今シーズンの我が家の初滑りは丸沼高原へ。
昨年は雪不足と言うこともあり、予約したスキー場の積雪状況にやきもきさせられたので、今年の初滑りは、例年に11月にOPENしシーズンの長い丸沼高原に決定。
日程は天皇誕生日の祝日を絡めた3連休と思ったが、月曜日はHIROのパートが有る可能性があるので、土日にして、なるべくいっぱい滑る為に、金曜日に前泊することとした。
昨日(金曜日)は、HIROのパートが終わるのを待って17時過ぎに千葉を出発。首都高の小菅付近での大渋滞にはまりはしたが、高速下りてからの下道に雪はなく順調で21時40分頃に丸沼のペンションに到着。まあこのくらいに着ければ御の字でしょう。
土曜日、天気は曇り。
朝食前にスキー場まで歩いて行くとセンターハウス前の駐車場は既にいっぱいで道路脇にも車がとまっていた。混雑しそうだ。
とにかく、今日が初滑りだ〜!楽しみだ〜〜!!
雲ってはいるが、風もなくいいコンディションである。
今日がSATSのスキーデビュー。去年まではプラスキーで私にかかえられて滑っていたが、今シーズンはエッジ付きの板を履いて、ヤッホーと気持ちよく滑ろうね。HARTとHIROで滑ってもらって、私とSATSは、まずはビギナー練習用のスノーエスカレーターで始めることにした。
ここは最初だけ少し斜度があるが、あとは緩い斜面なので手を離しても少し滑って止まる程度。ここでハの字の練習してからゲレンデへ出撃しようと思っていたら、2本やっただけで
「リフトにのりたいの〜」と言い出したSATS。
ここで機嫌を損ねてもしょうがないので、すぐ近くの第1ペアリフトに乗ることにした。
私は今日はミニスキー、身軽でフットワークよく動けるし、子供の板やソリ等荷物が多い時には自分の荷物も少ないから便利なのだ。今シーズンから新調した板は、とりあえず持ってきたものの今日はデビュー出来そうにありません。
さて、リフトから降りたSATSは、もうぶっつけ本番みたいなもの。でもボーゲンヘルパーがあるし、HARTの時は、白樺国際スキー場だったけど、ゴンドラ降りて滑っていきなり行っちゃったし、大丈夫かも…
(甘かったか…)
私がかかえていた両手を放すと
「おとうさん、ずっとかかえてて!」となる。HARTはあれよあれよというまに行っちゃったのでビデオも間に合わないほどだったけど、SATSの場合は、手が放せずビデオどころじゃありません。
それでもリフト3本上って、平らなところだけ、手を放して滑らせました。
せっかくボーゲンヘルパー付けているのに、後ろを開くのが上手くいかず(だから練習しようと思っていたのに)、まだハの字にならないので、ホントに平らなところだけでしたが、本人はもう十分みたいです。まあ焦ってもしかたないですからね。
3本目でちょうどHIROとHARTに合流したのでそのままキッズゲレンデへ。SATSはまだこちらでソリ遊びの方が楽しいようだ。もっとも長男もすごく楽しそうだが・・・
SATSはまだ当分そり遊びモードのようなので、HIROに任せてHARTと滑りに行くことにした。HARTと滑る時はミニスキーじゃ物足りないのでHIROの板を借りる。私は足が小さく(24)妻のブーツ(23)とシェルのサイズが一緒なので調整いらずですぐOKなのだ。
せっかくのチャンス?!なので、ゴンドラに乗って頂上へ。11時半頃でしたが、少し乗車待ちの列が出来ていた程度で思った程は混んでなく、空席ラインを使ってほとんど待たずに乗ることができた。
頂上からは、からくらコースしかオープンしていなかったが、ゲレンデの人混みは許せる範疇で長いコースを気持ちよく滑ることが出来た。
午後になると、SATSが
「おとうさんとすべる〜」と言ってくれたので、また第1ペアリフトを繰り返し滑る。褒めたり励ましたりしながら平らなところでは出来るだけ手を放して滑らせました。やっぱりまだハの字が上手く出来ません。ハの字さえ出来ればもっといっぱい一人で滑れるのになあ。
(焦らない、焦らない)
そのうち、第1ペアリフトでHIROとHARTとも合流。一緒にレッドコースを滑り、HARTの誘いでスノーエスカレーターでも滑ってビデオ撮影。やっぱり、自然に止まるまでそのまま滑っているSATSでした。
その後、HARTが
「ブルーコースに行こう!」と言うので、4人で大移動?
第1ぺアから移動で、かかえて滑る距離が長くなり、私の腕もピクピクの極限状態。ブルーコースは1本滑って、先にペンションに帰ることにした。
でも、なんだかんだで、初日は結局16時まで滑ったSATS。
「おとうさんスキーたのしいね!」
と言ってくれたので、この一言で救われた気分です。今日はこれでよしとしましょう!
今日は丸沼高原2日目。
朝7時、外を見ると、昨夜からの小雪がぱらついている。車には5〜10センチくらい積もっている。風は今はほとんどないのでゲレンデコンディションはさらによくなりそうだ。
ペンション前の駐車場一面に雪が着いていたので、ノルディックを履いてちょこっと練習してみた。昨日、SATSをかかえて滑っていたので、ひとこぎ目から筋力痛が堪え、今日もSATSと滑ることを考え10分ほどできりあげた。
今日帰らなければならないので、荷物まとめてから9時に出陣(思ったより早く出られました)。
朝方の雪は、雨に変わってしまい、ちょっとがっかりだったが、11時過ぎには晴れて来ました。昨日よりも暖かい。
さて、昨日スキーデビューを果たしたSATSは、リフトを降りてから、滑り出すところまで自分でこいでやる気を見せている。「これは今日は行けるかな」と思ったら、1本終わると、
「スノーエスカレーターやる」
と言い出した。こちらも1本終わると
「ソリやる」
(あれれ…焦らない焦らない。私がかかえている手を放さずに滑っていたらもっと滑っていたかもしれないが、それでは意味がないものね。)
HIROにヘルプメールを送り、HARTと滑り始めたが、2本滑ったら、ゴンドラ待ちが気になっているようでゴンドラを見に行くとやはり混んでいる。第1ペアリフトも激混みでHARTも並ぶのは嫌みたいで
「ソリやる!」
と言いだした。せっかく滑れるとおもったのにHARTがキッズゲレンデに行くというので、私は一人ゴンドラへ。
ゴンドラ待ちの列はセンターハウス前にまで伸び、空席ラインでも乗るまでに15分以上かかった。でもまだ周りは少しガスッているが、晴れた頂上はやっぱり気持ちいい!
頂上からは、久しぶりにフリーのロングクルージングを1本、頂上からベースまでノンストップで楽しませてもらいました。SATSをかかえてのボーゲンの影響で少しフトモモが痛いけど、心地いい痛み?だね。
この1本で今回の丸沼は満足!
何しろ、今回はSATSにつきっきりだと思っていたからね・・・って、これで満足してちゃいけないか。SATSも何とかしないとな・・・
早めの昼食を取り、SATSは午後もソリをやるというので、HARTとゴンドラへ。ゴンドラまで歩いて行ったのでHARTは
「疲れたあ、待ってよ〜」と半べそ状態。しかもゴンドラ待ちの列に
「え〜こんなに並ぶの〜」とさらに半べそ。
12時半過ぎで、HARTが「空席ラインの方がいいんじゃないの〜」という中、「大丈夫1時迄には頂上にいけると思うよ」と励まし、今度は通常の待ち列で乗車まで13分、空席ラインに同じくらいに並んだ人を見ていたが、こちらの方が早く乗れたようです。
さて、今日は頂上から双眼鏡で遠くを見るんだと張り切っていたHARTですが、天気がまた悪くなってきてしまいガスッて真っ白です。それでもめげずに双眼鏡を構えるHARTでした。
さて、HARTが
「お父さん!なるべく止まらないでいくよ」
と言うので本日2本目のノンストップクルージング(おかわりはいらなかったんだけどな)。
HARTの後ろを滑る2本目は、なかなか疲れました。
連休中日とあってどのリフトも混んでいるので、比較的空いているスキーヤーオンリーのブルーコースへ。ベースまで降りてくると、霧も晴れ気持ちいい日差しがゲレンデを照らしていました。
しばらくブルーコースを滑った後、HARTが
「シングルリフトに乗りたい!」
というので、締めくくりにゴールドコースから滑り降りました。
ペンションで着替えに浴室を貸してもらい、帰りは3時に丸沼高原を出発。沼田ICの手前で、渋滞にはまった時のためにおにぎりを買い込んで高速へ。しかし、予想に反して、新座料金所も首都高速も渋滞はなく、千葉まで2時間ちょっとのノンストップクルージングで快適に帰ってくることが出来ました。
ちなみに往復の総走行距離は497.8kmでした。
年末から年始にかけて、日本海側は大荒れとの予報。昨シーズンみたいに雪がないと困るけどあまり多過ぎるのも有難迷惑。とくに道路には積もらなくていいですよ〜
でも、やっぱり大雪だ〜
今日は千葉を5時50分頃に出発。途中、三鷹でTSURちゃん夫婦をピックアップ(朝食はTSURちゃん宅でいただき)し、三鷹発は8時13分。調布ICから中央道、圏央道、関越道、上信越道と経由して、立川からのもうKAWAさん家族とは小布施PAでやっと合流。小諸を過ぎてからはずっと雪が舞い、長野ICからチェーン規制、11時20分に高速を降り、国道沿いのファミレスでまず昼食を済ませ、野沢温泉到着は13時過ぎでした。
年末年始にこの3家族で行くのは恒例行事となっており、企画担当の私としては、日本のスキー発祥の地、Mt6の一つ、広大なゲレンデへの期待を込めて、更にはクロスカントリーのコースもすぐ近くにあるし、そして、なにより私はスキーを始めて20年余りになりますが、まだ滑ったことがないので滑ってみたいとの野沢温泉選択なのであります。
しかし、しんしんと降り続く雪にHIROが、
「野沢温泉は晴天率はどうなのかねえ」
「…」
(そうだ、この3ファミリースキーでは、最初のうちは晴天率を考慮して企画していたんだっけ。初心わするべからずか…)
でも野沢温泉に到着した時には視界が開け明るくなってきて雪も小降りになってきた。これくらいなら大丈夫!だと、ペンションで着替えを済ませ、皆でいざゲレンデへ!!
