スラムのドラゴンボールトーク その5
その5では、「ドラゴンボール」完全版におけるフリーザの登場回について話します。
完全版第17巻
第247回 「暗雲うずまくナメック星」
「おう よしよし これであと3つになりましたね」というのがフリーザの初台詞。「おう よしよし」って…ベビーシッターですか、あんたは!?
実際、そんなベビーシッターがいたら子供が泣き出します(笑)
これは、ナメック星の村の中にあったドラゴンボールを発見した部下(平べったい頭をしている両生類っぽい戦士)に対して言いました。
前の回(ベジータ復活!!)で「フリーザ」という固有名詞が何度か出てきましたが、フリーザの姿が出たのは、この回が最初です。
第248回 「謎のストレンジャー」
この回は、悟飯とクリリンが宇宙船を破損させた偵察兵士2人組を倒し、ベジータVSキュイがスタートした回でもあります。
この回のフリーザは、悟飯とクリリンの反応をスカウターで見つけたザーボンに対して、
「放っておいてもどうってことありませんが、態度が良くなさそうですね。今度見つけたら消してしまいなさい」と言っていました。
ちなみに、偵察兵士2人組を倒した悟飯とクリリンの戦闘力は、1500ほど(ラディッツ並)です。
第249回 「ベジータのスーパーパワー」
ベジータVSキュイの決着がつく回です。ザーボンのスカウターでベジータの戦闘力が24000であることに対してフリーザは、
「たかが24000です」と余裕を見せていました。さらに、ドドリアのキュイがあっさりとやられた驚きに対して、「どうってことないでしょう」と。
フリーザの冷静さ、そして、余裕を垣間見ることができる話です。
第250回 「孫悟空 復活!!」
この回ではフリーザの台詞はありませんが、移動中のフリーザ様ご一行が拝めます。悟飯とクリリンが移動中のフリーザから、凄い気を感じ取りました。
第251回 「孫悟空の宇宙船」
この回のフリーザの台詞は「どうしました?ドドリアさん」のみです。
これは、ドドリアが気を殺した悟飯&クリリンの小さな反応(このときは、小動物か虫かと思っていた)を感じ取った後のフリーザの問いです。
第252回 「怯えるナメック星人」
フリーザがある村の長老にドラゴンボールを渡すように迫る回です。
フリーザがナメック星で聞いたドラゴンボールのことや、フリーザ流ドラゴンボールの手に入れ方(脅迫&虐殺)を語っていました。
それにしても「ナメック語でなく、私達にも分かる言葉でおしゃべりなさい」とは…宇宙には一体、いくつの言語があるんだ!?
第253回 「ある村の攻防戦」
ナメック若者トリオVSフリーザ軍一般兵士のバトルが見られる回です。
この回で印象に残った台詞は「わざわざお仕事を中断して殺されにいらっしゃるとは」です。
この回の最後のコマはとっても面白いです。フリーザの後ろでドドリアが両手を挙げて「皆殺しだ!」と叫んでいます。この図がなぜか笑えます。
第254回 「ナメック星人の抵抗」
怒って長老に突っ込むドドリアに対して、フリーザが「ドドリアさん、お待ちなさい!殺すのはまずお若い3人になさい!」と止めてました。
それにしても、フリーザの話し方はまるで、華道や茶道の先生のようです。実際に、そんな話し方の先生がいそうです。
ドラゴンボールを長老から貰った後に、他のドラゴンボールの場所を聞き、それを拒まれたフリーザが、
「やっぱり、あなたも子供も死んでもらいましょうか」と悪の華っぷりを見せていました。
完全版第18巻
第255回 「孫悟飯 逆上!!」
逆上した悟飯がドドリアに蹴りを入れ、クリリンとデンデと共に逃げた回です。
また、フリーザと悟飯&クリリンの初対面の回でもあります。フリーザは悟飯&クリリンを見て、「いったい何者?」と言いました。
フリーザは、蹴りを入れられたドドリアに「追うんですよ、ドドリアさん!捕まえなさい!」と命令しました。
第260回 「ドラゴンボール最後の1個」
第256〜259回は、ドドリアの追跡、ベジータVSドドリア、ブルマとデンデの出会い、ベジータのドラゴンボール略奪のため、フリーザはお休みでした。
この回で印象に残ったフリーザの台詞は「もういいです。あんなガキどもを捕まえられない馬鹿は、ほっておきましょう」です。
ザーボンの「あまりにも遅すぎますね、ドドリアの奴〜」という台詞のリアクションです。馬鹿って…ひ、ひでえ…(笑)
さらに、この回では、フリーザが超能力らしきもので物体を自在に動かせることも分かります。
第261回 「びびる界王さま」
この回はフリーザの台詞はないです。界王様が触覚を使い、ナメック星のフリーザの気を感知したときに、フリーザの姿が見えました。
第264回 「最長老の家」
第262回と第263回は、ベジータVSザーボンの第1ラウンドで、フリーザは登場しません。
この回では、宇宙船の一室で浮いているフリーザが見られます。この回では、フリーザはアプールにギニュー特戦隊に連絡するよう指示し、
ザーボンに「私には妙な予感がするのです」とギニュー特戦隊を呼び理由を語りました。ちなみに、アプールには「さん」をつけていませんでした。
「超サイヤ人になられては厄介ですからね…」とフリーザの心情が描かれていました。
第265回 「移り変わる7個のドラゴンボール」
この回でのフリーザの台詞は「まっ、まさか…」と「早く、早く追うんですよ!」だけです。
