スラムのドラゴンボールトーク その3
その3では、「フリーザ用語集」と銘打って、フリーザに関する言葉を五十音順で説明します。フリーザに関する用語はこれだけあるんですよ!

【ア行】
アプール
フリーザの部下のひとり。フリーザは、彼にギニュー特戦隊を呼ぶように指示した。名前の由来は「アップル(林檎)」である。
「超サイヤ伝説」などのゲームソフトでは、うじゃうじゃ出てくる雑魚敵である。

「あなたのような臆病な部隊は必要ありません…消えなさい」
後ろでオドオドしている部下にフリーザが言ったセリフ。このセリフは、役に立たないものの命を簡単に奪うフリーザの冷酷さが現れている。

「いちいち癇にさわるヤローだ!」
ポルンガ出現後、変身前のフリーザがベジータに言い放った言葉。ベジータが「超サイヤ人にビビってんのか」とかいうようなことを
言われたあとの言葉。普段、一人称が「私」で敬語の人が、突然「ヤローだ!」とか言い出すと怖過ぎる…。

「1時間経ってもベジータをここに連れてくることができなかったら、この私があなたを殺しますから」
フリーザが部下のザーボンに対して言った台詞のひとつ。ザーボンが一回ベジータを逃したあとに登場した台詞。
例え敬語でも、フリーザに「殺しますから」とか言われたら、流石にビビります。

「今のは痛かったぞ…痛かったぞーーー!!!」
悟空の「20倍界王拳」を食らった後に言った台詞。フリーザものまねの定番のひとつである。「痛かった」をかなり強調している。

オーレン
フリーザの部下。ベジータに滅ぼされたツーノ長老の村の生き残りの止めを刺し、手がかりをなくしてしまった。そのため、フリーザに処刑された。
アニメオリジナルキャラで、ゲームソフト「超サイヤ伝説」にも登場する。名前の由来は「オレンジ」である。

「お久しぶりですね」
ピッコロの「パワーはてめえならスピードは俺だ。一生かかっても追いつけんぞ」の後のフリーザの台詞。この台詞で、彼の速さをアピールしている。
井上陽水の昔のCM(私が小学校2年ぐらいの頃)を思い出した…それは「お元気ですか?」か。ましてや、小柳ルミ子ではない。

「俺は宇宙一なんだ…だから、だから貴様はこの俺の手で死ななければならない!俺に殺されるべきなんだ!」
フリーザの執念がこもった台詞。自分の放った気円斬に当たり、体が半分になった後に言った台詞である。
体が半分になっても生きているフリーザを見て、私は「すげえ…」と思った。後にサイボーグ化して地球に降り立っただけに、すごい執念である。

【カ行】
気円斬
フリーザの技のひとつ。標的を切り裂くことができる円盤を出す。他に、クリリン、ベジータ、セルも使う。
フリーザの出すものは、追撃機能がついている。しかし、それ故に、自分の技で、自分の体を切り裂いてしまったのであった。
当時、小学生だった私は、フリーザが切り裂かれたシーンを見て、「内臓がないぞう」とかいうしょうもないことを言っていた。

ギニュー
フリーザの部下。ギニュー特戦隊の隊長である。得意技は、ボディーチェンジ。声は、堀秀行が担当された。名前の由来は「牛乳」。
悟空と対決し、一度、悟空とボディーチェンジしたが、ナメック星の蛙とボディーチェンジする羽目になった。
アニメでは、ブルマとボディーチェンジしたが、ギニューが弱い体だと判断したため、元に戻った。

ギニュー特戦隊
フリーザの秘蔵の特殊部隊。選りすぐりのエリート戦士で結成され、メンバーは、ギニュー、ジース、バータ、リクーム、グルドがいる。
「ファイティングポーズ」というチーム全体でやるポーズを決め、ジャンケンで戦う順番を決めたりする集団でもある。
悟飯のグレートサイヤマンのセンスのないポーズは、ここから来ているだろうという推測を最近、私は知った。
私が小学校の頃、小学校のサッカーチームの名前は、「○○小特戦隊」とか名づけられていた。
また、「牛乳特産品か!?」といったクラスメイトもいた。

