基本とは何? トップページへ
守備とは、点を取らせない(アウトを取る)ために行う行動。攻撃とは、点を取るための行動の事ですね。
基本とは、その行動の成功率を高める為の技術(コツ)の事です。凡才先生は、この基本がとても重要だと考えています。それは、天才秀才と凡才の最大の違いがこれだからです。
技術(コツ)と言うと、何か難しい印象がありますが、言い換えれば、自分の体を上手に使う事です。つまり、体の使い方には、ミスしやすい使い方と、ミスしにくい使い方が有ると言う事です。通常の練習でスイスイ出来てしまうのが天才秀才ですが、凡才でも、練習方法に工夫をし、部分々の練習を丁寧に行えば、けっこう出来るようになるものです。
技術(コツ)= 体の使い方 である事に違和感は無いと思いますが、問題なのは、選手への伝え方です。教える側が同じ表現をしても、各選手の受け止め方は十人十色ですので、うまく伝わらない選手がいるものですし、表現の仕方によっては、うまく伝わらない選手の方が多い事もあります。それゆえ、一つの技術(コツ)に対する表現方法は、出来るだけ多く持ちましょう。言っている方が「これでうまく伝わるのか?」という表現でも、特定の個性を持った選手にピタリとはまる事もあります。似た選手のタイプは、同じような表現方法で伝わりやすい傾向がありますので、慣れてくると効率良く技術(コツ)を伝える事が出来るようになります。
分からない事を、分かるようにしてあげるのが指導です。凡才先生も、選手に技術(コツ)がうまく伝わらない時は、表現方法が、まだまだ未熟だと感じます。指導中に「他のやつは出来るだろう!」とか「何べん言ったら分かるんだ!」といった言い方は、うまく伝わらない事を選手に責任転嫁しているだけで、指導能力が低い事を意味しますので、十分気をつけましょう。
各項目で、基本を紹介していますので、根気と根性で頑張りましょう。
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