今回は、温泉街に車で入っいくと大変かなと思ったのと、静かな雰囲気の中でのんびりしたいと思ったのと、クロスカントリーのコースが近い柄沢ゲレンデサイドのペンションに宿泊です。
SATSとリフトに向かって歩いていると
「SATS、ここでゆきあそびしたいなあ」と涙目で訴えます。
今回の野沢温泉に来る前に、
「今度はもっと自分で滑るんだよ。ハの字にするんだよ。お父さんは丸沼高原の時みたいにかかえてあげないからね」
と言い聞かせたり、HARTの4才の時のスキーのビデオを見せたりしてたのが、ちょっとプレッシャーになっちゃったかな。
今日は初日だし、滑る時間もそれほどないので、
「じゃあ、明日はお父さんと一緒にすべろうね」
とHIROにお願いして、HARTと滑ることにした。
まずは長坂ゴンドラへの連絡リフトに乗り移動。長坂フォーで足慣らしをした後、長坂ゴンドラで上にあがった。天気のせいか待つことなくのることができた。
ゴンドラを降りると、吹雪いて真っ白で視界が満足にきかない状況だったので、リフトで上に上がるのはやめて、下ることにした。上の平ゲレンデを滑り始めたが、HARTが
「こっちがいい」とブナ林コースへ。
途中で霰っぽい雪に変わって顔が痛いし、視界が悪い上に、初めてでコースレイアウトを把握していないので、分岐があるごとにゲレンデマップで確認しながら降りる。牛首コースを避けパラダイス連絡コースへ逃げたが、ここが平坦で全く進まない。それこそノルディックの板が欲しいくらいだ。HARTも歩きが増えた途端にキーキー文句を言い出した。時々後ろから押してあげ、お互いに文句を言いながら歩いていった。
ようやくパラダイスフォーのリフト乗り場に出た。視界も少し開けてきたし、普通のゲレンデを滑りたいと
「このリフトに乗って、パラダイスコース滑ろうよ」とHARTを誘うが
「や〜だ〜、早く下に降りたい〜」と雪が当たって真っ赤になったほっぺを膨らましている。
もう林間コースはこりごりだし、HARTもこの状態なので、新雪エリアを避けチャレンジコースに行こうと思ったが、気がつくとシュナイダーコースへ。雪もまた降り始めて視界は真っ白。おお、ここが、かの有名なシュナイダーコースかあと感慨に浸るには、条件悪しで、ユートピアゲレンデを降りてやっと日影ゲレンデについた。
日影ゲレンデに着いたのは4時前だったが、とにかく宿のある柄沢ゲレンデに行こうということで、連絡のトリプルリフトへ。ここがまた歩きでHARTからはブーイング。そして更に柄沢までの連絡コースでも歩くスポット盛りだくさんで、野沢温泉初日は、終始、歩け歩け〜の連続で終わってしまった。
私は最後の慰めに、柄沢ペアを2本滑って終了。
宿に帰ったらゲレンデマップ見てよくコースの復習をしておこう!
恒例の年末年始の三家族スキー、今シーズンの年越しは野沢温泉です。
今日も朝から…と言うか昨日から雪がずっと降り続いている。こんな時はオフピステでパウダー三昧といきたいところだが・・・
「今日はお父さんと一緒に滑ろうね」
とSATSと滑らなければなりません。
(いやいや、一緒に滑れて嬉しいなあ)
野沢温泉は昨日の教訓から横移動がつらいので、柄沢ゲレンデで次男と滑ろうと思ったのだが、SATSが
「こっちがいい」
と言うので、長坂ゴンドラ連絡リフトへ。
こっちに来たからにはゴンドラに乗って上の平ゲレンデを目指すことにした。
ゴンドラを降りたところにはソリゲレンデもあるし、ソリも貸してくれるようだしね。
途中で立ち止まって、お菓子を食べたりしながら、のんびりとあがる。長坂ゴンドラは天気もせいもあるだろうが、さほど待たずに乗れたのでよかった。
(立ち乗りで12人も乗れるのでそんなには混まないのかな?)
さて、山頂駅を出て、滑り出したまではよかったのだが・・・
天気は雪、それも大雪、とにかく雪、降り続く雪の中で、最初こそ、ヤッホーと滑り出したものの、すぐに
「かおがいたい〜」と泣き出した。
私のフェイスマスクをつけて、とりあえず滑り出したが、今度は
「てがいたい〜、おへやもどりたい〜」
(手袋が完全に乾いてなくて冷たくなっちゃったかな)
「じゃあリフトに乗ってまたゴンドラ乗って降りて行こうね」
「やだ〜リフトのりたくない〜」
「リフト乗って、さっきのゴンドラで降りないと帰れないよ」
「やだ〜もうすべりたくない〜」
晴れていたら、長くて気持ちいいコースも、とにかく雪、ユキ、ゆき〜のこの天気、しかもSATSがこの状況下では、逆にその長さがもどかしい。ゲレンデマップで確認し、途中のレストハウスがあるのを確認して
「ちょっとレストハウスで休もうね」と慰め休憩した。
レストハウスに入り、床が滑ってSATSが転倒し、おさまりかけた機嫌がまた悪化したが、ジュースをあげたところで少し落ち着いた。
ちょうどレストハウスの前で振る舞い酒をやっていたので、私も1杯いただいた。雪で冷えた日本酒の美味しいこと!!
しばらく待っても天気は回復の兆しを見せてくれないので、日影ゴンドラで降り、とにかく宿方面、柄沢ゲレンデを目指す。日影トリプルをあがり連絡コースを行くが、まだ11時前で人があまり通っていないので、コースに新雪が積もりなかなか進まない。SATSもまだ一人でこいで歩いてくれないので、かかえながら片足で蹴りながら進む。かかえる腕も蹴る足も限界に近づいたところで、やっと柄沢ゲレンデ到着。
「もうおへやにもどりたい」と言うのでとりあえず部屋に入って仕切り直し。
温泉街に降りて昼ご飯をとっていると、晴れ間が出て来た。
(山の上でこの晴れ間が見たかったのにな)
食事が終わるころにはまた降り出したが、SATSは今日はもう滑らないと言うのでHIROとSATS担当を変わってもらって、野沢温泉スキーもさあ仕切り直し、HARTやTSURちゃん達に合流することにした。
TSURちゃんやHART達に合流すべく2時過ぎにペンションを出発。電話すると日影のペアリフトで滑っているとのこと。
(ところで私の携帯電話(○フトバンク)がどうも野沢温泉では不調だった。端末の問題なのか、ネットワークの問題なのか不明だが、千葉の帰った翌朝にたまったメールが届いたような状況だった。そういえばゲレンデ内でも呼び出しの放送が多かった気がする。)
長坂ゴンドラ連絡ペア、日影ゲレンデへの連絡ペアを乗り継ぎ、日影トリプルリフト脇のオフピステゾーンへ。新雪が程よく残ってスピードも出すぎず、短いけど気持ちいい1本となった。もう1本新雪を滑りたいなあと後ろ髪ひかれる思いで、HART達を探しにペアリフトへ。
リフトからずっとゲレンデを見ていたが見つけられない。とりあえず1本、周囲をキョロキョロしながら滑り再度ペアリフトへ。
また新雪滑りたいなあとトリプルリフト方向をうらめしげに見ていると、黄色いヘルメットを少年が大また開いて降りて来るのを発見。次にどのリフトに乗るかを確認するため、ずっと見ていたが、雪で視界が遮られる。かろうじてトリプルに向かうのが分かったので、リフトを降りてからトリプルへ急いだ。
しかし、トリプルに乗っている間にゲレンデを見ていたが黄色いヘルメットは見当たらない。迂回コースからペアリフトに向かったのか、それとも、雪がどんどん降ってきたしもう連絡コースから戻ってしまったのだろうか。でも携帯にはメールも着信もないし・・・。
合流出来ないなら、それを理由にちょっとフリーで滑っちゃおうと再び新雪ゾーンへ。降りようとしたところで、“日影のカベ”というもう1本のコースがあることが分かった。どうせならまだ滑っていないコースを滑ってみよう。
日影ゲレンデにきて最初に滑ったところ(案内板には検定バーンと書いてあった)よりも、雪が深くて、コブもそれほどではない感じ。これは楽しそう・・・なのだが、雪がこれでもかと降っているのとゴーグルも少し曇ってしまい視界が利かない(写真みたいな感じ)。
(ああ、このゲレンデコンディションで晴れていればなあ。太陽出ないかな〜まぶしいくらいの日なたで滑りたいなあ〜〜)
とりあえず、小刻みなターンで足元をうかがいながら降りていく。新雪はやっぱり気持ちいい。一度ギャップで横に流れてしまったが、気を取り直して再び下方に滑り始めた時、前方に黄色いヘルメット発見!
「HART!!」
気が付くと、TSURちゃん達もすぐに降りてきて無事に合流。
さあ、一緒に新雪ゾーンにいこう・・・かと思ったら、HARTが
「長坂フォーに行く!」
と言うので連絡コースで長坂ゲレンデへ。その頃になって少し雪が小降りになって周りが見えるようになってきた。
(せめて、このくらい視界が利くときに日影のカベを滑りたかったなあ)
長坂ゲレンデをHARTを繰り返し滑った。リフト際のコースにはジャンピングスポットいっぱいでHARTがそれが楽しい様子。ずっとHARTに付き合わされてきたTSURちゃん達は休憩をしているようだ。
「また日影いこう」とHARTが言った。その時は、まだ視界もよかったので今度こそと期待していたのだが、日影のカベに立った時にはまた雪で視界が閉ざされた。
(残念〜)
HARTが転んだ後、そのまま、おしりで滑り落ちていく。
「お父さん、これ面白いよ!」とHART
「お父さんはこっちの方が面白いよ!」
となるべく新雪が残っているところを滑り降りた。
朝6時、窓から外をみるとお月様が出ていた。今日こそはいい天気になりそうだぞ。
朝6時半に布団から抜け出し着替えを済ませ駐車場へ。今日が最終日なので、朝飯前に車の周りの雪かきしておこうと思ったのだ。車をとめてある柄沢駐車場に行くとすでに満車状態。今日ベースからあがってきた車は雪は積んでいないし、今日は大丈夫かな。
一方、駐車場の中に所々雪の吹き溜まり?宿泊でおいてある車にはものの見事に積もっていて、まず除雪用のスコップを出すのにドアの前の雪を手でどかしたり、雪を下ろす場所がなかったりで、結局朝食前には完了できず・・・
最終日は半日券で13時まで滑ることにしました。もちろん今日はSATSと滑ります。
が、また雪が降って来ちゃいました。でも朝食時にも、明るくなったり降ったりの繰り返しだったし、今日は天気は回復すると信じて出陣。
「SATSすわるゴンドラのりたい!」
どうも昨日の下りで乗った日影ゴンドラが気に入ったようなのだが、果たしてそこまでご機嫌で行けるかが問題。連絡リフトから長坂ゴンドラへ行くと既に長蛇の列だったので、まずは、我が家、TSURちゃん夫婦、KAWAさん家族の10人皆で長坂ゲレンデで滑ることにした。
しかし問題は雪。未だに天気は回復の素振りを見せてくれません。案の定、1本目の途中で
「かおがいたいから、とまって!」とSATSが言い出す。昨日の悪循環が頭をよぎったが、マスクをして滑りはじめると
「マスクマンさんじょう!レッドマスク!!はっ!!」(しかもポーズ付)
とTVの戦隊ヒーローシリーズ大好きのSATSは、今日はご機嫌に変身したようで、リフトを降りて皆が待っている場所で止まろうとすると、
「おとうさん、はやくいこう!」
と催促するほどだった。やはり、大勢で一緒に滑るのは楽しいものなのです。ただ私がかかえている手を放そうとすると
「ちゃんとさわってて!」
と注文が入るところは相変わらず。でも、板の後ろを開こうとする努力はちょっと見えてきたので、今回はまあ良しとしましょう。
その後、KAWAさんが車の雪下ろしの為に柄沢に戻るという時に、SATSも
「もう、おわりにする」
と言うので、HARTを任せて、HIROとSATSと一緒にあがり、私も車の雪下ろしで帰りの準備に入りました。
遅めの昼食を済ませ、3時前に野沢温泉を出発。その頃になって、ようやくいい天気になりました。
(コノヤローもっと早く晴れなさ〜い!)
