「ダイの大冒険」キャラクター語り倒し
このコーナーの趣旨
このコーナーは簡単に言えば「スラムによるダイ大キャラへの突っ込み集」です。主にそのキャラへの思いを書き綴っています。
ダイ
まずは、主人公であるダイについて触れましょう。この12歳の勇者は、私たち読者に多くの驚きと感動を与えてくれました。
竜の紋章パワーで驚かせてくれたり、バラン編で記憶をなくして心配させたり、拳にも竜の紋章が出たり、真バーン戦で紋章のパワーを全開にしたりと・・・。
バランによって、正体が明かされたときは、「ドラゴンボール」で孫悟空がサイヤ人だと知らされる事に匹敵するほど驚きました。
クラス内では「傘でアバンストラッシュ」だけでなく、拳に竜の紋章を描くことも流行りました。バラン編で拳に紋章が出たときは、ビックリしました。
ヒュンケルを「アバンの使徒の長兄役」とするなら、ダイは「頼れる末っ子」とでも言えますね。
鬼岩王バーンを倒した後、彼がキルバーン(の人形)を背負って彼方へ消えたシーンこそ・・・私にとって作品中最大の驚きでした。
ポップ
「ダイの大冒険」のキャラで最も好きなのは、ポップです。なんだか「真の主役」といえる見せ場をいくつも作っています。
勇気を振り絞ってクロコダインに立ち向かったり、竜騎衆に戦いを挑んだり、バランにメガンテを試みたり、シグマと戦ったりといろいろあります。
なんでも、連載中にポップがバランにメガンテを唱えたシーンが出た後、編集部に問い合わせや手紙等が殺到したという話を聞きました。
最初の方では逃げ腰になることもあり、助平でおっちょこちょいな面もありますが、決める時にはビシッと決めてくれる男なのです!
また、彼は演技派でもあります。竜騎衆との戦いの前に覇気を失った男を演じた時や、バーンパレスでのシグマ戦での
「化かし合いなら俺の勝ちだ!」という台詞がそれを証明しています。シグマとの好敵手ぶりも良いです。
マァムやヒュンケルとのやりとりも面白いです。バーンパレスでの告白のシーンは忘れ難いです。
ヒム
私は熱いハートを持つキャラを好きなる傾向があります。だから、親衛騎団の兵士(ポーン)・ヒムも好きになってしまいました。
「勇者はいいが、まずは貴様だ!ヒュンケルとか言ったな・・・この一撃の礼は必ずする!だがハドラー様の命令は絶対服従だ・・・
貴様をぶちのめせという命令が出ることを祈っているぜ!」というヒュンケルにライバル宣言をした台詞が好きです。
また、彼は「ハドラー様のために死ねるのなら、粉々になっても俺は本望です!」とハドラーの忠誠を誓って涙を流すシーンも好きです。
また、昇格(プロモーション)した後のチウとのやり取りもおかしくて好きです。特に「何とでも呼んでくれ!」が良いです。
チウへのあしらわれ方が、いかにも「パーティーの最年少」です。そのときには、珍しく鼻垂らしていたし・・・(笑)
昇格した時に出た長髪は似合っています!ハドラーから「俺に似ている」と言われただけに・・・。彼にはB’zのアップテンポな曲も似合いそうです。
ブラス
「ドラゴンクエスト3」で初登場した鬼面道士の知名度アップやイメージ向上に貢献したキャラと言えます。ダイの育ての親です。
アニメの最後あたりの方で「胸騒ぎがする」とか言っていましたが、あなたのどこからどこまでが胸で、どこからどこまでが腹か分かりません(笑)
ザボエラの手により、魔法の筒でデルムリン島の外に出され、ロモス城に放たれたときの怖い顔も忘れられないです。
ラストバトルの後に描かれたチウ・クロコダイン・ヒムと一緒に野良仕事をしている絵での笑顔も忘れられません。
アニメでブラス老の声を当てた目玉の親父でも有名な大ベテラン・田の中勇氏の演技も良かったです。
バルトス
ヒュンケルの育ての親で、魔王時代のハドラーの部下でもある地獄の騎士です。ブラスと並ぶ優しい心を持ったモンスターです。
ハドラーの怒りを買い、破壊されて粉々になり、ヒュンケルが作った首飾りだけが残るシーンは鮮烈に記憶に残っています。
