海で遊ぼう!

佐渡といったら「海」ですね。
この頁では、海での遊び方を提案します。

メバルは、堤防やテトラ周り、岩礁帯に生息していて、相川地区では、
たくさんのポイントがあります。
ソフトルアーを使ったメバル釣は、仕掛けが簡単、お手軽で、親しみやす
いのではないかと思います。
日中は、藻の中や、隠れ根みたいな障害物の多い所にいますが、夕方から
夜にかけては、浮いてきて釣りやすくなります。

1)竿とリール
   竿は6フィートのバスロッドか7フィート前後のメバルロッドが
   お勧めです。リールは、小型のスピニングリールがいいでしょう。
2)ライン
   小さい仕掛けを飛ばしますので、糸は細い物がお勧めです。
   ナイロンなら1.0号〜2.0号です。
3)ジグヘッド
             メバル釣は、左の写真のような、ジグヘッドと
             ワームと呼ばれるソフトルアーを使います。
             リールにナイロン糸が巻いてある場合は、リー
             ダー(ハリス)を使わず、直接ジグヘッドに
             結びます。
             ジグヘッドはいろいろな種類がありますが、メバル
             用には、1.5g〜3.0gくらいのものが適当です。
             軽い物のほうが、ゆっくり動かすことができる反面
             遠くに飛ばない。重い物は、遠くに飛ばせるけど、
             動きが悪いといった面があり、一長一短です。
             初心者の方は、2.5gくらいの物がお勧めです。

7)サビキとカゴの取り付け
   サビキを裏返して、袋の口を空けます。
   (まだ、袋からサビキを取り出さないで下さい。)
   スナップサルカンを袋から取り出し、それぞれに
   竿側のスナップサルカンと、パクを引っ掛けます。
8)竿を伸ばす。
   リールのベールを起こし、竿を竿先の方から順に
   伸ばしていきます。
9)サビキを袋から取り出す。
   サビキが袋に入った状態のまま、袋を押さえ、パクを
   引っ張ります。そうしますと、サビキがからまず順番に
   出てきます。
10)パクにコマセを入れる。
          コマセは、冷凍の煉瓦状のものと、写真の
          ような常温タイプのものがあります。
          写真のような物を使うと、バケツがいらなくて
          便利です。
          パクに半分位の量をはさみます。




11)タナあわせ
    基本は、下の方から探ります。
    水中でのパクの位置が、海底から30〜50cmくらいに
    なるように、(1)のウキ止めゴムをずらします。
    (サビキにアジが食いつく位置をみて、タナを変えます。)
12)仕掛けの投入
    あまり力を入れずに、10mくらい先を狙って、投げ込ん
    でみましょう。
13)コマセの交換
    最初、コマセの効果が現れるまで、コマメにコマセを交
     換します。(2分くらいずつ)
    5回くらいの投入でコマセがだいたいいきわたりますから
    後は、5分に1回くらいのペースでコマセを交換して下さ
    い。
14)注意点
    ・ウキサビキ釣は、揺すらなくてもOKです。
     揺すろうとすると、ポイントがずれてしまいますので
     仕掛けを投入したら、糸フケを取って、そのままにし
     ておきます。
    ・仕掛けを投入する時は、回りに人がいない事を確認
     しましょう。特に後ろは、コマセが飛んでいったり、針が
     引っかかったりしますので、十分に注意しましょう。
    ・ゴミは持ち帰りましょう!


・海釣編

@アジのサビキ釣

初心者からベテランまで楽しめるのが、アジのサビキ釣です。
相川地区で行われている、一般的な仕掛けを紹介します。

エサは、オキアミがお勧めです。
安価で、針につけやすく、対象魚を選びません。
ただ、柔らかく針から外れやすいですので、遠投
には向きません。
@は、基本的なオキアミのつけかたです。針先を
腹のほうへ出します。(シッポは、潮をかくので
深いタナの時には、取ったほうがいいです。)
もっとも自然な形で、落下します。

