真夏の夜の悪夢

エピローグ 真

 その頃、深夜の箱根に光り輝く物体が舞い降りた。
 そしてそれは森へ入り込むとその姿をかき消した。
 人々は、誰もその事に気が付いていない。
 森は、静かにその姿を横たわらせているだけだった。

 (今度こそ)完

あとがき