タイミングが遅れる                     トップページへ


 これは、「強い打球を打ちたい」と言う意識が大きくなると発生しやすい症状です。強い打球を打つ手段として、早いスイングを意識すると、スイング速度の違いによるタイミングの変化を修正しようとして、最初の下半身の準備が遅れがちになります。しかし、タイミング自体は打者の意識とは無関係で、軽く打つ時も、強く打つ時も、同じです。

 この症状は、投手の球を、打者が「早い」と感じた場合にも発生しやすい症状です。振り遅れるのはスイングが遅いからでは無く、タイミングをとるのが遅いからです。


*対策

 軽く打つ時も、強く打つ時も、球が速くても、遅くても、ボールをしっかり捕らえる事に変わりありませんから、大切なのはタイミングです。投球を1,2,3とカウントしてリズムを取り、3で打撃姿勢を作らなければなりませんので、素振りを含めた全ての打撃練習において、実際の投球あるいは、そのイメージに対し、リズムを取りながら練習する習慣を付けましょう。


トップページへ