それと、「恨むなら魔物の分際で人間の子を育てたワシを恨め」という台詞は、とても泣けます。
名前の元ネタは、クラフトワークというテクノグループのメンバーのひとりである「カール・バルトス」からでしょうか?(彼の名で検索したら出てきた)
マトリフ
勇者時代のアバンと共に戦った大魔道士です。ポップのよき師匠でもあるカッコイイ爺さんです。
普段は助平だけど、しめるときはビシッとしめるというところが「ドラゴンボール」の亀仙人や、「アベル伝説」のヤナックとの共通点です。
ハドラー&ザボエラとの戦いに出てきた「魔法使いはパーティーの中で一番クールでなけりゃならねえんだ」は、とっても決まっている台詞です。
ラストバトルでの黒の核晶(コア)を凍らせる場面で、かつて同じ師匠のもとで修行をしていたまぞっほに言った「おめえも男なら、
一生に一度くらい本物の英雄になってみせろ」という台詞も好きです。まさに、世界を救った一言と言えます。
ヒュンケル
アバンの使徒の長兄役、さらに不死身の代名詞と言える「兄貴」を感じさせるクールな男です。
彼の必殺技であるブラッティー・スクライドの物真似(傘やホウキを使用)は、アバンストラッシュの物真似と同じぐらいに流行った記憶があります。
不死騎団長時代のヒュンケルの表情の中には、ダイ達と共に戦うようになった時には考えられないような悪役らしい表情もありました。
私が最も好きな彼の台詞は、竜騎衆との戦いで言った「俺の弟弟子をいたぶってくれた礼はその程度ではすまさんからな」です。
ポップをあしらいながらも、認めている部分もありますね。よき兄貴分な名言です。また、ヒムとのライバル関係も好きです。
彼の鎧の魔槍の兜は「スポーツタイプ」という感じがします。鎧の魔槍がこんなデザインになったのも、「鎧の魔剣の兜がかっこ悪い」とか
「鎧を着ていてもヒュンケルの顔が見たい」とかいう女性ファンからのお願いの手紙でも着たのでしょうか?(それはないか・・・)
レオナ
勝気で明るい性格のパプニカの王女。この人とダイのカップルは、なかなか素晴らしいです。真・バーンに傷をつけた自称「地上最強の女の子」です。
14歳とは思えないナイスバディで、マァムに匹敵する程です。作者がおっしゃるには、こうなったのも、マァムの絵柄に引きずられたからだそうです。
ベホマを使うことができる凄い人でもあります。ポップを助けるために、一生懸命にザオラルを唱えていたシーンは、忘れられません。
破邪の洞窟で、マァムに「レオナって、店に行くと山のように買い込むタイプでしょ」と突っ込みを受けたシーンは、面白い分析です。
でも、そのシーンの後にレオナは「小さな奇蹟ぐらい簡単に起こせないでどうしますか?」という台詞で皆を勇気づけました。これも彼女の良いところです。
愛内里菜の「Sincerely Yours」を聴いてみたら、「レオナのダイへの想いへ通じるものがある」と思いました。余談ですが、同じく愛内里菜の
「光色のかけら」(4thシングルのC/W)という曲がありますが、これはラストバトル後のレオナやポップ達、もしくはアバンの使徒達の応援歌にピッタリです。
マァム
慈愛の心を持った武道家(前半では僧侶戦士)といえます。彼女とポップのカップルは、ダイとレオナ以上に良いカップルだと思います。
ポップとの夫婦漫才(?)は、見ていて面白いです。アバンの使徒の「しっかりした長女役」と言うべきキャラクターです。
登場したばかりの頃は、魔弾銃(マダンガン)という呪文がこめられた弾丸を撃つ銃を持っていました。レオナを助ける時に、壊れてしまいましたが、
これを初めて見た当初は「とっても斬新な武器だ」と思いました。魔弾銃を使っているときは「ファイター」というより「ハンター」という感じがします。
ザムザとの戦いで言った「生命にゴミ同然のものなんてひとつもない!例えどんな生物でも…!それが分からないとしたら、あんたこそ本当のゴミよ!」や