この回で、メディカルマシーンで回復したベジータがアプールを一撃で倒し、ドラゴンボール略奪を試みようとする回です。
第266回 「笑うベジータ 怒るフリーザ」
タイトルが良いです。両者の心情を表しています。
「もしこのまま、おめおめと逃げられてしまったとしたら、あなたに責任を持って死んでもらいますからね!」
「覚悟はよろしいですね…1時間経ってもベジータをここに連れてくることができなかったら、この私があなたを殺しますから」
フリーザの部下になることは、まさに命懸け…。解雇宣告=死刑宣告だというのがよく分かってきます。
第18巻の残りの第267回〜第269回には、フリーザは登場しません。ベジータVSザーボンの第2ラウンドです。
完全版第19巻
第270回 「大戦争の予感」
この回のフリーザはやや苦渋の表情。「こんなことならはじめからギニュー特戦隊を連れてくるんでしたね」という具合に。
しかし、すぐに「覚えていらっしゃい!スカウターさえ手に入れればどこにいても探し出せるんですよ」という自信に満ちた表情になります。
第272回 「間に合え!!ななつのドラゴンボール」
この回はギニュー特戦隊初登場の回でもあります。ギニュー特戦隊のファイティングポーズを見た後の「ま…待っていましたよ」という
あせっているようなリアクションがナイスです。アニメでは、顔を赤くしていました。
「以前に邪魔したチビどもですね」の台詞は、ゲームソフトの「激神フリーザ」では「チビとハゲ」になっています。
よく考えると、ギニュー特戦隊には「チビとハゲ」に該当する方が1名います(笑)
第277回 「笑うフリーザ」
5話ほどベジータ+悟飯+クリリンVSリクーム&グルドの戦いが続いて、フリーザはお休みでした。この回では、フリーザとギニューの会話が見られます。
ギニューが「よろしければ私が喜びのダンスを踊りましょうか」と言い、フリーザが「そ…それはまた次の機会に…」とリアクションしているシーンが笑えます。
見てみたいですね、ギニューの喜びのダンスを。きっと、キレのあるダンスでしょう。なんかこの台詞は、井上陽水の名曲「夢の中へ」の歌詞のようです。
さらに、ニヤリと「さあ、はじめましょうか」と言うフリーザの笑顔も印象的です。ボールとの構図もナイスです。
第278回 「孫悟飯 死す!?」
「さあ、ドラゴンボールよ!このフリーザ様に永遠の命と若さを与えなさい!」と言っているコマは、不気味な表情です。魔除けとして充分機能できるぐらいです。
この話でフリーザは最長老とネイルとデンデの気を捕らえます。ちなみに、最長老の家の位置は「ポイント8829401」です。
そして、フリーザが例の1人用マシンに乗り、最長老の家へ出かけました。ずっと思っていたことですが、このマシンの名前は一体?
それと、何のために乗っているんでしょうか?まさか、無駄な体力を使わないためだとか…。映画ではフリーザの兄のクウラもそのマシンに乗っていました。
それにしても、ギニューの「わかりました!おまかせください!」のコマの時のポーズが面白いです。まるで、子供番組のお兄さんのようです。
第282回 「ベジータの複雑な心」
ここ4話の間に悟空が到着して、リクームとの決着をつけ、そして、バータも倒してしまいました。
話の最後の方でマシンに乗ったフリーザが「あそこですね。ふふふ…」と笑っていました。彼の目の前には、最長老の家がある高台が…。
完全版第20巻
第285回 「危うし最長老たち」
フリーザが移動中にデンデを見つけましたが「チリの一粒ぐらいは放っておきますか」と言って、無視しました。
フリーザが最長老の家に着き、ネイルと最長老と初対面します。ネイルが「最長老さまを殺せばドラゴンボールは消えてなくなる」と言った後に、
目からビーム(そういえば「ファイナルファンタジー8」にも…)を放ち、家の壁を壊しました。最長老がいるかどうか確かめていました。
しかも、目からビームを放つときはちゃんとスカウターを外しています。このあたりも流石です。
第286回 「ナメック星の戦士ネイル」
この回では名台詞「私の戦闘力は530000です」があります。こんなデカイ数値をさらっと言ってのけるあたりが違います。
多くのドラゴンボール・ファンが印象に残った台詞でしょう。しかも、フリーザ物真似には欠くことのできない台詞ですから。
ネイルの42000という数値を見て「部下に欲しいくらいです」と言ったのは、ネイルの戦闘力がドドリア&ザーボンを越えているからでしょう。
しかも、ネイルに「左手だけで戦ってあげましょう」と言っているあたりが「宇宙の支配者の余裕」を感じさせます。
しかも、ネイルのパンチを受け止めて、手をもぎとっているぐらいですから…このネイルの時間稼ぎは、フリーザの戦闘シーンを初めて見せた回でしょう。
第291回 「怒りのフリーザ」
この回までで、ベジータがジースを消し去り、ギニューがカエルとチェンジし、ギニュー特戦隊との対決に終止符を打ちました。
ついに、フリーザの怒りが爆発する時が来ました。しかも、初登場から44回も経って…週刊連載でいえば1年弱ですかね。
名台詞「願いを叶えるのはこのフリーザ様だ!貴様ら下等生物ではなーーーい!!!」が登場します。まるで、敬語のときとは別人です。
それにしても「下等生物」とは…理科の教科書や実験で見たアメーバやゾウリムシ、アオミドロみたいなものですか?
