クラブって言うんですか、ホステスとか言う類いのおねーちゃんが隣りに座って水割りを作ってくれる様なところ。酒が飲めない人はそんなところに連れていかれても困る訳でして、そういった方々のためにそのカフェ版などを考えて見た次第。
水割りの代わりにコーヒーを入れてくれる訳です。テーブルにコーヒーミルとか、ドリッパーとか置いてありまして、となりに座って客の好みなど聞いてからブレンドするんです。人によってネルドリップだったり、サイフォンだったりして器具から個性が見えるんですね。
一緒に飲んでも酔ったりする訳じゃないので、下世話な方向じゃなくてウィットにとんだ会話が出来るって訳です。渋いおっちゃんと。
親父に頼まれて年賀状を作っていたところへ電話がかかってきて、この作りかけの年賀状が不要になるかも知れないと言うことになった。
問題は旅立つ人よりも、その世話をしていた人の精神状態らしい。僕はと言えば、彼の持っていたシェイクスピア全集が欲しい。不謹慎ながら。
「魔人剣」の文字が「廃人剣」に見えたり、鋭刀を買って重いのを無理して2時間ぐらい狩っても武技を覚えなかったり、国産MMORPGだと言うことで期待していたのが、デモムービーのイメージとちょっと違う気がしたり、敵を倒すまで自動で攻撃してくれなかったり、インターフェイスがダメダメだったあのゲームもシステム的には結構いい線行っているんじゃないかと見直してみたりした。
MMORPGって言ったってどうせ一人で弱い敵を狩るか、大勢で強い敵を狩るかしかないんだから、いっそ自動戦闘、自動回復、自動帰還、自動売買ぐらいゲームシステムに組み込んでしまえばいいじゃないか。それではゲームではないと言うのならそのゲームはユーザーにルーチンワークをせまってるだけだって事だ。
while 1 : player.fight() if (player.life < limit) : if (player.item.POT.number > 0) : player.item.POT.use() else : player.gohome()
徹夜でレポートを仕上げて、眠さのあまり一眠り二眠りして、結局レポート提出どころか学校行かなかったり、せっかく力の小手(+2)と韋駄天の靴(+2)とエクスカリバー(+4)と幻影のクロークがそろって、ユニコーンの角まで手にいれたところで、看護婦の治療を受けてる最中にエルフの王なんぞに殺されてみたり、郵便局行かなきゃいけないのにすっかり忘れていたり、台所に「あれ」が出て来て嫌な気分になって、19時ぐらいに寝て5時前に起きてみたり、こんな生活送ってたら人に説教たれてる場合じゃないよな、などと思う今日このごろ、いい加減このページも面白くないので何とかしないといけないなぁと思いつつ、今日のテストのための勉強を何もしていないことに気づく朝。
備考:朝御飯に食べる飯を炊いていないなぁ、しょうがないどこかへ食べに行こうかと思ったら、レトルトのお粥があるじゃないですか、これを食べよう、そうしよう。
いい年こいて、アメリカ妄想犬の絵のついたコーヒーサーバを見つけたからって、コーヒー器具を一式そろえてしまうのもどうかと思ったが、あの漫画を描いていたのはあんなお爺さんだったじゃないかと自分に言い聞かせてみたり、だいたいそれ今日の事じゃないし、ネタがないからって自分の恥をさらしてみて、「ほら、可愛いところ有るでしょ。」みたいにふりまくのもどうかと思ったりしながらコーヒーを淹れてみて、やっぱり一人分って淹れにくいなぁ、などと思いつつ飲んだ。
備考:カレーに大根を入れてみようとしたら、豚汁にした方が良いように見えて……
スパイダーマンは本当にいるんだ。
だって俺、見たもん。スパイダーマンが焼き鳥屋ののぼりを立てた自転車こいで、幼稚園に向かうところ。
備考:鍋。都合により肉無し。
ホテル発。曇り。どんよりと。
白幡沼。ホテル前の道を進んで行って、大きな道へ出たと思ったら17号だった。この沼は17号に沿った一つとなりの、歩行者用の道に面している。藤棚の下で小休止。たくさんの鴨、犬と散歩をしている爺さん、浮浪者っぽいひと、鳩に餌をやるひと。すでに小雨が降っている。雨は強くなってきそうだ。
戸田公園。もう荒川。東京と埼玉の県境。ここを越えれば江戸。
公園というから、何か観光するものがあるかと思ったら。ここはカヌーやらボートやらの練習場らしい。各大学の艇庫が並んでいる。飯を食うところは無さそうだ。
小さな橋は無いので、荒川沿いを歩いて17号まで戻る。せっかくだから川岸を歩く。草むらの中に手製のテントが張ってあったりするのは、多摩川と同じ。土手から川岸への通路かと思ったら、『家』への入り口だったりすることもあるので要注意。
17号沿いのラーメン屋で昼食。「餃子半ラーメン半ライス」長いな。餃子は妙な味がした。
板橋。17号を外れて、旧中仙道を通る。普通の商店街。ゲーセンの便所で靴下を履きかえる。靴下が臭くなるのは、最近の繁殖によるものである。昨日は履き替えずに1日歩いていたので大変なことになっていた。今日は半日で履き替えることにする。
板橋って言うのは、橋だったんだ。橋を渡ると少し商店街の雰囲気が変わった気がする。ジャズが流れているよ。一日中ジャズの流れる町。いいかも。
環八との交差点。環八と何街道かの交差点の近くに、ハーモニカ観音てのがあるのを思い出した。思い出したが、場所がさっぱり分からないし、疲れているのでパス。