キュイ
フリーザの部下。ベジータのライバルとしても有名。声は、戸谷公次氏が担当。ナマズっぽい顔をしている戦士。
名前の由来は「キウイフルーツ」である。ベジータと対決するが、ベジータのエネルギー波で爆死する。
そのとき、ベジータは「きたねえ花火だ」と言った。

キラーボール
PS2版ゲームのフリーザの必殺技の名前。相手を地面にたたきつけ、エネルギー弾を「これでもか!」というぐらいに連射する技。
→パンチ・パンチ・パンチ・パンチ・スキルの組み合わせで発動する。これが決まると、さぞかし気持ちの良いことだろう。
フリーザの技の名前には「キラー(殺人者)」や「デス(死)」という言葉をよく見かける。「よっ、あんたは宇宙一のワルだ!」という感じである。

クウラ
フリーザの兄。劇場版「とびっきりの最強対最強」で出てきて、劇場版「激突!!100億パワーの戦士たち」で「メタルクウラ」として復活する。
体はすでにフリーザでいう最終形態で、あと1回変身できる。悟空と戦い、悟空の手によって倒されるが、またも復活している。
それにしても、兄弟そろってサイボーグ化している。声は、フリーザと同じく、中尾隆聖氏が担当された。
名前の由来は「クーラー」とされているが、静岡の方言の「食うら」という説も存在している。

クリーザ
PS2版ゲーム第2弾の隠し3Pカラーの名称。「ドラゴンワールド」のステージ9のZマスでパスワードを入れることで行ける
隠しステージをクリアしたら、この3Pカラーのスキルを入手することができる。元ネタは、鳥山先生の不定期連載作品「ネコマジンZ」の
フリーザに似た登場人物より。変身前形態のような姿で、頭が栗っぽい形である。クリーザの状態で、
「フリーザの宇宙船」のスキルが発動すると、クリーザが真の姿になる。

クリリン
フリーザとの対戦相手。悟空の親友の地球人である。第2形態(牛角形態)のときに、ツノでついたり、最終形態のときに、木端微塵にした。
また、クリリンの放った気円斬で、尻尾を切られてしまったことがある。フリーザはクリリンを「ハゲ」と呼ぶ。声は、田中真弓氏が担当。

グルド
フリーザの部下で、ギニュー特戦隊のひとり。得意技は、金縛りの術やタイムストップという超能力。声は、塩屋浩三氏が担当された。
悟飯とクリリンを苦しめるが、ベジータに止めを刺されてしまう。ベジータに「息が臭い」とか言われた人。

「木端微塵(こっぱみじん)にしてやる、あの地球人のように!」
フリーザが技でクリリンを爆死させた後に、悟空に言い放った台詞。その後、悟空は「クリリンのことかー!」と怒り、
超サイヤ人に変貌する。ちなみに、「木端微塵」とは「堅いものが粉々に砕けること」という意味で、
「木端」は「木の切りくず」や「木の切れ端」という意味で、「小物」のことを指す。

「この星を消す!」
フリーザの台詞。星を消せる力があり、星を壊すのが趣味だと思われるフリーザらしさのある台詞。
ちなみに、「ジャンプ放送局」の投稿で、フリーザが消しゴムで、紙に書かれた「☆」を消しているというのがあった。

コルド
フリーザの父親。姿は、フリーザの第二形態にそっくり。やたらとでかい。フリーザから「パパ」と言われている。
名前の由来は、「コールド(冷たい)」である。声は、初登場時は郷里大輔氏が担当し、あの世で暴れているときは佐藤正治氏が担当されたようだ。
サイボーグ化したフリーザと共に地球に降り立ち、未来から来たトランクスと対決し、トランクスにあっさりと殺されてしまった。

「こんなもの!こ、こんなもの…っ!こ、こんな…こんな…!うわぁぁぁーーー!」
フリーザが特大元気玉を押さえている時に言った台詞。しかし、押さえきれずに、ダメージを受けたのであった。
しかし、特大元気玉を食らっても、フリーザはまだ生きていたのであった。ゲームソフト「激神フリーザ」でもそのシーンは、再現されている。

【サ行】
「さあ、決めますか…」
PS2版ゲームのセルとの対戦のときの戦闘前のセリフ。このあと、セルの「どちらが最強か」と続く。
私はこのセリフを聞いて、フリーザが地獄にセルが来たときに、
セルに挑戦する際に言ったのだと想像しました。もちろん、返り討ちにあったんでしょうね(笑)