「ベジータや地球人とギニュー特戦隊のあいだに何かが起こった…!!そして、ドラゴンボールは…」、田口トモロヲですか、あんたは!?
この回で分かったことがもうひとつあります…それは、フリーザが例のマシンを乗り捨てたことです。あんなに怒りが爆発していてはマシンどころではないでしょう。
第292回 「いでよ本場の神龍(シェンロン)」
フリーザが高速移動をやめ、ドラゴンボール使用で暗くなった空を見て「なんだ?なぜ、突然夜に…!?」と驚いていました。
第293回 「みっつの願い」
フリーザがスカウターでポルンガが出ている場所から生命反応を感じ取りました。悟飯たちだけでなく、ポルンガからも生命反応を感じ取れるのでしょうか?
第294回 「最後の願い」
この回で、あの「珍遊記」でパロディにもなった名台詞「絶対に許さんぞ虫けらども…じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」があります。
敬語調の喋りから一転した後の迫力ある台詞です。ベジータの「本性をあらわしやがったな」という言葉に集約されています。
まるで舞台俳優顔負けの演技派なシーンです。アニメでも、PS2版ゲームでもこのシーンは迫力満点です。
それにしても「初めてですよ…ここまで私をコケにしたおバカさん達は…」って、フリーザはあまり他人からコケにされた経験がないですね。
それに、コメディアンのようにコケにされることをおいしいことだと思っていないようです。さすがは、宇宙のお坊ちゃん育ちです。
フリーザが気を放出するときの歪んだ表情が頭に焼きつきました。これも魔除けとして…(まだ言っているのか?)
第295回 「思いがけぬスーパーパワーアップ」
この回では、フリーザの名台詞が2つ出てきます。まず1つは「たった3匹のアリが恐竜に勝てると思ったのか?」です。
フリーザ様は自称「恐竜」なのです。おそらく、「月とスッポンほど違う」と言いたかったでしょうが、例えが子供っぽいです。
もっと他に良い例えがなかったのかと思いました。例えば「たった3匹のイワシがシロナガスクジラに勝てると思ったのか?」とか。
あ、対して変わらないか…(笑)でも、それはそれで良い台詞だなと思います。
次は「いちいち癇(かん)にさわるヤローだ!」です。ベジータの「貴様の恐れていたある超サイヤ人になりつつある」という台詞のリアクションです。
「よくそんな大ボラが吹けますね」という落ち着いた台詞とのセットですから、迫力満点です。それにしても、まるでチーマーのお兄さんのような怒り方です。
この後、フリーザはベジータと力比べをして、フリーザのスカウターが壊れます。最新型スカウターは、戦闘力18万が計れたぐらいですから、
そのときのベジータの戦闘力は少なくとも18万以上あります。それに対し「なるほど、まんざらでたらめばかりではなさそうですね…」とフリーザ。
次の話では、いよいよフリーザが変身します。この話で、初登場から48回経過しています。
第296回 「フリーザ超変身!!」
初登場から49回経って、ついにフリーザが変身を始めます。そして、その回ではフリーザが変身の理由について語っています。
その理由とは「パワーがあまりありすぎて自分でもうまくコントロールできない」ということです。フリーザの口からそんなことを言うとまじで怖いです。
そして、フリーザが戦闘服をふっ飛ばします。サイヤ人が大猿になっても破れなかった戦闘服をふっ飛ばしました。
そして、胴部が風船のように膨張し、手足が伸び、首が伸びて、角が牛の角のような形に変形しました。ついに、最初の変身が完了しました。
変身後第一声は「気をつけろよ、こうなってしまっては前ほど優しくないぞ」です。アニメでの太くなった中尾氏の声を思い出しました。
そして、「戦闘力にしたら100万以上は確実か」という迫力のある台詞で決めてくれました!フリーザが爆発波を放った後に、
クリリンの腹を角で刺します。初めてこのシーンをアニメの本放送で見たときは、本気でビビりました。
変身前のフリーザの身長はベジータより低かったです。池野めだか氏(150cm)ぐらいでしょうか?
