トラブルはどんなに気を付けていても、突発的に起こることがあります。
そんな時にどうしたらよいか、保険会社の方等にお聞きしてみました。
その結果は交通事故の時とほとんど同じなのだそうです。
「犬の事故が起こったら(犬の喧嘩の場合)」
(事故拡大の回避) 周辺の犬の飼い主はリードを付け各々の犬を落ち着かせ
離れます。まず人間が落ち 着き、犬を制止させます。この時犬は興奮しているので直接犬には触れず、声で犬 を制止させるか、バケツに汲んだ水をかけるなどして
犬同士を離します。その後犬 を各々リードに繋ぎ、落ち着かせます。
(事故状況把握) 怪我の有無を確認します。怪我は一見してわからない場合も
ありますし、 事故直後は興奮しているので人も犬も大した事ないと思いがちです。
しばらくはその場で安静後、 病院に行きましょう。※もし、意識が無い、出血が
ひどい、痙攣があるなどの症状がある時は、担架等に乗せて出来るだけ
動かさないようにしてすぐに病院へ運びます。
(相手の身元確認) 名乗り合いましょう。身分を確認できる物がある場合、
各々相手に確認してもらいます。
(連絡先確認) 携帯は、壊れてしまったりすると、番号が変わってしまいますので、
携帯電話番号のみで無く、自宅の電話番号、住所も確認しましょう。
(事故責任確認) どういう状況で起きたのか、周りの犬や、
人の状況はどうだったか。話し合う前に思い出します。
そして、犬の安全を確保した状態で、話し合いましょう。
(目撃者確保) 第三者の方が冷静に状況を見ています。状況を聞き、
目撃者の方の連絡先も聞くようにしましょう。
(保険の有無)
個人賠償保険や、犬の保険では、犬の事故をサポートしています。生命保険にもオプションでついている事もありますので、御確認下さい。
保険会社連絡 事故の加害者だけでなく、被害者も、連絡しましょう。
病院へ
加害者の方は犬を置いて被害者の方に付き添っていくようにお願いします。犬を病院へ運ぶ時は、痛み等から犬はうっかり噛んでしまう事があります。
出血がひどく止血の必要がある時以外は怪我をしている部位を触れないように
しましょう。犬の不安を取り除くように優しく声を掛けてあげて下さい。
保健所へ連絡 加害者は保健所への連絡の義務があります。必ず連絡して下さい。
謝罪 最近交通事故の時に保険会社が謝罪しないようにいう場合があるそうですが、謝罪がないと些細な事故でも、許せないものです。謝罪はしずらいものですが・・・