すぐ夢中になるのは3人共同じらしい。
話が合うわけだ。
不良主婦3人組が新たに結成されつつある。
どうやら、韓国ツアーの話から温泉旅行の話になり、実現に向かって
今度はまっしぐらの様子。
僕もまま連れてってくれるの?
パパも一緒なの?
それはまだ決まっていないらしい。
ひょっとして、僕とパパはお留守番なの?
いやだよ、僕。
僕はままの顔をじーっと見つめた。
だけど、ままは見つめ返してくれなかった。
ままって、ほんと夢中マンだね。
周りが見えなくなっちゃうんだね。
困ったものだワン!
サクラパパさんって、すごいな!
木を上るのがとっても上手なんだもの!
きっと、サクラパパさんって、申年なのかなあ?
後で聞いたこれは余談だけれど、紙を食べる未年だって。
それにしても、これはいつまでも僕の頭の中に残るできごとかもしれない。
インパクトが強いって、こういうことなのかなあ?
しばらくして、サクラママさんが皆の為に受付の側に在る自動販売機で
ジュースを調達してくれた。
僕らワンコも喉が渇いてきた。
そんなに真夏みたいにかんかん照りではないけれど、走り回ってるからね。
僕は特にしょうもないマーキング王だから、お水は不可欠だ。
さくら家は昨日の連絡によると、2時頃にドッグランへ直行との
ことだった。
まま達はお話に夢中になり、時間をうっかり忘れていた。
あわてて、柏の葉ドッグランへ直行だ。
途中で、ままは心配だったから、サクラママさんにお電話をした。
「うん、もう来てるよー。遊んでるよー♪」
とても明るい声で楽しそうな声だったって!
嬉しいな♪
もうすぐ、クレア君やマロンちゃん、サクラちゃんに会えるよ。
僕はちょっと興奮して、車の窓に手をかけてお外をずーっと見つめて、
まだかなまだかなと心待ちした。
いつの間にか集合写真を撮られていた。
いつもだったら、「はい、集合写真だよー」って声がかかるのに、
はい○○ちゃんとツーショット、○○君とツーショットなんてやってる内に、
撮れてしまったという感じだ。
だから、その度に誰かがいないんだ。
だから、色んな写真をペッタンするね。
とてもいい写真が撮れたと思うよ。
じっくり観察してみてね。
先ずは待ちに待ったクレア君とのツーショットだよ。」
クレア君は、とてもお利口さんだったよ。
サクラママさんは、とても心配していたけれど、やっぱり
案ずるより生むが易しと言ったままの言葉通りになって、僕は
とても嬉しかった。
帰りは車が渋滞して大変だったようだけど、その間
いっぱいお話できたようで、よかったね。
クレア君も楽しくみんなと遊ぶことができて、よかったね。
メルティーちゃんもヒート中だったけど、何事もなく、みんなに
もて過ぎたけど、楽しくきっと過ごせてよかったね。
ちゅらちゃんもいつもの特技のボール遊びをご披露できて、
よかったね。
寿羅ちゃん、親戚さんだと分らずに今まで遊んでたけど、
きっと赤い糸で僕らは結ばれていたんだよね、よかったね。
お天気でよかったね。
みんなみんな今日もまた楽しいオフ会になって、よかったね。
よかったづくしのオフ会でよかったね♪
ねえ、今度はいつ?
いつも僕を誘ってくれて、☆⌒(* ^∇゜)v ありがとう!!
