craft WAKU   


製作過程4   トッキン(tokkin)    ウォールナット、メープル、ミズナラ、胡桃、ブナなど

製作過程1へ 製作過程2へ 製作過程3へ 完成へ

抽斗用のメープル材が中央で1mm弱ほど反っていることに気付く。
う〜ん。ショック。
元々、変形家具だからそのまま使う方法もある(笑)が、ここは平面にこだわります。

柱と側面部分なのですが、このような曲面大好き・・

変形家具の場合、ホゾ組で強度を出していますが、一般的な家具より難しいです。
変形物のホゾ組はキツクして、ガッチリ組んでいます。
いつも、割れるな〜って、念じながら玄翁でガンガン叩いています。

天板を組みます。
ホゾは、胴付部分を削って緩くしたのに、(予想通り)入らない。焦った・・・。
脚の下部に平らな面があるので、その下に端材を入れて、先端の細い部分を浮かせて、
力が掛からないようにしておいて、玄翁で思いっきり叩いて組みました。
冷や冷やしながら、組み立てています。

抽斗の製作に入りました。
100均で、桐まな板を3枚購入。
厚さ約12mmと表示されていたが、実際は11mm位。

苦労して作ってきた抽斗の前板。
コントソーで切欠き加工してたのですが、
何を考えたか左右を間違えて加工してしまった。
変な所に溝が・・・・・。
溝を埋めてそのまま作業を継続します。

前板を柱の形状に合わせていきます。
ここからは、得意の現物合わせです(笑)
削っては、取り付ける作業を何回も繰り返します。

ダブテイルジグを久々に使い加工しました。
頭で考えるとややこしいジグなので、
取説を見ながら材料をセットして加工しました。

スムースに抽斗が動くように調整中。
現物合わせ作業が何回も続きます。

抽斗の組立てです。あと少しで完成。

仕上げは、いつもの亜麻仁油(笑)
天板のミズナラの色が綺麗に変化して美しいです。
楢材にはまりそうです。

(2006.10.04)

製作過程1へ 製作過程2へ 製作過程3へ 完成へ