関越道の花園付近をあたまに藤岡JCまで25キロほどの渋滞に嵌ったが、三鷹のTSURちゃん宅には19時45分頃到着。TSURちゃん宅で少しのんびりして千葉には22時半帰宅。総走行距離730.7kmでした。
今シーズンは、私が所属するスキークラブで、総会後の飲み会でクロカンの話に花がさいたのをきっかけに、クロカン教室を開催することになった。開催日は、既に決まっていたクラブ行事のすき間と参加希望者のスケジュールから1月14日、場所は日光の光徳クロスカントリースキー場に決定した。
今日の教室参加者は6名。クラブのメンバーに家まで向かいにきてもらい千葉の自宅を4時40出発し、華厳滝の駐車場でもう1台の車と合流し、光徳温泉の駐車場到着は8時分40頃。参加者の日ごろのおこないのおかげ(?)で、綺麗な冬の青空が広がり風も穏やかで最高の天気となった。
参加者のうち4名は、今回が初めてクロカンの板をはくので、まずは光徳牧場の平らでなだらかな広い場所で練習。という私もシーズンに2回くらいしかやってないし、久しぶりのクロカンの軽くて細い板をはくと、自分が思っていた以上に下手くそで不安定・・・来週は黒姫高原のクロカン大会にエントリーしているので今日は練習しておかないととも思うのだが、天気がよくて、雪に覆われた広い雪原の中に入り込んで行く時の開放感、息を切らして練習するよりも、他の参加者と一緒にゆったりと楽しみたい気分の方がまさります。
牧場で約一時間半、歩行練習から始めて、交互滑走を中心に曲がる練習や推進滑走等の練習を行い板に慣れてきたところで、戦場ヶ原に向かう5キロのクロカンコースへスノーハイキングの出発!
さあこれからがクロスカントリーの本番だ!!
今日は初めての参加者がいて道具の関係でツーリング用の板を貸しているが、そもそもXCの板を買った時、こういう雪上散歩をいつかしたいと思い描いていたのだ。
その年に体験クロスカントリーのイベントのあった裏磐梯のペンションを予約して、それが実現するかなあと言うときに、HIROの妊娠が発覚!泣く泣く?キャンセルした経緯があるのだった。
その後、クロスカントリーは、にいがた歩くスキーフェスティバルやクラブ対抗のノルディックリレー競技なので、別に入門用の競技用の板を購入し、素人ながら楽しみを覚え、限られた機会しかないけど、普通のアルペンとともに、私のスキーライフにしっかりノルディックが定着している。そして、ようやく実現した雪上散歩、しかも最高の天気と景色のおまけ付き。これでますます私のスキーライフも充実したものになっていく。わくわくするね、ほんと!!!
今年は雪が少ないらしく、ブシュが出ているところも多くあったが、何と言っても天気が最高で、風も穏やかで、光徳沼沿いのハイキングコースは景色もよくて気持ちよかったあ!
2キロちょっとくらい進んで日光男体山が目の前に広がったところで、コースの雪も少ないし、おなかも減ってきたので折り返し。
復路のハイキングコースの脇のちょっとしたスペースに、倒木がちょうどベンチになりそうな場所があったので、クロカンのもうひとつの楽しみである雪上ランチ。
転ぶと立ち上がるのに苦労しそうなくらい重いリュックを背負っていったのは、このためなのだ。
それぞれ持ち寄ったサンドイッチ等を広げてのランチ。食べ切れないほどたっぷりのサンドイッチやおにぎりに、熱々のスープ、私が数年前に買ったバーナーもようやくフィールドデビューを果たし熱々の食後の珈琲に満足でした。リッチで豪華というわけではないけど、贅沢で気持ちも暖まる至福のランチパーティーとなりました。
ランチ後は、牧場方面に戻る道をのんびり歩いて、駐車場に到着。
全員怪我もなく戻ってきて、これでベイスキークラブ初のクロカン教室も無事成功に終わったのでした。
おっと・・・家に着くまでが気を抜いてはいけませんね。連休最終日でしたが14時30分に日光を出て東北道の渋滞に巻き込まれることもなく18時前に帰宅。夕飯は家族で済ますことが出来ました。
費用は足(車)代のみ(クロカンコースによっては有料の場所もあります)。皆さんも冬の晴れた晴れた日に、ちょこっと雪原を散歩してみませんか。きっと皆さんのスキーライフを更に充実したものにしてくれることでしょう!
20日に黒姫高原クロスカントリー大会が開催されるので練習のつもりでエントリーし、以前から行きたいと思っていた黒姫高原に、2008シーズンに初めての出撃!
木曜日は最終電車で帰り、金曜日の朝は1時間早い電車で出勤・・・そして、3時間早退させてもらいました!
金曜の17時半に千葉を出て上里SAで夕飯と休憩、更埴JCTを過ぎたあたりから雪が舞いはじめ信濃町ICを出る頃は大雪となってペンション到着は2210分頃。
とタイムスケジュールだけみると、まあ順当なのだが、信濃町ICは初めての利用で、街灯がなく真っ暗なうえ、大雪、更にペンションの位置を事前に確認し忘れ、途中で電話をしようにも携帯(○フトバンク)は圏外(ゲレンデでは大丈夫でした)、更に車のガソリンがエンプティランプと不安要素たっぷりでのペンション到着だった。
やはり事前確認と準備、宿の場所と車のガソリン補給はしっかりしておかないといけませんね。今回は高速のICから近くて助かりました。
こんな感じでのスタートだったので、上信越地方は年末年始の野沢温泉に続いての出撃でまた今回も雪かと心配したが、土日ともに晴れて絶好のスキー休暇となってくれた。
黒姫高原は、ゲレンデコンディション作りに定評があるのを聞いていたとおり、綺麗に整備されたゲレンデが本当に気持ちよかった。初心者でも長い距離を滑れるコースがいっぱいあって、それに何と言っても、SATSが今回は積極的に滑ってくれた。それがなにより嬉しかったなあ。
ところで、今回、SATSをやる気にさせたきっかけとなったものですが、私から放れて滑らせる秘密兵器?を用意しての出撃だったのです。
まあ、秘密兵器と言っても、リュックに1mくらいの紐をつけてSATSに背負わせ、私が紐を持って後ろから滑っただけなのですが。
さて、この秘密兵器、SATSには威力抜群!リフトを降りるなり
「おとうさん、ひも もった?」
とやる気満々。最初にペンションから近い黒姫ペアリフトに乗ったのだが、広い緩斜面のある前山ファミリーゲレンデまで行ってからと思っていたので、最初が肝心だし、少々戸惑ったものの、本人のやる気が第一とやってみると、一人でスーッと滑っていくではありませんか。
引っ張っている紐もほとんどテンションがかかっていないくらいで、前山第2ペアリフトまで難なく行っっちゃいました。
紐の安心感だけでこんなにも気持ちに余裕を持って滑れるものなんだね。
たった1mの紐、たかが1m、されど1m、この1mの距離がSATSにはすごいステップアップになったのです。
それに、SATSは何か装備を身に付けると不思議な力が沸いてくるようで。今回は
「リュックマンさんじょう!」
「ブルーリュック!ハッ!」
とポーズを決めてくれました。
ちなみに他にもいろいろ装着しているんです。
上から、
ヘルメットバイオレット!
ゴーグルブルー!
ズボンレッド!
板レッド!
・・・
(何故か、ウェアはないんですよね、強いて言えば、ウェアネイビー?だけど、TVのヒーローものにネイビーって出てこないんだよね)
それから後は、どんどん滑ります。土曜日の午前中の前山ゲレンデは綺麗に整備されたピステの後も残っているくらいすいていて、SATSもマイペースで滑ることが出来ました。高校生の団体がスキー教室をしていましたが、全く問題なし。逆に愛想を振りまくSATSとリュック&紐が目立ったのか、高校生にもうけて注目されていた感じでした。
まだ、ハの字の意識はまだあまりないようで、どんどん行ってしまいます。そこは黒姫高原前山ゲレンデの整備された初心者用バーンなので今回は問題がないのですが、今後のことを考えるとやはり自分で制動することを覚えて欲しい。
(前回の2回のスキーに比べれば、格段のステップアップ!まあ焦ることはないかな)
でも途中で、HIROとHARTと合流した後、HARTを同じリフト限定で自由に滑らせ、HIROとSATSと3人で滑り、HIROに前を滑ってもらい
「お母さんみたいに後ろを開いて三角ね〜、ハの字、ハの字だよ〜・・・」
と繰り返し叫ぶこと数知れず・・・
でも、徐々に開く意識、止まろうとする意識も少しずつ出てきました。それにHIROの後をついて少しずつ曲がるようにもなったのです。
すごいでしょ、そこには例の秘密兵器の威力もあるのです。2本のリュックの紐のメリットはターンを誘導できること!
