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11月20日(月)

「猫が猫をよぶ」

我が家では‘チョロ’と名づけた凶暴な猫がいる。
凶暴なだけではなくて、悪さのデパートで、手に負えない。
例えば、家中のゴミ箱というゴミ箱をひっくり返す。台所の生ごみも毎晩ひっくり返して散らかしている。
洗面所のごみ受けを外してしまい、じゃらけてどっかにほっぽっていたり、
トイレの水の芳香を外して、じゃらけてどっかにほっぽっていたり・・・。
テーブルや飯台に上がるのは当たり前で、いっくら怒っても効果なし。
神棚にまで上ってお札を破いてみたり、茶の間に掛けていた掛け軸をビリビリに破いてみたり。
爪を研ぐのに父の座椅子をガリガリしてぼろぼろにしてしまった。
爪とぎ用のダンボールを置いているのに、すぐ横で畳を直接ガリガリしてみたりと悪事の限りを尽くす。

そうこうするうちに、野良猫の黒トラややってくるようになった。
痩せて足の肉がなくてフラフラしてる。餓死寸前。
外でご飯を食べさせていたが、見ると首輪の跡がある。首輪の跡がハゲているのだ。
飼い猫だったのだ。
どうして捨てられてしまったのだろう?
いい年で、が体もいいので‘親分’と名づけた。
時々家の中でご飯を食べさせるようになったが、凶暴な‘チョロ’はが体のいい‘親分’をいじめて、食べさせないようにする。
どこまで凶暴なんだ?
自分の立場が危うくなったのを察してのことだろうか?
心優しい‘親分’は子猫のチョロにタジタジ・・・。

‘親分’はとても大人しくて、いるんだかいないんだか分からないほどだ。
‘チョロ’は夜だけ家に入れて、‘親分’を家で回復させることにした。
‘親分’はとにかく痩せて肉がないので、歩くとカタカタと音がする。爪が伸びてるせいではない。
肉球が痩せているので、歩くとカタカタするのだ。
もと飼い猫だったからか、教えないのにちゃんと爪とぎを使うおりこうさんだが、臭い。

そうして2匹を食べさせていたら、今朝、外にメス猫が座り込んでいた。
はあ?
どっから来たんだ?
このメス猫も野良猫なのだろう、骨と皮だけになっている。哀れだ。
‘親分’もだいぶ回復してきて毛並みにツヤがでてきたから、今度はこのメス猫を元気にしてあげねば。
でも、メス猫の面倒をみるには、オス2匹は外に出さねばなるまい。
この寒空に外で寝起きさせるのも気の毒な話しだが。
どうしたものか・・・。
てか、この餓死寸前の猫どもはいったいどこから来たんだろう?
今までどこにいたんだろう?
まったく、ここは猫の駆け込み寺のような、難民救済の家になってしまったようだ。





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