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(2003-2023)

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tuzi now

長々と更新をしていませんでした
今回の「tuzi now」は2023年(令5)12月の出来事です

2月28日(水)

「念願の比叡、京都編〜2023」

6日目・11月30日(木)
「初めてのゲストハウス」
せっかく京都に出たのだから、京都に2泊、滋賀に2泊。行きたかった城を巡ってから帰ることにする。
今後そうそう関西に来ることもないだろうから、この機会に周りたい。
遍路の皆さんと別れて、東寺近くの予約していたゲストハウスへ。
分かりやすい地図のおかげで迷うことなく到着。
美人の女主人から説明を受ける。鍵が少々面倒ではあるが、大まかに自宅にいる感覚だ。
キッチンにはお茶、コーヒー、紅茶が揃ってるし、食器も使っていいし、冷蔵庫、電子レンジも。
お湯を沸かせば温かい食事が作れる。
食事ができる玄関ホールのテーブルにはお菓子も揃ってる。
寝室は2段ベッドが向かい合わせで2台。今晩は私ひとりだそう。
しっかりした木造のベッドで、カプセルホテルとは大違い。寝心地抜群だった。
ゲストハウスとはなんぞや?
私が感じたのは自宅とカプセルホテルの合体っ(by トムブラウン)
せっかくの京都なのだから、何か美味しいものでも食べに行こう、と外出。
京都駅にも近いので、駅方面に歩きだした。
寒い!
駅で美味しいのないかな・・・?
ウロウロしてたら、お遍路で一緒だった女性とばったり。
しばし、ねずみ男の話題で立ち話。
彼女は何度か遍路のツアーに参加していて、ねずみ男は迷惑男で有名なんだとか。
「そうだったんですね・・・」
「災難だったわよ」
「もっと早くに席を移ればよかった・・・」
「そうよねえ・・・」
駅にはめぼしいものはなく、近くのイオンモールも覗いてみたが、特別惹かれるものはなかった。
帰りがけにコンビニで買って、リビング(玄関の土間)で食べよう。
私が予約したゲストハウスはボロボロの町屋を買い取ってリフォームした私好みの宿。
戻ったら、美人主人から旦那さまに交代になっていた。
コンビニで買い込んだのをレンジで温めて、食べ始める。
「落ちつく〜♪」
四国で買ったみかんを宿の主人におすそ分け。
会話が始まる。
「明日は比叡山に行こうと思ってるんですが」
「坂本からですか?」
「坂本からのほうが早いですか?」
「乗り換えなしで電車一本で行けますからね」
「実は京都側から行こうと思っていたんですよ・・・でも乗換えがないほうがよさそうですね」
こんな会話が出来るのもゲストハウスならではなのかな?
四国では連日、登山並みの歩きに階段の日々だったので、明日に備えて早めに就寝。


7日目・12月1日(金)
「比叡山」
遍路で知り合った岐阜のおっちゃんに「紅葉時期の京都は混雑して時間通りに事が運ばない」と、散々脅されていた。
「比叡山も混んでるぞー、どこに行っても外国人の団体がいるんだ」とも。
計画では京都側から比叡電鉄で行くつもりだったが、昨晩の宿の主人の言うように、滋賀側から行くことに急遽変更。
JR一本で駅に到着。
でも駅から坂本ケーブルの駅に行くまでが長かった。
通りすがりの人に尋ねると「バスがあるよ。おっ、ちょうど20分があるよ」と。
納得して待っていたが、20分が過ぎてもいっこうにバスがやって来ない。
どうしたんだ?と思ってよくよく見たら、始発は9:20だった。
現在8:30なんですけどー(泣)
無駄にまってしまった。
「歩くしかないのか」
私は観念して歩きだした。遠い!しかも登り!結局40分も歩いた(泣)
ケーブルの出発時間にはちょうどいい時間に到着。すぐ乗れた。しかも空いていた。
長さ日本一坂本ケーブル頂上からの眺めは琵琶湖だった。滋賀県だものね。
ケーブルを降りてからも10分くらい歩いてようやく延暦寺到着。
ずっと来てみたかった比叡山延暦寺♪
ウキウキします♪
比叡山をくまなく堪能するつもりで今日の予定はここだけです。
御朱印帳を預けて根本中堂へ。修復中ですが、内部は拝観できます。
根本中堂から文殊堂、大黒堂をみて、鐘楼で突いて大講堂へ。


