10/4，雨の中，芽登を通って道道468で左折し，糠平方面へ向かいます．写真は芽登市街の廃屋と紅葉です．

途中うっそうとした林を抜けたり，車線が一つになり，対向車の待避場所があるような区間をひた走ると，足寄市街より25Kmほどでその学校は道路そばに忽然とその姿を現します．周辺10Kmほどは人家は全くないと思います．

　
大正15年に開校し，昭和46年に廃校となっています．昭和35年には中学校も併設されています．北海道でも珍しい僻地5級地の学校で，開拓のため入植した人たちがこの地域に住んでいました．この校舎は昭和23年頃，私の祖父が町に依頼され，1人で建てたものとのことです．最近そのことを知りました．60年以上もの長い間，原型をとどめています．建物を眺めていると，昔の子供達の生活の様子と，祖父が一人でしたという仕事の様子が頭に浮かんできました．

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