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過去の近況

(1998/07〜1998/10)


(98/07/20)
半月、と言いつつ、かなり長いご無沙汰になってしまいました。やっぱり
10日近く留守にすると疲れますね(^^;) 仕事はややこしい案件ばかりで
精神的にもまいります。まあ、一つは片付いたも同然なんですが。

もう行く場所はほとんど残っていないので、今回の北海道は、何しに行ったの、
というノリでした。ニセコ沼めぐりはまだしも、神威岬で昼寝して、小樽の
展望風呂&展望ラウンジで夕陽眺めて(3時間ねばった)、知床で魚釣って、
露天風呂ハシゴして、釧路川カヌーで下って、屈斜路湖でカヤック漕いで、
釧路湿原で道産子馬乗って。正確には、知床魚釣りの時は、私は最後に残した
未踏地のラウス湖へ行っていて、釣った魚を焼いているところに合流する、
というズルいことをしたんですが(笑) しかし。魚嫌いな筈の私も、
釣りたてを焼きたてのオショロコマはおいしいと思いましたです。
で、いわゆる「観光」はまったくしなかったという(笑) 裏摩周展望台と
神の子池へ行ったのがかろうじて観光かな? しかし何度行っても晴れて
いるなあ、摩周湖…。一度「霧の摩周湖」が見たいです(笑)

夏コミ原稿が大詰めですので、やはりまた半月ほど更新とまると思います。
とりあえず表紙をとりこんでみました。4ではなく3の間違いなんですが(^^;)
何人見てるかわかりませんが、北海道の写真送るとゆってた方々へ。現像すら
出してないので、もうしばらく処理お待ちください。すみません。

(98/08/09)
ようやく入稿済みました。ペーパーとコピー誌もなんとか終了。とりあえずは
一安心です。でも、これから本編に向けてのシュラバが始まるかと思うと…。
何とか秋までに本編終わればいいんですけど、その前に3つ締め切りが来る
ので、不安は不安です(^^;) 時間ないとわかりつつ予定入れる私が悪いんですが。

そんな中、先週末、秋〜冬まで本出す計画を2件まとめる私って、ただの
考えなしですね…。一つは11/23のコミティアあわせで、合体スペースで
とろうと言っている「COUNT DOWN」のRick(岸本利流羅)、「きりんづき」の
一位果凛(いちのいかりん)と3人での「合体記念合同誌」。音楽テーマ、
という案が出てたりします。コミティア落ちたらきっとないですけど(^^;)

もう一件は、フリーライター(なの?)の大地洋子さんとで、光原百合作品
(ミステリ小説)のパロディ本。これは本人含めてプロ・セミプロを巻き込む
予定(笑) こんな状態で描く暇とれるのかどうか、かなり不安ですが。
冬までに個人誌11も何とかしようと思ってましたが、それは無理かな(^^;)
暑中見舞やアンケートのお礼なんかの手紙の発送が送れててヒヤヒヤしてます。
夏コミ当日までに届くようなんとかできるかなあ。夏コミは16日のみの参加です。

先日、生まれてはじめて蜂に刺されました。こんな仕事してるクセに、と
みんなに言われましたが、昔っから蜂恐怖症で、絶対近づかないように
してたので。ただ、ここ数年蜂が可愛いと感じるようになりまして、
しかも近づいても影響ないものだから、つい油断してました。スカートで
草むらに近づいたら、足元に巣があったんですね。ムモンホソアシナガバチ
という小さいハチだったせいもあるとは思うのですが、感想は「なんだ、
さわぐほど痛くないじゃん」。ちくちくっとして、5分ほど後で熱もって
きて、でも30分ほどでおさまりました。何故か1週間してから傷口のまわりが
赤くなって異様に痛痒くなりましたが、2日で治ったし。うん。紙で手を
切るほうがよっぽど痛いです(笑) あとは、アレルギー反応(アナフィランキ
シーショック、という、2回目以降に出る可能性のある抗原抗体反応)が
でないことを祈るのみです。しかし。両足一ケ所ずつという刺し方は
やめてほしかったですね。歩きづらくって(笑)

