| 寝台電車２８５系 サンライズエクスプレス サンライズ瀬戸（東京−高松）＆サンライズ出雲（東京−出雲市） |
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| 寝台電車２８５系 サンライズエクスプレス サンライズ瀬戸（東京−高松）＆サンライズ出雲（東京−出雲市） |
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２８５系，サンライズエクスプレスとは？
２８５系，サンライズエクスプレスは，１９９８年７月１０日に登場した寝台特急で，５８３系に次ぐ寝台電車です。ほとんどが２階建て構造で寝台車はすべて個室となり，また手軽に利用できるように座席車（ノビノビ座席＝カーペット車）が連結されているのも特徴となります。
運転区間はサンライズ瀬戸：東京−岡山−高松（−松山・・・季節により延長），サンライズ出雲：東京−岡山−米子−出雲市で，所要時間はそれぞれ９：３０／１２：００程度です。東京−岡山間は瀬戸・出雲が併結で運転されます。下りの東京発は２２：００，上りの東京着は７：００過ぎです。
サンライズエクスプレスの編成・設備サンライズ瀬戸・出雲がそれぞれ７両編成で，東京〜岡山間は併結して運転されます。個室寝台車が５種，座席車が１種で，それぞれの特徴ですが・・・シングルデラックス（Ａ個室寝台，定員１名）
唯一のＡ個室で，全室が２階に配置される。
編成中，もっとも豪華な部屋となり，洗面台，液晶テレビ（ＢＳ），テーブル，イスが装備されている。また，車両の端についている専用のシャワールームを使用できる。アメニティグッズも充実。
サンライズツイン（Ｂ個室寝台，定員２名）
シングルデラックスの階下（１階）に配置される。ベッドは平行に２つ並べられている。
空調の切り替え装置，時計（目覚まし機能付き），ＦＭラジオ（ＮＨＫ−ＦＭのみ），ハンガーが装備される。なお，これらはすべての寝台に共通の装備となる。シングルツイン（Ｂ個室寝台，定員１（２）名）
車両の端（階段付近）に数ヶ所配置されている個室。
１人利用が基本だが，補助ベッド（２段ベッド）が装備されているため，２人での利用もできる。
なお，１人で利用するときはほかのＢ個室よりも若干割高になるが，２人で利用すればその差はなくなる（むしろ，若干安い）。
シングル（Ｂ個室寝台，定員１名）
サンライズエクスプレスのメインとなる個室であり，もっとも部屋数が多く， １階・２階の両方に配置されている。装備は他のＢ個室と同じ。
ソロ（Ｂ個室寝台，定員１名）
二階建て構造のとれない車両（電動車）に配置される個室。もっとも，上下に配置（簡単にいうと二階建てみたいなものだが・・・）されているため，他の個室よりは天地方向が狭い。
ただし料金の方は他のＢ個室より１，０５０円安く，またＦＭラジオにはスピーカーがないのでイヤホンを使用することになる。
ノビノビ座席（指定席）・・・カーペット車
ソロと同様二階建て構造のとれない車両にあり，二段構造となっている。座席と名前は付いているが，実際はカーペット敷きの車両であり，毛布もついているため横になって眠ることができる。しかも，寝台料金が不要となるためお得である。
ただし，プライバシーの点では劣り，１人ずつの簡単なパーティションがあるためにかろうじて顔は隠れるが，カーテンがないために完全に分離することはできない（カーテンレールはついていたのに，なんでだろう・・・？？）。そのほか，共通の装備としてコップ（ハミガキ用？）とパンフレットがあります。
また，編成中には自販機（アルコールはない），シャワー（有料），ミニロビーがあります。
お酒を飲みたい方は，事前にホームなどで購入いたしましょう（ちなみに，結構混雑していたりします。）。
サンライズエクスプレスに乗るには？サンライズエクスプレスに乗る方法ですが，基本的に乗車券と特急券が必要で，寝台を使用する場合は寝台券が必要です。全車，予約が必要です。ちなみに，寝台券と特急券は同時に発売されます（一例）。また，ノビノビ座席はこんな感じです（一例）。お値段は以下の通り。
ちなみに，サンライズ瀬戸とＪＲ四国内の特急列車を坂出駅または高松駅で当日中に乗り継ぐ場合には，ＪＲ四国内の特急・指定席料金が半額となります（乗り継ぎ割引）。
寝台・座席配置表
６（１３）号車１・１１・１２番，７（１４）号車１番１（８）・２（９）・６（１３）・７（１４）号車の１〜１４番
ただし，シングルツインをのぞく
５（１２）号車の１１〜１２番
奇数番は下段，偶数番は上段シングルの場合，二階が希望ならば２０番台を選択するということです。
ソロの場合は偶数番が上段です。
車端部のシングルは天地方向に余裕があるので，選択する価値があると思われます。