@

1)竿とリール
   竿は細めの柔らかい物がいいでしょう。
   磯竿の1〜2号、4.5m〜5.4mくらいが適当です。
   リールは小型〜中型。ダイワ精工でいうと
   2000〜2500番がちょうどいいでしょう。
   ラインは、2〜4号、100mくらいあれば十分です。
2)ウキ止めゴム
   針からウキ止めまでが、タナになります。
   場所にもよりますが、とりあえずサルカンから
   2mくらいの所に設定しておきましょう。
   また、サビキのときとは違って、小さめの物を使い
   ましょう。専用のウキ止め糸や、ハリス等でも代用
   できます。
3)ウキ
   メジナ狙いの場合は、円錐ウキ(どんぐりウキ)が
   使い易いです。
   投入時に糸がからんだりしにくく、遠投性があり、
   風にも対応できます。
   大きさは、B〜5Bが適当ですが、状況により変化
   します。

釣りの醍醐味を楽しみたいのでしたら、ウキ釣りがお勧めです。
集中して海面のウキを見ていると、時間のたつのも忘れます。
また、小物から大物まで、何が釣れるかわからないところも、楽しみの一つです。

とみしん

5)仕掛けの投入
   ワームをとりつけたジグヘッドを投入します。
   日中は、海底近くをゆっくりと、夜間は中層を狙って
   少し早めに巻いてきます。
   あまりアクションをつけず、まっすぐ引いて下さい。
6)アタリ
   引いてくると、そのうち竿先にブルブルッとしたアタリが
   来ます。そしたら、軽く小さく竿先をあおって、合わせを
   くれてください。
7)釣れたら・・・注意
   メバルには、エラに棘があり、刺さるととても痛いです。
   また、背ビレも鋭く、刺さるととても痛いです。痺れます。
   特にエラの棘は気づきにくく、うっかり素手でつかんで
   しまうと、とても痛い思いをしますので、釣れたら口をつ
   まむようにして持ちましょう。
8)その他
   3回同じポイントに投げてアタリが無かったら、ポイントを
   変えましょう。釣れるポイントが見つかるまで、どんどん
   場所を変えましょう。

1)ウキ止めゴム Mサイズ
   タナを決める物です。
   とりあえず、スナップサルカンから1m位の
   ところにずらしましょう。
2)サビキウキ 10号〜15号
   誘導式の物がいいですが、固定式でも使
   えます。
3)ゴム管(クッション)
   サルカンとウキの間のクッションになります。
4)スナップサルカン
   少し大きめが使いやすいでしょう。
   5号〜10号くらい。
   

A

Aは、背掛けといって、オキアミの背中の方に
針先を出します。@よりも、はずれにくいです。

Bは、抱き合わせといって、大物狙い等の時に
2〜3匹まとめて針に掛けます。

後は、遠投したいときには頭をとったり、食いが悪い時には皮をむいたりして、状況によりそれぞれ工夫してみて下さい。

4)針とハリス
   針は、チヌ針の1〜2号かグレ針の6〜7号がお勧めです。
   チヌ針は、一般的にグレ針より細くヒネリが入っています。
   ハリスは、1.5号が1〜1.5mあればいいでしょう。市販の物で
   もかまいません。(一般的に、ハリスは長い方が食いが良い
   と言われます。エサが自然に落下するように演出するには、
   やはり長い方が有利です。しかし、仕掛け投入や取り込み
   時にある程度の技術を要しますので、初心者の方は、1〜
   1.5mくらいで試してみてください。) 
   

5)エサのつけ方

Bウキ釣り仕掛け(メジナ狙いの五目釣り)

D

C

※ サルカンやルアーの結び方

B

A

ソフトルアーセット例

4)ソフトルアー
   ワームと呼ばれるソフトルアーを取り付けます。
   ワームをジグヘッドの針に取り付けるのですが、
   気をつけなければいけないのは、左の写真の
   ようにワームがまっすぐになるようにして、針に
   通してください。
   ワームの種類は、とてもたくさんありますので、初心者
   の方は、お店の人のお勧めを聞くのがいいでしょう。

B

@

5)サビキ
   シーズンによって大きさが変わります。
   天候や場所によって色などを変えます。
   釣場所にあった物を選びましょう。
   白スキンやピンクスキンが一般的です。
6)カゴ(パク)
   相川地区では、おもり付のカゴを
   サビキの下につけます。
   コマセをはさむようになっていて
   手が汚れません。

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ジグヘッド2種類と、ワーム3種類くらい
あれば、十分楽しめます。

Aメバルのソフトルアー釣

とみしんのレンタル用サビキ竿セット