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Last Update 2005/10/15




6.さらに分析

  簡単には処理したいけど、やっぱり上手くやってみたい。調べてみると、こんなことが有効らしい。
     ・薬液に着ける前に水に浸す → 理屈はよくわかったが、めんどうなので今回はやらない。

     ・温度管理しっかり → 部屋の温度が、24度くらいなので、薬液もそんなもんでしょう。
                     ということで今回は特に管理しない。

     ・富士QW、ドライウェルを用いるとよい → 水切りは重要と考えるのでドライウェルは使うことにした。


7.それでは実践!

@こんな感じに準備してみました

 フィルム内の廃液を吸いとる
 ための雑巾をわすれずに!
 
Aアンプルを割ります

  手際よく進めるために、
  青と赤両方のアンプルを
  割っておきました。

  アンプルカッターをかぶせ、
  印を手前にして折ると、
  簡単にフタがとれます。
Bフィルムにふたをかぶせます

  中ぶたをかぶせ、外ぶたを
  かぶせます。
C現像・定着

 青の薬液をタンクに入れ、
 パトローネをセットし、5秒待ち。

 右に高速で回転させ、
 ※3秒10回転以上
 左にゆっくり回転。
 ※回転が少しきつくなるまで
 2分30秒繰り返します。


 タンクの廃液をすて、
 パトローネをとりだし、雑巾に
 廃液を落とします。

 今度は赤の薬液を同じ要領で
 4分間処理します。
Dパトローネ取り出し

 タンクからパトローネを取り
 だします。

 赤の定着液は捨てずに
 残しておきます。


 ※フィルムを洗っているときに
  仕上がりに問題なさそうだった
  ら捨ててもいいです。
Eフィルム取り出し


 センヌキの要領であけます。

 数箇所を少しづつ開けるように
 すればよいかも。
Fフィルム取り出し その2


 取り出しました。

 おお、こんな風になってるんだ
G水洗い


  超ラフ!

  15分くらい洗いました。
  ※本当は30分くらいらしい

  あとで、分かりましたが、
  フィルムって結構傷つき
  やすいみたい。
Hドライウェル溶液作成

 フィルムを洗いながら作業
 しました。

 水切り剤のドライウェル
 を作成します。

 2リットル基準ですが、
 そんなにいらないので、
 1リットル分作成しました。

 気泡が入らないように混ぜます
 ※重要
I水洗い後

 おぉ!!!!
 像が写っています。
 感動しちゃいました。

 ちなみに
 フィルムが軸に繋がっている
 ので切り落とします。

 ※コダックはここがシールで
  繋がっているらしいので
  ダークレスは使えないらしい
Jドライウェル・乾燥

 ドライウェル溶液に30秒ほど
 静かに浸します。
 ※あわ立たせないように!

 あとはそのまま乾燥させます。

 写真用のおもりを付けて
 干すと、カールがとれて扱い
 やすくなります。
 (1組400円弱)

さて、肝心の結果は・・・





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