ザーボン
フリーザの部下で、側近のひとり。名前の由来は「ザボン」である。声は、速水奨氏が担当された。
フリーザが変身型の宇宙人であることを、ベジータに言った人物でもある。
彼も変身型の宇宙人であるが、変身後の姿が醜くなるため、変身を嫌っている。
かなりのナルシストらしく、水に入るのも拒否していた。変身をしてベジータに対抗するが、ベジータにやられてしまう。
私は、ザーボンの変身を「○村拓哉から松○邦洋になるようなもの」と比喩している。

「サイヤ人は死ね!」
PS2版ゲームで悟空と対戦する時に出る戦闘前のセリフ。怒りを込めて言っているだけに、彼のサイヤ人に対する憎しみが出ているようだ。

「サイヤ人は皆殺しです」
PS2版ゲームでサイヤ人のキャラに勝ったときに出るセリフ。「サイヤ人は死ね!」と同様、彼の憎しみが込められたセリフ。

「さすがの俺も今のは死ぬかと思った…このフリーザ様が死にかけたんだぞ!」
フリーザが特大元気玉を食らった後に言った台詞。このシーンを見て、フリーザのタフさが分かる。
また、「このフリーザ様が」といっているのもポイント。生きているのが嬉しかったのか、
それとも「全然効かんぞ」とか「まだまだ倒れん」とかという意味で言ったのか?

ジース
フリーザの部下で、ギニュー特戦隊のひとり。名前の由来は「チーズ」である。声は、田中和実氏が担当された。
得意技は、クラッシャーボールという光弾やバータとの連携技「パープル・コメット・クラッシュ」である。彼が、サブリーダー的存在に見える。
バータが悟空にやられたあと、ギニューに報告に行き、ギニューのチェンジ後に、ベジータにやられてしまう。

「し…信じられん…こんなことが…。あ…あるはずがないとおもっていた悪夢が…。オレは、オレはフリーザだぞー!」
悟空との戦いのときに出てきた言葉。かなり追い詰められているのがこの言葉から分かる。
「オレはフリーザだぞ」の後が気になる。もしかしたら、「俺はフリーザだぞ!
宇宙の覇者だ!こんな奴に負けるはずがない!」とか言いたかったかも?

「しつこいヤツだね、さすがにちょっとムッときたよ」
フリーザ最終形態時の台詞で、悟空に対して言った。この時点では「ちょっと」だが、後に「ものすごく」ムッとくるのである。

「死になさい」
PS2版ゲームでフリーザの戦闘前のセリフのひとつ。彼の持つ「残虐性」が出ているセリフ。さすが、宇宙の帝王!

「死ぬのは貴様だ!」
PS2版ゲームでフリーザがデスボールを発射する時に叫ぶセリフ。後半の「貴様だ!」のところでエコーがかかる。

セル
ドクターゲロが発明した人造人間で、フリーザがあの世で手を組んだ相手。声は、若本規夫氏が担当している。
パイクーハンにフリーザ軍団と共にやられたあと、GTのときに一緒に手を組んで悟空を凍らせたが、結局は負けてしまう。
セルには、Z戦士の他に、フリーザ親子の細胞も組み込まれている。そのため、無重力空間でも生きられる。

孫悟空
フリーザと戦った相手。サイヤ人名は「カカロット」である。最終形態変身後に登場。
悟空は、フリーザにクリリンを殺された怒りから超サイヤ人になった。
フリーザを真のフルパワーで戦わせた男でもある。実は、フリーザは、悟空から気を分けてもらったこともある。声は、おなじみ、野沢雅子女史。

孫悟飯
フリーザと戦った相手。孫悟空の息子。フリーザは悟飯を「チビ」と呼んだりした。
映画「最強のフュージョン」では、大きくなった悟飯によってあっさりとやられる。声は、父の悟空と同じく、野沢雅子女史。

【タ行】
「大サービスにご覧にいれましょう!わたくしの最後の変身を!わたくしの真の姿を!」
フリーザが最後の変身をする前に言った台詞。この台詞の後、クリリンは最終形態の想像をしている。
しかし、とんでもない「大サービス」である。この時の変身は、アニメでは、フリーザの体にヒビが入るような感じで表現されている。