変身したら、シャキール・オニール(216cm)よりでかくなった気がします。250cmぐらいはありそうです。
第297回 「悟飯逆上!!」
フリーザはクリリンを振り払った後に、逆上した悟飯のマシンガンのような連打パンチ、連続エネルギー波などの集中攻撃を受けますが、
フリーザはビクともしていません。その後に「今のはさすがの俺も少し痛かったぞ…しかし、相手が悪かったな…ただ怒りを買っただけだ」という台詞があります。
やはり、痛かったことを強調する人なのでしょうか?後に出てくる「今のは痛かったぞー!」の伏線ともとれます。
この台詞に対してベジータは「畜生!俺達の考えは相当に甘かったらしいな…」と変身したフリーザの強さを感じとったようです。
その後、フリーザの目が「すごいよマサルさん」のように光ります。なぜだか、このコマは笑えます。
第298回 「悟飯ボロボロ」
フリーザは「俺の受けた痛みを何倍にもして返してやるぞ」とバレーボールのスパイクのような手刀で悟飯をふっとばします。
その後に「この程度でダメージを受けるんじゃないぞ…お楽しみはこれからなんだからな」というサディズムあふれる台詞を言ってくれました。
フリーザの「そう慌てるなよ、ベジータ。あのチビの後でたっぷりと遊んでやるって!」の台詞の後、ベジータが「俺達の命運はつきた」と言いました。
このベジータのひとことは、第一変身後からピッコロが来るまでの話のムードを集約していると思います。
フリーザが悟飯の髪の毛を掴み、腹にニーキックを食らわした後に、痛がっている悟飯の目の前にちぎれた悟飯の髪の毛を散らしていました。
フリーザさんよ、髪の毛で悩んでいる人に失礼ではないのかい?それとも、体毛が生えない種族(だと思われる)だけに、髪の毛が珍しかったのでしょうか(笑)
この話の最後の方で、悟飯がフリーザにミリオンスロット(懐かしの水曜夜8時のクイズ番組「Show By ショーバイ!」より)のようなエルボーを喰らい、
悟飯の顔にフリーザの足が乗っかり、「ここまでだな…死ね!」と悟飯を踏み潰そうとしているシーンでこの回は終わります。
第299回 「戦士の復活」
フリーザの尻尾がデンデの力によって回復したクリリンの気円斬によって、切られてしまいます。
しかも、連射までしています。クリリンはフリーザに「べ〜!」と挑発までしています。
この後、フリーザが逆さまの状態で「よくもフリーザ様の尻尾を切ってくれたな…今度は2度と復活できぬよう粉々にしてくれるぞ!」という
「ドラゴンクエスト」シリーズのボスキャラのような台詞を言います。逆さまで怒っていると不思議な感覚があります。
このとき、フリーザはデンデの回復能力のことを知らないので、不思議がっています。
この回、そして、完全版第20巻は戦場に駆けつけたピッコロの「待たせたな…」という台詞で終わります。
「待たせたな」と聞いて、渡辺正行を思い浮かべる私って一体…(笑&謎)
完全版第21巻
第300回 「ピッコロの自信」
ピッコロVSフリーザがスタートします。フリーザはピッコロを「これまでのナメック星人とどこかが違う」と評しました。
ピッコロはフリーザにパンチや頭突きなどを食らわし、フリーザのエネルギー波を弾き飛ばし、フリーザにエネルギー波を食らわせました。
第301回「はてしないエスカレート」
ピッコロのエネルギー波を喰らったフリーザは、にやりと笑った後に、ピッコロのマントをぼろくするほどに物理攻撃を応酬しました。
ピッコロが錘(おもり)入りターバンとマントを脱いだ後に、フリーザが自らの変身について語りました。
まず、今の姿が変身したものであること、変身するたびにパワーが増すこと、変身を2回残していることを語り、
「見せてやろう!光栄に思いがいい!この変身まで見せるのは貴様が初めてだ!」という台詞でこの回は終わりました。
つまり、フリーザの人生では、今まで1回しか変身していないということが分かります。ナメック星より前で1回変身したシチュエーションとは…?
