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9月に入り、電車に制服姿が戻ってきましたね。
キャンパスに学生達が戻ってくるまで、もう少し。

研修旅行2004(その1)

(9月8日)
日溜りカフェが休業しちゃいました。
でもお母様にはゆっくり休んでほしいな。
無理しないでね。
わたしを悲しませないでね。
日溜日記:8月14日更新
ただいま〜♪
おかえりなさ〜い。
研修旅行どうでした?
関西の方、揺れてたし、
台風も来ていたし、
たいへんだったでしょう。
いい研修だったよ。
質的に充実していたし、
懇親も深まったし。
後者に力点があるんですよね?
イヤ、今年は馬篭の藤村のふるさと訪問や、
夜の高瀬川ツアーなんかで、引率の先生の解説が見事だったね。
さすが、近代文学研究の牽引者、教歴数十年の実力を見せつけられました。
馬篭にいったんだ。
どういうコースだったの?
まず、初日は馬篭に集合して、民宿に荷を降ろしてから、
藤村記念館で藤村関係の資料などを見てね。
そういえば、藤村の蔵書の中に森本覚丹訳の『カレワラ』があったんで驚いた。
初日は馬篭だけ?
いや、マイクロバスをチャーターして妻籠にも行ったよ。
妻籠では脇本陣を見学して……ああ、ここでは雛人形の五人ばやしの女性版があった。
すごくカシマシイ、はじけた人形だったよ。
なんだか、あなたの注目するとこって、文学から離れてない?
そっちは一口で説明できないんだよ。
島崎藤村の作品の説明するようなものだから。
初恋の幼馴染の嫁ぎ先とかさ、そういう次元で細かいんだな。
あ、でもね、モデルのある小説の実際に現地で確認していく作業って楽しい。
実地踏査の見本のようなものだった。注釈のありようも考えさせられたよ。
それで、妻籠の先は?
馬篭にもどったんだけど、途中、運転手さんが旧道の宿の中を走ってくれたんだ。
馬篭や妻籠とは違って、窓なんかもサッシになってたりするんだけど、
それがかえって生活臭があって印象的だったな。
馬篭や妻籠には生活臭がないってこと?
むしろ観光地として飾られた町並のようで、
以前はともかく、今のようにテーマパークに慣れちゃうと、
かえって作り物らしく見えちゃう。
観光客も多いしね。
それで、その日は、それでおしまい?
うん。
翌朝はバスの発車時間まで時間があったから、藤村のお墓参りしたり、
槌馬屋資料館にいったりして、それから明治村にむかったの。
明治村はゆっくりできたの?
いや、暑かったしね。
鴎外・漱石旧居を見たあとは、京都市電と岡蒸気に乗って往復。
車上から村を眺めて終わり。
それに雨も降ってきたしね。
また、降られたの?
去年も明日香でドシャブリにあったでしょ。
ワタシのせいではありません!
サテ、続きはまた聞かせてね、惟光さま。
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