ドナルドランド

ドナルドランド



これは、データイースト社が1988年1月29日に発売したアクションゲームです。
このゲームの主人公は、世界的ハンバーガーチェーン「マクドナルド」のキャラクターのドナルド(ピエロっぽいキャラ)です。
当然、ミッキーマウスの友達のアヒルの男の子のことではないです(笑)。
それにしても、ドナルドは最初、「ロナルド」って名前だったんだ…(ある番組より)。それは、おいといて…。

主人公のドナルドはいろんなところを冒険して、仲間を救います。
街中、森、空中世界、インド風の街、沼地、海中、城などのステージで戦っていました。
沼地のステージが不気味だった記憶があります。このゲームをやった小学校ぐらいのときは、本当に恐怖を覚えました。
しかも、そこには「東京フレンドパーク2」の「ンゴボゴ」に出てくる大きなワニのようなのもいます。これが、元ネタ?…なわけないが。

ドナルドの仲間とは、もちろんフライガイ(小さい毛むくじゃらなキャラ)とか、グリマス(紫色の背の高いキャラ)とかです。
彼の武器は、なぜか「リンゴ爆弾」なのです。敵にダメージを与えるだけでなく、爆弾の上に乗って、
幅の拾い谷を越えたり、高いところに乗ったりするという使い方もあることも覚えております。
最初、この方法を知らなくて、「高いところにある1UPアイテムがとれねーじゃんかよ!ああ、腹立つ!」と思いました(笑)
しかし、ドナルドよ…いつからそんなもん持つようになった?CMを見る限りでは、そんな素振りはまったくないぞ…。

このゲームのボスキャラは、個人的に印象に残った奴等ばかりです。
大きな仮面のようなメカを操っている奴とか、雲の城の恐竜とか、骨だけ竜とか、グリマスの偽者みたいのとか、
海賊っぽいのとか、海中の大ダコ(「ドラゴンボール」完全版第6巻に出てくるような奴)とか…。
しかし、一番印象に残ったのは、最終面のハンバーグラー(黒い帽子とマントつけてるキャラ)と、真のラスボスの怪しいピエロです。
真のラスボスは、蛇使いが出てきそうなBGMをバックにお手玉のような攻撃をしていたという記憶があります。
その真のラスボスを見た第一印象は「なんだコイツは?頭悪そうな奴だなぁ…」です(笑)

各ステージ終了後には、お店(もちろん、マクドナルド!そうでなかったら、どーすんだ?)で買い物できます。
食べ物を買うとミニゲームの神経衰弱ができ、商品に応じて挑戦回数が変わります。
神経衰弱の思い出では、ハンバーグラーのカードです。しかも、画がリアルすぎて怖いです。
私はそのハンバーグラーのカードを「ベロ出しおじさん」と呼んでいた記憶がございます。

マクドナルドはいろんなキャラやキャンペーン、グッズ(「世界まるみえTV特捜部」で自宅にびっしりとグッズを展示していた
アメリカの女性を見たことがあります)などがありますが、昔はこんなドナルドが主役のゲームがあったのです。
このゲームを知らずして、「マクドナルド通」を語るなかれ!(マクドナルドをまったく知らん己が語るな〜!)


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