また、「貴様等に殺されたナメック星人の怒りを思い知れ!」という名台詞もあるので、ピッコロファンにも楽しめる回だと思います。
第302回「フリーザ第2の変身」
サブタイトルのフリーザの第2の変身を文字で書くと、まず背中に3本の突起物が現われ、肩パッドのような肩が外側に広がり、
口が大きくなり、後頭部が伸び、角がコーティングされ、もう一対白い角が伸びます。これで、第2の変身が完了です。
その姿は映画「エイリアン」、もしくは、「コナミワイワイワールド」のラスボスのワルダーを思わせます。私はこの形態を「ガマブチ」と呼んでいました。
「お待たせしましたね。さぁて…第2回戦といきましょうか」というように言葉遣いが丁寧なものに戻っています。
ピッコロは「パワーがてめえなら、スピードは俺だ!一生かかっても追いつけんぞ!」とスピードは俺が上だとアピールしますが、
フリーザが「これはこれは、お久しぶり…」とピッコロを追い越してしまいました。「お久しぶり」って、小柳ルミ子ですか…あなたは(笑)
ピッコロを追い越した後に、「ひゃあ」という奇声と共に放たれる散弾銃のような連続エネルギー弾を放ちました。
ピッコロは身動きが取れないほどの猛スピードで放たれました。アニメでは、この形態の声はバイキンマンっぽかったです。
第303回「フリーザのダメ押し!!」
フリーザは怒った悟飯のフルパワーエネルギー波を受け止め、はじき返しますが、ピッコロのエネルギー弾で別の方向に弾き飛びます。
ここでフリーザは、悟飯がサイヤ人であることに気づきます。「ベジータとナッパとも似ていない…ラディッツの子か…!そうだな、どこか面影がある」と
フリーザは悟飯がカカロットこと悟空(まだ存在を知らない)の子だということに、気がつきませんでした。ナッパに似ていたらなんか怖いです。
ここでフリーザが最後の変身をする前に「死よりも恐ろしい究極のパワーというものをご覧に入れましょう!」という台詞、
そして、「大サービスでご覧にいれましょう!わたくしの最後の変身を!わたくしの真の姿を!」という台詞を言いました。
このフリーザの台詞からクリリンは、体の突起物が増えて、よだれを垂らしながら、長い舌を出しているフリーザの姿を想像していまいした。
この想像の姿こそ、まさに「エイリアン」です。ここから、フリーザの最終変身のための気合いが始まります。
第304回「超サイヤ人そして超フリーザ誕生!?」
フリーザが変身の最中でデンデがピッコロを治療している光景を目撃します。アニメでは、このシーンでフリーザの体にひび割れが入っていました。
大爆発と共に、フリーザの最後の変身を完了します。…ということは、フリーザ第3形態はたった3話しか出ませんでした。
フリーザが煙の中から真の姿を現します。1ページで全身像が描かれていました。まさに、シンプルかつ斬新な姿です。
クリリンがフリーザの姿を「小さくなって、さっぱりしちまって迫力が…」と言い、ピッコロが「外見だけで実力を判断するなといういい見本だ」と言いました。
まさに、この2人の会話が、フリーザ最終形態を物語っています。ピッコロが絶望視するほどの力を探り取りました。
その直後、矢のようなエネルギー波でデンデを殺しました。「これでもう復活はできない」がフリーザ最終形態の第一声です。
第305回「フリーザか!ベジータか!」
フリーザが消えるような高速で移動し、悟飯・クリリン・ピッコロを手玉に取りました。
ベジータの「貴様等は邪魔だ!ひっこんでよく見ておくんだな」という台詞に対して、「大した自信だね、ベジータ…それとも恐怖で頭がおかしくなったのかな」と
フリーザがリアクションします。ベジータが「ここにいるのが貴様の最も恐れていた超サイヤ人だ」という台詞に対し、
フリーザは笑いながら「相変わらずジョーダンきついね」とリアクション。片仮名で書かれると、バスケ選手を思い出す…(笑)
この後、フリーザはベジータの攻撃をかわし、「ちょっと本気でスピードあげたらついてこれないようだね…」と余裕のひとこと。
第306回「孫悟空…復活」
フリーザがベジータのエネルギー波(ピッコロが「この星ごと消す気か!」と言ったぐらい)をサッカーのように足蹴りで跳ね返しました。
この回のフリーザの攻撃は「キャプテン翼」の一場面を見ているかのようでした。もしくは、「少林サッカー」でしょうか?(笑)
フリーザはこの回で、ベジータが恐怖感と挫折感で涙するほどの力を見せつけました。フリーザが戦意を失ったベジータに、
ロケットのような頭突きと、宙返りキックを食らわせ、尻尾でベジータの首を掴んで持ち上げ、サンドバックのようにベジータをいたぶってました。
そのとき、ピッコロ等は金縛りにあったかのように身動きが取れなかったです。これも、フリーザの恐怖感を見事に表わしています。
第307回「超決戦の火ブタ切る!!」
この回で悟空が戦場に到着します。フリーザがベジータをふっ飛ばして、岩に叩きつけた後に悟空が来ました。
悟空はフリーザを見て「思っていたよりガキっぽいな」と言いました。この姿とあの言葉遣いは、まさに子供のようです…あんた、いったい何歳なんだ?