「・・・なら教えてあげるわ、生命の痛みを」という台詞が最も印象に残るマァムの台詞です。ザムザ戦こそ、パワーアップした彼女を存分に見せた話です。
また、彼女と親衛騎団の女王・アルビナスとの戦いも名勝負です。この戦いでは、サウザンドボールをサッカーボールのように蹴っていましたね。
名前の由来は「ジャンプコミックス・パーフェクトブック」では、「パーティーの母親役という意味でつけた」ということが載っています。あと、某菓子からという説も…。
フレイザード
氷炎軍団長で生後1年の彼(?)は、悪役らしい悪役です。音楽用語で「スタンダードナンバー」という言葉がありますが、彼は悪役のスタンダードと言えます。
五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムス)については、私は「メラゾーマ5発分だと?大丈夫かよ?」と思ったことがあります。後に、ポップが2度使いました。
彼はマァムを逆さ吊りにした別の意味で「大物」です。そんな大物な彼は、中指を立てている姿も忘れられません。何か、海外で出版されたものでは、
修正されていそうです。ダイの空烈斬の前に敗れ去った後、ミストバーンから「魔影軍団最強の鎧」をもらいましたが、これでも敵わなかったです。最後には、
まるで煙草の吸殻のごとく、ミストバーンにもみ消されました。最後はとっても情けなかった悪役でもあります。アニメでの山口健氏による演技もGoodです。
ザムザ
私にとっては、特に印象に残る悪役のひとりです。このキャラは「父の愛に飢えていた男」とも言えます。父であるザボエラに「ゴミ」呼ばわりされていたし、
ポップ曰く「あいつ、親父に認めてもらいたかったんだろうな」であります。これは、宮本武蔵と新免無二斎の親子に近いようなものでしょうか?
超魔生物になった姿も圧巻です。あと「細かいパーツが多くて、書きにくいだろうな」とも思いました。いろんなモンスターの長所を取り入れているだけに…。
また、お腹が花びらのように開いたシーンもインパクトがありました。これは、ダイが飲み込まれたシーンです。植物系モンスターの特徴でしょうか。
忘れられないシーンは、ダイに対して言った「お前の親父のような化け物を作るためにな!」という台詞です。このシーンの笑い方も表情もザボエラのようです。
アバン
微笑ましいギャグシーンとキリッとした真剣な表情の戦いのシーン・・・ギャップを楽しめるキャラクターです。また、かなり眼鏡が似合っているキャラです。
なんせ、彼は最終決戦場に弁当を持参してくるほどの人ですから(笑)どうやら手先が器用で、読み切り作品やブラスの家で料理をしている場面もありました。
バダックに「天才」と言わしめていますし、いろんな武器の技を開発していました。剣や槍以外のアバン流の技で、どんなのがあったか気になります。
眼鏡キャラといえば、このアバンか「スラムダンク」の木暮公延を連想します。そういえば、どちらも同じ声優が演じていましたね(笑)
髪型がまるで、昔のヨーロッパの作曲家のようです。最終回で王様になって、フローラと並んでいるシーンの口ヒゲ(付けヒゲっぽいな・・・)もなんか笑えます。
バーンパレスのハドラーとの戦いの最中で復活したのも驚きです。かなり反響が大きく、いろんな憶測が飛び交ったという話も聞いたことがある名場面です。
「アバン」という言葉は「導き手」という意味があります。彼については、クロコダインが「同じ武人として是非会ってみたい」というような事を語っていたほどです。
ハドラー
最初は「悪の権化」という感じでしたが、超魔生物に改造されたあとは「武人ハドラー」へとイメージが変わりました。
彼は「最もイメージチェンジした悪役」という称号がピッタリです。そういえば、デルムリン島に攻め込んだ時は、鼻水を垂らしたシーンがありましたね(笑)
その鼻水を垂らしたシーンは、超魔生物になった後はまったく似合いませんね。彼が使うベギラゴンの呪文の動きも印象的です。
