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蓮華温泉ロッジ の裏に水道があ りその横の祠が 入山口。しばらく 行くと黄金の湯と いう露天風呂の 看板、20分で蓮 華の森という看 板があります。 |
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九十九折の山道を少しづつ高度を上げる。深い森の中の急坂が続きます。 約1時間ほどで視界が開け、雪倉岳や鉢ヶ岳の美しい姿が見えます。 |
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2時間弱で天狗の庭という絶景ポイントへ。ちょうど半分登ったことになります。ザックを下ろし
て目の前の雪倉岳を眺めながらゆっくり休憩できます。この先が森の中の急登で、視界も効 かずつらい登りを1時間半。 |
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だんだん明るくなり開けた草原に出ます。ここが白馬大池。ワタスゲが一面に広がっています。白馬大池山荘の前庭がテント場です。小屋の向こうは岩だらけの丘でその向こうには白馬
乗鞍岳があります。池の前には雷鳥坂から小蓮華に続く山並みが広がり山上のオアシスといった感じ。1日目はここでテント泊です。小屋の前に水場があります。 |
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2日目
テントをたたみ出発、雷鳥坂を登り始めます。最初の丘を登ると雪倉岳や朝日岳まで見える広場に出ます。このあたりは雷鳥が多く、コマクサやイワギキョウがたくさん咲いています。 さらに登ると白馬岳まで続く美しい稜線にルートが続いています。アルプスでも屈指の絶景の縦走路、長野側は切れ落ちた断崖が多く富山側はなだらかな斜面。強風地帯で冬は雪が 吹き飛んでほとんど積もりません。高山植物の種類が多く正にアルプスの縦走路といった感じ。 |
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2時間で小蓮華岳の山頂に着きます。 小蓮華岳は数年前から山頂の崩落がはげしく、今は立ち入り禁止になっています。
例年小蓮華の周辺では雷鳥を多数見かけますが、今年も雛を4羽連れた母雷鳥がいました。 白馬岳の山頂が見えてきましたが、この日は雲が多く時々ガスが巻いて視界が悪くなる時もありました。例年よりも残雪が多く残っています。 三国境に着き、重いザックをデポして白馬岳を目指します。ガレた岩場のピークをいくつも越るややきつい登りを1時間で白馬岳の山頂です。このルートは人が多く次から次と人が登ってき ます。白馬大池から白馬の山頂までは休憩をいれて4時間。山頂の景色を堪能したら今来た道を三国堺まで戻ります。デポしたザックを担いで雪倉岳方面に下ります。 |
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三国境の鞍部の看板の影で昼食を
摂りました。 ここは風の通り道で時おり強風が吹 きます。 天候が崩れると強風が間断なく吹き 荒れてガスで視界がなくなります。 好転の時には想像できない遭難の 多い要注意ポイント。 |
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下りて来た三国境を振り返ると稜線をたくさん人が歩いているのが見えま
す。それに比べるとこのルートは誰も居ません。 道は比較的平坦で歩きやすく見通しが効きますが、なんとなくさみしい。 前方に鉢ヶ岳が見えます。少し先に鉢ヶ岳の山頂に登るルートがあります が今回は巻き道を行きます。 |
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三国境から30分で鉱山道の分岐に着きます。鉱山道は雪倉銀山のために開かれた道で、鉢ヶ岳の手前から谷に沿って下り、神の田圃という池塘のある湿原を抜けいくつも沢を渡り、
瀬戸川を渡り蓮華の森を抜けて蓮華温泉に至るルート。ほとんど人が通らないのでルートが分かりにくく、的確なルート読みができるスキルがないと行けません。 (数年前に台風の後にここを下って、瀬戸川の丸木橋が流されて渡れず、ビバークした経験があります。) |
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山腹のトラバースルートですが、途中大きな雪渓を何箇所か通ります。 三国境から1時間半の道のりですが、このあたりから天候が崩れ始め遠くで雷も鳴り始めました。 雪倉の鞍部に出た頃にはガスが出てほとんど見えません。踏み跡をたどって行くと、突然目の前に雪倉の非難小屋が現れます。 ドアを開けて中に入ると3人の先客がいました。 |
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荷物を下ろしたとたんに、雨が降り出しやがて土砂降りに。強風も吹き始め外は立っていられないほど。 神様に感謝の言葉が出ました。 小屋はトイレもあり10人くらいは泊まれる広さ。
隙間風が入ってきますが、外でテントを張るよりずっとましです。 朝日岳からやってきた夫婦と、登山や花の話で盛り上がり夜もふけていきました。 |
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