セレス,ラスト・ラン |
実家からの乗り換え指令により,ついにセレスが退役となりました。
1997.08.28〜2002.08.29まで,5年間お世話になったクルマです。
最終的に,走行距離は130,000km(うち,私は85,000km担当?)になりました。
150,000knまでを目標としたので,ちょっと惜しい気もしましたが。
故障知らずで,良く走ってくれました。
感謝の気持ちということで,写真などをちらちらと。
そもそもカローラセレスとは?
カローラセレス(トヨタ)は先代カローラ(AE100系)ベースの4ドアハードトップです。と言うよりはむしろ,カローラレビンに近いものがあります。レビンの4枚ドアバージョンといってもいいかな(ちょっと語弊があるけど)?
とはいえ,走りに関してはクーペ寄りであり,上級グレード(type-G)ではレビンのGT系(今のBZ系)と同じ4A−GE(DOHC,20バルブ,160ps→165ps)を搭載しておりました(過去形)。最終型では6速マニュアルまで搭載してしまいました(過去形)。 ともかく,バヴリーな時代にせっせと金をつぎ込んで開発されたらしいです。もっとも,発売されたときにはバブルははじけていたのですが・・・。一番の特徴は,そのスタイルでしょうか。グレードにもよりますが,レビン並に背の低いスタイルのためクーペのような使い勝手であり,まさに「2+α」といった感じです。 ちょうどセレスが発表・発売された時期(平成4年,1992年)にはカリーナEDやコロナEXIV,他社ではインテグラ,プレセアなどが出ていて,これらハードトップの人気があった時代でありました。
しかし,背の高いクルマの流行とともに,セレスはついに1代で終焉を迎えてしまいました(平成10年,1998年)。いわゆる絶版車の仲間入りを果たしてしまったのであります。
車名 / グレード カローラセレス / type-X
エクストラパッケージ&スポーツセレクション車両(車台)形式 E−AE101−ATPEK エ ン ジ ン 形 式 4A−FE 排 気 量 1587cc 最高出力/最大トルク 115ps / 15.0kg・m ミ ッ シ ョ ン 4速オートマチック(ECT−S) 年 式 平成6年式
で,写真集1998年(1段目・左)にはまだ光り輝いていたのですが,経年変化は否めず,2002年(2段目以降)では運転席側ドアモールの塗装が剥げています。ちまたで見かけるセレスに同様の症状が見られることから,仕方ないのかなー,と思いながらのラスト1年でした。もう1箇所,前期型セレスによく見られるボンネットグリル部のメッキのはげですが,これは最後まで無事なままでした。個体差があったのかな?
名取市,閖上漁港にて まだ塗装もきれいだった頃です |
瀬戸大橋,与島PAにて |
金沢に旅行したときの 千里浜なぎさハイウェイにて |
セレス前頭部1 |
セレス前頭部2 |
セレス前頭部3 運転席ドアモールの塗装が剥げてます |
セレス後部 ちなみに,タイヤはN島氏(レビン所有)から 買い受けたものです |
サイドビュー 確かに,最近のクルマにはないデザイン 窓の小ささが際だってます |
運転席 インパネはレビンとほぼ共通でした ただし,シートの厚みはそれほどありません |
後部座席 狭い割りにアームレストがあったりして, ビミョーに豪華だったりするのが特徴です |
後部座席,逆サイド |
トランクスルー この状態でトランクにクッションを敷くと, なかなか快適に眠れます 身長162cmの私にはちょうど奥行き |
エンジンルーム1 |
エンジンルーム2 割りと余裕のある配置でしょうか? |
故障知らずの4A-FEエンジン |