彼等は服従することか、さもなくば食いつくことが好きだ。
電柱の脇を通るとき、巻き付けられていた針金に引っ掛けてシャツの袖が裂けた。いやな気分だ。早く寝よう。
備考：餃子
全年齢向けの恋愛シュミレーションゲーム。初回起動時に年齢認証。プレイヤー自身の年齢に一致するモードでしかお楽しみ頂けません。
幼児期モードでは自身の親に恋心を抱きます。フロイト深層心理学的に。或は近所、幼稚園、保育園などのおともだちに。或は兄弟姉妹とかいとこはとこ。エッチシーンは一緒にお風呂に入ったりする程度で。
少年期モード、淡い初恋の物語とか。好きなんだけど素直になれずにいじめちゃうみたいな。エッチシーンは体育の着替の時間とか。
青年期、心理的離乳、第二の誕生、モラトリアム、疾風怒涛の時代、第二次性徴。というかよくある恋愛シュミレーションと同じなので多分面白くありません。エッチシーンはエッチなシーンで。いろいろあって自殺したりするとゲームオーバー。
成人期は社会人としての生活を。就職、結婚、出産、子育て、不倫と浮気と昼間にやってる主婦向けの安っぽいドラマ風。エッチシーンはそういうシーンで。社会的にダメな感じに陥るとゲームオーバー。
老年期は定年退職後、新たな人生を送る老夫婦の物語。或は伴侶に先立たれて老人ホームで新たな出会いが。エッチシーンは見ても面白くありません。痴呆や寝たきりにならずに天寿を全うするとハッピーエンド。
備考：アジの開き
梅干しの瓶の中に、5ミリ角ほどの塩の結晶が二つほど出来ていた。
やけ酒などしようものなら急性アルコール中毒で倒れるだろう。やけ食いしたら胃もたれだ。
不便な体質だけど、ドーナツ14個で忘れられるほど楽観的ではないのでね。
僕は結局何にもなれやしないんじゃないかと思ってる。たとえば今から宇宙飛行士になるとか、ピアニストになるとかそういうことと同じように、まったく同じようにして、役者なんかになれるわけが無い、劇作家になんかなれるわけが無い、と思ってきた。
やりたいことが見つからないとか、それは今でもそうなんだけど、そんな気持ちでいるから、中途半端にしか物事に取り組めないんだろうか。
僕は芸術家になりたかった。抽象的な発想だが、何かモノを作る事をしたかった。役者には向いてないと思ったし、劇作家にはなれないだろうとおもった。ピアノは人に聞かせられるほどのものじゃないし、ギターはしばらく弾いてないし、ハーモニカはまったくの我流。プログラマとかにはなれるんだろうか。あるいはシステムエンジニアに。
そういった事への自信や希望が僕には無い。だから当然のように意気込みも無い。そして、結局何にもなれずに、何者でもないまま、好きな女も手に入らずに、群れから離れた狼のように一人寂しく野垂れ死にするのが僕の数十年後の姿なんじゃなかろうか。
備考：一匹狼は遠吠えをしない。群れを作ろうとして仲間を探すが、多くの場合は失敗して飢え死にするらしい。
そもそも、音楽が好きなのであって、いい加減な音楽を撒き散らして金を儲けているような人種を好きになるわけもなく、Miles Davisが言ったようにクラシックもジャズもブルースもなくて、良い音楽と悪い音楽だけがあるのだけど、なにもアイドルってものが何時の時代も悪い音楽を作っている訳じゃなくって、Luis Armstrong や The Beatles のようにアイドルでありながら優れた音楽家であった人たちもいるし、アイドルの裏で優れた作曲家や制作者が動いている例もある訳だけれど、やっぱり今のこの国の業界がそういうように動いているようには思えるはずもなく、ましてやそこら辺のネーチャンを集めて作ったような寄せ集め集団に、どうしてそこまで人気があるのかすら理解しがたいわけで、ともすればファンの目の前で「はぁ?」などと吐き捨ててたこ殴りにされかねないようなぐらいの興味しか無かったわけですが、いや、過去形で書いているからと行ってこれから変わったのかと言うとそうではありませんで、結論としたいところは、そのもの自身に自分は興味が無いとしても、そのものを追いかける人を観察するのは別の意味で面白いのではないかと感じたと、そういったところではないでしょうか。
気を悪くするといけないと思って弁解しておくと、アイドルを歌手のサブクラスとして見ている時点で僕の見方は間違っている。アイドルは恐らくアイドルとして見るのが正しい。その存在自体が一種の芸術であるように評価するのが正解。備考：お粥
紅茶は下に沈むのだが、マテ茶はほとんどが上に浮く。無印良品のメリオールには注意書に、コーヒーを淹れた場合はコーヒーの中に豆が混ざる場合があります、とあった。やはりマテ茶を飲むのに一番適しているのはマテ茶用のストローなんだろう。
備考：多分炒めものっぽいもの
Google検索：Supercalifragilisticexpialidocious
構造としては同じはずであるのに、レンタルビデオ屋に仮面ライダーが並んでいて、怪傑ズバットが無いのは何故ですか。
かっこよすぎるからですか。
ミジンコが復活していた。ひっそりと生き延びていたのだな。耐久卵は偉大だ。
赤い大根でぶん殴って人を殺したりするちょっとやらしー芝居だった。
その後新宿駅付近で道に迷って駄目な気分を満喫。
備考：晩飯はまともなところで喰え。
やっと慣れたと思ったら、俺がPCの環境を変えてしまうと母親が言う。
個々のアプリケーションの使い方など覚えても、何の意味も無いのだ。必要なのは、目の前にある情報から欲しいものを効率よく取り出す能力だ。使いたい機能はどのメニューからたどれるのか、ヘルプに書いてある変な文章は何の誤訳か、めんどくさい繰り返し作業をコンピュータにやらせるにはどうしたら良いのか、エラーメッセージの意味は。
この先、10年もしたら仮定や企業でのコンピューティングなんかどうなってるか知れたもんじゃない。変化していくんだ。それに合わせて覚えていくしかない。10年前使っていたワープロ専用機は壊れた。もう修理のしようも無いだろう。今使っているOSだって10年後にはサポートの対象外になるだろう。その前にハードディスクが持つだろうか。
消費者はいつかこの消費のサイクルに嫌気がさす日が来るんだろうか。もう新しいものに金や時間をつぎ込むのは嫌だと叫んで、窓からコンピュータを放り出すか、コンピューターから窓を放り出すかする日が。