「たった3匹のアリが恐竜にかなうと思ったのか?」
フリーザが変身前に、ベジータ・悟飯・クリリンに言った台詞。フリーザの自信が伺える。
4人プレイのゲームで、ひとり勝ちしたときに、ピッタリの台詞である。

「ち…ちくしょう…」
PS2版ゲームでフリーザが天下一武道会で負けたときのセリフ。そのときの声がバイキンマンっぽくなっている。

「でかい口を聞くのもそこまでだ!今すぐ黙らせてやるぞ!ばぁーーーっ!」
フルパワーの時のフリーザの台詞。最後の方の「ばぁーーーっ!」が気になります。まるで子供をあやすかのよう。

デスウェーブ NEW!
PS2版ゲーム第2弾で、新たに追加されたフリーザの技。デスビームがエネルギー集中型なら、こちらは拡散型と言える。

デスビーム
PS2版ゲームのフリーザの技の名前で、技を打つときにこの技名を叫ぶ。「MOTHER」の第1作に同名のアイテムがあるが、関係なし。
スキルのカードのコメントのところに「ひゃひゃひゃ…」という台詞が書いてあるので、ピッコロに喰らわせた例の連打式光線のことである。
この技は、パンチ・パンチ・パンチ・パンチ・スキルのボタンの組み合わせで、ゲージが1本以上あるときに発動する。

デスボール
フリーザの技。バーダックを殺し、惑星ベジータを破壊したときの技もこれ。名前は、ゲームソフト「超武闘伝」であきらかになった。
球体そのものは、小さいが威力は大きい。しかも、相手の光弾を飲み込んで、大きな光弾へ変化する。
PS2版ゲームでこれを放つときは「死ぬのは貴様だ!」という台詞を叫ぶ。

「でも、僕にはかなわない」
フリーザの最終形態時の台詞。この台詞から彼の自信や強さがうかがえる。「子供っぽさ」を感じさせる台詞でもあります。
また、この台詞は、モノマネで使われる頻度が高く、あの「クレヨンしんちゃん」でも使われたとか…。

「どうやら私の恐ろしさを忘れてしまったようだな」
これも、フリーザが変身前に、ベジータに言った台詞。そのあとに、「思い出させてるぞ!」と続く。

ドドリア
フリーザの部下で、側近のひとり。名前の由来は「ドリアン」。声は、堀之紀氏が担当された。短気な性格である。
アニメオリジナルでは、部下数人と共に、バーダックの仲間のトーマ等を倒してしまう。ナメック星で、ベジータと戦い、爆死してしまった。
ゲームソフト「超サイヤ伝説」では、エネルギー弾を飛ばすドドリアから逃げるイベントが存在する。

ドラゴンボール
意味その1:フリーザが出てくる作品の名前。ナメック星編ではボスを務め、アニメオリジナルストーリーでは、地獄で暴れたこともある。
意味その2:フリーザが欲しがっている7つの球。これを使って、不老不死を手に入れようとしたが、悟空たちの手によって失敗。

ドラゴンワールド
PS2版ゲーム第2弾のストーリーモードに当たるボードゲームRPGと格闘ゲームを足したようなモード。このモードで、フリーザは敵として登場。
ステージ2と3では、フリーザがボスを務めている。また、ステージ5では、バビディの魔術により復活し、以後、ステージ6・7・9と出現する。
「しつこいフリーザ様」が堪能できるモードともいえる。最後には、悟空から「自分の星にけえれ(帰れ)!」と言われるようになる。

トランクス
サイボーグ化したフリーザを一瞬で切り刻んだ未来からやってきた超サイヤ人。ベジータの息子でもある。声は、草尾毅氏が担当した。
ベジータが敵わなかったフリーザを一瞬で倒すところを見て、このときのベジータは、どう感じたのだろうか?