巣鴨。古そうな小さな喫茶店。足が痛くなってきたので、次に見えた喫茶店に入ろうと思っていたところ。ゲーム台がテーブルになってる。ははあ、脱衣マージャンですか。コーヒー400円。
雨が強い。かばんは結構濡れてしまった。日本橋まであと8kmぐらい。
東大、安田講堂下の食堂。C.C.lemon 60円。足が痛い。多分マメができてる。疲れたのと、ちょっとした記念に入ってみる。インテリどもがうろついています。ここが悪の巣窟ってわけですな(僻)。見た目や服装は普通の大学生ですね。パーカーとか、セーターとか。
生協購買部に入ってみる。家電製品やら、CDやら。東京大学オリジナルグッズなども売られていますな。冗談にしてもあまり面白くないので、買わないでおいた。
キャンパス内の沼の横を通って、赤い門から東大を出る。さらば東大。もう来ることも無かろう。
東大のもっと前からそうなのだが、ここら辺になると17号=="中仙道"ではないんですな。東大あたりは本郷通りだった。その前は白石通りだったかな。
もう一つ気づいたのは、浦和から日本橋まで1日で歩くというのが、結構無茶な事であるってこと。板橋宿で泊まるのが本来あるべき旅の姿なのではなかろうか。お前は参勤交代の行列ですか。
スターバックス日本橋店。秋葉原らしき街を通り過ぎて、ライトアップされたギリシャの宮殿風の建物を横目にみて、ようやく目的地日本橋にたどり着いた。
日本橋も橋でした、ということを確認して2日間の旅はこれにて終了。カフェモカ、ショートサイズ300円。
浦和から先の見るところが良く分からないので、寄り道せずに日本橋まで20kmを歩いたが、いささか強行軍であった。中仙道を行くなら中仙道用の地図を用意すべきであった。
足の裏がものすごく痛い。歩くのはしばらく遠慮する。
家を出る。旅立ちの前に余計なことをしないこと。
大宮。高島屋で与勇輝展が本日最終日という事なので、入ってみる。少女の人形ばっかりです。ルイス・キャロルとか、宮崎駿と同じ類のロリコンと思われます。
足の指の先まで細かく作られています。ただ、ポーズの選び方とか、服の選び方なんかは記号的というかステレオタイプというか。
bookoffだったか大きめの古本屋。
昼食、欧風料理わからず屋なる店。秋野菜の肉詰めと、ホウレン草とあぶらげのおひたしと、なにかのおから和え。
スーパーアリーナへ向かう途中、間違えてJRの操車場に入り込む。自転車で追っかけてきてくれたおいちゃん、どうもすいませんでした。
ジョン・レノン・ミュージアム。もう ニセモノにはうんざりだ ぼくは ホンモノがほしいんだ ホンモノだけがほしいんだ
もう疲れたよ ひとりでいるのは 自分の行くべき場所がほしい
全体の構成からして、ジョン&ヨーコ・ミュージアムという感じ。オノ・ヨーコがジョンを救ったのです。年表には前妻と、その間の子の事が書かれていませんでした。
展示は良くできてる。ロックンロール時代の部屋は良い汚し具合。ある区画で別の音楽が同時に聞こえてくるのはよろしくない。
今日(11/02)になって気がついた事だけど、ジョン・レノン・ミュージアムのお土産の袋に、"John Lennon" is tread mark of Yoko Ono Lennon
とある。なんとなく納得がいった。
ここにあるのは、オノ・ヨーコの目から見たジョン・レノンなんじゃないだろうか。ポール・マッカートニーは、「ジョンはヨーコの尻にしかれてる」と言ったらしい。当人はそれで良いんだと思っていたのかもしれない。では、ビートルズ解散以降のジョン・レノンは本当にジョン・レノンだったんだろうか。
ジョン・レノン・ミュージアム・カフェ。軽井沢に住んでいた頃の、レノン一家行きつけのホテルのカフェ直営店。ジョンがカフェのスタッフに直接作り方を教えたというロイヤルミルクティー、600円。背の高いカップにジョンの自画像が描かれている。クリームがとぐろを巻いている。
今日中に浦和まで行けるのかな。
スーパーアリーナ前のけやきひろば。建物の2階を繋ぐ通路なんだけど、ケヤキがたくさん並んで植えてある。よくこれだけ植えたものだ。しかし、大地に植わっているわけじゃないから、自由に根を伸ばせないのだ、などと物思いにふけっていると「シャク、シャク、シャク、シャク、シャクオシャク〜」などという歌が聞こえてきて、たいそう嫌な気分になるので、早々に退散する。
さいたま市郵便局や郵政省庁舎などの前を通って、南へ向かう。
県立近代美術館。特別展示でモネやらセザンヌなんかをやっているらしいが、時間の都合上、常設展示だけ見る。なかなかでした。どちらかというと印象派やキュビズムの影響を受けた作品より、水墨画の方が面白かった。
もう、あまり寄り道せずに進もう。古本屋以外には。NHKさいたま放送局、さいたま市役所を横目にずんずん歩く。埼玉県庁ところで17号を外れて40号線。
別所沼公園なるものがあるので、沼を回ってみる。ジョガーやらウォーカーやらがぐるぐる回っています。公園の奥に別所沼会館という施設があって、宿泊もできるらしいので部屋が空いているかどうか聞いてみる。空いてない。宿泊用の部屋は10しかないらしい。そもそも宿泊がメインの施設ではない。
さらに歩いて中浦和駅前、プラザホテル浦和。泊れるらしい。7770円。もっと安い部屋もあるのだが、それは全てふさがってるとか。まあ、禁煙の部屋なのは良かった。
帰ってきた。