(98/09/09)
 すっかり更新をサボっておりました。とりあえず、締め切り踏み倒し中のを
仕上げるまで、と通信断ちしたんですが、その後もズルズルさぼっておりました(^^;)
秋の締め切り数は、ちょっと考えたくないくらい多かったりします…。

夏コミはどうもありがとうございました。結構出たきり同人になってたので、
何人かの方にはご迷惑をおかけしました。今年は昨年と一転、暑かったです…。
暑い夏にはやっぱりヒエロンの差し入れが一番嬉しかったり(笑) うちわとか
もどもありがとうございました(^^) また礼状書くのが遅れております(-_-;)

冬までに来る締め切りは8件。うち別冊シャレード光原百合特集だけ締め切り
踏み倒しでなんとか終わらせ、あと個人誌が1or2冊、Rick&一位さんとの
合同誌、おーちさんとの合同誌(光原本)、これに大学漫研を入れるとちょっと
恐いかも。その上、会誌系があと2冊。トータル140Pほどになりますか(泣)
これからどんどん忙しくなってくる仕事を考えるに、こんなに入れる私が
絶対的なバカですね(-_-;) さて。どこまで守れるかなあ…。

ちょっとヤバいネタを振ってみようっと。先日、映画監督の黒澤明氏が
亡くなられましたが。新聞に載った記事を見て、問い合わせがありました。
「映画『夢』のためにカラスをわなで捕らえた、と記事にあったけど、
これって鳥獣保護法違反でないの?」 …私に訊くなよ(^^;)
ええと。結論から言いますとですね、1.狩猟期間外に無許可捕獲なら違反
2.期間内でも鳥は罠を使用してはいけないことになってるので無許可なら
違反 3.学術研究用でもわなは使えないはずなので、特殊な許可をとって
ないとダメ 4.農作物被害防止のための許可があればわなも使用できる
ので、これならOK。(別用途にまわすのは自由なので)  ただ、許可とって
らっしゃったとしても、10年も前の話では多分書類の保管期間すぎてるだろ
うから、とっても今更なんですが。…しかし。いちいち訊くかなあ(^^;)
とにかくも、ご冥福をお祈りします…。

近況がどんどん長くなってきたので、また3ヶ月よけました。

(98/09/26)
今年3回目の北海道へ行ってきました。台風2つの襲来と重なったため
どうなることかと思いましたが、深夜に通り過ぎてくれたため、なんとか
「カサは要らない」程度ですんでたすかりました。しかし。今年は冷夏
のためタダでさえ色付きが悪かった上に台風だらけで、紅葉はまったく
ダメでした(泣) 川が増水してサケの溯上が見えないとか(豪快なのは
見られなかったけど、一応という感じのは見ました)、風がキツすぎて
海岸に近づけずサンゴ草の写真が撮れなかったというのもありましたが、
まあ、「旅人の賦」で使うつもりなのに写真がみつからず困っていた
知床の「VOW!」な看板も撮れたし(これ、普通の道路標識なんです。左折すれば
国後島へ着くというんかい(-_-;))、草をかじって運ぶナキウサギが見れた
だけでも良しとするかなと。初めて「霧まみれの摩周湖」も見たし(笑)
…しかし。見事なまでに原稿がすすんでませんね(泣)

(98/10/08)
今日はりゅう座γ(ジャコビニ)流星群ですね。ダメかと思ったけど、夜に
なってから晴れてきたため、ちょっと期待。流星雨望むのはワガママかな。
11/17のしし座大流星群は、翌日休みとって観測に行こうと思ってます。

先週末に三人誌の原稿を片づけるつもりだったのに、ついうっかり小野不由美
の新刊「屍鬼」を徹夜読了してしまい、その読後処理で日曜一日呆然としたまま
つぶしてしまいました。久しぶりですね、こんなにひきずられる作品は。
何らかの賞をとらなきゃみんな納得しないでしょう、というとんでもない傑作。
ヘタな先入観なしで(期待もしない方がいいでしょう)一読を。ネタバレ対談
を先に発表してくれた新潮社を怨みたくなったもの、あたし(-_-;)
とりあえず、怖さを堪能したい人は上巻を何日にも分けて読むことを、恐いの
困る人は一気読みを薦めます。下巻の切なさに上巻の怖さが癒されるので。
一気読みした私は全然恐くなかったんですが、ちょっと勿体無かったかな。