このとき、フリーザはバーダック(最後まで抵抗をしたサイヤ人)のことを思い出します。しかも、バーダックの絵まで出てきます。
作者がアニメスペシャルに感銘を受けて登場させたのは、あまりにも有名な話です。悟空はフリーザの「生意気だよ、お前」の台詞と共に、
放たれた連続エネルギー波を片手だけで跳ね返します。その後に、フリーザはベジータをエネルギー波で貫いて殺します。
ベジータに止めを刺した後の「知ってたはずだろ、僕がくだらないジョークが嫌いだってことを…」という台詞がこの回ラストのコマです。
この台詞は、テレビを見ていて、ギャグ等がつまらないと感じた時に使えそうです(笑)
第308回「ベジータ死す!!」
この回では、私がとっても感動したベジータの「フリーザを倒してくれ、サイヤ人の手で…」という台詞があります。
この回では、フリーザはくだらないジョークの他に、くどい奴も嫌いだということが分かります。
この回から悟空VSフリーザ、フリーザ曰く「恐怖のショー」が始まります。フリーザは目から怪光線の他に、
姿を消して水中から飛んでエネルギー弾を放つという技を見せていました。
第309回「両者ゆずらず!」
フリーザは悟空に対して「ギニュー隊長の上をゆく奴がこの世にいたなんて」と評し、その後に「でも、僕にはかなわない…」という台詞。
「でも、僕にはかなわない…」は、あの「クレヨンしんちゃん」にも出てきたそうです。悟空が水中でかめはめ波を2つ出して、
フリーザにダブルフェイントを仕掛けていました。この攻撃は、まさに「アイデア賞」ものです。
第310回「さぐり合い」
フリーザがこの回で、サイコキネシス(岩を飛ばすやつ)や相手の動きを止める超能力を使っていました。
これは、ゲームソフト「超サイヤ伝説」でも登場した技です。ピッコロはこれに対し「フリーザは遊んでやがる」と。
この回での印象に残る台詞は「僕にホコリをつけたのは、親以外では君が初めてだよ」というものです。
この台詞から見ますと、コルド大王にかなり鍛えられたようですね。
第311回「肉弾戦」
「サービス期間は終わったのさ…」という台詞が何とも印象に残るこの回。大喜利メンバーの小遊三師匠ですか、あなたは!?
フリーザのサービスとは、1つは地上戦と空中戦の選択、もうひとつは両手を使わないことです。
「こう見えても僕は優しいんだ」って…第296回で言っていることと矛盾していないか?(笑)
それと、フリーザが悟空に尻尾を噛まれた後の表情も忘れられないです。
第312回「怪物フリーザ」
この回でフリーザは悟空に「50%の力で宇宙の塵にすることができる」と断言しました。その前に、スカウトらしきこともしています。
「こんなに運動をしたのは、本当に久しぶりだった」という台詞の時のポーズは、完全版21巻の表紙と同じものです。
これは、バレエの基本形「5番のポーズ」のような形です。彼は、とても姿勢がいいんですね。
界王によると、この回での悟空は「10倍界王拳を使っている状態」とのこと。
第313回「20倍界王拳の賭け」
この回では、「超サイヤ伝説」では「フリーザ・カッター」という名前がつけられている大地に亀裂を入れる技を放ちました。
その技のポーズは、左手を高く上げ、2本指立てて自分の左斜め45度の角度に下ろします。
これはまるで、「ナイナイ16」のときの薬丸裕英のよう…そう、あの「♪ジタバタするなよ〜」という時の1度目のような感じです。
この回は、フリーザが20倍界王拳かめはめ波を喰らって、ダメージを受けたところで終わります。
第314回「孫悟空 最後の決断」
この回は、フリーザ屈指の名台詞「今のは痛かった…痛かったぞーーー!!!」が出てきます。この回は、これに集約されています。
この台詞の後で、フリーザはマッハで頭突きを食らわし、連続蹴り攻撃も食らわします。
この「痛かったぞーーー!!!」は、フリーザものまねの定番の台詞となっていて、最も印象に残る台詞でもあります。
この回で、完全版21巻は終わります。21巻は、フリーザが2度も姿を変えた目まぐるしい展開でありました。
完全版第22巻
第315回「ラストチャンス!特大元気玉」
この回で、元気玉のエネルギーを集めている悟空を見て「お手上げの降参っていうことなのか?」とか言っているのが印象的です。
この回のフリーザは「きさま」とか「〜やがる」とか少し怒り気味になってきました。水面に写っている元気玉を見て、元気玉の存在に気がつきました。
フリーザがピッコロに後から蹴りを入れられ、水中に落ちました。これは元気玉を作る時間稼ぎのために、ふっ飛びました。
第316回「宇宙の恨み、フリーザを貫く!!」
悟飯とクリリンの攻撃に「うっとおしいハエどもが」「人をイライラさせるのがうまい奴等だ」という風に、怒りモード全開なフリーザが見られます。
「この星もろとも、貴様等をゴミにしてやる!」という台詞と共にデスボールを作りますが、完成した特大の元気玉を押されてしまいます。
