寝台特急 はやぶさ&さくら号 (24系25形&14系15形PC)

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寝台特急 はやぶさ&さくら

 


寝台特急「はやぶさ」「さくら」とは?

 寝台特急「はやぶさ」は東京〜熊本を結ぶ夜行列車です。1997年までは西鹿児島(現:鹿児島中央,その間も行き先に若干の変化はあった。)まで足を伸ばしており,走行距離日本一を長らく保持していました。
 寝台特急「さくら」は東京〜長崎を結ぶ夜行列車です。1965年から1998年までは東京〜長崎・佐世保で運転されていました。その間,4人用個室「カルテット」が連結されたり,長崎編成・佐世保編成双方に食堂車(但し,非営業)が連結されたりと,なかなか味のある列車でありました。

 1998年12月のダイヤ改正に大きな変化があり,「はやぶさ」と「さくら」は東京〜鳥栖を併結運転され,「さくら」の佐世保編成は廃止されました。その後,編成の短縮を経て,2005年3月のダイヤ改正で,ついに「さくら」が完全に廃止になりました。この改正では,「はやぶさ」を寝台特急「富士(東京〜大分)」と東京〜門司で併結運転するようになった他, 東京〜下関を結ぶ寝台特急「あさかぜ」も同時に廃止されました。


鳥栖駅での併合

 1998年12月から「さくら」廃止まで,「はやぶさ」と「さくら」は東京〜鳥栖で併結運転されており,鳥栖駅で,下り列車(東京発)は両編成の分割,上り列車(東京行き)は併合が行われていました。このうち,上り列車の併合については,少々複雑な手続き(?)が行われていました。これは,機関車牽引列車の宿命ともいえる欠点で,単に前の列車の後ろに連結するだけではすまない・・・ということなのです(※システムを変えれば,簡単に連結できるようにする事も可能なのでしょうが)。
 


 上の図のような手順で連結するため,当然時間がかかります。先着の「はやぶさ」は約40分弱,鳥栖駅で待つことになります(この間,後続の特急からの追い越しなどもある)。「さくら」到着後13分で連結作業は完了,いざ東京に向けて出発!!


「さくら」の写真

 本当は乗車記にしたかったのですが,だいぶ前のオハナシで記憶が曖昧です。ということで,写真を見て雰囲気を味わっていただくということでご勘弁下さい。長崎駅発16:50→東京駅着11:33の長い道のりですが,寝てばかりいたせいかそれほど時間を感じませんでした。ロビーカーも写真に撮っておくんだったなぁ・・・。

発車を待つ「さくら」,長崎駅にて。
東京行きの表示。
長い長い19時間の道のり。
1人用個室「ソロ」の外観。
千鳥配置になっているのが特徴。

下段(1階)の室内はこんな感じ。
「ソロ」の中では最も広いタイプの客室。







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