ファイナルファンタジー3

ファイナルファンタジー3



まず、このゲームで思い出すことといえば、ラストダンジョンの長さであります。
なんせ、この頃の作品なだけに、途中にセーブポイントがないのです。
ラストダンジョンの入り口であるクリスタルタワーをクリアしたのかと、思いきや、まだ闇の世界があります。
しかも、闇の世界では、4つの闇のクリスタルを守るボスを倒し、闇のクリスタルの戦士を助け、ラスボスを退治しなければなりません。
とにかく、何よりも、精神力が試されるダンジョンだと思います。

ミニマムやトードで進まなければならない場所もあることを覚えています。
しかも、そのまま、ミニマム状態で進まないといけないダンジョンもあります。
そのダンジョンでは、直接攻撃の威力が0に等しくなるので、魔法をいかにうまく使うのかが鍵となります。
特に、ネプトの神殿での「大ネズミ」との戦いは記憶に残っています。
「チュウ!この宝石は誰にも渡さないチュウ!」と言ってくるネズミのモンスターなのです。
しかも、ネズミのくせに魔法まで使ってくるのです(笑)某「ドラクエ4コマ」のあのキャラとは違って間抜けさがないのです(笑)

暗黒剣で斬らないと分裂するモンスターもいましたね。
初めて見たときには「何故、増えるんだ?おのれは、アメーバか?」とビックリしました。
暗黒の洞窟では、魔剣士による暗黒剣がないと辛いです。そのため、魔剣士3人と白魔道士1人というパーティーで攻略しました。
暗黒の洞窟は、分裂する敵のほかに、隠し通路も私を苦しめていました。忘れられないダンジョンのひとつです。

忘れられないキャラクターといえば「4人組の爺さん勇者」です。アムルの村で暮らしている名物キャラクターです。
アムルの村の下水道に入った時、爺さん勇者がモンスターに苦戦している場面を見て、「あら?苦戦している、助けないと」と思いました。
しかし、苦戦している相手がゴブリンだと知った時には、ずっこけました。
テレポの魔法かと思いきや、この魔法と同じ効果のある「ラッコの頭」だったから、もう大変です(笑)
私は、彼等は「名コメディアン」として、私の記憶に残ったのです。「笑ってコラえて」のダーツの旅に出てきそうです。
クリスタルタワーで、サラ姫やシド、デッシュ等と共に魔竜を封じているシーンを見たときには「なかなかやるな」と感心しました。

このゲームの思い出として、忘れちゃいけないのが、ギサールの町です。
チョコボが好きな「ギサールの野菜」の元ネタなのです。
この町での思い出は、畑に入った時の街の人の怒る声(効果音?)で、ビックリしたことです。
まるで馬の鳴き声のような効果音でした。

「ファイナルファンタジー3」は、いろんな意味で、私に思い出を与えてくれたゲームなのです。


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