「こんなもの…こんな…うわぁああーーー!!!」という台詞があるこのシーンは、ゲームソフト「激神フリーザ」のエンディングでもあります。
第317回「生か死か…」
フリーザが元気玉を食らってもまだ生きてました。しかも、片目が閉じていて、尻尾が少しちぎれています。
ピッコロの胸を光線で貫いた後、「さすがの俺も今のは死ぬかと思った…このフリーザ様が死にかけたんだぞ!」とひとこと。
ここで、最終形態フリーザの一人称が初めて「俺」になります。実は、生きていてホッとしていたのかもしれないですね。
そのあと、フリーザはクリリンを超能力で爆死させました。これが、悟空が超サイヤ人になるキッカケとなりました。
また、この回は超サイヤ人孫悟空の初お目見えであります。かなり衝撃的な姿でもあります。
第318回「伝説の超サイヤ人」
フリーザは悟飯も殺そうとするが、悟空に腕をつかまれ「クズ野郎」とか「罪のない者を次から次へと殺しやがって」とか言われました。
そのあと、フリーザは悟空の怒りの一撃でふっ飛びます。特に、悟空に殴られた時の首の曲がり具合が痛そうです…。
この回では「貴様等サイヤ人は罪のない者を殺さなかったとでも言うのか?」「だから滅びた」という奥深いやりとりも出てきます。
また、この回では、閉じていたフリーザの右目が徐々に開いてきました。
第319回「フリーザ初めての屈辱と絶望」
この回のサブタイトルは、特に素晴らしいです。悟空の「当ててみろよ」のひとことに、フリーザは「後悔しやがれ!」と言い、
エネルギー波を放ちますが、これがまったく効かず、悟空に「星は壊せても、たったひとりの人間は壊せないようだな」と。かなり詩的な台詞です。
フリーザは「ちくしょー!!!」と悔しがり、「し…信じられん!こんなことが…!あるはずもない悪夢が…!お…俺はフリーザだぞ」と
まさにサブタイトルどおりの悔しがり方です。「俺はフリーザだぞ」に対しては、「分かってますよ」という突っ込みをしてしまいます。
エネルギー弾を放つ前に「死ぬのは貴様だ」と言ってました。これは、PS2ゲームでの「デスボール」を放つときに引用されたのでしょう。
この回のラストのコマは「この星を消す!」と共にエネルギー弾を放つ瞬間の絵です。この台詞は、あの「ジャンプ放送局」でネタにされました。
仕入れた情報によりますと、内容は、フリーザが紙に書いてある星印を消しゴムで消すというものです(笑)
第320回「消え去るナメック星と希望」
この回で、ナメック星の中枢が破壊され、惑星爆発へのカウントダウンが始まります。
「あと5分もすれば、今度こそ放っておいても大爆発を起こし、ナメック星は宇宙のチリになる」というフリーザの台詞がありますが、
海外放送のアニメでは「あと11時間」になっていました。時間が132倍になっています。
それにしても、なぜあと5分だった分かるんでしょうか?彼に、地質学とか天文学の知識があるんでしょうか。
そして、フリーザは「こうなったら見せてやるぞ!100%の力を!」と言い、フルパワーで戦う決意をします。
この回の「ばっ!」という気合いと共に放たれた衝撃波は、70%の力のものです。それにしても、凄い気合いだ…。
第321回「フリーザ決死のフルパワー」
フルパワーになる前に、パソコンのファイルの読み込みのような言葉「85%…90…」をつぶやき、
「ひひひ…」という変な笑い声まであげています。フリーザの笑い方は、豊富にあります。
フルパワーが完了すると、フリーザの体は筋肉質になりました。フリーザとしては、30秒で蹴りをつけたいようです。
第322回「両者最大の大決戦!」
この回で、フリーザは「でかい口を利くのもそこまでだ!今すぐ黙らせてやるぞ!ばぁーーーっ!!!(気合い)」という台詞があります。
この「ばぁーーーっ!!!」は、字だけ見るとまるで子供をあやしているかのようです。でも、顔が滅茶苦茶怖いので、子供が泣き出しそうです(笑)
悟空のジャイアントスイングを食らった後に、フリーザは悟空のかめはめ波に対抗しようとものすごいタックルで突っ込みます。
第323回「ふたつの願い」
フリーザは悟空をふっ飛ばしたあとに「ざまーみろ!」と言います。「超武道伝」のサントラ盤のフリーザのテーマ曲でも言っています。
「いいだろう!今度は木端微塵にしてやる!あの地球人のように!」「あの地球人のように…クリリンのことか、クリリンのことかーーー!!!」
このやりとりは、フリーザ編屈指の名シーンだと思っています。フリーザはこの回の最後で、ドラゴンボールの復活に気づきます。
第324回「静かなる激闘」
フリーザはナメック語でないと願いを叶えられないことを知らずに、「このフリーザを不老不死にしろ!」と願いを言います。
このシーンは、PS2ゲームのフリーザのオリジナルストーリーでパロディになっています。
デンデに最後の願いを叶えられた後のフリーザの表情も印象に残りました。かなり残念な表情です。