読書話ついでに。今日ようやく入荷が遅れていた森博嗣「有限と微小のパン」
(講談社)を買ったのですが、…あまりに続く知人の名前に、意味もなく吹き出し
そうになってしまって困ってます(^^;) 以前「この本に使う名前の募集」を
森先生がされたためではあるのですが。今年の正月、遊びにみえた際にデータ
ベースを見せて頂いてたので、誰の名前がどう出てくるか大体知ってたと
いうのに、でもやっぱり笑えてしまいます…。まだ読みかけたところですが、
多分私の名前は出てこないでしょう。「幻惑の死と使途」の有里匠幻が
私の名前をもじっているという噂もありましたが、結局どうなのでしょう…。
おこがましくって確認できなかったのでした(^^;)(誰かかわりに訊いて下さい(爆))

三人誌に入るのは、「沈黙の音楽」という、短いけど、どすーんと重い話
になる予定。奥山に猫又さんとの合同誌「そよぐ幻影」ラストページにも描いた、
合唱曲「雪の日に」(高田三郎作曲 吉野弘作詞)のイメージを拾ってます。
はてさて。イメージどおりのものになるかどうかは未定です。何よりも今週末で
仕上げないと、個人誌のほうが落ちるのでした(^^;) そろそろホームページの
更新も滞りがちになってくると思います。現状でも滞っていますけど(爆)

(98/10/19)
原稿が進まない、と大騒ぎしながらも、週末は山梨県・清里のキープの森へ
行ってきました。清泉寮のあるところ、でわかるでしょうか。ここを舞台に
した小説の作者、光原百合さんと一緒でした。(←この写真は、作品中にも出て
くる野外礼拝堂です。全体写真はこっち) 一度カンティフェア(収穫祭)に行きた
かったんですよね。が、台風10号とモロにぶつかったため、ずっと何となく雨。
これで7月以降の2泊以上の旅は、100%台風にぶつかったことになります…。なぜ(泣)
ただ、どれも必ず「直撃の筈だったのにそれた」「最接近は深夜で、昼間の行動
はたいして制限されなかった」という状況。見晴らしがあまり良くないことを
除けば、そう苦情言うほどでもないのかもしれませんが(^^;) それにしても。
3回続けば偶然じゃない、と言いますが、この一致は何…。        

たいして行動の制限がない、とは言っても、泥まみれのカンティフェア会場を
カサさしてまわるのはつらかったです。もう靴もジーパンもドロドロ。野外
予定の行事の半分は代替がきかずに流れましたし。今年は紅葉はムリみたい
ですね。何となく色づいて綺麗ではありましたが、いつもの見事な黄金色の
落葉松、は見られませんでした。今の時期、信州はものすごく綺麗な筈だった
んですが。毎年10月半ばが最盛期です。赤というより金色なんですね。

屋根があるのをいいことにホールオブホールズ(オルゴール館)へも行ったの
ですが、いつのまにか新作オルゴールがたくさんできてまして。6年程前に
行った時にあった骨董品のようなオルゴールやオートマータは奥にしまわれ、
ここ数年でつくられたものがたくさん。その分気軽に演奏してくださいまして、
本来1時間に一度30分単位、の演奏の筈が、客がいる限り、好きなものを演奏
してもらうことができました。本来の演奏時間には詳しい解説つき。私が
まわった中では、全国で一番ていねいな解説をしてくれる所ですね。結局
2時間ねばって、ほぼ全てを演奏してもらうことができました。ちょっと
ラッキー(^^) ここ数年で全国にオルゴール博物館が大量にできましたが、
そのおかげで「オルゴール製作」も復活したんですね。あ、この場合の
オルゴールは、一般に売っているものではなく、大型の円盤を時計塔にはめた
ものや自動演奏人形、管弦楽多重演奏ができるもの、といった骨董品じみた
大型のものです。コンピューター制御の人形や演奏機はちっとも不思議に
見えませんが、ねじをまいてそれがふいごを動かして人形や楽器が動く、
といったカラクリ型のものは、何度見ても不思議です。      
   こういう時に、人類の文明というものの貴重さを感じて、…何故それを
間違った方向に利用するのか、と現状が哀しくなりますね…。



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