物語の後半での彼は「悪の主役」といえます。親衛騎団のヒムやアルビナス達から多大な尊敬を得ている超魔の戦士でもあります。
彼がヒムに言った「今のお前は俺に似ている」という言葉も忘れられません。これこそ、ヒムがパワーアップする伏線です。
バーンパレスでキルバーンの罠にかかった後に、ダイやポップに「お前らはそれでも『アバンの使徒』か!」と渇を入れた場面も好きです。
彼はダイたちとの戦いで何かを掴んだのでしょう。超魔生物の定め通りに、最後に灰になって消える場面は、泣けます。
バラン
御存知、ダイのダンディー(ゲッツにあらず)な親父さんです。口ヒゲとヘアスタイルがナイスです。
私としては、雰囲気が平尾誠二(元ラグビー日本代表監督)や宇崎竜童(作曲家/ミュージシャン)っぽいなと思います。
竜魔人姿は、なんてったってインパクトがあります。「こんなに強くて大丈夫か?」と思ったこともあります。超魔生物の理想体と思われるだけはあります。
ドルオーラを放つときは、まるであの有名な技を連想してしまいます。ギガブレイクといい、ドルオーラといい、豪快な技をお持ちですね。
彼はデイン系呪文が使えますが、敵の側でいたキャラでデイン系を使ったのは、ムーア(アベル伝説)に次いで、彼が2人目だと思います。
超魔生物ハドラーとの戦いで、ラリホーマを唱える時に「ダイを寝かしつけるのは大変だった」と語り、回想シーンが出てきますが、
その回想シーンでは、渋いはずの彼が、妻のソアラに怒られて困った顔をしています。竜の騎士の威厳はどこへやら・・・。
ガルダンディー
バランの部下の三騎衆のひとりです。鳥っぽい姿をしています。このキャラも、悪の王道を驀進していました。(私は悪役好きだな・・・)
ポップに会う前に、準備運動として近くの街を襲撃しますが、ラーハルトが「バラン様は笑って許して下さる」と言っていましたが、
笑って許せることでしょうか?小さなことでもないですし・・・それは、さておき、愛竜ルードがポップに倒された時は、号泣していましたね。
表情の豊かさでも印象に残る悪役です。ポップをいたぶっているときは、狂ったような笑顔でしたね。
彼の最期は、口の中にポップのイオを食らうというものでした。ちょっとだけ、「幽遊白書」の剛鬼に近い最期です。イオはどんなお味?
でろりん
偽勇者ご一行様のリーダーです。ファッションは、「ドラゴンクエスト3」の勇者と同じものを着ています。
彼は何気にイオラを使えますが、バーンのイオラと比べるとどんなものでしょう?(笑)
この方達が町の人々に詰め寄られたら、「すみません、偽者でした」と謝るんでしょうか。なんだか、そんな気がしないでもないです。
ザボエラ
かなり息の長い妖魔司教でした。時には息子を利用し、時にはモシャスでマァムに化け、時には鼻水を垂らしていたアイツです。
名前が、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都(サ○エボ)っぽいですし、有名な宣教師(ザ○エル)っぽいです。
「集束呪文(マホプラウス)」を使いますが、これで強化されたメラゾーマを実際、ダイ達が食らったらどうなっていたのでしょうか・・・恐ろしい技かもしれないです。
でも、実際に食らったのは、ヒム(まったく効き目なし)で、そのあと、彼はボディーブローを食らいました。とっても、痛そう・・・。
最後には「超魔ゾンビ」を使いましたが、この超魔ゾンビは読者アイデアなんですね。息の長かったザボエラの幕引きを演出させただけに、
当選した方にとっては、一生の思い出でしょうね。死体の合成体と聞いて、私は「フランケンシュタイン」を連想しました。
最後の呆気なさは、作中のキャラでは、1・2を争うのでしょう。クロコダインに毒爪を食らわせようとしましたが、斧で止めを刺されました。
最初、ザボエラが頭につけている三角形はなんだろなと疑問に思っていましたが、ザムザの話のお陰で「記憶チップ」だと分かりました。
バーン