【ナ行】
中尾隆聖
フリーザとクウラの声を担当された声優。1951(昭和26)年2月5日の東京都生まれ。血液型は、A型である。所属は、81プロデュースである。
フリーザ以外の代表作は、「それいけ!アンパンマン」(バイキンマン)、「にこにこぷん」(ぽろり)、
「伊賀野カバ丸」(カバ丸)、「トッポジージョ」(トッポジージョ)、「タッチ」(西村)、「ONE PIECE」(エリック)、
「おばけのホーリー」(トレッパー)、「あしたのジョー2」(カーロス・リベラ)、「ダッシュ四駆郎」(皇)など多数。
子役経験があり、15歳のときに「ウルトラQ」に出演した。「81ドラマティック・カンパニー」という劇団も主宰する大ベテランである。

「生意気だよお前」
悟空がフリーザと初対面したときに、悟空の「思ったよりもガキっぽい奴だな」という言葉に対してのフリーザのリアクション。
ゲームソフト「超サイヤ伝説」でも、その場面が忠実に再現されている。「超サイヤ伝説」では、ラストバトルのスタートを意味する。

ナメック星
フリーザ一味が、ドラゴンボールを手に入れるために降り立った星。
そこで、激闘が繰り広げられ、フリーザの側近や急遽呼び寄せたギニュー特戦隊がやぶれ、
フリーザ自らが戦うことになり、変身を完了させるが、超サイヤ人に覚醒した悟空に敗れ去る。
この星は、星の周りに、太陽が3つあり、「夜」というものが存在しない。惑星には「アジッサ」という名前の木が生えている。

「願いを叶えるのはフリーザ様だ!キサマら下等生物ではなーーーい!」
ネイルを倒した後、ネイルからデンデがドラゴンボールの使用法を伝えに行っているという事実を知らされた後のフリーザの台詞。
今まで敬語を使い冷静だったフリーザの本心が暴かれた台詞。今まで敬語を使っていただけに、かなりのインパクトがある。

【ハ行】
バータ
フリーザの部下で、ギニュー特戦隊のひとり。名前の由来は「バター」から。声は、岸野幸正氏が担当された。
得意技は、「宇宙一」だと言われるスピードを生かした攻撃と、ジースとの連携「パープル・コメット・クラッシュ」である。
チョコレートパフェが好物らしい。「バータのスピードは宇宙一ではない」という説がところどころで語られている。
ギニュー特戦隊より後の話を見れば、それが分かる。

バーダック
TVスペシャル「たったひとりの最終決戦」でフリーザに挑んだ悟空とラディッツの父。フリーザのデスボールを食らい、その生涯を終えた。
声は、悟空と同じく野沢雅子女史が担当された。彼には、トーマ、セリパ、トテッポ、パンプーキンという仲間がいた。
フリーザを倒すと決意したのは、ドドリアとその部下数名に仲間を殺されてしまった時からであった。

パイクーハン
あの世一武道会編や映画「復活のフュージョン」で登場した西の銀河の戦士。武道会の決勝で悟空と激闘を演じた。声は、緑川光氏が担当。
地獄で暴れまくっていたフリーザ軍団やセルをあっという間にやっつけたほどの力を持つ戦士である。

「初めてですよ。私をこんなにコケにしたおバカさん達は。」
ポルンガが消えた後、フリーザが、ベジータ達を見つけて言った台詞。
この後、「絶対に許さんぞ虫ケラども〜」と続く大激怒の前触れで、「ため」の役割を果たす。

パパ
〔papa〕「お父さん」の児童語。または、それに基づく愛称のこと。反対語で、「ママ」がある。
フリーザは、コルドをこう呼んでいる。第二形態のときでも「パパ」と呼ぶのか?忌野清志郎の歌を思い起こさせる呼称である。

バビディ
PS2版ゲーム第2弾の「ドラゴンワールド」モードで、フリーザを復活させた悪の魔道士。原作では、ブウ編に登場した。
ベジータを操る魔法を使う際に、「ついでに貴様の記憶に残っている邪悪な奴等を蘇らせよう」ということで、セルと一緒に復活した。
これがキッカケで、「ドラゴンワールド」で見られる「しつこいフリーザ様」が誕生することになる。担当声優は、八奈見乗児氏。

「ひゃひゃひゃひゃひゃ…」
最終形態の一歩手前、第三形態のときに、散弾銃のような連続エネルギー弾をピッコロに浴びせた時のフリーザの笑い声。不気味な感じがする。

ブールベリとラーズベリ
フリーザの部下の2人組。名前の由来は、それぞれ「ブルーベリー」と「ラズベリー」である。
ブルマを襲おうとしたが、ナメック星の巨大カニの餌食になった。