「次は右に曲がるよ〜、左足開いて、ギューン!」と右側の紐を強めに引いてあげると、それっぽくターンの向きが変わるのです。
今回はここまで出来るようになったので私としては満足。もう嬉しくて日記の文章が途中からですます調が入り混じってめちゃくちゃになっちゃうくらい興奮してしまいました。
リュックマンは、ほんとHIROのファインプレーでした。
「さて、ういた6300円で何を買おうか・・・」
でも、このリュックの補助具、製品ではないので使用はあくまでの個人の責任です。決して単純には真似して怪我されても責任は負いかねますのでご了承願います。ちなみに私は1m足らずのミニスキーで一緒に滑っているので大丈夫ですが普通の板では子供の板と干渉してしまい1mの紐での滑走は無理と思われます。
尚、この秘密兵器誕生秘話?の様子はハーティルームを読んで下さい。ご参考まで
まだ外が薄暗い早朝、曇った窓を指でこすって外を見る。昨日に引き続き天気がいいようだ。
7時前にペンションを出て、クロスカントリー場へ歩いていく。今日は第28回黒姫高原クロスカントリー大会。私は今回初めて、この大会にエントリーした。7時過ぎに会場到着。コース手前のテントエリアにはチームテント(主に小学校の団体)やのぼりをたてている。太陽が高くなるにつれ、周囲の山と青空のコントラストが次第にクリアになってきた。最高の景色、最高の天気。
7時からコースオープンのはずだがまだ誰もコースに出ていない。朝食前に練習しようと思ったのだが私もちょっと躊躇してしまう。受付を済ませメインエリアから外れた森の中のコースで少し練習して、ペンションに戻った。
帰りはゲレンデを黒姫ペアから○○コースを滑り降りた。まだリフトは動いていないのでもちろん一番乗り。これも気持ちいいね。
ペンションで朝食を済ませ、開会式後のチームリーダー会議(8時半から)に出るため、会場に向かう。個人エントリーなので、個人=チーム代表者らしく、そのような会議がある意識はなかったが、受付時に言われたので、今回は初めての参加だし勝手も会議の重要度も分からないので行ってみることにした。でもリフトの動くのが8時半からだったので、遅れるのは確信犯で、それを待って一番乗りでリフトに乗り、行ってみると、案の定、会議は終わっていた。近くにいたスタッフの人に聞くと
「リーダー会議は主に小学校等の団体の応援者に対する注意事項がメインで競技関係では特記事項はないですよ」
とのこと。で、再びゲレンデ経由でペンションへ戻った。
チェックアウトを済ませて、家族皆でゲレンデへ。HARTが自分のおやつから
「スタートの前に食べてね!」とキャラメルをひとつくれた。クロカンの大会が終わったら一度ペンションに戻り着替えることにしていたのでウェア(といってもジョギング用スパッツに長袖のサイクルジャージ)にポケットがなくリフト券ホルダーに入れておいた。
SATSはまだ私が一緒じゃないと滑れないので、大会の間は、HIROと黒姫ペアをあがったところで雪遊び、HARTは黒姫ペアリフト限定で一人で滑っていてもらうことにした。私のエントリーは5km、目標タイムはコースが厳しそうなので25分、なので11時前には、SATSとも一緒に滑れるだろう。
本日3度目の会場到着は9時半過ぎ、スタートは10時なのでまだまだ余裕があるが、9時半にコースはクローズされているので手持ち無沙汰に過ごしていた。
通常の参加者の流れとしては、8時15分までに受付を済ませ、開会式、リーダー会議、ウォーミングアップ、そしてレースといったところ。参加する選手の様子を見学していると板をもう1セット持ってきている人が多い。そしてウォーミングアップが終わった後、スタート前に板を履き替えている。これって試合用WAXを塗った板をもう1セット用意しているのかな。私はシーズン前にオールインワンWAXを塗っただけなんですけど…
今まで参加したことがある大会(にいがた)と比べると、一般の参加者が少なく私がエントリーした一般男子5キロのクラスは5人しかエントリーしていない。スタートを待っている間にスタッフの人に
「この大会は、いつも一般の人の参加は少ないんですか」と聞くと
「コースがハードだからね、特に5kmと10kmは。ほんとはもっと初心者も気軽に参加できる大会にしたいんだけど、結局競技思考の人が多いね」
(えっ、やっぱハードなんだ。目標タイムを30分に変更しようかな)
スタートが本格的で、2人ずつ30秒のタイム差を付けてスタート。スタート直後の大渋滞なんてものはなく自分のペースで滑ることが出来る。にいがた歩くスキーフェスティバルみたいに一斉スタートするのも壮観で好きなんですけどね。私の前に滑る人は小学校の先生らしく、小学生やその父兄の方から大声援を受けてスタートしていた。
スタート区間のあとはすぐに上り、その後もカーブや軽いアップダウンが続き、ほとんど休む暇がない。スタート地点周辺から見渡せるコースを外れて、森の中のコースに突入すると一層アップダウンが激しくなった。上り坂がそんなに長くなくて助かったが、ある程度の斜度を超えると私の技量ではスケーティングで上ることは出来ず、開脚交互滑走、滑走というのはおこがましく、ガニマタ歩きでの登攀となってしまう。途中で10kmの2周目の人に抜かれる。何で上りでもスピードがそんなに落ちずに維持できるのだろう。きっと手前の下りからうまくスピードをつないでこられるんだろうな。
ここであることに気づく。急な上り坂がスケーティング出来ない反面、ガニマタ歩きでもそんなにずり落ちることなく、急な下り坂やカーブでも転ばすにこられたのはワクシングが不十分で板が滑っていないってこともありそうだぞ。
森から抜け出る終盤の上り坂、かなりへばっていたところで、
「お〜い、おと〜さ〜ん、がんばれ〜、お〜い!」
SATSの声が聞こえた。見上げるとゲレンデの端でSATSが手を振っている。手を振ってこたえ、顔をあげスケーティングで上る。SATSとHIROの前を通りすぎ、下りで元気回復…と思ったらまた急な上りでガニマタ登攀(SATSからはもう見えなくなったかな)。
でもそれが最後の上り坂で、もうゴールが見えてきた。
クラス順位はトップの人の約2倍のタイムで4位でした。一応、変更?した目標タイムギリギリでした。ちなみに3位の人とは10分近い差があります。ゴールのところにペンションのオーナーと奥さんがいて声をかけてくれました。ありがとうございます。
背後で歓声があがったので振り向くと、私のすぐあと小学校の先生がゴールしました。
エントリーが少ないので完走すれば入賞確実。表彰式はクラスの集計が整い次第順次と大会開催要領にあったがさすがにすぐには始まらないようなので、まあいいかとスキー場へ戻ると、ちょうどゲレンデとの合流地点にHART発見。一人で雪だるまを作っていました。
(あっキャラメル食べるの忘れた〜)
急いでペンションに戻り、着替えてスキーのブーツに履き替えゲレンデへ。黒姫ペアリフトを降りたとこでSATSが手を振っていました。時刻は11時15分、ちょっと遅れちゃったね
「お待たせ〜、さあ、一緒に滑ろう」
2時過ぎまで滑って着替えにペンションに戻る途中、ペンションの奥さんの車とすれ違い
「お疲れ様〜、ちょうどよかった、入賞の賞状と賞品があるみたいだから、今からとって来るね〜、ペンションで着替えて待ってて〜」
こうして一度はあきらめた賞品も手に入れることが出来ました。ほんとにありがとうございます。
毎年、歩くスキーフェスティバルに合わせての恒例の六日町へのスキー。泊まるのは五日町スキー場のゲレンデサイドのロッジなのだが、せっかく毎年六日町エリアに来ているのだし、他のスキー場にも行ってみようということで、昨年は六日町ミナミスキー場へ。そして今年は八海山スキー場へ行ってみることにしたのだが、今年から歩くスキーが11日の建国記念の日ではなく第2日曜日となり。歩くスキーの後や最終日は五日町でまったりしたいので、初日に行くしかない。
5時15分起床。交通情報と天気予報を確認しようとパソコンの電源を入れる。関越道にチェーン規制はなく、首都高や外環に渋滞がない。6時に千葉を出発。
さすがに3連休の初日だけあって、表示される関越の渋滞情報がどんどん伸びて行く。7時10分に関越道に入るも花園まですでに渋滞45キロの表示。
朝食には温かいものも食べたいからと家からはパンしか持たず上里SAでと考えていたがまだ2時間以上かかりそうなので高坂SAに変更、8時15に到着。
SA内は混んでいたので調達だけして車の中で食べた。入ってくる車と出ていく車のタイミングが悪いとSAを出るに出られず車の列が伸びる。混雑時は出口に近い側に止めた方がいいかな。後で気がついたが、高坂SAは下りと上りのSAが行き来出来るので、混雑時は反対側を使う方が賢かったようだ。
高坂を9時15分頃出て六日町ICを出たのは11時15分頃、毎年寄るIC近くの酒屋で八海山(清酒)の4号瓶を調達。これをロッジの窓際で冷やして飲むのが美味いのだ。
これが家に帰ってから冷蔵庫で冷やしてだと、何か物足りないから不思議なものだ。
ロッジに電話するともう部屋を使えるとのことだったので、ロッジに荷物を置き着替えを済ませて八海山スキーへ向かった。普段17号沿いしか走る機会がなかったが街中を抜けると民家や商店街があり、何だか新たな発見をした気がした。
スキー場は想像してたより奥まったところで、道路から見える斜面はかなりきつそう。ロープウェイで頂上まで上がっても初心者用の迂回コースがあるようだが、果たしてSATSは大丈夫だろうか・・・
八海山スキー場では5時間券を購入。未就学児は一緒にリフトに乗ればリフトは無料とのこと。天気は晴れてこそいないが風もなく穏やかで寒くもなくいい感じだ。
SATSの滑走意欲がまだ読めないので、いきなりロープウェイで頂上に行くのはやめて、まずは第1ロマンスリフト(ペア)に乗った。
「とりあえずここでを滑っているのね」
と確認して(されて)、HARTとHIROは途中から第2ロマンスリフトであがり、前倉コースへいった。
前回が黒姫高原だっただけに、滑り出してすぐに感じたのは斜面の凸凹さ。
午後だし上越特有の湿気の多い雪が不均等に踏み固められている。それに加えて全体的な片斜面、ちょっと滑りずらいかな。はたしてSATSもそう感じたかどうかは疑問だが、1本滑ってリフトに乗っていると
「SATSもあっちのリフトにいきたかったなあ」
「そうなの?でもあっちのリフトだと急な斜面しかないから、まだSATSは滑れないんだよ。だったらロープウェイに乗って頂上まで行く?」
「えっあんなにうえまで〜?」
「そう!でも上からでもくねくね曲がりながら、ゆっくり下りて来られる道があるんだって、天気がいいうちに行ってみようか」
ロープウェイ乗り場でHIROにメールしようとすると携帯が圏外…
(今季行くスキー場は圏外なことが多いなあ、来季は変えようかなあ)
でも頂上付近ではつながるらしく先程のメールは自動送信されていたが配信確認はない。HIROがロープウェイであがって来ないと、我々がロープウェイで上がっていることが伝わらないわけだ。
頂上(ゲレンデトップ)では素晴らしいパノラマが広がっていた。これでバックが青空だったらいうことなしなのだが、贅沢なことばかり言っていられない。でもSATSは景色に感動するより高さにびびっている感じだ。
初心者用の、らくらくコースの緩やかな入り口部分でも右側がすぐ斜面が切り落ちているので
「おとうさん、かかえてて!」
でも少し行って、コース脇に木が出てくると自分で滑り出した。もちろん、リュックの紐は私が持っていますけどね。こういった林道のようなコースだと、道なりに曲がる意識が自然と出てターンの練習にもよさそうだ。途中からはすっかりご機嫌で、
「また、ここをすべりたい!」
と言うので、下までは下りずに、第3ロマンスリフトであがった。途中でリフトをロープウェイが追い越していった時に、HARTの黄色いヘルメットが見えた気がして、手を振ったが反応は無し。でもやっぱり乗っていて、降りて来るのが見えたのでリフトを下りて急いでロープウェイの降車口に向かい合流した。
HIROが一緒になってSATSは
「おかあさん、みてて!」と嬉しそうに声をかけながら滑っていました。
でもせっかく調子に乗っていたけど、大人が空腹に勝てず食事休憩。食事の後は2本リフトをあがって、あとは下まで滑ってSATSの初日を完了。
私は・・・というと、
宿に帰ってからナイターで今シーズンに新調したMy板のデビューを果たす予定!
今日は、にいがた南魚沼市歩くスキーフェスティバルです!!
