ふたたび,四国まで |
0.アカメに会いたい | |
ダメ人間S氏が,今度は「アカメに会いたい」などと言ってきた。なんだそれと尋ねると,目の赤い魚のことで,四万十川にいるらしいので四国・中村に連れて行けとのこと。これを読んで予習しておけと「釣りマニア三平」を置いていった,もちろん読まなかったけど。 まあ,私も2年前の苦い思い出もあり, もう一度四国を「観光」したかったため,むしろ好都合ではあったが。 ルートは,宿泊費の節約と趣味の観点から,行き帰りとも夜行列車(サンライズ)を利用することに。行きは「サンライズ瀬戸」のシングルを予約。しかし,帰りは春休みシーズンであったためか「瀬戸」に空きが無く,「サンライズ出雲」のノビノビ座席を利用することに。 四国では,S氏のご両親から勧められた小豆島に立ち寄った後,四万十川,足摺岬を観光し,宇和島・松山周りで戻ってくる西側一周ルート(?)とした。きっぷは「レール&レンタカー」を使って,若干割安に。毎度のことながら,高知駅での乗り継ぎルールなど,うるさい客ぶりを発揮。 時は2001年の3月。修論に向けぼちぼち実験を始めていた頃。出発前,サンプルを二液性樹脂に埋め込み,帰ったらすぐ研磨できるように準備万端。メンバーはS氏と私の他,後に私の嫁さんとなる人の3人で出発。 ※このときの旅行で使った時刻表のコピーが奇跡的に残っていた。何とか行程(時刻)が思い出せそうだ。 |
1.サンライズ瀬戸に乗って四国上陸 〜 小豆島へ | 仙台|18:54→(やまびこ52)→21:04|東京|22:00→(サンライズ瀬戸)→7:26|高松|8:05→(高速船・小豆島高速)→8:40|小豆島・土庄港→(レンタカー)→土庄港|13:40→(高速船・小豆島高速)→14:15|高松 |
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2.金刀比羅宮と讃岐うどん | 高松築港→(高松琴平電気鉄道・琴平線)→琴電琴平→金刀比羅宮→琴平|18:11→(南風15)→19:18|高知|19:27→(あしずり7・アンパンマン列車)→21:20|中村 |
本日の日程は,とりあえず夜までに中村へ着ければ良い,という感じだたっため,高松近辺でもうしばらく時間をつぶすことにする。次なる目的地は金刀比羅宮,JRでも行けるが,ここはもちろん琴電に乗ることにする。 金刀比羅宮への参道には讃岐うどんの店もたくさんあり,食べていかないかと声がかかる。しかし,時間的に早めに山登りを済ませたいこともあり,うどんは帰りにということで先を急ぐ。かわいい狛犬の前で写真を撮ったり,讃岐平野の眺めを楽しんだり,もちろんお参りもして下山する。さて,時間に若干余裕ができたので,本日二杯目の讃岐うどんを食すことにする。が,行きしなにあれだけ呼び込みのあった参道のうどん屋が,すべて閉まっているではないか!! ということで,あきらめても良かったのだが,小腹も減ったのでテキトーに街中で食べようということに。少し歩くと,「日本一」の旗がゆらめく「かわせみ」なる店に遭遇。多少怪しいが,とりあえず入ってみようということで,暖簾をくぐる。入るなり,S氏と私,顔を見合わせ→「やってもうた!!」。 で,うどんをいただき店を出た感想→「大満足」。では,その状況をご説明しましょう(記憶の範囲ですけど)。店主は迫力のあるおじさん,客は他に一人。雑然とした店内,窓にはなにやら漬け物の瓶詰め?みたいなものが置いてあったり。テレビでは大相撲の生中継。いらっしゃいと,やかんに入ったお茶と湯飲みが渡された。メニューは全品200円。確か釜揚げうどんを頼んだような。店主は奥で調理にかかる。うどんを練っているのか切っているのか,キコキコと音がしてきた。テレビでは,琴乃若が土俵に上がり,相変わらず長い相撲を取っている。なんと,水入りだ。なかなかうどんが出てこないな〜,と思っていたら,ハイよと釜揚げうどんが登場。で,普通にウマい。雰囲気+味を総合すると,大満足なのであった。 さて,JR琴平駅へ向かい,いよいよ高知・中村へ。岡山からやってきた特急「南風」は,2000系ディーゼルカー2両編成だった。土讃線の急な山道を,クネクネ車体を傾けながらひた走り,高知へ。うどんを食べたとはいえ腹一杯には足りないので,車内で調達と思っていたが車内販売は乗車せず。まあ,2両編成だから,とそのときは納得(→まちがい)。 高知駅からは特急「あしずり」に乗り換え。今度は4両編成だし夕飯時だから・・・と思ったが,こちらにも車内販売は乗らないらしい。急いで改札の外にある売店で弁当を購入。疲れた。(この頃から車内販売が縮小されていたのかも。ちなみに,JR四国では2003年〜2009年の間,車内販売はなかった。) さて,この「あしずり」にはアンパンマン列車が充当された。我々はグリーン・普通合造車である2000形の普通室に乗車したが,壁にはアンパンマンの絵本が備え付けられていた。中村までの2時間,弁当を食べたり絵本を読んだりうとうとしたり,気ままに過ごす。S氏がふと「今日,高松あたりでプロ野球のオープン戦(巨人戦)があったんだってな。小豆島より,オープン戦でも見た方がよかったかもしらん」などとのたまう。わざわざ四国まで来て野球観戦か,という気がしないでもないが,まあ,それもありかな。しかし,そんな彼の認識,というか旅の計画が根本的に誤っていることがわかるのは,翌日になってからのことだった。 ※今更ながら,「かわせみ」をググってみると,それなりに情報があったり。少なくともメジャー系のお店ではなかったらしい。ちなみに,他の方々も感想は同じのようだ。 |
サンライズ瀬戸で高松到着 |
小豆島,岬の分教場 |
金刀比羅宮 |
件のうどん屋さん |
旗は日本一,壁の張り紙はこんぴら一 |
四万十川河口ではしゃぐS氏 |
3.いざアカメ 「無念の水族館」と「戦う水族館」 | 中村→(レンタカー)→中村 |
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4.松山で途中下車 | 中村|8:06→(土佐くろしお鉄道・宿毛線)→8:38|宿毛|8:57→(バス・宇和島自動車)→10:46|宇和島|10:53→(宇和海10)→12:11|松山→(伊予鉄道・市内電車)→松山 |
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松山城は梅の季節 |
定番の路面電車 |
道後温泉でひとっ風呂浴びる |
5.帰り道 | 松山|18:47→(しおかぜ28)→19:23|今治|19:27→(バス・しまなみライナー)→21:05|福山|21:45→(こだま664)→22:11|岡山|22:28→(サンライズ出雲)→7:08|東京→(やまびこ5?)→仙台 |
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結論 | |
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