この作品の悪役といえば、この人も外せません。彼は「老人→若い肉体→山のようにでかい化け物」という順番に変化していきました。
そんな貴方には「ドラゴンクエスト6」のラスボスであるデスタムーアの「やはり、じじいの姿では失礼だったようだな」という台詞が似合いそうです。
老人の姿の時は威厳があって渋かったですし、若い肉体のときはイケメンでした。けれど、鬼眼王の姿は・・・なんともいえないですね(笑)
バーンの技といえば、「カイザーフェニックス」や「カラミティウォール」、「天地魔闘の構え」がありますが、どれもかっこよく、最強の敵の威厳もあります。
そういえば、貴方はゴメちゃんを潰す前にレオナ姫に・・・あ、いえ何でもないです(笑)彼は、自分の事を「余」と言っていました。これもナイスです。
それと、小学生の時に「バーンがバーン(効果音)と出てきた」というしょうもない駄洒落を言ったものです。バーン様、スミマセンでした・・・(爆)
クロコダイン
元悪役、現勇者の協力者の戦士です。それに、見た目どおりの名前です。そんな武士道精神を持っている彼の恋人を見てみたい気もします。
それに「男子三日会わざれば刮目して見よ」なんて言葉を知っているぐらい博識な方です。意味は、ご自分でお調べに・・・(なんて無責任な〜!)
物語終盤で影が薄くなるだけに、某所では「ドラゴンボール」のヤムチャと比較されていました。でも、あのザボエラに止めを刺してくれた凄い人なんですよ!
彼とバダック爺さんとの友情は、見ていると心が温まるぐらい素晴らしいです。「こんなにうまい酒を飲んだのは初めてだ」という言葉も忘れられません。
私はふと思いついたこの方に似あう曲は、エルトン・ジョンの「クロコダイル・ロック」か、昔話主題歌の「人間っていいな」です。
ブロック
最初は「ブローム」しか言っていなかった親衛騎団の城兵(ルック)です。それにしても、「ブローム」とはどういう意味・・・?
彼の一番の見所といえば、キャスリング(キングと位置を入れ替えるチェスのルール)を発動し、ハドラーの身代わりになった場面です。
そのときの「ミンナ・・・ハドラーサマヲ・・・タノム!」という唯一の台詞らしい台詞は泣けます。そのとき、涙を流していたヒムも忘れられません。
ラーハルト
ヒムと並ぶ「ヒュンケルの2大ライバル」という感じです。登場当初の「ラーハルト推参」という言葉がなんかかっこいいです。
彼のお父さんはどんな人なのかを見てみたいです。私が思うに、かなり渋い方なのでしょうね。彼は「呪文がさほど得意ではない」と言っていましたが、
ルーラ程度のものでしょうか。これだと、バーンパレスに来た説明がつくわけです。3人の竜騎衆の中では「一番の常識人」という感じがします。
名前の響きは、DQというよりはFFという感じがしますね。某兄貴を連想します(笑)彼の得意技は「ハーケンディストール」ですが、それを聞いて、
「山登りの道具か?」と思った事があります。あと、ドイツ語っぽいなというのも(笑)いやらしそうなマキシマムをあっという間に倒したのであります。
チウ
愛すべき大ネズミです。初登場時の彼の目つきは鋭かったです。それが、いつの間にかまん丸になってしまいました。聞いた話ですと、
「ドラクエ4コマ」の栗本和博先生の「怪傑大ネズミ」がモデルだとか。あと、「ドラゴンボール」のミスターサタンっぽいところもあるなと思います。
ポップに片手で攻撃を止められた時の「今日はこれぐらいで勘弁してやる」を見て、私は「池野めだかと同じ芸風だな」と思いました。
彼の活躍を見ていますと、ブルーハーツの「リンダ・リンダ」の「ドブネズミみたいに美しくなりたい〜」的な精神を感じます。
あの強いヒムをあしらうことができる優秀(?)なネズミでもあります。彼は「みどりのマキバオー」のチュウ兵衛とならぶ愛すべきネズミキャラです。
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