さて、私の今季の目標、「10キロ、40分!」との目標を掲げての参戦でしたが・・・
今回は、前回の黒姫高原の教訓?を生かし、先週末にWAXを塗り、軽くスクレーパーをかけた状態で板を持ってきました。前日に20分ほど足慣らしで滑って、当日の朝、ブラシをかけて余分なWAXを落としました。
レース前に10分ほどウォーミングアップ、板の滑りもいい感じ。
9時半にコースもクローズとなりスタート地点には、板が並んでいます。皆さん場所取りでスタートの好位置をキープするために置いてあるようです。
私が置いたのは前から6番目でした。
板を置いた後、部屋に戻ってデジカメを取って開会式会場へ。荻原健司さんが応援にかけつけてくれたのです。すっかりミーハーモード突入ですっかりカメラ小僧になっちゃいました。
荻原健司さんの選挙の街頭演説のような地元南魚沼市を盛り上げる挨拶で気分も盛り上がってきました。さあいよいよスタートです。しかも10kmで一緒に走ってくれるとのこと…これは嬉しいね!
(でも私はその姿を確認することは出来ませんでしたが)
そして10時、30キロの人がスタート。花火も上がって雰囲気が盛り上がります。さらに3分後、残りの10キロ、5キロ、2キロが一斉スタート。参加者1000余名、このスタートシーンは壮観で、自分がその中の一部となって気分も最高潮!
今回はスタート位置が前の方だったので周りのペースが早く、スタートの溝が切ってあるのに終わらないうちから外側の人が切れ込んで来る。私も波に遅れないようにインコースへ。そうしないとぶつかってしまう。
後ろから早い人がどんどん抜いて行くが、自分なりのペースで序盤の緩やかな上りを進んで行く。黒姫と違って急なところは1ヶ所だけだったが、今回のコースは序盤の2キロくらい(そんなにないかも)がほぼ上り。今回40分を切ることが出来て、30キロにエントリーしたとしたらこれを3回も上るかと思うとちょっと躊躇してしまうな…なんて考える余裕もあり、その急な箇所以外はスケーティング(っぽく)で上りきることが出来た。
自分でも手応え(足応え?)を感じる。5キロコースと別れてしばらく行くと、4キロの表示を過ぎたところでグローブをめくってちらっと時計を見る。滑りながらだったので、はっきりとは見えなかったが“102…”が見えた。(速いじゃん!)
でも少ししてから、「待てよ、今回はストップウォッチモードにしてなかったぞ」と思い出し、緩やかな下りでよくよく時計を見るとすでに“10:28”だった。(やっぱりね)
スタートが10時3分だから25分経過か、でもちょうど半分くらい来たところだし、序盤の長い上りは終わってるし、後半頑張れば、目標に届くかも…と給水所発見、立ち止まって後半に備えて水分補給、よしガンバルぞ!
しかし、この辺りから板の滑りが悪くなってきた。
ワックスがもう剥がれてしまったのかな。それとも雪温が上昇したのかな(と言っても塗っているワックスはオール・イン・ワンワックスだしなあ・・・)。
ちょうど同じくらいのペースで滑っていた人に上り坂では追いつき、時々追い抜くのだが、下りになるとどんどん抜かれてしまう。
コース脇に切ってある溝に入って滑った方が速いのはわかっているのだが、コースは曲がっているし、昔、溝を滑って曲がれずに転んで以来、どうしても入るのを躊躇してしまう。前の人が溝を滑りどんどん離れて行く…
でも今回上り坂は自分としては好調!足も痛くないし、腕もさほど重くなっていない。上位を滑っているわけではないけど地元の中学生を抜かして一人嬉しがっていた。
再び5キロコースと合流して一気に人数が多くなった。でも、ゴールまであと少しだし、人を抜いて行くのは気持ちいい。
最後の上りでさっき下りで一気に離された人のゼッケンが見えた。
「よおし!」
と最後の力を振り絞って上る。腕も足もまだまだ動く、だんだん近づいてきた。
もう少しで…
だが届かず…
ゴールへと続く緩やかな下りに入り、またちょっと離れた。ストックで漕ぐが追い付かずそのままゴール。
ゴールエリアを出たところの電光掲示板が50分を表示していた。
47〜48分か、でも最後まで体が動いてくれたし上り坂もほとんど歩くことなくスケーティング風に滑り通せたことがし自分としては納得の10キロだった。
ただ満足はしていませんけどね。要はまだまだ30キロにエントリー出来るレベルに達していないということ。ノルディックのワックスも、奥が深そうだし、来年もまた10キロ40分に挑戦です。
(内心ホッとしていたりして(^-^;)
参考URL
○にいがた南魚沼市歩くスキーフェスティバル
http://www.yukiguni.ne.jp/arukuski/
今回はゲレンデサイドのロッジに泊まるし、ナイター営業もあるので今シーズンに買った新しい自分の板で滑るチャンスと車に積み込んだ。
そして初日の夕食後、HARTとナイターへ。今季4回目のスキーでようやく私の板もゲレンデデビュー。3月のクラブ対抗、かたしなファミリーカップまでに馴れておきたいところなのに、現在のところ、今回の六日町の次のスキーの予定がクラブ対抗、こんなんでいいのでしょうか。
まあ、私も本格的に競技をしているわけではないし、どちらもお祭りみたいなものなのだが、板を買い換えたきっかけ(最終的な決断)が昨年のファミリーカップで板が外れて転んだことだったので、せめて、少しでも滑って馴らしておかないとね。
ファミリーカップは親子の合計タイムなので、また転んだら長男にあわせる顔がないですからね。
車から板を取って7時前くらいにナイター券を買おうとすると
「あと1時間しかないですけどよろしいですか」とのこと
(あれっ、以前は21時くらいまでやっていませんでしたっけ?)
2時間券の方が少し安いと言うのでそちらを購入してリフトへ。
さてさて、新しい板の乗り心地というか印象は、“簡単に曲がれる板だな”と言うこと。
今シーズンはSATSと滑っている時はミニスキー、HARTと滑る時はの156センチのHEAD(HIROの板)。私の板は165センチのFISCHER、RC4(RC)だが、リフトまで歩く時に重いと感じただけで、滑り始めると何の違和感もなく、大回り、小回りともにスムースに滑ることができた。
結局、時間もなかったので、先端とテールのエッジも落とすこともせず、買ったそのままで滑ったが、変な引っ掛かりは全く感じない。これって、単に私のスキーが繊細でなく、おおざっばでアバウトなだけかな?
(確かにそれは言えているかも)
2日目は、歩くスキーの後、息子たちがカマクラ作りをして遊んでいた場所に戻ってくると早速HARTが
「お父さん、一緒に滑ろう!」
と寄ってきた。まずはSATSとミニスキーで滑り始めたが、午前中に2本、昼食をはさんで午後に3本滑ったところで、もう満足した様子。広場で遊び出したので、HIROと交代。
HARTとHIROの板ではなく自分の板で滑りました。ロッジが近いからこういう時も便利だ。
2時過ぎからナイター営業に入った5時半過ぎまでたっぷりと、それこそ、午前中の歩くスキーからフルに足腰を酷使したので、長めの距離を気合いを入れて滑ると足がもうもうパンパン。
(いやあ何だか真面目に滑っちゃいました)
HARTと2人で滑る時は、1人でフリーで滑る時と、もうなんら変わらずに滑ることができる。
というより、長男に引っ張られて5時半まで滑っちゃったってのが実情かな。
さすがに夕食後はナイターには行かず、風呂を済ませ、HIROと八海山を飲みほして(4号瓶ですよ)ぐっすりと眠りました。
にいがた歩くスキーフェスティバルに初めて参加したのは10年くらい前かな。それから毎年同じ時期に六日町に足を運んでいる。そして日帰りでない時はいつも五日町スキー場のゲレンデサイドのロッジ「さんろくはうす」に泊まる。駐車場もすぐ近くだし、歩くスキーのコースもロッジの裏山みたいなもの。毎年ここに来るとつくづく「スキーの宿はやっぱりゲレンデサイドがいいな」と思う。
まだ小さい子供を連れて行くファミリースキーが多いので、宿泊場所を選ぶ時にはゲレンデからの距離を第一の要素として選定している。ゲレンデガイド等に徒歩1分とか80mとかあってもやはりゲレンデ直結の便利さ、気軽さと比べると雲泥の差。またゲレンデ内の宿でも駐車場から遠かったり、ゲレンデ内を移動しないと宿にたどり着けないのでは、やはり魅力は半減してしまう。ひとくちにゲレンデサイドと言ってもお気に入りのゲレンデサイドの宿にはいろいろな条件があるのだ。
かと言ってスキー場の直営のようなホテルに泊まるのは、なにかちょっと、なんとなく、イメージと言うか雰囲気が、私的にはしっくりと来ないんだよね。
あとはもちろん、目の前のスキー場の雰囲気も大事な要素。あんまり大規模過ぎるとお手軽な感じから掛け離れてしまうんですよ、私の場合。
逆にそういうスキー場の場合は車やシャトルバス等でアプローチしても苦にならないし、たまに行って滑ると
「あっ、やっぱり大規模なスキー場は面白いな」って…
(うむ?要はどっちでもいいってこと?単純だからね)
とにかく、毎年の五日町スキー場&ゲレンデサイドロッジ&歩くスキーが、私にとっては絶妙のバランスのスキー休暇となって、いい気分になって帰って来られるのでした。写真は部屋の窓から撮影したものです。
あっ、他にも忘れてはならないものがありました。六日町と言えば『八海山!』
もちろん、山と日本酒の両方ともなくてはならないのです。
SATSが飽きたときはすぐに部屋に避難出来たし、
スキー場の規模がそんなに大きくないし、
ボーダーもいないので、HARTは滑る場所を特定させておけば、迷子になることもなくフリーで滑らせることが出来たし、
私の歩くスキーの間には息子たちは車からスコップを出して来てカマクラ作りも出来た(この辺の雪は雪だるまやカマクラが作りやすいからね)し、
今シーズンから買い換えた私の板だって、ナイターの直前に車に取りに行って、ゲレンデデビューを果たすことが出来たし、
着いた時から帰るまで部屋を使わせて頂けたし、
八海山を飲むことも見ることも出来たし、
お土産に八海山を、しかも「しぼりたて」の原酒が買えたし、
・・・
今年の六日町、天候にも恵まれ、楽しんでくることが出来ました。
ではでは、八海山の原酒で、のスキー休暇に乾杯!!
ごきゅごきゅ♪(*´▽`)◆ゞ ε= (^□^*) ぷはっ♪ ヽ(*^O^*)_□ おかわり♪
今日は、晴れたので私が会社を休んでTSURちゃん夫妻とクロスカントリースキー体験に行ってきました。インターネットでいろいろと調べて、
○午前中に霧が峰スキー場のクロカンコースで練習、午後に長門牧場!