秋は日が暮れるのが早い。
あっという間に辺りは暗くなってきた。
そろそろお別れだ。
ひなママさんはいつも電車でオフ会に参加だ。
行きは最寄の駅までOKOぴーさんの車で、帰りは方向が
同じだからどうぞという優しいサクラ家に便乗した。
しばらくして、「ねえ、喫煙コーナーってどこ?」と
サクラママさんとmakipiさん。
実はやしのみままもパパも愛煙家だ。
時代に逆行してる反逆児だそうだ。
タバコは心の日曜日と信じて疑わないそうだ。
そんなに吸ってるわけじゃないけれど、ほどほどにね、と僕は
いつも思っている。
「じゃあ、行きましょうか、私も吸うし」と3人でいそいそと、いや
入出口の側に設けられた吸い場所(笑)まで、まっしぐら。
そこで、また、おいしそうに一息ついたままたちは、一談義。
お話はつきねども、気になったサクラ家の3パピちゃんが
お迎えに来た。
今日は僕達の他にもたくさんお友達が来ていた。
赤かぶやではちらりと降った雨もどこへやら、秋晴れの
いいお天気になってきたからね。
僕は見つけたんだ。
真っ白なとても美形のワンちゃんを。
残念ながら、男の子だってさ。
真っ白なところは、ひなちゃんにちょっと似ていたよ。
「さあ、ハッピー、着いたわよー。」
わーい!
「あと15分くらいで着くと思うから」とさっきの電話でままは言ってたけど、
遅れずによかった。
わー、来てるよ、いるよー!
でも、ままはすぐに入ろうとしなかった。
メルメルさんやひなママさんは初めてだから、アンケートに記入しなければ
ならなくて、書き終えるのを待っていたんだ。
ドッグランに入るなり、クレア君、マロンちゃん、サクラちゃんは僕を歓待
してくれた。
クレア君、お久しぶり〜
マロンちゃん、サクラちゃん、プチオヒサ〜
もう、嬉しくて束になって転げまわった。
美形の寿羅ちゃんとも撮ったよ。
寿羅ちゃんは7歳だというのに、随分若々しいんだ。
笑顔もとても素敵だ。
写真写りも抜群だ。
ちょっと誉めすぎじゃあないかって。
実はね、後で分ったことだけれどね、寿羅ちゃんと
僕はなんと親戚だったんだ。
LINKの親戚コーナーに早速載せてるから見てね。
つまり、寿羅ちゃんのおじいちゃんが僕のパパのアークだったんだ。
だから、僕は3歳だけれど7歳の寿羅ちゃんにとっては若い
オジということになるんだよ。
クレア君とも、ひなちゃんとも、ちゅらちゃんとも親戚。
メルティーちゃんだけ残念ながら、ちょっと違うけれど。
見た目はひなちゃんとそっくり!
なんとなんと、まるで親戚オフ会になったみたいだった。
メルティーちゃんは、ヒート中で、皆やはり男の子も女の子も
気になるらしい。
僕は大の男の子だからそりゃあもう、気になったよ。
でもね、あまりしつこくされるとメルティーちゃんに嫌われそうだからね、
これでも我慢したつもりだけれど、
きっとメルティーちゃん、疲れたよね。
ごめんね!
いつもいつも思うけど、みんなボール遊びがとても上手だ。
でも、ひなママさんのお話によると、ひなちゃんは今ではあんなに
ボールが大好きなのに、最初はやはりダメだったらしい。
よしっ、僕もそれじゃあ見込みがあるかもしれないなって、ちょっと
気を良くした。
その内、ハプニングが!
サクラパパさんが投げた?ボールが木の上に乗っかってしまって、
その後落ちるはずのボールが落ちてこないんだ。
仕方なく、サクラパパさんは木をゆすってみた。
でも、ボールはビクともしない。
どうしようねえ、と皆で首を傾げていたら、いきなり、サクラパパさんは
木に飛び乗りあっという間にするするするーっと高い木の上まで
上り詰めてボールを獲得した。
ままの側にいたサクラママさんは「あれーっ、なんてことを!」と
目を丸くして、口も開けて?「ちょーっと、あなた、なんてことを!」と
もう、驚きまくり。
(サクラママさん→makipiさん→やしのみへ
頂いちゃったわ♪サクラパパさんのナイスショット!)
ちゅらちゃん、ハッピー(下)、寿羅ちゃん、サクラちゃん