そして、悟空とフリーザは地上に降りて、肉弾戦で決着をつけようとします。
第325回「見切りをつけた孫悟空」
悟空の猛攻に、フリーザは劣勢に立たされました。ボディーブローを食らったときは、凄い表情でした。
悟空は「もう俺の気は済んだ、貴様のプライドはすでにズタズタだ」と帰ろうとするところで、フリーザは「俺が負けるか!」と気円斬を放ちます。
それにしても気円斬は、ぱくられやすい技なんでしょうか?セルは分かりますが、ベジータも18号も使っていますから。
第326回「空しい決着」
フリーザが悟空の残像(とは気づかず)に気円斬を当てた時に「やった!」といいます。これは「超武闘伝」でも使われてます。
フリーザは気円斬をもうひとつ増やしますが、悟空の肘うちで地面に落とされ、立ち上がったところで気円斬に当たり、体が半分に切られます。
某雑誌の投稿で「体が半分になったフリーザを見て『内臓がないぞう』とか言った」というのがありました。
フリーザはその後「助けてくれ…」と言い、悟空に「勝手なこと言いやがって!貴様はそうやって命乞いしたものを一体何人殺したんだ!」と言った後に、
フリーザに自分の気を分け与え、「あとは勝手にしろ!」と言ったところでこの回は終わりました。
第327回「すべての終わり」
フリーザは「お…俺は宇宙一なんだ!だから…だから、貴様はこの俺の手によって死ななければならない!俺に殺されるべきなんだ!」と言い、
悟空に渾身のエネルギー波を放ちましたが、悟空の「バカヤロー!」の叫び声と共に放たれたエネルギー波によってフリーザは消滅しました。
これはまさに、恩を仇で返すという悪役の王道を尽くしたフリーザでした。ところで、宇宙一とか言ってコルド大王に怒られないんでしょうか?
ナメック星で内心、「宇宙一とか言っていたのをパパに知られたらどうしよう」とか思っていたとか…?(それはないか)
第329回「帰らない悟空」
フリーザは1回間を置いて、サイボーグ化して復活しました。この回では、フリーザはまだ死んでいなかったということが分かります。
また「あれが地球だよパパ…」というアニメのサブタイトルにも使われた名言が出てきます。この言葉も少しだけ流行りました。
それにしても、父親のコルド大王はデッカイですね!この話で、完全版22巻は終わります。
完全版第23巻
第330回「フリーザ親子地球に降り立つ」
フリーザとコルド大王が地球に到着しました。それにしても、コルドはフリーザと比べてでか過ぎです。3メートルありそうです。
昔、私は何故か「静かな湖畔」を歌った後に、17ページにあるフリーザとコルドの会話をやりました。
♪静かな湖畔の森の影から〜コルドとフリーザの親子いる〜…「その超サイヤ人とやらがここに戻るまでのあと3時間…待つのか?フリーザ」
「もちろんだよ、パパ」という感じなことでした。台詞部分は、メロディー関係なしに普通に言っていました。
この回の最後にトランクスの両足が出たシーンは連載当時、学校でもかなり話題になりました。
第331回「謎の少年」
フリーザが「かたづけろ」「他の者はさっさと地球人の始末に行くんだ」と部下に、普通に命令しているところは、なんか違和感があります。
トランクスが部下(ジースっぽいのとか、ナッパっぽいのがいる)をあっという間に倒し、フリーザ親子に宣戦布告します。
フリーザは「中途半端な力を身につけた者は帰って早死にする」とか「分かっている?ほっほっほ…そいつはユニークな表現だね」とか
「地球のゴミどもを掃除するぐらい僕ならあっという間にやってみせるさ」とか余裕を見せていました。サイボーグでも「ほっほっほ」と笑うそうです。
トランクスが超サイヤ人になった後に、エネルギー波を放ちますが、それをかわされ、トランクスにバーニングアタックを仕掛けられた後、
トランクスの剣によって斬られてしまいます。このシーンでこの回が終わります。前の回の終わりに匹敵する程の衝撃があります。
多くの読者が「あんなに強いフリーザが剣で真っ二つだって!?嘘だろ!」と驚いたんでしょうね。
第332回「ふたりめの超サイヤ人」
この回で、フリーザが人生の最期を迎えます。フリーザは真っ二つになった後、切り刻まれて、エネルギー波によって消されます。
そのあと、コルド大王がトランクスの剣を奪って攻撃するというセコイ手段に出ますが、エネルギー波で瞬殺されました。
ちなみに、アニメではコルドが「太陽系の惑星を全部やるから許してくれ」とか言っていました。これでは、宇宙の大王の威厳がありません。
フリーザは第247回で初登場し、この回まで85回にわたって君臨しました。つまり、少なくとも連載期間で1年半は生きていました。
アニメではフリーザが地獄にいる姿がちょくちょく出てきましたが、原作ではどうだか分かりませんので、
いちおうこれが原作におけるフリーザの最後の登場、このコーナーのラストでしょうね。
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