と言う計画をたてました。ちなみにこの“晴れたらクロカン企画書”については、ブログに掲載してありますのでご参考まで。
千葉を6時ちょっと前に出発、三鷹のTSURちゃん宅に約束通り7時に到着。ETCの深夜割引を考えるともう少し早く出て首都高にも適用させるべきだっかな。
TSURちゃん宅で朝食をいただき、7時45分出発。ちょうど通勤・通学時間で人も車も多く調布ICまでいつもより時間が掛かってしまった。高速は順調で諏訪ICを出たのが10時15分頃、時間的に霧ヶ峰に行ってから長門牧場に行くとどちらも中途半端になりそうなので、この時点で長門牧場のみに計画を変更。
10時45分頃に長門牧場に到着し、まずは年中無休のレストハウスで、クロスカントリースキーの受け付けを済ませて滑走料金300円/人を払い、コースの説明を受け、コースマップとオリエンテーリングの用紙をもらう。
ここ長門牧場ではコース内の案内看板にクイズが書かれており、クイズに答えて7個のキーワードから1つの言葉を当てるとレストランでホットドリンクがもらえるのだ。
車に戻って準備を済ませ、いよいよ、雪一面の牧場に突入。
TSURちゃん夫妻がクロカンの板を履くのが初めてなので、レストハウス周りで少し練習しようかと思っていたが、雪が多く、ここは圧雪等のコース整備がされていないので、とりあえず前の人のトレースを歩いていけば何とかなるだろうと言うことで、すぐに実践?へ。
長門牧場のクロカンコースはA・B・Cの3コースあるが、せっかくなのでオリエンテーリングの看板を探し求めて、歩くことにした。
少し歩くと広い下り斜面に出た。
広大な景色が気持ちいい。
車でこの地方を走っても同じような景色を部分的、あるいは断続的に見ることは出来るが、一面の雪原の真ん中に立ち、360度山々に囲まれて、しかも、雑音がない静寂(平日ということもあり今日クロカンコースのフィールドに入ったのは我々3人だけ)の中でみるそれは素晴らしい!
私のクラブの行事でポールレッスンが湯の丸高原スキー場であり、当初は、HARTの子供会の行事と重なっていて参加出来ない予定だったのだが、子供会の行事が1日ずれたおかげで参加出来るようになったぞ )^o^(
というわけで、クラブのポール練習にHARTと親子2人で参加してきました。
前回クラブのポール練習に参加したのは4年前で、ちょうどHART(当時4歳)がスキーデビューした年のこと。その時はつきっきりだったので、クラブの人にHARTを見てもらっている間に1本だけポールを滑らせてもらっただけだった。
あれから4年、HARTは大概の斜面は問題なく滑れるし、今回はいっぱい練習出来そうです。
当日朝の集合時間は9時。遅くとも5時前には千葉を出ようと思っていたのですが、気がつけば5時20分。どうも目覚ましの曜日設定を間違えていたようだ。
首都高までは順調だったが、外環が事故渋滞、川越でも事故渋滞との情報。美女木JCの500m手前から動かなくなってしまったので、美女木JCを横切り、さいたまで下りて東松山ICまで一般道で行き、関越道へ。花園まではまだ渋滞が残っていたが、ストレスがたまるほどではなく寄居PAで休憩を入れ、湯の丸高原到着は9時40分頃、ゲレンデには10時過ぎに立つことが出来た。ちょうどポールセッティングが終わったところでグッドタイミング?
集合写真の撮影にも間に合った。
とりあえず、1本足慣らしで滑った後、早速ポールへ。
最初のうちは
「最後がいい…」と遠慮?していたHARTも、そのうちに私に関係なく勝手に滑ってくれたので私も練習に集中?出来た。
まずはポールに上から入ることを意識して滑る。
徐々にポールにも慣れてきた(つもり)ところで色気を出してクローチングをしてみたが、まるで滑れず…
ただでさえポールに対して遅れ気味のところが更に遅れて話になならい・・・
(こりゃ駄目だ〜)
下で見ていてくれたクラブの人から
「スタンスをもっと広げた方がいいよ」
とアドバイスをもらい、次の滑走で試すと自分なりにかなりいい感じ。
「今のはだいぶよくなったね、それでもまだスタンスは狭いよ」
と言われ確かな違いを実感する。
そして、いいタイミングで滑れた時の滑走感、これがたまらなく気持ちいい!
だが、ここで調子に乗ってしまい、次もと意気込んで滑ったが、今度は遅れたところをリカバリー出来ずコースアウト…
(もっと自分を知りなさい、ちゃんとスタンス考えて滑ってましたか?)
昼食休憩の後はポールのセットを変えて再び練習。HARTは
「ポールセットするのやりたい」と積極的に手伝い(邪魔ともいう)をしていました。午後のセッティングは午前中よりも振り幅を抑え目にした高速系に。でもスルーゲートの後に急斜面に変わる手前で大きめに振ってあり、スピードが出過ぎないように配慮されています。
ただそのリズムの変化に私の滑りはついていけず、振った後のポールに遅れてその後が滅茶苦茶・・・また、スキーをずらさないようにとの過剰な意識?が働くのか、自分では結構早めに仕掛けたつもりでも板の弧以上に曲がれない感じで結局、大幅に落ちてしまいます。その後で必死に板の向きを修正するので、雪面が捉えられず板がバタつき、バラバラに・・・
「上半身が硬くなっているよ、クローチング意識いない方がいいんじゃない」
とアドバイスをもらい、下手にクローチング姿勢をとらず、スタンスを開いた状態をキープすることと、ゲレンデを普通に滑る時と同様、外足を常に上から押さえらるポジションをの意識して滑ると少しだけ改善出来た気がした。でも斜度が変わったところで落とされ、相変わらず足元が安定しない。
練習修了まであと15分
「結構、足にきてるでしょ」
と傍から見た目にも、滑りがヘロヘロなのは明らかなようで、最後は怪我をしないようにと慎重に滑って練習を終えました。
(すみません、日帰りということもあり、撤収前にあがらせていただきました)
いい感覚で練習を終わりにしたいと言う気持ちもあったが、久しぶりにクラブのポール練習に参加出来て、自分の欠点も明らかになってとても有意義なポール練習だった。
タイミングよくポールに入っていけた時の爽快感、それを連続させることが出来た時のスピード感、たとえ低いレベルであっても、アルペンもノルディック同様自分のレベルに応じて楽しめそうだ。
千葉県クラブ対抗競技会が会津たかつえスキー場で開催されました。
昨年は土日開催でしたが、今年は県民大会との日程の兼合いで、3月14日の金曜日にアルペン(GS)、15日の土曜日にノルディック(リレー)となり、その影響か、昨年よりも参加したクラブが少なかったようです。
私の所属しているクラブも、チームとして成立するか心配でしたが、新規入会してくれたメンバーの参加と、GSとノルディックにそれぞれ日帰りで参加してくれたメンバーのおかげので、GSでは女子の部に3名、男子3部に7名、ノルディックリレーに男子チーム(3名)がエントリーすることが出来ました。
天気は、気温が高く、春の陽気で、ゆるんで重たい雪となり、GSのコースはすぐに掘れて溝が出来、DQが多数出ていました。私のクラブでも女子と男子1名ずつが溝にスキーを取られてDQになってしまいました。
さて、ベテラン、女子と終わり、いよいよ男子3部です。私はクラブでは4番目の滑走でした。今季はインターネットで格安でワンピも買ったし先週のクラブのポール練習にも参加して気合いは十分?でしたが・・・、
クラブ第1滑走のエースがリフトで戻ってくるなり
「タイム出てないかも…」とのこと。
(え〜)
「掘れているのが見えなくてさあ…掘れているのが分かっていればもっと攻めたのにさあ、もう3旗門目から集中力なくなっちゃったよ〜」
続いて第2滑走は溝にはまってコースを大回り、第3滑走も溝にはまってコースアウト…
(これはマズすぎる…)
今大会はスイッチバック禁止とのことで、旗門不通化した時点で失格となってしまう。スタート地点に立った時にはすっかり“とりあえず完走”に意識を切り替えました。
そしてスタート。しかし・・・
何だか余裕を持ちすぎて淡々とゲレンデスキーのような感じで滑ってしまいました。
滑走後も何だか物足りなさだけが残った感じ…
(やはりもう少し積極的に滑るべきだったか…でもなあ…)
私の後の、初参戦の2人も手堅く完走し、クラブの最終滑走がきっちり滑って、男子3部のGSもあっという間に終了です。
参加クラブ数は14チームですが、完走者は50名に満たず、DFとDQが合わせて15名くらいいました。
参加人数が少ないこともありますが、こんな中で、チーム5人分の記録を残した我がクラブはこの種目2位でした。チームワークの勝利といったところでしょうか。
チーム第1滑走の人は記録が残り4位でした。ポイント的にはこれが大きかったです。集中力を欠き流した状態ですからさすがです。
ちなみに私はトップから10秒近い差がありました。
まだまだ、まだまだ、まだまだ・・・ですね。
(仮に自分なり?に攻めの気持ち行ったとしても、今の私のレベルでは、10秒差が、せいぜい9秒差になる程度のもんなんでしょうけどね。団体戦だから、今回はやっぱり正解だったと納得しましょう・・・)
参加者が少なく雪質もいまいちで、いまひとつも盛り上がりに欠け、自分自信も消化不良っぽく終わってしまった今年のクラブ対抗のGSですが、心配していた雨にも降られなかったし、チーム順位2位と言うことで良しとしますかねえ。
でもねえ・・・
(すみません、未練がましくて)
15日の土曜日にはノルディックのリレー競技が実施されました。
昨年はクラス毎に一斉スタートして、GS同様に個人の順位点をチーム得点にする方式でしたが、今年はまたリレー方式(女子と男子3部は1.5km×3人、男子1・2部は3km×5人)に戻りました。
リレーだとチーム意識が強くなり、盛り上がる反面、初心者にとっては“つなぐ”プレッシャーとの戦いもあってノルディックへの敷居を高くしてしまいます。
その点、昨年の一斉スタート方式なら自分のペースで走れるし、仮にクラブでリレーメンバーが揃わない場合でもエントリー出来るので、ノルディック競技参加への門戸を拡げるいい機会かなと思っていたんですけどね。
特に私達のクラブの場合、
「もし2部に上がっちゃったらノルディックどうする」
なんて変な?心配をしています。
クラブの総会でも、
「一斉スタートになったしノルディックやってみましょうよ」
と誘ってたんですよ。クラブの行事で初めてクロカン教室もやってみたし…でもリレー方式ということでやはり初めての人は尻込みしてしまい、例年通り、私の他は、日帰りで来てくれたメンバーとアキレス腱を傷めて足首に爆弾をかかえているベテランさんでチームが構成されました。
前日のGSが終わって昼食の後、私は一度宿に戻りノルディックのコースへ。クラブの他のメンバーも誘いましたがあまり良い反応ではなかったし、ベテランさんは足首に負担かけないため(本番に温存)ということで、他のクラブが和気あいあいとする中、1人で練習開始です。
まずは1.5kmコースをゆっくり歩きます。
昨年よりも上り下りのうねりが多くなり、休めるところがほとんどなくちょっときつくなった(距離も少し長くなった?)感じ。しかもスタート地点が一番高い位置なので必然的に最後は上りになりますし、それに加えて重たいザラメ雪、初心者にはかなり厳しいかなとの印象でした。