復活のフュージョン!! 悟空とベジータ
1995年春に公開された劇場版第15作。この作品の中で、ジャネンバの影響によって
フリーザが復活し、地球に現れる。しかも、フリーザの台詞もある。
悟飯と対決するが、あっさりとやられてしまう。また、この映画には、フリーザの他にも、惑星戦士らしき姿も目撃できる。

「フッフッフ…気をつけろよ。こうなってしまったら、前ほど優しくはないぞ」
フリーザが最初の変身をした直後の台詞である。このあと、クリリンを自分のツノでグサリと刺してしまう。
本当に「恐怖感」を憶えたシーンでもある。また、この形態のときの声が太い中尾氏の演技も印象的だ。

浮遊メカ
フリーザが変身前に乗っていた浮遊する1人用の乗り物。名称不明である。乗り捨てた後は、ナメック星の爆発でなくなったに違いない。
ちなみに、兄のクウラも乗っている。もしかしたら、上流階級の特注品なのかもしれない。

フリーザ
今回の「ドラゴンボールトーク」の主役。コルドの次男、クウラの弟という間柄。名前の由来は、「フリーザー(冷蔵庫)」である。
変身型の宇宙人で、3回の変身が可能である。普段は、敬語を話す冷静な男であるが、部下を平気で殺す残忍さを併せ持つ。
フリーザという名前には、冷蔵庫のような巨大で幅の広い支配下(部下の名前は、食べ物関連)と彼の持つ冷酷さという意味があるだろう。
界王も恐れるほどの力の持ち主である。私の中では、一番印象に残った名悪役でもある。
モデルは、鳥山明先生の担当であった「近藤」さんという方らしい。
しかし、その近藤さんは「私はトランクスのモデルだ!」と言い張っている。美川憲一のような雰囲気が漂っていて、花火が好きである。
アニメで初めてフリーザを見たときの私の印象は「カマっぽい奴だな」とか「敬語を使う悪役は新鮮だな」とかいう印象であった。
バーダックを惑星ベジータもろとも消し、ベジータやピッコロを打ち負かし、デンデやクリリンを殺し、超サイヤ人となった悟空に負け、
一度はサイボーグとして復活するが、トランクスの剣技によって、切り刻まれた。
あの世では、パイクーハンにやられたり、セルと共に凍らされたりした。

フリーザカッター
ゲームソフト「超サイヤ伝説」で、技の名前が明らかになった。手刀で、地面を走るエネルギー波を発射するモーションである。
また、フリーザの気円斬のことを指す。「気円斬」のところに書いてあるように、追撃機能がついている。

フリーザナイトメア
PS2版ゲームのフリーザの体術スキル。直訳すると「フリーザの悪夢」であり、名前が気に入ったのでぜひこのページに載せることとなった。
相手と接近している時にキック・キック・→キック・スキルの組み合わせで発動。
相手を空中に上げ、空中でパンチを3〜4発喰らわして、地面に叩きつける豪快な技。

フリーザの宇宙船
PS2版ゲームのフリーザ用の補助ホイポイ。これを装着して、フリーザのライフが0になると、サイボーグ化した状態で復活する。
しかも、ライフと気力がMAXである。メカフリーザの能力はフリーザと変わらないそうだ。

フリーザビーム
ゲームソフト「超武闘伝」で、技の名前が明らかになった。細いビームを人差し指から出す。

ベジータ
フリーザの配下であった惑星ベジータの王子。ナメック星編で、多くのフリーザの部下を殺した。
フリーザの変身のキッカケを作った人でもある。フリーザは部下に、ベジータを宇宙船に連れてこさせて、
ドラゴンボールのありかを吐かせようとしたが、失敗した。声は、堀川りょう(当時:堀川亮)氏である。

変身
本来の意味は、「体・姿を他のものに変えること」または「その変わった姿」という意味である。
フリーザは、3回行うことが可能である。体が巨体になり、牛のような角になった第二形態、映画「エイリアン」を思わせる長い頭で、
巨体に似合わないスピードをもつ第三形態、すべてにおいて完璧な最終形態がある。
これ以後のセルやブウ(悪)も変身するが、最終形態は、スマートになったり、小さくなったりしているのが、共通点である。

