ある,廃駅の風景

トップ>>乗り物>>玉川口








ある,廃駅の風景 〜 玉川口駅
(JR
米坂線/山形県小国町)

 


極端な乗客人員減・・・そして廃止

  米坂線(米沢〜坂町)の小国〜越後金丸間に「玉川口(たまがわぐち)」という名の駅がありました。その昔は飯豊山への登山口として利用されてきましたが,その用途には使用されることはなく,1日の乗降人員が2名というところまで利用が落ち込みました(もっとも,各駅停車を含めほとんどの列車がこの駅を通過するダイヤになっていたので当然のことではありますが)。
  このように,この駅を使用する目的が無くなったと判断されたのでしょうか,1995年(平成7年)の冬をもって,玉川口駅は廃止されてしまいました。
  玉川口駅は私の出身地と割と近いところにあり,いくら山奥とはいえども,駅が消えてしまうことに寂しさを感じました。

  玉川口駅が廃止されたのと同時に,花立駅(越後大島〜坂町間)も廃止されました。どちらの駅もR113に面しているため,その様子を見ることが出来ますが,特に玉川口駅は道路より俯瞰することが出来ます。また,花立駅跡には,その歴史を示す看板が立っています。

 また,玉川口駅は元交換駅であったため,駅が廃止された今も,何もない(実際には機器がおいてあるが)ところで線路が不自然に曲がる様子を見ることが出来ます。


写真集

 この写真は,玉川口駅の廃止が決まった頃に撮ったものです。
 その日も,当然のように・・・乗り降りした乗客はいませんでした。

玉川口駅舎

玉川口駅を出発,越後金丸へと
向かう普通列車





乗り物のページのトップに戻る
トップページに戻る