送球のメンタルコントロール                     トップページへ


 コントロールが悪いと、何でもない送球でも、自信を持って投げる事が出来ないものです。この自信の無さが、大事な場面で悲劇となります。

 凡才先生も、中学時代はコントロールが悪くて苦労しました。何しろ、塁間どころか、至近距離でも、相手が捕れないような暴投をする事がありましたので、監督やチームメイトからの評価も散々です。

 しかし、高校では、制球・球威ともに向上し、70m位の遠投でも、低くて威力のある送球が出来るようになりました。いわゆる、レーザービームです。(当時は無かった表現ですが・・・)

 中学時代と高校時代での凡才先生の意識で、大きな違いは、「急ぐ」と「慌てる」の違いです。「急ぐ」と「慌てる」の違いが分かってからは、制球・球威の両方が飛躍的に向上し、周囲にも、強肩として見てもらえるようになりました。

 不安を解消するには、基本が一番です。基本をおろそかにする選手に、高いレベルのプレイは出来ませんし、練習ではそこそこでも、大事な場面でミスをするのも、基本をおろそかにするタイプの選手です。

 基本が出来るようになればなる程、自然に不安な気持ちも消えていきます。しっかりと基本をマスターし、ミスしにくい技術を身に付けて自信を付けましょう。


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