体ないです。私の場合、古い綿の下着(Tシャツとかね)を適度に切り分け、ワ ックスやコンパウドの塗り込みや、ピッチタール落とし等、色々な用途に使っています。間違ってもタオルを使うのだけ は止めましょう(笑) 仕上げにお手軽コーティング剤 (ココでは便宜上リンスと呼びます) を使うことで、光沢・コーティング効果を得ることが 出来ます。お手軽と云っても、この手のケミカルはプロ向けコーティングの延長線上にある野心的な製品が多く、下 手な(施工の面倒な)コーティング剤より良い仕上がりと耐久性を得られる物も色々あります。所謂コーティング施工車 の日常メンテナンス、補充用と位置づけられているものです。塗装の状態を一度整えて、しっかりと基礎のコーティン グをしてしまえば、その後はシャンプー洗車とリンス若しくはリンスインシャンプーだけで半年〜1年はしのげると思い ます。選ぶポイントとしては、とにかく余計な行程が増えず、作業が簡単なこと。シャンプー洗車後の濡れたボディに そのままスプレーしてから水滴ごと拭き上げるだけとか、濡れたボディにさっと塗り混んだら、再びボディを水ですすい で拭き上げて終了とか、そんな感じのものです。お手軽タイプの良いところは、ガラスや樹脂に対しても神経質になら ずに済みますし、拭き取り時に出る白い粉が樹脂やモールに詰まる様な事も無い点です。ただ、こういった施工性の 良さと引き替えに、膜厚は薄く、撥水面以外での物理的な保護効果は薄いと思われますので、リンスを使う前に、ち ゃんとコーティングを済ませ、そのコーティングと相性の良いリンスを選ばれるのが良いと思います。それ自体かなり の光沢と撥水性などがあるとは云え、本来はあくまで下地のコーティング剤を補強し、その艶と保護力をより長持ちさ せるのが目的だからです。 主に缶に入った古くからのワックスと、その派生品のなんちゃってコーティング剤を指します。洗車好きの方々は、シ ャンプーしたらワックスってのが昔から?の常識でありますが、ワックスの成分は殆どカルナバロウ等の油性のつや 出し成分+溶剤ですから、ワックスを掛けるメリットは端的に艶が出るだけです。これに現実的な保護効果は殆どあ りませんし、雨に当ててしまった場合は一度で艶が引けてしまう&逆に流れ出して染みになり、塗装を傷める元にも なりかねません。油性のためガラスに油膜も出来てしまいますし・・・。また、白っぽくなるので樹脂には使えません し、拭き取り時にモールに目詰まりを起こす粉も盛大に出てしまいます。そもそもワックスには隠してコンパウンド成 分が含まれていることも多いですし。パステルの場合、本来こういったコーティングをする意義を考えると、保護効果 こそが重要で、つや出し二次的なものだと考えています。そうすると、耐候性に劣り、保護の面からも論理的な有効 性が認めにくい旧態依然としたワックスにはあまりメリットがあるとは思えません。ショウのように車を飾り物として置 く場合には、ワックス独特の派手な脂っこい艶が良いかも知れませんが、実用車には良くできたコーティング剤の方 が相応しいと思っています。最近のコート剤はそこらのワックスを軽く凌駕するような輝きを放つものも多いですし、そ の面からも今更敢えてワックスを使うことはあまりお薦めしませんです。 クスと同じで使わない方が良い気がするものが溢れているのが現状です。大抵のコーティング剤にはやはりコンパウ ンド成分が含まれていて(含まれませんと書いてあるものにもです(汗))、コーティングしているつもりでもある程度塗装 を削ってしまうのは避けられませんし、耐久性なども能書き通りの製品はまず無いと思って良いくらいです。また、多 くの製品はやはり拭き取り時に白い粉が出てしまいますので、その時点でBistroへの使用は施工が面倒になり過ぎ て無理があります。ただ、従来は耐久性や安全性に疑問のある石油系の溶剤をベースにしたコート剤が殆どでした が、最近ではプロのコーティング店を中心に無色透明のガラス系のコート剤(珪素・フッ素・セルロース繊維を云々系 (爆))も出回り始めました。本来は、廉価(諭吉さん未満)で耐久日数の劣る簡易プロコーティング向けのケミカルなの だと思うのですが、コンシュマー用途の製品と異なりコンパウンドや洗浄剤など余計な物が含まれていませんので、 単純で安心感があり、またガラス系でなければ難しいソリッドで透明度の高い硬質皮膜が得られます。また、透明な 物質のため、Bistroのアキレス腱であるメッキモールや樹脂部分へ全く問題無く使用でき、ついでにガラスやホイー ルなどにもオールラウンドに使える製品もあります。当然余計な目詰まり粉も出ません。それ自体の施工性は、大抵 ワックスや従来の石油系コート剤より遥かに簡単です。