ワックスをスクーパーで剥がし、次は3kmコースへ。ワックスは2週間前に掛けたSWIXのLF7(-2〜-8℃)、実はアルペンの板にも1週間前に同じワックスを塗っていて、剥がさないままでは全然滑らなかったのです。本当なら今回の条件ならもっと高い温度設定のワックスにやり変えなきゃならないんでしょうが、そんな時間はなくGSはワックス剥がしてブラッシングしての参戦でした。(競技を専門にする人からすると信じられないのかな)
でもノルディックは競技が2日目だし、今シーズンは滑らずにつらい思い?もしているので、今日滑ってワックスが合わないのを確認して別のワックスを宿で塗ろうと考えました。でも私の手持ちのワックスはちょうどいいのがないのでTOKOのオールインワンワックスです。
アルペンの板でもそうでしたが、剥がすとそこそこ滑るようになりました。続けて1.5kmコースを写真を撮りながらノーストックで1周。最後は少し休んだ後、ブラッシングをして、1.5kmコースを途中で休まずに、でも自分のペースでゆっくりと1周して前日の練習を終了。マイペースで走る分には、今シーズンは黒姫高原の5kmと新潟の10kmを走っていたこともあり、それほどつらくありませんでした。でも本番のスプリントとなるとまた全然違うんですよね。
締めはちょっと不謹慎かなと思いながらも、コース脇で缶ビール(発泡酒)を1本、他のクラブの人達の練習風景を見ながら、一人でちびちびやっていました。
飲み終える頃にはすっかり冷えてきたので宿に戻ると、仕事の都合で初日だけで帰ってしまうメンバーがちょうど帰るところしばしお話。帰ってしまうのはクラブではGSが一番早い人で、いつもクラブ対抗の時には、私のノルディックの板のワクシングをしてもらっていたのでした。そこでワックスの話になり、ちょうどいいワックスが無いとの話をすると、0〜-4℃対応のワックスを頂きました。ありがとうございます。
当日は不安定な天気予報を見事に裏切り、前日より更にぽかぽかの春の陽気。
8時半前にアルペン組はスキー場に出掛けてしまったが、私とベテランさんは宿でのんびりとして、9時半過ぎにようやく出掛けました。ノルディックの会場にはたかつえスキー場のスキーセンターの方の駐車場から歩いて行きます。ベテランさんは板も持たずに散歩状態。朝、足首をテーピングで固定していまし。大丈夫でしょうか。
この時間、会場へはまだ他のクラブはあまり来ていませんでした。県民大会にも出ている人が多いみたいですね。競技委員の人もこれからスタートのセパレートを入れるところのようです。指導員の資格を持つベテランさんは、県のスキー連盟の理事をしたこともあり、競技委員の方ととも顔見知りでお話をしています。
私もポカポカ陽気の中で近くで話しを聞きながらぼうっとしていました。しばらくして、とりあえず一周することにしました。ベテランさんはコースの下見を兼ねて歩いていました。雪は昨日の夕方以上に緩んでザラメ雪です。
でも夕べのワックスのおかげか板を滑らすのはそんなに苦ではありません。やはり昨日のアルペンのワックスはあっていなかったんだなと思いましたが、まあ、自分の責任ですし仕方ありません。(ワックスが合って自分のレベル以上にスピードが出過ぎていたらコースアウトしてかもしれないですし…)
のんびり1周した頃から他のクラブの人もちらほら増え始めてきましたが、我々はあがって、スキーセンターのレストランでコーヒーブレイク。ここで11時半にスキー組と日帰りでノルディックのリレーのために来てくれるメンバーと待ち合わせなのです。
リレーのメンバーに電話するとまだ矢板の辺りで昼食の待ち合わせ時間には間に合わないとのこと。どうも高速を使わず下道で来ている様子、メンバーらしいなと思いつつ、ベテランさんにそのことを連絡しました。
場所取りを兼ねて待っていると、スキー組が下りてくるのが見えました。「おっ来た来た、早いじゃん!」と思ったらリフトに乗ってまたあがっていっていました。缶珈琲1本で30分以上、土曜日と言うことで周りが混みあっています。もうこれ以上2人で8人席を確保するのがつらいかなと言うところで漸くスキー組が合流。熱心に基礎スキーの練習をしていたようです。
さて昼食は、これまたインターネットで買ったノルディック用のウェアがややきついせいか、それとも試合を控えた緊張?のせいか、それとも前夜の酒のせいか、朝ご飯を食べ過ぎたせいか、あまり食欲がなく中華マンで軽く済ませました。ぼちぼちノルディックの会場に行こうスキーセンターを出たところでリレーメンバーがようやく到着しました。
ベテランさんが、クロカン(ツーリング)用の板も2セット持って来たので、午前中にスキーをしていたメンバーにもノルディックコースを体験してもらいましょうと一緒にコースを1周しました。ツーリング用の板でウロコが着いているので歩いて上るのは問題ないのですが、下りは板が細く不安定なので苦労していました。先ほど着いたリレーメンバーも後からすぐ追いついてくるだろうと思い、後ろを気にしながら歩いていたのですが、なかなか来ません。我々が戻ってしばらくしてから汗だくになって戻ってきたので、どうしたのかなと思ったら、
「あれっ、コースって一つしかないよね、すごく長く感じた」
「それって3kmに行っちゃったんじゃない?」
メンバーも、もうウォーミングアップは十分です。その後はスタート前にワックス剥がしとブラッシング。あとは2時のスタートを待つばかりです。
まずは女子、1分後に男子3部がスタートです。今回のコースはスタート直後のセパレート部分が緩い下りとなっていて、その先が右に曲がりながら狭くなって最初の下りが始まります。ここまで出いい位置をキープできるかが勝負を左右します。他のクラブの第1走者を見ると、いかにも経験者風に見える人達が5人くらいいます。
(あれ〜、3部なのにこんなにいたっけなあ)
といっても経験者に見える基準はまずウェア、と立っている雰囲気なので、ウェアだけで言えば私だって着ているので当てになりません。でも昨日から練習でよく見かけた人もいるし(クロカンのウェアではないけど)、これでは、今年のシーズン目標にした3位がきびしそうだけど何とか頑張りたいものです。それにはやはり最初の推進滑走の区間が勝負です。
あっそうそう、今回こそは忘れずに息子からもらった“元気のもと”を食べました。黒姫高原と新潟ではもらっていながら食べるのを忘れてしまっていたのでした。
スタートの旗が揚がって一斉にスタート。私としては比較的得意な推進滑走ですが、出足から視界に3人の姿が入ります。(速っ!)
負けじと一歩滑走でけり足を強めようとしますが、力が入りすぎたのと下が柔らかいのとで一瞬バランスを崩してしまい差が開いてしまった。そして、推進滑走区間が終わって右カーブから下りに入って一気に3kmコースとの分岐まで行っちゃいます。
このあたりまで何とか着いて行けたのですが、上りに入った途端に差がどんどん開き始めてしまいました。(これでは着いていけん)
下手に焦って着いて行ってバランスやタイミングを崩してスタミナを消耗するよりは、自分のペースで確実に上っていくことにしました。板は滑るし上りは苦ではありませんでしたが、差はどんどん開いていきます。これはもう単に技術レベルの差、現段階ではどうしようもありません。
昨年は、後半にバテテしまい次々と抜かれてしまいましたが、今年はある程度、自分でペースをキープ出来ました。
終盤にかかる上りで3位の人が少し遅れ始めたのが分かりましたが、とても追いつけるような差ではありません(元気のもとで一粒300m進んだら追いついたかもしれないけど…)。
とにかく、後ろを振り返ることなく走り抜いて4位でバトンタッチ…
したと思ったら第2走者がリレーゾーンに入っていなかったとタッチが認められず、私は後ろ向きに戻り、第2走者のメンバーは、何がいけなかったのか混乱して、リレーゾーンの線を前後にはさんで「えっどっち?」と行ったり来たりで、なんだかんだで・・・かなりタイムロスをしてしまいました。
多分10秒以上ロスした気がします。感覚的には30秒くらいにも感じました。その間に5位のチームにも抜かれてしまいました。
ノルディックでは滑る時のリズムが大事で、ちょっとしたことでもリズムを崩してしまうと疲労度が倍増します。こんな訳で第2走者のメンバーも出鼻をくじかれ、リズムに乗れず、順位を下げてしまいました。
最終走者のベテランさんも足首が本来の状態ではなく、散歩に近い感じで歩いていました。
まあ今回はしょうがないですね。
リレーの結果は7位、アルペンと合わせた総合の順位では昨年に引き続き、4位でした。
2部との入れ替えは上位3チームなので、来シーズンも3部となります。
(クラブのメンバー全員、内心はホッとしていたりして…)
閉会式では、大会委員が、今大会の参加者が昨年と比べて大幅に減ったこと、GSでDQが多かったこと、ノルディックのコース設定が初心者に対して配慮が欠けていたのではないか等、改善に向けて取り組みたいと話していました。
「皆さんからも、積極的にどう変えて行ったらいいか、意見を言ってくださいね」
とのことでした。
では言わせてもらうとすれば、やはり大会は土日開催で、ノルディックは一斉スタートのクラブ内上位○名によるポイント制、新たにGSとノルディックの複合で個人総合順位など決めてみたらいかがでしょう。あとリレーもやはり盛り上がるのでクラブにとらわれずオープン競技で副賞付きなんていいんじゃないかな。
今シーズンも我が家のファミリースキーの締めくくりはかたしな高原スキー場です。
日曜日には『かたしなファミリーカップ』があり、長男と私で小学生低学年の親子クラスにエントリーしました。今回で3回目の出場となるファミリーカップ、昨年は私が転んでしまったので
「お父さん、今年は転ばないでね」
と随分前から何度も何度も言われています。
出来ればのんびり2泊3日で行きたかったのですが、長男が月曜日が終業式のため、金曜夜からの1.5泊としました。宿泊は昨年に引き続きゲレンデ内の民宿です。会社を早退し、18時前に家を出発しましたが、首都高の葛西〜小菅の渋滞通過に1時間以上かかり、かたしな到着は22時20分頃でした。
朝起きると眩しいばかりのいい天気です。
(写真は民宿の部屋の窓から撮影したものです)
「10時にはもうベチャベチャだよ」
と民宿のご主人に言われ、朝食を済ませ、9時頃にゲレンデに出ました。
う〜ん、暖かい!陽射しは暑いくらいです。これでは雪が溶けるのも時間の問題でしょう。
リフト券は、春スキーパックで2日券が大人3350円、子供2100円と格安です(でもこの雪じゃね・・・)。かたしなファミリーカップにエントリーするとリフト1日券が着いて来るし、私は1日券の無料引換券があったので、長男の分はかたしなファミリークラブの割引で1日券を買おうかと思いましたがパックの方が安そうだったのでパック券にしました。(あとで確認したらファミリークラブの割引1日券の方が安かった〜)
いつも通り、私と次男、妻と長男に別れて滑り始めます。次男とは黄色いリフト(第1トリプルリフト)に乗ります。リフト下にチュービングが見えて、次男が
「チュービングやりたいなあ」
とつぶやいていますが、チュービングは別料金だし、
「まずはお父さんと一緒に滑ろうね」