私的には根本中堂より大講堂に感動を覚えました。
なぜなら、比叡山延暦寺は最澄の天台宗総本山と覚えていたからです。
ところが、ここ比叡山で修業した歴代の高僧の肖像画を眺めていると、ここで辛かっただろう修業を積んで
全国に仏教を広めた高僧のなんと多いことか・・・。
遥かインドから中国から招いた僧、その僧から学んだ修業僧たち。
そんなことを考えると、ここ延暦寺の懐の深さを思うのです。
大講堂から阿弥陀堂、東塔へ。その後国宝殿を拝観。こちらは期待はずれでした。
ひととおり東塔エリアを見学し、2kmほど離れた西塔地域まで歩くことに。
エリア間にはバスが走っていて、フリーパスを購入すればお得に乗れるんです。
ですから歩くなんて物好きはいないのでしょう。
西塔に向かう山道は私ひとりきりで、ほんとにこの道で合っているのか不安になったほどです。
林の中の山道なんですから。
浄土院が見えてきて、どうやら西塔へ着いたよう・・・。

西塔地域
親鸞が修業した常行堂と法華堂を渡る廊下が特徴的なにない堂、をくぐり釈迦堂へ。


ここから横川地域へは4kmも離れてる。
さすがに歩くには遠すぎる。
西塔からバスに乗った。

横川地域
横川と書いて‘よかわ’、と読みます。西塔地域からさらに山奥です。
横川中堂では特別内陣拝観。私も拝観したのだけれど、記憶が・・・どんなだったか・・・
聖観世音菩薩を観たはずなんですけど・・・記憶にございません・・・
さらに奥に進む。
元三大師堂を拝観してふと、道元大師得度の地、の碑を見つけてしまった。
見つけてしまった、から行くしかないでしょ。
我家は曹洞宗なんです。
かなり階段を下り・・・下りながら、またここを上るのか・・・そんなことを考えながら下る・・・下る・・・
誰も訪れていないのか、落ち葉が厚く積もっている。


ようやく着いた。誰もいない。誰かが訪れた形跡もない。
シィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ひとりポツンと、ベンチでおやつを食べる。
遍路で一緒だった人にもらったお菓子、友人が持たせてくれたチョコレート、四国で買い込んだみかん。
静かだ
物音ひとつしない
しばしおやつ休憩をして、意を決して上りはじめた。
横川から東塔へバスで移動。
お土産を買いたい。柿のお菓子が美味しそうだ。伝統の味とある。3箱購入。

坂本ケーブルを往復買ってあるので、駅に歩く。
15:00
ケーブルを降りて駅まで歩きはこりごりだ。
バスに乗る。
乗り合わせた親子の会話が聞こえる。地下鉄で京都に戻るという。ならば、と私もつられて途中下車。
なのに路線図をみてもさっぱりわからん。どうして京都に戻れるのかさっぱり分からん。
結局、駅まで歩く羽目に。
今日も帰りがけコンビニで夕飯と朝食を調達。飲み物は宿にあるしね。
主人が受付におられた。
明日朝10:00チェックアウトなのだが、その前に東寺(観智院)で宮本武蔵の襖絵が観たい。
その旨を話すと、「落書きされてもおかしくない近さ」「あれで入館料500円は高すぎ」と散々な言いよう。
果たして・・・


(京都市内編につづく)





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