「ホラ、見てご覧なさい!ザーボンさん、ドドリアさん!こんなに綺麗な花火ですよ!ホッホッホッホッ!」
アニメスペシャルで、フリーザが惑星ベジータを破壊した時に言った台詞。そのときは、狂気の笑顔で言っていた。
フリーザものまねの定番といえる。美川憲一っぽい雰囲気だということもポイントである。この台詞で、彼の花火好きが明らかになった。

【マ行】
メカフリーザ
フリーザがナメック星で悟空に負けた後の姿。「ドラゴンボール」では、桃白白に次いで、サイボーグとして復活を遂げている。
体には、いろんなパーツらしきものがついている。下半身と上半身のいくらがが機械となっている。

メタルマックス
データイーストから発売されたRPGゲーム。このゲームに「フリーザ」という名前の街がある。
私はプレイして、この街にたどり着いた時、脳裏にフリーザの声が浮かんだ。元ネタは、まさか…?

メテオクラッシュ
PS2版ゲームのフリーザの体術スキル。相手と組み、空中でパンチ4連打の後、地面に叩きつけるという組み技である。
相手と接近している時に、パンチとガードの同時押しで発動する。

「もういいです。あんなガキどもを捕まえられないようなバカは、ほっておきましょう」
フリーザの冷徹さが垣間見られる台詞のひとつ。ドドリアが悟飯とクリリン、デンデを捕まえられなかったあとに出てきた。
丁寧な口調の人間が、「ガキども」とか「バカ」とか言うと恐ろしいものが感じられる。

「もう、おしまいですか?」
PS2版ゲームでフリーザの勝利セリフ。彼の「宇宙の支配者」としての強さや余裕がうかがえるセリフである。

「もしこのままおめおめと逃げられてしまったら、あなたに責任をとって死んでいただきますからね」
ベジータに宇宙船を襲撃された後、ザーボンに言ったフリーザの台詞。彼の残虐性がうかがえる。フリーザ軍の解雇通知は「死」であろう。

ものまね
本来の意味は、人や動物の声や、物の音や様子などをまねることという意味である。
私が小学校高学年の時、クラスに必ずひとりは、フリーザのものまねをする人がいました。これも、中尾隆聖氏の名演技のおかげでしょう。

【ヤ行】
「ゆ、許さん…絶対に許さんぞ虫けらども、じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」
「私をコケにしたおバカさんたちは」の後に続く台詞。前の台詞がだいぶ冷静だっただけに、インパクトが大きい台詞である。
関係ないが、「なぶる」を漢字で書くと「嬲る」というすごい文字になる。TVで田嶋陽子先生が大嫌いな文字だとおっしゃっていた。

【ラ行】
リクーム
フリーザの部下で、ギニュー特戦隊のひとり。パワフルでタフな戦士。名前の由来は「クリーム」である。声は、内海賢二氏が担当された。
得意技は、リクームキック、イレイザーガン、ウルトラ・ファイティング・ミラクル・アタックである。
バレリーナのような軽やかな動きができる巨漢でもある。ベジータ等をいたぶったが、到着した悟空にやられ、
「ウルトラ・ファイティング〜」を使おうとするが、悟空に止めを刺される。

【ワ行】
惑星ベジータ
フリーザが破壊した惑星の名前。サイヤ人の故郷である。フリーザは、この惑星の爆発を「きれいな花火」と比喩した。お、恐ろしすぎる…。
悟空とラディッツの父・バーダックがフリーザに挑んだとき、フリーザのデスボールを
バーダックと数多くの部下達を巻き込んで、惑星ベジータへと放った。

惑星フリーザ
フリーザ軍が侵略した惑星。「惑星フリーザNo.79」が登場するので、少なくとも、79個あるものだと推測されている。

「私の戦闘力は530000です」
フリーザがネイルと戦う時に言った台詞。この台詞を聞いたとき、フリーザの飛びぬけた戦闘力に私は驚いた。まさに、「強さのインフレ」である。
ギニューの約4.42倍、ネイルの約12.6倍、ラディッツに会ったおじさんの106000倍である。

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