守備位置のメンタルコントロール                     トップページへ


 *この項では、「アウトにする事」を、あえて「殺す」と、表現します。(あまり良い表現ではありませんが、表現力が乏しい為、お許し下さい)*

 守備は、読んで字のごとく守る事ですが、受身である必要はありません。打者やランナーを「殺す」事ですので、積極的に考えましょう。
「ランナーがホームベースを踏む前に、3つ目のアウトを取る」これが、守備での最大の目標である事を、常に意識しましょう。たとえ、ランナーが出てしまっても、1点取られたとしても、3点取られた後でも、同じ事です。これからやるべき事は、「ランナーがホームベースを踏む前に、3つ目のアウトを取る」です。

 失点したイニングでも、その後、良い守備でそのイニングを終えれば、攻撃にも弾みがつくものです。よく、「ピンチの後にチャンス有り」と、言いますが、チャンス(良い流れ)は、待っていても、なかなかやってきません。やはり、自分で引き寄せる意識が大切ですね。ランナーを出してしまったり、失点してしまう事は、相手にとって良い流れですが、その後を、しっかり守る事は、その流れを止めてしまいますので、逆に、その良い流れが、こちら側に流れてくるような場面は、意外に多いものです。

 「しっかり守って、流れを引き寄せる」この意識を、日頃の練習から習慣づけていれば、一味も二味も違った守備が出来るようになります。


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