ただ施工の成否は下地の質に左右されますので、予め下地 処理を如何に丁寧にやり切るかが上手く仕上げるポイントとなりますが、つや出しや保護、安全性の面から今後はこ ちらを使われる人が増えてくると思います。注:市販のガラス系のケミカルは、一部(本来プロ向けのために)拭き取り が難しくムラが出来やすいものや、どうもイオンデポジット(スポット状の水垢)が出来やすいケースがあるようです。こ のデポジットが一度付いてしまうと簡単には落とせません。ムラも硬質皮膜であるが故に一度失敗してしまうとその 後簡単に取れない場合があり得ます。こうなると文字通り本末転倒になりますので、WEB上の評判を良く吟味し耐 久性に難があったり、素人の施工が難しい製品は避けられた方が無難です。 なければ洗う必要はありません。屋内ガレージがあって、山の中や雨の日に運転をしなければ、何ヶ月も洗わないで 大丈夫でしょうし・・・。長距離を走ったり、夜峠に出たりすればフロントやキャリア周りはイヤになる程虫の死骸だらけ ですし、砂埃の多い日に戸外に出していたり都会の交通量の多い所でディーゼルの煤煙をかぶりまくれば数日でか なりの汚染物質を被ってしまいます。基本的に汚れが付いたら時間を開けずに出来るだけ早く洗い落としてしまうの がベストです。とりあえず、虫の死骸、鳥の糞などは付いたらその場で落とす。こういった酸性の有機物を放置すれ ば短時間で塗装が侵されてしまい、もうどうやっても元通りにはなりません。これに関しては後述しますが、常に車に ドライクリーナーを常備して、気が付いたら面倒でも拭き取るのが基本です。通常のシャンプー洗車に関しては、雨と の兼ね合いだと思います。一端雨を被ってしまえば洗車の必要性は飛躍的に高まりますし、コーティング劣化も早ま ります。単に雨と云っても奇麗な雨と汚い雨で汚れ方が大分違いますが、大気汚染の激しい地域では、そのまま放 置すればいずれ雨が流れ染みやイオンデポジットとなってしまいます。また、雨の中を走行すれば、当然ボディの下 半分が泥ハネで一気に見苦しくなってきます。この様子を勘案しながら、汚れがこびり付く前に適宜洗うのが良いと 思います。塗装が滑らかで汚れののっていない奇麗な車を洗車するのは驚くほど簡単ですが、何度か雨や埃を被っ た車を洗車するとなると、同じ行程でも作業がぐっと面倒になります。とりあえず、最低でも月に一度、それプラス見 た目で汚れたらその都度洗うくらいのまめさが塗装を奇麗なままいつまでも保つ秘訣です。 な状態でした。15000kmで中古購入した今の2代目さんよりずっと奇麗だったのが泣けます。それというのも、新車 からボディカバーをしていたからです。裏に起毛の付いたカバーで、ルーフキャリアに合わせて特注したもので、お陰 でルーフとカバーが擦れてルーフにキズが入ることもありませんでした。ボディカバーにはメリットとデメリットがあり、 メリットは雨と砂埃ををかなり防げること、デメリットはカバーとボディーが擦れて(正確には風に煽られたカバーとボデ ィーに残っている細かい砂塵がです)、接触面の一部で細かいリング光彩の原因になる点です。また、雨の後はどう しても乾きが遅れて蒸れますので、古い車などは錆の進行が早まる危険性が高まると思います。この為、屋内+保 管ほど塗装を完璧に守ることは出来ませんが、それでも太陽光線や雨がもたらす流れ染みやデポジットの凶悪さを 思えば、かなりマシではないかと思います。ボディカバー選びのポイントとしては、必ず裏に起毛があり、生地の厚み のあるものを選ぶことです。軽自動車向けの汎用品よりは専用品の方が良いと思いますが、寸法をfaxで伝えて特注 すると、余裕を持って大きくつくられ過ぎたりして、いざ被せるとぶかぶかだったりします。経験的にぶかぶかだとロク な事にならないです(^^;。近くに現車持ち込みで寸法を採ってくれるところがあればベストなのですが・・・。あと、リアト ランクに収納するためのバッグ付のものを選べば、慣れると30秒で被せたり脱がせたり出来ます。それと、使用する 際はボディカバー用のゴムバンドを一緒に購入しましょう、カバーがピッタリサイズで無い場合、バンドがないと風の 強い日に煽られてボディとの擦り傷を生んだり、メッキモールが褪せてしまう原因になります。また、ボディカバーの寿 命は1年から良くても2年が限度だと思ってください。1年を過ぎると内側の下回りから汚れてどうにもならなくなりま すから、その度に新調する覚悟が必要です。カバーを汚さないためには、車体がほこりを被ってしまった場合は無理 にカバーは被せない事が必要です。より良くカバーを機能させるために、ここでもこまめな洗車が必要になります。
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