次男は2本滑るともう満足したのか、フワフワや滑り台等がおいてある雪の広場で遊びたいと言い出しました。まあファミリースキーはレジャーですからね。子供の要求を第一にしてあげましょう(って、さっきのチュービングは却下したのですが・・・)。
ちなみに、こちらの入場料は一人200円でした。割高ですが、リフト券が安いからまあいいですかね。
妻にメールすると頂上付近にいるとのこと。この天気なら気持ちいいだろうね。日なたは滑りやすいけど日陰はガリガリ〜とのことでした。しばらくして、妻と長男がやってきて、一緒に滑ろうと準備したら、長男がいない・・・と思ったらオレンジ色のリフト(第2ペアリフト)に一人で先に行ってしまいました。今シーズンは結構1人で滑らせることも多くなったので知っているところであればどんどん行ってしまいます。
一方、次男はと言うとなかなかスキーに積極的になってくれません。黄色リフトから行ける3本のコースを滑るとすっかり満足した様子です。
今シーズンからエッジ付きのスキーを履かせた次男ですが、長男と違ってスキーには嵌まってくれませんでした。今シーズン5回行きましたが、まだボーゲンヘルパー+リュック&紐がないと不安なようです。今回は緩やかな斜度のところではリュックの紐を、わざと手放しましたが、それなりにちゃんと滑れるのです。だって紐を放すと後ろを向いて
「おとうさん ちゃんと ひも もってて」
と言いながら、はの字で止まることが出来るんですから・・・。
スピードへの恐怖心と私への依存心、要は本人気持ちの問題のようですね。ただこればっかりは、スキーだけではなく、日ごろの接し方も考えていかなければければいけないようです。来シーズンまでの課題としましょう。
次男は体調がいまいちだったこともあり、昼食後は妻と宿の部屋に戻り休憩にしたので、午後は長男と一緒に滑りました。
一通りのコースを滑りましたが、この陽気ではどこも雪が緩んでしまい、しっかり滑らないと危ないくらいです。そのぶん1本当たりの疲労度も高くなり、そのせいなのか、わざとなのか、長男は止まる時に何度もスライディングして横たわり、そのまま休んでいました。
私も少し足が疲れていたので長男の隣で横になって休みました。暖かい陽射しに下からは雪の冷たさが心地よく(長男も同じようなことを考えていたのかな)、ぼうっと遠くを眺めたり、目をつぶったりして休んでいると、ふいに雪が飛んで来ました。長男がふざけて投げたのですが、私がちょっと反撃のそぶりを見せるとニコニコしながら
「雪合戦しよう!」
と雪を投げてきます。緩んだ雪がゲレンデ上に玉になっていくらでも転がっているので雪球作りも簡単です。でも寝転がったままやっているので暫くやっていると自分の周りに雪球の元?もなくなり長男がヒートアップする前に
「逃げろ〜」
と滑り降りちゃいました。
「こ〜ら、待て〜」
と怒りながら下りてくる長男が可愛かったです。
暑かったのでソフトクリームを食べ、その後も、私の前を滑っていたかと思うと、いきなりスライディングして雪に寝転がって
「お父さん、またやろう」
と私を見上げてました。
後で妻に
「雪合戦が一番楽しかった」
と言っていたそうです。
2日目(23日)も朝から快晴です。
同じ宿にもファミリーカップに参加する親子がいて、受け付け時間を配慮して朝食を30分早くしてくれました。でも次男は見たいTV番組と時間が重なってしまい文句を言っています(ビデオ予約してきたから大丈夫だよ)。
受付を済ませたのは8時45分頃、15分から受付でしたが、宿の方で団体のお客様が入っているとのことで、残念ながら部屋を空けなければならず荷物の整理をしたりしていた(部屋を使えると思って完全には整理していなかった)ので出遅れてしまいました。
でも長男は先に一人でゲレンデに行き、大会コースの脇を滑っていました。
インスペクションは9時からでしたが、もう一人準備万端で私の荷物整理を待っている人がいます。そうです、次男です。大会の開始は10時なので、それまでは次男と滑ることにしました。黄色いリフトに乗り、3つのコースを順番に滑り降りてニコニコです。
もう少し滑走意欲があればすぐに上手くなりそうなんだけどな。
9時半過ぎに長男と合流出来、リフトの上からコースの下見。ファミリーカップということで未就学児クラスも同じコースを滑るのでそんなに難しい設定にはしていないはずです。
上から見た感じでは、前半は少し振ってあって、3、4旗門目間隔が少し短いかなといったところ。ふと後ろを見たら我々のすぐ後ろのリフトに同じクラブのエースさんが乗っていました。
エースさんは競技系の他のクラブにも所属していて、そのクラブのホームゲレンデがかたしな高原なので昨年もご一緒していました。コースのことを聞くと
「結構振ってあるね、でも大体同じリズムだけどね」
とのこと。小さい子供も滑るのでスピードが出過ぎないように配慮されているようです。
長男はもう滑らなくてもいいと言うので、私だけ1本、コース脇の斜面を滑り降りました。最初のうちはコースを横目に見ながら縦方向だけでも旗門の位置でなんて思って滑っていましたが、3ターン目くらいから合わなくなって面倒になったのでフリーで滑りました。リフトを上がってくるとちょうど前走が滑り始めるところでした。
急いでスタート地点に行き、長男にゼッケンを渡しました。もうコールが始まっていました。
幼児クラスに続いて、小学生低学年クラス。あっという間に長男の順番です。でも3回目と言うこともあり、スタート台に立っても落ち着いたものです。
滑りの方も淡々といつも通りに滑り降りて行きました。
ともあれ、ゴールしたのを見届け一安心。あと問題は私だけですね。
ゲレンデの放送でタイムのアナウンスがあり長男のタイムも発表されました。40秒台、まあまあのタイムだななんて思っていたら、続いて同じ低学年クラスの子供のタイムを聞いていると、どうも上から数えた方が早い順位の様子。これはやばいではないか。
子供達が終わってすぐに親子エントリーの親の滑走になりました。大会の係の人も心得た?もので
「さあ今度は親の番です。転んだりしたら大変ですよ〜変なプレッシャーかかりますねえ、特に子供が速かった親はねえ(フッフッフッ)」
とにやけながらメガホン片手にあおっていました。
私も3回目の参加だし、ちょうど子供が同じクラスでエントリーしてるエースさんと同じクラブの人とも顔見知りになり、ゼッケンも連番だったのでスタート前にも話しをしていました。
このファミリーカップも年々参加者が少なくなっていて、今後の継続開催についても検討中とか…
「これが無くなっちゃうと子供が気軽にエントリー出来る大会が無くなっちゃうんだよね」
(確かに!ジュニアの大会とかでは我が家のような雪無し県のファミリースキーヤーの子供が気軽にエントリー出来ないもんね)
「一般の部を無くして子供を主体にするようなことも言っていたけど・・・」
「そうなったらエントリー子供一人貸してくれ」(気が付く後ろにエースさんもいた)
「今、年少の次男がいるけど。あっ、でもせっかく(エースさんとエントリーする)なら長男の方がいいかな、きっちり仕込んでやってね!最近は私の言うこと全然聞かないから」
「そりゃ〇〇さん(私)の息子だもん」
「・・・」
こんな感じで私もリラックスモードです。もともと、このファミリーカップは賞品が順位に関係なく抽選で全員に当たるし、参加費もリフト券付きで親子で5千円と安いし、お祭り気分での参加ですから…
ただ想定外だったのは長男の順位が良さそうだと言うこと、とにかく昨年の二の舞(板が外れて転んだ)だけはさけなくては…
いよいよ私もスタート…
その割に気負いはありませんでした。が・・・
板の滑りもよく自分でチェックしていた3、4旗門目も、思ったよりスムース(ただスピードにのっていないだけ?)に通過し、いい調子で中盤を向かえ、(何も考えずに)旗門通過していきます。ところが、中盤から終盤にさしかかるところの右ターンで、板がバタつき、そのターンも前のターンでもそんなに後れた気はしなかった(何も考えてなかった?)だけに、慌てて板を抑えようとしてバランスを崩してしまい、身体が反転しそうになるのを何とかこらえたものの、コースから大きく外れそうになり、それでも何とかブレーキをかけて止まりそうになったものの、次の旗門へ入ることが出来、何とかゴール出来ました。(ー。ー)フゥ
長男が嬉しそう?に
「お父さん、転びそうになったでしょ」
と言いにきました。
タイムは32秒台、他の普通に速そう人の平均的なタイムでは、29〜30秒だった(ちなみに今大会で一番速い人は26秒台)ので、思いのほか差が開かなかったと変に安心していた私でした。
11時半から閉会式。ファミリーカップは親子のエントリーの他に個人でもエントリーが出来ます。但し有料です(滑走は1回だけ、でも抽選会の権利はダブルになります)。
小学生低学年クラスの個人の1位は37秒くらい(だったかな)、2位は43秒くらい・・・
(長男をエントリーしておけば2位でした)
さて、問題の親子の順位は・・・
我が親子は“3位入賞”を果たしました。
ワーイ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪ワーイ
親子クラスの1位の子供は36秒台、2位は38秒台、ちなみにともに親は28秒くらいでした。つまり、長男のおかげで、3位入賞できたということです。エースさん達からも
「子供のおかげで入賞しちゃったね」
と冷やかされました(ホント転ばないでよかった)。
さて、お楽しみの抽選会。今回の目玉賞品に、任天堂のWiiがありました。記録を書いた紙が抽選券となります。参加者全員に賞品が渡り、私はデジタルオーディオプレーヤー(1GB)をGET!長男はなかなか呼ばれず、残っています。途中で最後の1人がWiiということが発表されました。残り人数が少なくなり、名前が呼ばれるたびにため息が漏れます。あと5人・・・まだ長男は呼ばれていません。ついに残るは2人、長男はまだ呼ばれていません。次に呼ばれなければ・・・
「ゼッケン12番・・・」
o┤*´Д`*├o アァー
GETしたのは、ビールとリポビタンDとミッフィのグラスでした。
まあ抽選ですから仕方ないのですが、最後に残った子は、実は昨年もWiiをGETしていたらしいとのこと。生まれ持った強運と言うか・・・すごいですね。
長男は昨年の42秒から今年は40秒だったので来年は38秒が目標だそうです。で、私に対しては
「お父さん!来年は転びそうにもならないでね!!それから、お父さんもあと2秒速くね!」
「ハアイ、じゃあもっと練習しよ〜ね〜」 ヨシ!イクゾ!!ε=ε=ε=ε=(*'−')_
「お父さん一人でね!」
(あらっそうなの) ・・・ミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ
午後にはスキー場主催の雪上運動会があり、家族で参加。妻と次男がソリレース、私と長男がドッヂボールに参加し、他に宝探しがあって参加賞や豪華?賞品をGETして妻と次男も満足の様子でした。
相変わらず、暖かい陽射しが降り注いでいます。最後に皆でソフトクリームを雪上で食べて、今回のファミリースキー、そして今シーズンのスキーを締めくくり!
春のスキー場はファミリーレジャーにも最適ですね。