「ＨＡＲＴ釣りしたーい、そして釣った魚を食べてみたーい」
それなら海釣りしかないね、このＧＷにＨＡＲＴの釣りデビューだ。
しかーしっ、私の釣り経験は小学生の時にやった近所の川釣り程度、海釣りは一度親戚のおじさんに連れていってもらった記憶はあるけど釣れた記憶はない。私も前からまた釣りがしたいと思ってたし、最初の印章が大事だし、ＨＡＲＴの気分が盛り上がっているうちにと、早速、図書館で釣り場ガイド等を借りて調べ、「ビギナーでも簡単に釣れる」らしい？ところで家から近い検見川浜の堤防からサビキ釣りで鰯やサッパ狙いとし、実行日をＧＷの初日２９日とした。
前日は仕事を早めに切り上げ、仕掛けや餌を買いに行く。店員に聞くとなんと検見川浜の堤防は工事中とのこと。仕方ないので、ほかに近くて小さな子供が安全に出来る場所と言うことで市原の海釣り施設に行くことにしてインターネットで情報収拾。天候や人数による入場規制がかかることもあるらしいので開園の６時を目指すことにした。風が強かったので明日はやむことを祈り早めに就寝。
朝、私が準備をしていると５時前にＨＡＲＴが起きてきた。「もう目が覚めて眠れないから」起きてきたとのこと。楽しみにしてるんだね。
昨日よりは幾分弱まっていたがまだ風が強いなか、妻に夕飯の刺身を期待させ（してなかったかな）出発し、６時ちょっと前に海釣り施設に到着。しかーしっ、６時になってても入り口の電気が明るくならない。とりあえず車の中でＨＡＲＴとおにぎりを食べて待つ。おにぎりは夕べ私とＨＡＲＴで作ったのだ。本当は釣りの桟橋で食べるはずだったのにな。台風でもないかぎり施設の閉鎖はないだろうと甘い考えで来たが、強風の為入場出来ませんとのこと。
しかーしっ、これでは５時前から起きているＨＡＲＴはおさまるはずはなくまたまた代替えの場所を探すことに。ガイドブックは濡れると困るのでもって来なかった。風があってもなんとかなりそうなのは漁港くらいなもの。確かガイドブックには行徳港が書いてあったが…車を走らせているあいだにすでに７時半を回りＨＡＲＴも「これじゃ早起きした意味ないじゃん」と膨れっ面、こりゃ行徳まではもたないかなと思った時千葉港の看板発見。
隣接する千葉ポートパークの海が風で波だっていたが船着き場は風がなく何とかいけそうだ。しかーしっ、先客がいたので聞いてみたが釣果は？？？例年と潮流の具合が違うらしくこの時期回って来てもいいはずの鰯などはさっぱりらしい。しかーしっ、仕掛けも餌もサビキしかないし、やるだけやってとにかく１匹でもいいから何か釣りたい。
しかーしっ…昼頃まで頑張るもやはり…
ちょうど干潮の時間帯になって隣の千葉ポートパークでは潮干狩りに賑わっている。ＨＡＲＴに「今日は釣れそうもないから潮干狩りしようか」と誘い、何度か「もう少しやる」と頑張っていたけど、ようやく諦めが着いたように「潮干狩りでもするか」と気持ちを切り替えてくれた。「でもまたすぐ釣りに行こうね」と最悪の第一印象にもめげず前向きなのが嬉しい。
かくして、夕飯のおかずにはアサリのワイン蒸しが並び、美味しくいただきました。次こそは鰯の刺身だ。